デジモンファイズウォーズ   作:鉄壁拡散

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過保護なネネ

ダークナイトモンの対決を聞いたダンとまゐ。

 

タイキ達クロスハートの案内で街を歩き回った後とあるカフェで一休みしていた。

 

ダン「うん、ここのカレーも美味いな。」

 

まゐ「フフ、ダンは本当にカレーが好きね。いつかまた私が作ってあげる。」

 

ダン「まゐ。」

 

タイキ「仲がいいな、ダンとまゐは。」

 

ネネ「私もいつかタイキ君にいっぱい料理作ってあげる♪」

 

タイキ「ネネ///」

 

アカリ「えっとブラックコーヒーどこだっけ?」

 

ゼンジロウ「俺も口の中が砂糖まみれだ!」

 

キリハ「全くあの二人が加わってからイチャイチャオーラが増したじゃないか。」

 

ユウ「あはは(^^;)」

 

タギル「くぅ、羨ましくねぇ!」

 

ダンとまゐ、タイキとネネのいちゃつきっぷりに一同は砂糖を吐いていた。

 

ダン「それでさっきの話の続きだけど、フォレストゾーンでの戦いの後どうしたんだ?」

 

タイキ「ああ。ネネが弟のユウを助けるためにダークナイトモンと一緒にいるって知った俺達は次のゾーン、ダストゾーンに向かったんだ。」

 

まゐ「名前からしてゴミが散らばっているゾーンなのね?」

 

アカリ「うん。」

 

ゼンジロウ「あの時も大変だった。」

 

キリハ「俺も一時的にダークナイトモンに操られて利用された。」

 

ダン「何で操られたんだ?」

 

タイキ「キリハはダークネスローダーを作るために利用されたんだ。」

 

まゐ「ダークネスローダー?」

 

ユウ「僕達が持ってるクロスローダーと似た機能を持つアイテムです。」

 

ネネ「違うのは、その場にいるデジモンが強制的にデジクロスさせられてしまうの。」

 

ダン「デジモンの意思に関係なく。」

 

まゐ「恐ろしいわね。」

 

タイキ「なんとかネネの救出には成功したけど、ネネはダークネスローダーの完成と共にダークナイトモンに見放されたんだ。」

 

 


 

 

回想

 

ダストゾーンに辿り着いたクロスハート。タイキはその途中でダークナイトモンに連れられダークネスローダーを起動させられた。その後投げ出され仲間達と合流したが、メタルマメモンやガーベモン達にクロスローダーを奪われダストゾーンの暴君グランドロコモンと一戦交えた。ピノッキモン達の協力もありグランドロコモンを倒した。

 

グランドロコモンを倒した後ダークナイトモンが配下のスカルグレイモンとスカルサタモン、操られたキリハと共に現れた。

 

突然襲撃を受けるもピノッキモンが埋もれていた場所を使ってクロスハートは逃げることに成功した。その翌日スパロウモンと共にネネの救出作戦を実行しようとしたが洗脳されたキリハが立ちはだかり足止めを受ける。

 

そこにバグラ軍・三元士の1人リリスモンやダークナイトモン達も現れた。そんな中、タイキはキリハを殴り正気に戻す。

 

キリハは殴られたことで正気を取り戻し、クロスハートと共にダークナイトモン達と交戦を始めた。シャウトモン達にその場を任せてタイキはスパロウモンと共にネネが幽閉されている塔に向かった。どうにか辿り着きネネを解放する。塔にいるネネはこれからもファイズとして戦うタイキを心配し、タイキの説得に応じて救出された。

 

戦線に戻ったタイキはスパロウモンを加えたシャウトモン×5で反撃を始めた。追い詰められたと思われたダークナイトモンだが、ネネを見放してダークネスローダーを使いスカルグレイモンとスカルサタモンと強制デジクロスし、クロスハートとブルーフレアを圧倒した。だが、クロスハートとブルーフレアの一斉攻撃でなんとか回避した。

 

ダストゾーンの戦いを終え暫く休んでいたが、ネネが突然体調を崩した。タイキ達クロスハートはネネを回復させるためにシノビゾーンに向かうがその途中でゾーンの狭間に住むリリスモンの配下デジモン・アルカディモンの襲撃を受けタイキ以外全員捕らえられ、タイキはファイズになって反撃しようとするがゾーンの狭間に放り出されてしまう。放り出されたタイキはデジタルワールドが分裂した直後からゾーンの狭間に漂う本で研究に没頭していたワイズモンに拾われてデジタルワールドの正体と真実を知る。

 

タイキ「こんなことしている場合じゃない! 早く皆を助けないと!」

 

ワイズモン「このゾーンの狭間の中でどうするというんだい?」

 

タイキ「これを使って!」

 

タイキはファイズドライバーを装着し、ファイズフォンを取り出す。

 

ワイズモン「ん? それは・・・。」

 

『5・5・5』

 

『ENTER』

 

ファイズフォン『Standing by!』

 

タイキ「変身!」

 

『Complete!』

 

タイキはファイズになり、足の鎖を破壊した。

 

ワイズモン「な、なんと!?」

 

ファイズ「じゃ、またどこかで!」

 

ファイズはそう言って本から飛び出していった。

 

ワイズモン「何とも興味深い。」

 

ワイズモンはタイキの「ほっとけない」とファイズの力に心を動かされた。ファイズは何とかアルカディモンの巣に辿り着いた。

 

