デジモンファイズウォーズ   作:鉄壁拡散

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束の間のショッピング ! 小さな女子会 !!

タイキ達の武勇伝が終わってその翌日、一同は出発の準備のために街に買い物に来ていた。

 

ダン「先ずは何が要るかな?」

 

タイキ「着替え用の服とか色々だな。」

 

キリハ「手当て用の薬も要るな。」

 

男性陣は必要最低限のものを集めていた。

 

まゐ「ねぇ、これいいんじゃない?」

 

アカリ「わぁ、可愛い!」

 

ネネ「これもいいわね!」

 

一方の女性陣はアクセサリー等を見て楽しんでいた。

 

ユウ「姉さん達楽しそう。」

 

ゼンジロウ「っていうか何で俺が荷物持ちなんだ!?」

 

タギル「まあまあ。」

 

ゼンジロウ、タギルとユウは現在荷物持ちをしている。

 

タイキ「女の子ってホントショッピングが好きだな。」

 

キリハ「ああ。絶対長くなるぞ。」

 

ワイズモン『データによると、9割の女性がショッピングが好き、或いは嫌いではないらしい。』

 

タイキ「そ、そんなにいるんだ。(^_^;)」

 

少し疲れたタイキと呆れたキリハ。ワイズモンのデータを聞いて更に疲れたようだ。そこにダンがフォローを入れる。

 

ダン「まあいいんじゃないか、偶にはこういうのも。まゐ達も楽しそうだし。」

 

タイキ「・・・そうだな。」

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

 

暫く買い物していた男性陣は外で女性陣を待っていた。

 

ユウ「姉さん達遅いですね。」

 

タイキ「まあゆっくり待とうじゃないか。」

 

キリハ「俺は早く帰りたいがな。」

 

ダン「あはは( ̄▽ ̄;)」

 

更に待つこと数分、女性陣が買い物袋を提げて店から出てきた。3人は満足そうな表情をしていた。

 

まゐ「お待たせ~!」

 

タギル「終わったみたいっすね。」

 

ゼンジロウ「疲れた。」

 

アカリ「いっぱい買い物できちゃった♪」

 

ネネ「ええ♪」

 

タイキ「それじゃあ帰るか。」

 

タイキの一声で男性陣が帰り支度を始めると、まゐが待ったをかける。

 

まゐ「ちょっと待って。」

 

男性陣「ん?」

 

アカリ「私達ちょっと向こうのカフェでゆっくりしてくるわ。」

 

ネネ「だからタイキ君達は少し待ってて。」

 

タイキ「分かった。」

 

 

 

女性陣を待っている間、男性陣は近くのテーブルでバトスピをしていた。

 

ダン「サジット・アポロドラゴンXでアタック!」

 

タイキ「くっ、ライフで受ける。俺の負けだ。」

 

タギル「スゲェ、キリハさんやユウに続いてタイキさんに勝って3連勝した!」

 

キリハ「俺も久しぶりにやったがここまで強いとは思わなかった。」

 

ユウ「カードそれぞれの効果を使ってピンチを切り抜けて逆転したり、12宮Xレアを使いこなしていました。」

 

ゼンジロウ「勝負運が強いなぁ。」

 

ダン「戦いながらデッキを強化してきたからな。」

 

タイキ「機会があったらまたバトルしてほしいな。」

 

ダン「いいぜ。タイキも強かったぞ。」

 

タイキ「ああ。」

 

ダン「ところで、バグラモンとの戦いが終わった後どうしてたんだ?」

 

タイキ「俺はあの建物でファイズとして訓練しながらいつも通りの生活をして中学に進級したよ。」

 

ユウ「僕もタイキさんと同じ中学に入学しました。」

 

キリハ「俺はアメリカにいた。」

 

ゼンジロウ「俺とアカリは別の中学に入学した。」

 

タイキ「ネネは香港でアイドル活動を始めた。それを聞いた時は驚いたけど。」

 

ダン「そうか。」

 

タイキ「ネネは父親の反対を押しのけてアイドルになったそうなんだ。でも俺はそんなネネが決めたことを応援した。」

 


 

