スティングフィッシュオルフェノクを倒したタイキ達はタギルとユウがいる場所に向かっていた。
ユウ「あ、戻ってきた。」
タギル「タイキさーん!」
タイキ「タギル! ユウ!」
無事に合流した。
タギル「倒したんですねさっきの奴!」
タイキ「ああ。」
ユウはタイキの後ろにダンとまゐがいることに気づいた。
ユウ「あ、さっきの人達。」
ダン「初めましてだな。俺は仮面ライダー龍騎の馬神弾。気軽にダンって呼んでくれ。」
まゐ「私は仮面ライダーファムの紫乃宮まゐよ。」
ユウ「僕はタイキさんの後輩の天野ユウです。」
タギル「俺はタイキさんのもう一人の後輩、明石タギルっす。」
ダン「よろしくな。」
まゐ「私達この世界に来たばかりだから分からないことがあったら聞くわ。」
ユウ「はい。」
タイキ「2人は俺を探す為にこの世界に来たんだろ?」
ダン「ああ。」
まゐ「その様子だと全部知っているみたいね。」
ユウ「僕達もタイキさんから聞いています。」
タイキ「明日この場所に来てくれ。俺の仲間とここに集まる。そこで色々話し合おう。」
タイキはダンに一枚の地図を渡した。
ダン「分かった、明日此処でまた会おう。」
まゐ「そこで色々情報交換しましょう。」
タギル「うっす!」
そして本日は解散となった。
翌日、ダンとまゐはタイキから渡された地図を頼りに集合場所に向かっていた。
ダン「ここか。」
まゐ「早速入りましょう。」
ダンとまゐは建物の中に入った。
まゐ「お邪魔します。」
タイキ「お、来た来た。」
2人はある一室に入るとタイキ、ユウ、タギルと昨日いなかったメンバーがいた。
キリハ「お前達がタイキが言っていた2人か。」
ダン「ああ。」
ユウ「まあ立ち話なんだすし座ってください。」
全員はそれぞれ適当な場所に座った。
キリハ「まずは自己紹介だな。俺は蒼沼 キリハ、仮面ライダーカイザだ。」
ネネ「私はユウの姉の天野ネネ、仮面ライダーデルタよ。」
アカリ「初めまして、タイキの幼馴染の陽ノ本 アカリです。」
ゼンジロウ「剣 ゼンジロウ、工藤タイキのライバルだ!」
アカリ「自称でしょ。(-_-;)」
タイキ「はははは( ̄▽ ̄;)」
ダン「次は俺達だな。俺は馬神弾、仮面ライダー龍騎。」
まゐ「私は紫乃宮まゐ、仮面ライダーファムよ。ダンとは恋人同士よ。」
ユウ「そうなんですか!?」
タギル「確かに仲良さそうですもんね!」
タイキ「揶揄うなタギル。こっちが相棒のシャウトモンだ。」
シャウトモン「俺はデジタルワールドの王様、シャウトモンだ!」
ダン「デジモンの王様!?」
タギル「こっちが俺の相棒ガムドラモンだ!」
ガムドラモン「俺っちがデジタルワールド一の暴れん坊、ガムドラモンだい!」
まゐ「頭悪そうなデジモンね。」
ガムドラモン「なんだと!?」
キリハ「こいつらが俺の相棒のグレイモンとメイルバードラモンだ。」
グレイモン「よぉ。」
メイルバードラモン「よろしく頼む。」
ダン「俺達が知っているグレイモンとは色が違うな。」
まゐ「ええ。」
アカリ「どういうことですか?」
ダン「俺達の世界ではデジモンは架空の存在なんだ。」
シャウトモン「どういうことだ?」
タイキ「作り話ってことだよ。」
ガムドラモン「なんだってー!?」
タギル「そんな世界あるんすか!?」
キリハ「まあ2人は別世界から来たんだ。存在してもおかしくない。」
ネネ「そうね。」
メルヴァモン「そして私がメルヴァモンだ。」
ここでそれぞれの自己紹介を終えた。
するとタイキはダンの腰についてカードケースに目が行った。
タイキ「ダン、その腰のデッキってもしかしてバトルスピリッツ?」
ダン「そうだけど?」
タイキ「やっぱり。ダンはカードバトラーだったんだ。」
ダン「この世界にもあったのか。」
キリハ「懐かしいな。」
アカリ「キリハ君もやってたの?」
キリハ「昔な。」
ダン「良かったら今度バトルしないか?」
タイキ「いいよ。」
まゐ「ダンは強いよ。今はライダーとして戦っているけど昔は激突王やブレイブ使いって言われてたから。」
タギル「激突王?」
ダン「赤のスピリットで激突って言う効果があるだろ? 俺はよくそれを使っていたんだ。」
ユウ「なるほど。」
ネネ「ブレイブ使いってことはブレイブを沢山使っていたのね。」
まゐ「ええ。」
ダン「まゐも結構強いぞ。昔は呪撃を中心のデッキだったんだ。今はWノヴァのデッキだ。」
アカリ「昔は呪撃で今はWノヴァ。」
キリハ「凄いな。」
ゼンジロウ「うんうん。」
ダン「ところでタイキはファイズのベルトをどうやって手に入れたんだ?」
タイキ「デジタルワールドって知ってるよな。」
まゐ「確かデジモン達の暮らす世界だったわね。」
タイキ「俺がファイズギアを手に入れたのはその世界に行く1年前、小学5年生の時だった。」
ダン「小5!?」
まゐ「そんな小さい時に!?」
ネネ「私もデジタルワールドでそのことを聞いた時は驚いたわ。」
アカリ「ネネ知ってたの!?」
ネネ「ええ。」
キリハ「俺はこっそり聞いてた。」
一部は知らなかったようだ。
タイキ「その時俺はあの事件に遭遇した。」
回想
