デジモンファイズウォーズ   作:鉄壁拡散

8 / 11
ネネの告白! 結ばれた想い

ブラスターフォームの活躍を聞いた一同は次の場所に到着した。そこは大きな橋が見える所だった。

 

タイキ「着いた。」

 

ダン「ここは?」

 

シャウトモン『俺達の最大の敵、バグラモンとの最終決戦の場所だ。』

 

まゐ「この場所で?」

 

キリハ「ああ。」

 

アカリ「バグラ軍との最後の戦いが行われた場所。」

 

ユウ「ここで全部話します。」

 

タギル「さ、早く早く!」

 

一同は腰を掛けられる所で一休みする。

 

ダン「それで、タイキだけデジタルワールドに戻れたって言ってたけど、デジタルワールドはどうなっていたんだ?」

 

タイキ「バグラモンがコードクラウンを手に入れて、七つの国に分けられてしまっていたんだ。」

 

キリハ「それぞれの国は量産型のダークネスローダーを持ったデスジェネラルが支配していた。」

 

まゐ「デスジェネラル?」

 

ネネ「バグラ軍のデジモン達で構成された7人の将軍です。」

 

タイキ「最初の国がドラゴンランド。」

 

キリハ「俺はデスジェネラルの1人のドルビックモンに何度も挑んだが、ダークネスローダーを手にした奴に圧倒され戦意を失う寸前だった。」

 

ダン「そこにタイキが戻って来たということか。」

 

ネネ「ええ。」

 

 


 

 

回想

 

デジタルワールドに戻り、ドラゴンランドに辿り着いたタイキは早速キリハと合流した。

 

ドラゴンランドのデスジェネラル・火烈のドルビックモンとの戦いに巻き込まれながらもドラコモンが地下に掘った逃走用の抜け道に逃げられたが、ドルビックモンの配下のデジモン達にマグマを抜け道に流し込まれてピンチに陥る。

 

その時シャウトモンが再びオメガシャウトモンに超進化し、危機を脱する。だがそこにドルビックモンが再び現れオメガシャウトモンを圧倒した。

 

タイキ「シャウトモン!」

 

シャウトモン「くっそー。」

 

ドルビックモン「さあ、どうする?」

 

タイキ「こうなったら仕方ない!」

 

タイキはファイズになって応戦しようとしたがオハナモンというデジモンに変装したネネに救出され危機を脱した。

 

タイキ「助かったよネネ。」

 

ネネ「きっとまた戻って来てくれるって信じてたわタイキ君。」

 

タイキ「・・・心配かけてすまなかった、っ!」

 

ネネ「大丈夫、タイキ君が無事でよかった。」

 

タイキは謝罪するが、ネネは涙目でタイキに抱きつき許した。タイキはそんなネネの頭を優しく撫でる。

 

暫くして落ち着き、ネネは離れ離れになったクロスハートのメンバーを探しながらドルビックモンを始めとしたドラゴンデジモンの弱点を探っていたことを伝えた。先程ネネはその弱点である竜哭の花の花粉でタイキ達を助けたのだ。直後ドルビックモンがドラゴンランド中にクロスハートを捕らえていることを知らせ、滝が多く流れる谷で処刑を明日に行うと宣言した。その夜、タイキ達は仲間達を助ける作戦会議を行い、準備に取り掛かった。

 

そして翌日、処刑が行われる谷にドルビックモンを始めとしたバグラ軍が配置していた。だがタイキ達はドラコモンの建造物の弱点を見破る能力を活かしてクロスハートの救出に成功した。直後ドルビックモンは配下のデジモン達と強制デジクロスしてタイキ達に襲い掛かるが、復活したキリハとメタルグレイモンが超進化したジークグレイモンによって倒された。

 

回想終了

 


 

タイキ「そして俺達は第二の国のヴァンパイアランドに着いて、月光のネオヴァンデモンを倒して・・・。」

 

ネネ「次の国のハニーランドで木精のザミエールモンを倒した後弟のユウと再会したわ。」

 

タイキ「その時のユウはダークナイトモンに騙されてデジタルワールドをゲームの世界と思い込んでいたらしいんだ。」

 

ダン「デジタルワールドをゲームの世界と?」

 

ネネ「ユウは元々、臆病だけど、誰よりも命を大切にする優しい子だったの。」

 

ユウ「だから僕はデジタルワールドなら誰も死なないと思って好戦的になっていました。」

 

まゐ「そうだったのね。」

 

キリハ「俺自身も似た部分があったから他人事とは思えなかった部分もあった。」

 

タギル「今の感じを見るとそんなことがあったとは思えないな。」

 

ネネ「だから私はユウを捕まえて本当のことを教えて元の世界に戻ろうって決心したの。」

 

アカリ「私にも弟がいるからネネの気持ちは分かるわ。」

 

ダン「ところで、ネネはいつタイキに告白したんだ?」

 

ネネ「ええっと、その///」

 

タイキ「なんて言うか、勢いがあって///」

 

ゼンジロウ「俺が人間界で待っている間にーーー! 悔しいーーーー!」

 

アカリ「やかましい!(怒」

 

ゴチン!