 

回想

 

タイキ「え、香港でアイドルをやる!?」

 

ネネ「ええ。パパから反対はあったけど、私も自分の可能性を試してみたいの。」

 

タイキ「・・・そうか、分かった。俺応援するよ。」

 

ネネ「タイキ君、ありがとう!」

 

ネネがタイキに向けて満面の笑みを向けるとタイキは頬をポリポリしながら照れていた。

 

 

ネネが香港に旅立つ当日

 

ネネ「じゃあ行ってくるわ。」

 

タイキ「ああ、気を付けてな。」

 

アカリ「偶には連絡してね。」

 

ゼンジロウ「俺も応援してます!」

 

ユウ「頑張ってください姉さん。」

 

ネネ「うん。」

 

ネネは急に顔を俯かせて声のトーンが低くなる。

 

タイキ「どうした?」

 

ネネ「決心したんだけど、暫くタイキ君達に会えなくなるって思うと少し寂しくて。」

 

タイキ「・・・。」

 

するとタイキはネネ抱きしめた。

 

ネネ「タイキ君?///」

 

タイキ「別にもう会えないってわけじゃない。例え離れ離れでも俺達の心はずっと一緒だ。」

 

ネネ「・・・うん///」

 

ネネもタイキを抱き返して元気になるのだった。そしてネネは笑顔で香港に旅立った。

 

回想終了

 

 


 

 

とあるカフェ

 

まゐ「へぇ~、そんなことがあったんだ。」

 

ネネ「あの時タイキ君にいっぱい元気もらっちゃったんです///」

 

アカリ「私もまさかタイキがあんな大胆なことするなんて思わなかったわ。」

 

まゐ「それだけネネのことを大切に思っていたのね。」

 

ネネ「私も嬉しかったです。ちょっと恥ずかしかったけど///」

 

まゐ「私も最初はダンのこと暑苦しくてお節介と思っていたけど、一緒にいるうちに好きになっていたわ。」

 

アカリ「そうなんですか。」

 

まゐ「連絡はしあってたの?」

 

ネネ「はい、タイキ君と何度か。だから香港でタイキ君に電話じゃなくて直接会えた時はとても嬉しかったです。」

 


 

 

回想

 

デジクオーツ事件が発生して数日が過ぎ、タイキ、ユウ、タギルはトレインモンに香港まで連れて来てもらいネネと出会った。この時ネネは大人気アイドルとなっていた。

 

そして同時にハーピモンというデジモンがネネの父の娘を思う気持ちに漬け込んでネネに近づく者を排除しようとする怪現象が起こっていた。それを無事解決してネネは遂に父と和解できたのだ。

 

その夜のイベント後

 

ネネの父「今回は君達にも迷惑をかけたね。本当にすまない。」

 

タイキ「いえ、気にしないでください。貴方のネネを思う気持ちは理解しましたし。」

 

ネネ「そうよパパ。もうこの話は終わりにしましょ。」

 

ネネの父「・・・分かった。」

 

タイキ「良かったなネネ。」

 

ネネ「うん。」

 

ネネの父はそんな娘とタイキの様子を見て確信した。

 

ネネの父「そうか、ネネが家で妙に明るさが増したと思っていたが君か。」

 

タイキ「え?」

 

ユウ「そうだよパパ。姉さんはタイキさんと会ってから笑顔が増えたんだ。」

 

ネネ「まあ、合ってるは合ってるけど///」

 

ネネの父「故に付き合っているのだろ、2人共。」

 

タイキ・ネネ「「え!?///」」

 

突然の発言に2人は顔を赤らめる。

 

ガムドラモン「なななな、なんだってぇぇぇ!!」

 

タギル「そ、そんな・・・。」

 

タギルはショック状態だった。

 

ネネ「ぱ、パパ、知ってたの!?///」

 

ネネの父「ユウから少し聞いてな。それにお前が写真の彼の顔を見る度に嬉しそうな顔をしていたしな。」

 

ネネ「み、見られてたんだ///」

 

ネネの父「タイキ君。」

 

タイキ「は、はい!///」

 

