ラウラの専用機の突然の暴走によりタッグマッチトーナメントは騒然としたが、一夏が事態を収めたため最小限に被害が抑えられた。学園側は混乱を避けるためにタッグマッチトーナメントを中止させ、原因究明と再発防止に徹底した。
保健室
今回の事件もハノイの騎士の仕業と知った一夏達は保健室でラウラの様子を見ていた。
一夏「ラウラは?」
千冬「命に別状はないらしい。だが意識は戻らず昏睡状態にあるようだ。」
一夏「そっか。」
楯無「今回のこともハノイの騎士の仕業ということは・・・。」
劉備「ついに勘づかれたのだろうな。」
呂布「本格的にここを攻めてくるのも時間の問題だな。」
簪「そうですね。」
シャルロット「ハノイの騎士が・・・。」
そんな会話を廊下で保健室の扉の隙間から覗いて聞いていた3人の少女がいた。箒、セシリア、鈴である。彼女達はラウラの見舞いに来た時偶然居合わせたのだ。
箒(ハノイの騎士だと!?)
鈴(今LINK VRAINSで世間を騒がせているハッカー集団じゃない!?)
セシリア(しかしそんな方達がこの学園を?)
3人が疑問に思うなか会話が進む。
Ai「さっきハノイのプログラムを取り除こうとして食った時変な味がして不味かったけど、どうやらこの嬢ちゃんウイルスに侵されちまってるみたいだ。」
マドカ「ウイルス?」
Ai「知らなかったっけ、電脳ウイルス?人の脳に侵入してアバターであろうと人を昏睡状態にしちまうらしい。」
劉備「ハノイはそんな危険なものまで。」
シャルロット「でも、どうしてラウラを狙ったんだろう?」
呂布「恐らく・・・いや、間違いなくこいつをおびき寄せるためだろうな。」
一夏を見てそう答える。
箒(ハノイの狙いが一夏?どういうことだ?)
マドカ「何とか助ける方法はないのか?」
Ai「除去プログラムがあればなんとかなるだろうな。だが持っているとしてもハノイの騎士だけだ。簡単に手に入るとは思えねえ。」
呂布「だろうな。」
Ai「で、どうするんだ一夏・・・いや、Playmaker様よ?」
一夏「ここでその名を呼ぶな。」
それを聞いていた廊下の3人は目を見開いた。
セシリア(え!?)
鈴(一夏が、Playmaker!?)
一夏「こうなったのは俺の責任だ。除去プログラムは必ず手に入れる。」
千冬「一夏。」
マドカ「兄さん。」
呂布「覚悟はできてるみたいだな。」
ピピッ!・・・ピピッ!
劉備「ん?」
すると劉備のスマホに着信音が鳴った。発信者名が『曹操ガンダム』となっていた。
劉備「曹操から電話だ。」
ピッ
劉備「俺だ。・・・なに!?・・・分かった直ぐに。」ピッ
千冬「どうした?」
劉備「束のラボに、ハノイからのメッセージが届いたらしい。」
全員「!?」
劉備「詳しくは隠し部屋に来てから話すって。」
一夏「なら直ぐに向かおう!」
楯無「そうね。」
千冬「だがその前に・・・。」
呂布「そこの3人、そろそろ隠れてないで出てきたらどうだ?」
箒達は観念して保健室の扉を開けた。
セシリア「いつから気づいてらしたんですか?」
千冬「織斑がボーデヴィッヒの容態について聞いた時からだ。」
マドカ「皆、色々聞きたいことがあるかもしれないけど詳しい話はこの問題が解決してからでいい?」
箒「・・・分かった。」
鈴「後で全部話してもらうからね!」
一夏「ああ。」
???「ちょっと待ってください!」
そこに真耶が入ってきた。
楯無「山田先生。」
簪「もしかして今の話・・・。」
真耶「全部聞いてました。それより一体どういうことなんですか!?今までのことがハノイの騎士の仕業だったり、織斑君がPlaymakerだったり!?」
千冬「それを含めて後で説明する。それとこのことは誰にも漏らすな、いいな?」
真耶「は、はい。」
少々納得していない真耶だったが、一夏達と秘密の部屋に向かった。
数分後、一夏達は隠し部屋に到着した。そこは大きなモニターやらいろんな機材があった。
セシリア「IS学園に、こんな場所が・・・。」
マドカ「知ってるのは私達だけだ。」
呂布「直ぐに繋げる。」
呂布は椅子に座るとモニターに曹操と孫権、束、クロエ、翔一が映った。
箒「姉さん!?」
束『箒ちゃん久しぶり~!大きくなったね!』
劉備「それで、ハノイのメッセージの内容は?」
曹操「ああ、これだ。」
モニターにハノイからのメッセージが表示される。
劉備「『Playmaker このメールを見ているならLINK VRAINSに来い。でなければラウラ・ボーデヴィッヒは助からん。賢明な判断を期待しているぞ。 リボルバー』、か。」
鈴「リボルバー?」
孫権『まさかハノイの騎士のリーダー自らが送ってくるなんてな。』
箒「ハノイのリーダーだと!?」
楯無「罠かもしれないわよ。」
一夏「それでも行くしかない。」
Ai「本気かよお前!?」
一夏「ラウラを助けるためだ。これしか方法はない。」
翔一『・・・分かった、気を付けて行けよ。』
簪「負けないでね。」
クロエ『ご武運を。』
一夏「ああ。」
シャルロット「・・・。」
皆の制止を振り切りLINK VRAINSに向かった。
一夏「 INTO THE VRAINS‼︎」
To Be continued.....