タイキがまだ小5だったこの日、バスケの助っ人の役目を終えて家に帰宅中のことだった。
タイキ「今日も頑張ったし早く帰るか。」
???「イーーーー!」
タイキ「な、何だ!?」
タイキは謎の集団を見つけて直ぐに隠れた。
タイキ「あれは一体?」
子供「うわぁ!?」
タイキ「!?」
タイキは近くに自分より小さい子供を発見した。謎の集団もそれを見つけた。
???1「オイ! こんなところに餓鬼がいるぞ。」
???2「丁度いい。こいつを連れていけ。」
謎の集団「「「「イーーー!」」」」
謎の集団はその子供を連れて行こうとした。
タイキ「危ない!」
タイキはその子供を庇おうとした。その時、
タイキ「!?」
突然視界が白くなった。
タイキ「・・・・・あれ、ここは?」
視界が見えるようになるとタイキは白い空間にいた。
???「よっ! 無事みたいだな。」
タイキ「!?」
声のした方向を振り向くと1人の男がいた。
タイキ「貴方は?」
巧「俺は乾巧、よろしくな。」
タイキ「あ、はい。」
タイキは少し戸惑った。
巧「でお前の名前は?」
タイキ「く、工藤タイキです。」
巧「タイキか、いい名前だな。それよりもさっきの見たぜ。あの子供を助けるために自分の体を張って守ろうとするとはな。」
タイキ「ありがとうございます。でもあいつ等は一体?」
巧「奴らはショッカーだ。」
タイキ「ショッカー?」
巧「あらゆる世界に現れて人間を怪人に改造したり相手の心を利用したりして世界征服を企んでいる悪の組織だ。」
タイキ「そんな奴らがどうして?」
巧「必要な戦力を得るためだろう。それでどうする? このまま逃げるってのもあるが戦うにしても覚悟があるのか?」
タイキ「・・・・・。」
タイキは黙ってしまった。自分は困っている人を見つけるとほっとけない性格だというのは分かっている。だが、ショッカーと戦うことで命を落としてしまうかもしれない。タイキに迷いが生じる。
巧「なあタイキ、お前に夢はあるか?」
タイキ「え? 夢ですか?」
巧「ああ。俺も最初は夢なんて無かった。だが誰かの夢を守ることはできた。夢が無ければゆっくり見つけるといい。」
タイキ「・・・・・乾さん、俺戦います! 今の俺には夢はありません。でもこのままじゃほっとけない!」
巧「そうか。ならコイツはお前に託すよ。」
巧はタイキにファイズギアが入ったアタッシュケースを開けた状態で渡した。
タイキ「これは…。」
巧「俺もこれを使って仮面ライダーとして戦っていた。俺はお前にこの力を託すために現れたんだ。大事に使ってくれ。」
タイキはファイズギアを受け取った。
巧「じゃあ俺はもう行くよ。」
タイキ「えっ、乾さん!?」
再び視界が白くなった。気が付くと元の場所にいた。渡されたファイズギアもちゃんとあった。
タイキ「乾さん、貴方の意志は俺が継ぎます!」
タイキは覚悟を決め、変身する準備をした。
『5・5・5』
『ENTER』
ファイズフォン『Standing by!』
タイキはファイズフォンに変身コードを入力してファイズフォンを頭上に翳しながら構える。
タイキ「変身!」
『Complete!』
ファイズドライバーに突き立てて倒すとタイキは仮面ライダーファイズに変身した。身長は大人ぐらいの高さに変わった。ファイズは子供の前に立つ。
BGM : Justiφ’s
ファイズ「そこまでだ!」
ショッカー戦闘員1「なに!? 仮面ライダーだと!?」
ショッカー戦闘員2「しかもファイズだと!?」
ショッカー戦闘員3「何故ここに!?」
ファイズ「君、早く逃げるんだ。」
子供「ありがとうお兄ちゃん。」
ファイズ「行くぞ!」
右手を軽く払い、戦いを始めた。
ファイズ「ハア!」
ショッカー戦闘員「イーーー!?」
ファイズ「ハア!」
ショッカー戦闘員「イーーー!?」
ファイズは次々と戦闘員を倒していき最後の1人にするまで追い詰めた。
ファイズ「後はお前だけだ!」
ファイズはミッションメモリーを左腰にマウントされているデジタルカメラ型のアイテム・ファイズショットにセットしてナックルモードにする。
『Ready!』
ファイズショットを右手に装着して構える。
ファイズフォン『Exceed Charge!』
ファイズフォンのエンターキーを押すとフォトンストリームを通じてフォトンブラッドがファイズショットにチャージされる。
ファイズ「ハアァァァーーーーー!」
ショッカー戦闘員「イーーー!?」
ドカーン!!
フォトンブラッドをゼロ距離で打ち込むパンチ・グランインパクトで最後の戦闘員も倒され、ファイズは変身を解除した。
タイキ「さて、帰るか。」
回想終了
タイキ「これが俺がファイズになったいきさつさ。」
ダン「そんなことが。」
タイキ「その後俺は時間があればこの建物の地下の訓練施設で乾さんの今までの戦いを知った。そして俺自身も強くなれるようにした。」
ユウ「だからデジタルワールドでもあんなに強かったんですね。」
ダン「デジタルワールドでもファイズになったのか?」
タイキ「ああ。」
ネネ「今度はその時の話をするわ。」
まゐ「お願いね。」
タイキのファイズとしての物語はまだまだ続く。