ハノイの騎士によるゴーレム襲撃があって翌日、当然クラス代表戦は中止となった。
一夏は千冬に何か情報があったか聞いたが結果は振り出し。十分なものは得られずいつも通りLINK VRAINSでハノイから情報を集めるしかなかった。
そしてそれから数日後
真耶「今日は転校生が来てます。しかも2人も!」
「「「「「ええええええええええ!!!」」」」」
千冬「静かに! では入ってこい。」
千冬が鎮めると2人の生徒が入ってきた。
シャルル「えっと、シャルル・デュノアです。よろしく。」
ラウラ「ラウラ・ボーデヴィッヒだ。少々世間知らずだが大目に見てもらいたい。」
1人はぎこちなく挨拶をして、もう1人は丁寧に挨拶した。だが問題なのはぎこちなく挨拶した生徒だった。
「男?」
シャルル「はい、僕と同じ境遇の人がいるって聞いてやって来ました。」
一瞬の沈黙が流れる。そして、
「「「「「「キャーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!」」」」」」
歓声が爆発した。一夏は耳栓をして難を逃れた。
「男よ!」
「2人目キターーーー!」
「我が生涯に、一片の悔い無し!!」
一夏「(皆見た目に騙されているな。)」
女子達が騒ぐ中一夏はシャルルが女であると確信していた。一方シャルルも一夏を見て考え事をしていた。
シャルル「(あれが織斑一夏か。それにしてもお父さん、どうして彼のことがあんなに気になっていたんだろう?)」
それはシャルルが転校する数日前に遡る。
シャルル「失礼します。」
シャルルが1人の女性とデュノア社の社長室に入る。
アルベール「よく来たな、シャルロット。」
この男はシャルルの実父でデュノア社の社長、アルベール・デュノアである。そう、シャルルは偽名で本名はシャルロットである。そしてシャルロットを連れてきた女性はシャルロットの義理の母、ロゼンタ・デュノアだ。
ロゼンタ「アナタ、シャルロット連れてきたけどどうしたの?」
アルベール「んん、実は男装でIS学園に入学して彼に接触してもらおうと思ってな。」
シャルロット「彼って、男性操縦者の織斑一夏のこと?」
アルベール「ああ。実は気になることがあってな。」
シャルロット「気になること?」
アルベール「それは後に話す。正体がばれても私に連絡を入れてくれ。」
シャルロット「は、はい。」
ロゼンタ「(もしかして。)」
シャルロット「そう言えば義母さん。」
ロゼンタ「な、何かしら?」
シャルロット「僕は貴女からしたら愛人の子なのにどうして優しくしてくれるの?」
ロゼンタ「ああそれはね、貴女の実の母親は私の親友だったの。だから乱暴にはできないのよ。」
シャルロット「ありがとう。」
こうしてシャルロットは男装してIS学園に入学することになった。
そして現在
真耶「では席について下さい。」
シャルル・ラウラ「「はい。」」
ラウラが自分の席に向かう途中一夏の前で止まる。
一夏「久しぶりだなラウラ。」
ラウラ「元気そうだな。」
箒「知り合いか?」
一夏「ちふ・・織斑先生とドイツに行った時の友達だ。」
ラウラ「そういうことだ。」
千冬「お前達、再会を喜ぶのは休み時間しろ。」
ラウラ「はい。」
一夏「すみません。」
千冬に言われラウラは席についた。
秘密の部屋
劉備「あれが一夏の友達のラウラ・ボーデヴィッヒか。」
呂布「ああ。ドイツの代表候補生だ。」
秘密の部屋では劉備と呂布がハノイの騎士に関する情報を集めながら一夏の様子を見ていた。明らかに犯罪だが。
劉備「ところで、Aiの記憶に出てきたリボルバーって奴のことで何か分かったか?」
呂布「いや、あちらさんも簡単には情報を残さないようだ。」
劉備「そうか。それにしてもこのシャルル・デュノアっていう転校生、気になるって言うかなんか引っ掛かるんだよな。」
呂布「確かに男性操縦者がもう1人出たというニュースはやっていなかった。」
Ai「ハノイの手先か?」
曹操『その可能性は低いだろう。名前にデュノアがあるからデュノア社の者で間違いない。』
孫権『デュノア社はISシェア上位の会社だからな。』
劉備「けど何で一夏に接触しに来たんだ? 倒産の危機なんて聞いてないぞ。」
翔一『調べてみよう。』
呂布「その方が手っ取り早い。」
デュノア社が何を考えて一夏に近づいたのか疑問に思う一同であった。
To Be continued.....