ファイズ「みんな!」

 

アカリ「タイキ!」

 

シャウトモン「無事だったか!」

 

ファイズとなったタイキが来たことで全員が安堵した。

 

アルカディモン「グオォォォ!」

 

ファイズ「おっと!」

 

アルカディモンの攻撃を避けてファイズアクセルのアクセルメモリーをファイズフォンにセットする。

 

『Complete!』

 

BGM : The people with no name

 

ファイズアクセル『Start up! 』

 

ファイズ「ついて来れるかな!?」

 

アクセルフォームでアルカディモンを翻弄する。

 

ファイズ「ハアアァァ!」

 

アルカディモン「グオォォ!?」

 

アルカディモンはアクセルクリムゾンスマッシュを受けて怯む。アルカディモンもファイズに反撃するがワイズモンの助けもあり難を逃れた。

 

ファイズ「よーし! 反撃開始だ!」

 

そしてシャウトモン×5とデジメモリのダークドラモンによりアルカディモンは倒され、クロスハートはシノビゾーンに到着した。ワイズモンはタイキを実験動物として研究するためにクロスハートに入った。

 


 

シノビゾーンに到着したクロスハートはモニタ城の姫がバグラ軍のブラストモンの配下・ムシャモンに人質に取られ、コードクラウンを要求していることを知る。ネネの協力もあり現在のコードクラウンの所持者カラテンモンを笑わせてコードクラウンを手に入れた。そして夜に姫の救出作戦を実行し、ゼンジロウの活躍もあって成功した。ネネも正式にクロスハートの一員となりコードクラウンを託された。そしてネネは、

 

ネネ「これからは無暗にファイズにならないようにね。」

 

タイキ「ええ~。」

 

ネネ「返事は!?」

 

タイキ「は、はい!?」

 

とタイキに忠告するのだった。救出された姫はババモンというデジモンでゼンジロウは追い掛け回される羽目になった。一同は笑う。そんな中、モニタモン長老がタイキ声を掛ける。

 

モニタモン長老(以降長老)「タイキ殿。」

 

タイキ「ん?」

 

長老「ちょっとついてきて下され。」

 

タイキは長老の案内でモニタ城の地下にやって来た。

 

タイキ「城の地下にこんな場所があったなんて。」

 

長老「ここは我々しか知らない場所なのです。」

 

暫く歩くと暗い部屋に着いた。

 

長老「着きましたぞ。」

 

タイキ「ここは一体?」

 

長老「これを見て下さい。」

 

明かりが一気につく。するとタイキは驚くべきものを見た。

 

タイキ「え?」

 

そこにはファイズのΦの文字が刻まれたトランスボックス型ツールがあった。

 

タイキ「これって、ファイズブラスター!?」

 

それはファイズの最後の強化アイテム・ファイズブラスターだった。

 

タイキ「何でこんな所に!? もしかして乾さんが?」

 

長老「はい。このファイズブラスターはその乾巧と名乗る人間から渡されました。バグラ軍からシノビゾーンを解放した後に貴方に託そうと考えていたのです。」

 

タイキ「そうだったんだ。」

 

長老「さあ、お受け取りください。」

 

タイキ「はい。」

 

タイキがファイズブラスターを取ろうとした時、

 

ネネ「タイキ君!」

 

タイキ「!? ネネ?」

 

いつの間にかネネがいた。

 

タイキ「どうして此処に?」

 

ネネ「こっそり後をつけてきたの。それより。」

 

ネネはタイキを横切り、ファイズブラスターを取る。

 

ネネ「これは私が預かっておくわ。」

 

タイキ「え?」

 

ネネ「タイキ君が持つにはまだ早いわ。今では敵わない敵が現れたら渡すから。」

 

タイキ「でも・・・。」

 

ネネ「大丈夫。私もできるだけサポートするから。」

 

タイキ「・・・分かった。暫く預けるよ。改めてよろしく頼むよ。」

 

ネネ「ええ。(タイキ君、ありがとう。ヘブンゾーンやダストゾーンで助けられてから私は1人じゃないって教えてもらったわ。それからヘブンゾーンでの気持ちがやっと分かったわ。まだ早いけどいつか貴方にこの思いを伝えるわ、タイキ君の事が好きだって///)」

 

ネネは心の中でそう呟くのだった。

 

回想終了

 


 

タイキ「それからはネネが中々ファイズになるのを許してくれなくて。」

 

ダン「へ、へえ〜(・_・;)」

 

まゐ「過保護過ぎ(・_・;)」

 

ネネ「だってタイキ君、直ぐ無茶するんだもん!」

 

ネネは頬を膨らませて叫ぶ。

 

まゐ「まあ私も分からなくないわ。ダンはほっといたら絶対危険な事件に巻き込まれるし。」

 

ダン「でも、まゐや仲間達が信じてくれるから俺は先に進めるのも事実だ。」

 

まゐ「もうダンったら、褒めても何も出ないわよ///」

 

まゐは顔を赤らめて目を逸らすのだった。

 

タイキ「俺も2人に負けないくらいネネを大切にしないとな。」

 

ネネ「ありがとう、タイキ君///」

 

そして一同はカフェの昼食を終え、観光に戻った。

 

余談だが、ダンとまゐ、タイキとネネのイチャつきに再び砂糖を吐いた者がいたとか、いなかったとか。

 

 

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