 

ゼンジロウ「アイタ!」

 

キリハ「確か、第四の国、サイバーランドのデスジェネラル、水虎のスプラッシュモンを倒して、次の国のゴールドランドでの戦いの時だったな。」

 

 


 

 

 

回想

 

ゴールドランドに到着したタイキ達はそこのデスジェネラル・金賊のオレーグモンに仲間のデジモン達を殆ど洗脳され、撤退を余儀なくされる。その際スパロウモンは本音かどうかは分からないが、ネネの髪型を酷く言われショックを受けていた。

 

逃げ切れたタイキ達は何処かの島でオレーグモンに対する作戦会議を行った。ネネはまだ落ち込んでいた。作戦会議がひと段落した後、タイキは1人外に出る。

 

タイキ「さて、俺もやることやらないとな。」

 

タイキはポケットから球体のようなもの取り出しスイッチを入れ投げる。すると球体は訓練所を思わせる空間を作り上げた。

 

タイキ「人間界から持ってきたフィールドボール、これを使えばここでの1秒が外では少ししか経っていない空間を作る。鍛えるには持って来いだ。」

 

『5・5・5』

 

『ENTER』

 

ファイズフォン『Standing by!』

 

タイキ「戦いも段々激しくなっている。それに備えておかないとな。変身!」

 

『Complete!』

 

タイキはファイズに変身し、訓練を始める。ある程度終わるとファイズブラスターを取り出す。

 

ファイズ「次はブラスターフォームだ。」

 

ファイズは変身コードを入力してファイズフォンをセットする。

 

『5・5・5』

 

『ENTER』

 

ファイズブラスター『Standing by! Awakening!』

 

ブラスターフォームになり訓練を再開する。

 

『1・0・3』

 

『ENTER』

 

ファイズブラスター『Blaster Mode!』

 

ファイズブラスターにコードを入力してフォトンバスターモードに変形させる。

 

『ENTER』

 

ファイズブラスター『Exceed Charge!』

 

ファイズ「ハアアアァァァァァ・・・ハァ!」

 

ドーーン!

 

ファイズブラスターから強力なフォトンブラッドの光弾を発射するフォトンバスターで的に命中させる。

 

ファイズ「ふぅ、今日はここまでかな。」

 

変身を解き、フィールドボールも元に戻す。

 

タイキ「そろそろ戻るか。」

 

ネネ「タイキ君。」

 

タイキ「! ネネ。」

 

いつの間にか背後にネネがいた。

 

ネネ「ごめん、さっきの見てた。」

 

タイキ「・・・そっか。」

 

ネネ「ねぇタイキ君。」

 

タイキ「ん?」

 

ネネ「どうしてタイキ君はファイズになったの?」

 

タイキ「・・・そうだな。あれはもう1年くらい前のことだ。」

 

タイキはファイズになった切っ掛けを次々と話した。(第2話参照)

 

タイキ「そして俺はいつか来る戦いに備えて鍛えていたんだ。」

 

ネネ「そう。」

 

タイキ「さ、今日はもう休もう。」

 

ネネ「・・・タイキ君!」

 

タイキ「ん?・・・っ!」

 

タイキが作戦会議を行っていた洞窟に戻ろうとしたら、ネネに呼ばれ振り返ると抱きつかれ仰天した。

 

タイキ「ネネ?・・・っ!」

 

戸惑っていると突然ネネに唇を奪われた。

 

ネネ「タイキ君、私貴方のことが好きなの。」

 

タイキ「え? それって友達としてじゃなくて・・・。」

 

ネネ「1人の男の子として。」

 

ネネの突然の告白にタイキは。

 

タイキ「ありがとう、ネネ///」

 

ネネ「それじゃあ・・・!」

 

タイキ「不束者だけど、よろしく頼むよ///」

 

ネネ「タイキ君!」

 

ネネは嬉しさでタイキの胸に顔を埋め、タイキもネネを抱き返す。そんな様子をキリハも見ていた。

 

キリハ「こんな所で告白とは、先が思いやられる。」

 

そして多少のトラブルがあったが仲間達の洗脳を解き、オレーグモンを倒して次の国に向かった。

 

回想終了

 

 


 

 

ダン「勢いで告白されたのか。」

 

タイキ「俺もあの時されるとは思わなかった。ファーストキスも貰ってしまったし///」

 

まゐ「それにしてもスパロウモン、操られたとはいえ女の子の髪型をそんな風に言うなんて失礼じゃない。」

 

アカリ「ホントね。」

 

まゐとアカリはジト目でスパロウモンをクロスローダー越しで見る。

 

スパロウモン『す、すみません(汗』

 

本性かどうか分からないがスパロウモン、御愁傷様である。

  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。