タッグマッチトーナメント2回戦、一夏&簪 vs ラウラ&さゆかの試合が行なわれていた途中、突然ラウラのISが異変を起こしたのだ。そしてラウラを吞み込み嘗て千冬が愛用していた専用機・暮桜という誰もが知っている織班千冬の専用機が姿を現したのだ。
簪「ど、どういうこと!?」
一夏「・・・ヴァルキリー・トレース・システムか。」
簪「え!?」
Ai「それってアラスカ条約で禁止されているやつだよな?」
一夏「ああ、搭乗者の命を奪うかもしれない危険なシステムだ。」
秘密の部屋
劉備「な、何が起こっているんだ!?」
呂布「まさか、ヴァルキリー・トレース・システムか!?」
孫権『バカな!何故禁断のシステムが!?』
曹操『詮索は後だ!今は鎮圧することが先決だ!』
千冬『そうだな。ボーデヴィッヒを救出せねば!』
アリーナ管制室
真耶「あ、あれは一体!?」
千冬「ヴァルキリー・トレース・システムだ。直ぐに教員部隊を向かわせるんだ!」
真耶「は、はい!」
真耶は慌てて管制室を飛び出した。真耶が居なくなったを確認した千冬は一夏達にプライベートチャンネルを繋げる。
千冬「織斑、更識!聞こえるか!?」
一夏『ああ。』
簪『はい。』
千冬「今教員部隊が向かっている。5分程度で到着予定だ。」
一夏『・・・それじゃ間に合わんかもしれん。』
千冬「分かっている。無茶を承知で頼みがある。」
一夏『勿論、ラウラを助ける!』
簪『任せてください!』
千冬「すまない。」
Ai『割り込むようで悪いんだけど。』
そこにAiが会話に入ってくる。
一夏『Ai、お前は黙って・・・。』
Ai『まあ聞けって。あの機体から微かだがハノイの臭いがする。』
一夏『なに!?』
千冬「何だと!?」
簪『じゃあこれはハノイの騎士の仕業!?』
呂布『こちらも確認した。解析した結果あのシステムはハノイのプログラムでできている。』
劉備『ハッキングして搭載したか!』
一夏『兎に角今はラウラを救う!』
簪『うん!』
千冬「頼んだぞ!」
それを最後に通信が切られる。
一夏「簪、手遅れになる前に片付けるぞ!」
簪「うん!」
Ai「だが長引かせるわけにはいかないから一気に仕留める必要がある。」
一夏「だったら雪片を使う。零落白夜とデコード・エンドの合わせ技で勝負だ!」
Ai「成程な。だがあれはエネルギーの消費が激しいぞ。」
簪「だったら私が援護する!一夏はその隙に決めて!」
一夏「ああ!」
ラウラは取り込んだ黒い暮桜・偽暮桜が一夏と簪を捉えて剣を構える。だが偽暮桜はそのまま動きを止め腹部からラウラの腕が出てくる。だが直ぐにまた取り込まれる。
簪「一夏!」
一夏「ああ。あまり時間をかけられない、速攻で片付ける!」
一夏がそう叫ぶと簪はミサイルと荷電粒子砲を混ぜた牽制射撃を行い隙を作って一夏が攻撃しやすいようにしていく。その間に一夏は雪片とデコード・トーカーの大剣を装備してそれを一つに合わせる。そしてエネルギーを充填し攻撃態勢に入る。
Ai「今だ!」
一夏「零落白夜・デコード・エンド!」
バシュン!
一夏が切り裂くと偽暮桜は砕け散り、そこには待機状態のシュヴァルツア・レーゲンとラウラだけが残っていた。その後教員部隊が駆けつけラウラは担架で運ばれるのだった。
To Be continued.....