TSロリ化ランドルフ将軍   作:村娘

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孤月の節

薔薇色の大河

 

 

 

「おはよう。昨日は作物がよく育つ日だったんだ。せっかくだから、このすずらんを君に贈るよ。」

 

 

「─あぁ、おはよう…?ぇあ、ありがと、う?」

 

 

机の上に1つ、花瓶が置かれた。その中には一本の白いすずらんが優しく揺れている。寝起きの頭のランドルフには、贈り物の意味がわからなかった。

 

一週間に渡る新生同盟軍によるどこかへの遠征が終了した後の最初の朝。ランドルフと悪魔(ベレト)が顔を合わせるのは実に七日振りである。

 

 

「なぁ、この一週間、おまえは俺を放って何をしていたんだ…?」

 

 

ランドルフは訪ねる。十中八九同盟領まわりの帝国軍を潰してまわっていたのだろうと決めつけていたが、聞いてみるまでわからない、もしかしたら違うかもしれないと、自らに巣食う罪悪感を払拭するために。

しかし悪魔(ベレト)は答えない。椅子に座り無言を貫く。そのまま少しの時間がたった頃、1人の同盟兵が料理の乗ったキッチンワゴンを置いていった。

 

朝食の時間だ、とランドルフの前に皿が並べられる。それは市井の屋台で見られる明るいパンと、湯気の立つスープ。ランドルフの目は光輝く食卓にくぎ付けになるが、その分目の前の光景が信じられなかった。

 

 

「何を驚いているんだ?─あぁ、これは報酬だ。前に帝国軍の情報を提供してくれただろう?それだ。」

 

 

悪魔(ベレト)の言葉を聞いたランドルフの顔から、喜色が消えた。そうか、と相槌をうって俯く。ランドルフは理解してしまった。己の前に並ぶ食事は“同胞”だと。陛下への忠誠を切り売りして得たものだと…!

 

故にランドルフは、食事に口をつけようとは思えなかった。帝国の将としてのプライドはいまだ生きていると、それを拒んだ。

 

 

代わりとして、いつもの固い黒パンが食べたいとランドルフは言う。悪魔(ベレト)はこれを承諾し、ランドルフに黒パン(免罪符)を与えた。

 

 

 

 

 

 

 

 

「─??コポッ、オ゛ッオォ゛ッギ、ハーッ…フク゛ゥ゛ッ?!ェゲッカハ、ガ、ウ゛ボェ──」

 

 

それから一時間が立つか立たないかという頃、ランドルフは強烈な吐き気に襲われた。

 

せり上がる胃液は突き進み、口から吐瀉物が止まらなくなる。これには悪魔(ベレト)も心底驚いた様で、すぐさま駆け寄りランドルフの背中を擦った。

 

その日、ベレトはずっとランドルフの部屋にいたという。

 

 

 

 

 

 

 

投稿まであと53文字くらい足りなかったので

文字数潰しします。

ニルヴァーナ師は魔法を覚えるからファイヤーで炙ったり爪を剥がした傍からライブで再生させたりとか考えてました。

 




執筆済はここまでになります。
ありがとうございました。
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