ネネの父「娘のことをこれからも陰ながら支えてやってくれ。」

 

タイキ「わ、分かりました///」

 

何はともあれネネの父に認めてもらったタイキとネネである。一方のタギルはショックが大きかったのか口から魂のような物が出ていた。

 

 

 

それからしばらくして・・・

 

タイキ「まさかネネの父さんに認められるとは思わなかったな///」

 

ネネ「うん///」

 

ネネが泊まっているリビングでタイキとネネが顔を赤らめながら話し合っていた。因みにユウとタギルは先に眠りについていた。

 

ネネ「ねえタイキ君///」

 

タイキ「ん?」

 

ネネ「明日時間、空いてる?///」

 

タイキ「ああ、明日は休みだし何も無いよ。」

 

ネネ「それじゃあ、私も明日休暇だしちょっと付き合ってくれない?///」

 

タイキ「え、それって・・・。」

 

ネネ「デート///」

 

タイキ「わ、分かった。でも変装はしとくんだぞ///」

 

ネネ「分かってる///」

 

その翌日、2人は香港を観光がてら久しぶりの二人きりの時間を過ごした。そして時間が過ぎいよいよタイキ達が日本に帰る時がやって来た。

 

ネネ「ありがとうタイキ君、今日は楽しかったわ。」

 

タイキ「俺もだ。また連絡するな。」

 

ネネ「うん!」

 

ユウ「タギル、いい加減元気出せ。」

 

タギル「うるせぇ。」

 

ダメモン「全くダメダーメね。」

 

ガムドラモン「こりゃ時間かかるぞ。」

 

シャウトモン「まあ、知らなかったとはいえな。」

 

タギルはまだ立ち直ってはいなかった。

 

タイキ「じゃあ俺達行くよ。」

 

ネネ「うん。」

 

ネネは久しぶりにタイキと時間を過ごしたため別れが惜しく感じることはなかった。タイキがネネに背を向けると迎えに来たトレインモンに乗ろうとする。すると後ろから近づいてくる足音に気づき、タイキが振り返るとネネが小走りで近づきタイキに抱き付いたのだった。

 

タイキ「ね、ネネ?」

 

タイキも少し戸惑ったがネネを抱き返す姿勢になった。それを見ていたシャウトモン達は目を見開いて驚いた表情をしていた。暫く抱き付いたネネはタイキから身を離すといつも以上の笑顔でタイキに微笑む。

 

ネネ「また元気もらっちゃった。」

 

タイキ「ネネは笑顔が似合うよ。」

 

ネネ「ありがとう///」チュッ

 

タイキ「!!///」

 

ネネは去り際にタイキの頬にキスを落としデジクオーツを去るのだった。タイキは頬に手を当ててネネの後ろ姿を見る。一瞬驚いたが小さい笑みを浮かべてタギル達と日本に帰還するのだった。

 

回想終了

 

 


 

ダン「そんなことが。」

 

ユウ「僕も姉さんがあんな大胆なことするなんて思いませんでした。」

 

タイキ「まあ、今となっては気恥ずかしいけど///」

 

 

 

とあるカフェ

 

まゐ「でもばれたら大変じゃない?」

 

ネネ「今は大丈夫だけどアイドルを引退する時には発表しようって考えてます///」

 

まゐ「ふふ、将来タイキ君と一緒に暮らせるといいわね♪」

 

ネネ「はい///」

 

それから色々楽しんだ後タイキ達は荷物をまとめて帰宅するのだった。

 

 

2日後いよいよ出発の時が来た。

 

タイキ「じゃあ皆、後は頼むぞ。」

 

ユウ「はい!」

 

ゼンジロウ「おうよ!」

 

タギル「任せてください!」

 

アカリ「ネネ、タイキをお願いね。」

 

ネネ「ええ。」

 

ダン「準備はいいか?」

 

タイキ「ああ。」

 

キリハ「いよいよだな。」

 

まゐ「じゃ、行きましょ!」

 

まゐがそう叫ぶと目の前にオーロラカーテンが出現する。それをダンとまゐがタイキ、キリハ、ネネと共に元の世界に戻るのだった。

 

 

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