彼女はあなたを実の兄の様に慕い、あなたも彼女を妹の様に可愛がっている。だが、彼女の思慕の念は徐々に愛情へと変わっていき…
※ちょっと影のある感じの女の子です。
「あ、お兄ちゃん。え?何してるかって?エヘヘ…おうちの鍵忘れちゃって…うちってお父さんもお母さんも働いてるでしょ?だから、帰って来るまで待ってるの…」
「え?お兄ちゃんのおうち?いいの?」
「…うん!行く!」
「こ、こんにちは!お邪魔します!」
「へ〜…ここがお兄ちゃんのお部屋か〜。あ!この漫画、私も好き!お兄ちゃんも好きなんだね」
「ゲーム?うん…私も持ってるけど…いつも一人でやってるから…」
「一緒に…?う、うん!やる!」
\ツキヲミルタビオモイダセ/
「んも〜…お兄ちゃん、強過ぎるよ。私、このゲーム初めてなんだから、手加減してよ…」
「ねぇ、もう一回やろ…そんな事ないもん!次は負けないんだから!」
「あ、もうこんな時間。うん…そうだね。お母さん、もう帰って来てるね。じゃあ、今日は帰るね」
「また来ていいの?…うん…うん!じゃあ、また来るね!次は私が勝つんだから!」
「あ!お兄ちゃん、遅かったね。ううん、今日は鍵持ってるよ。お兄ちゃんが帰って来るの待ってたの…また遊びに行っちゃ…ダメ?」
「やったぁ!この間の続きしよ!今日は負けないんだから!」
\マモナクトキガハイニカワル/
「あ〜もうっ!もうちょっとだったのに!お兄ちゃん、もう一回、もう一回やろう!?」
「え…最近楽しそう?エヘヘ…私ね、友達が出来たんだ。実はね、私、友達作るの苦手なの…おうちに帰っても、ずっと一人でしょ。お父さんやお母さんが帰って来ても、疲れてるから話聞いてくれないし…」
「だから、学校でもみんなと何話していいか分かんなくて…」
「でもね、お兄ちゃんと遊ぶ様になってから、明るくなったねって言われたの。クラスの女の子がね、おうちで遊ぼうって」
「だからね、私、お兄ちゃんには凄く感謝してるの。お兄ちゃんがこうやって遊んでくれる様になってから、お母さんにも明るくなったねって言われたんだよ」
「それにお兄ちゃんは、私の話、ちゃんと聞いてくれるでしょ?私、お父さんとお母さん以外の人と、こんなに一杯お話した事ないから、凄く楽しくって…」
「ねぇ…お兄ちゃん。もしかして、私って…迷惑かな?」
「そんな事…ない?本当に?じゃあ…これからも…遊びに来ても…いいかな?」
「…うん!」
「あ、お兄ちゃん。今帰り?え?ここ、お兄ちゃんの学校だったの?そうなんだ。私?友達の家が近くにあるの。でも、用事があって遊べないって…」
「ねえ…お兄ちゃん、一緒に帰っていい?…やったぁ❤」
「お兄ちゃん…手、繋いでもいい?エヘヘッ♪こうしたら、本当の兄妹に見えるかな…」
「こんな可愛い妹がいたら嬉しい…?も、もうっ!私、別に可愛くなんてないよ…私なんて…」
「グスン…ち、違うもん!泣いてなんかないもん!…違うの。私、可愛いなんて言われたの初めてだから…嬉しくて…」
「もうっ!そんなに何回も言わないで。恥ずかしいよぅ…」
「でも…お兄ちゃんが言いたいなら…もっと言っても…いいよ」
「お兄ちゃん、こんにちは。うん、今学校から帰って来たの」
「えっ…?可愛い服着てるって…?う、うん…お母さんに言って買って貰ったの」
「ほ、ホント?本当に…可愛い?エヘヘ…そんなジロジロ見られたら照れちゃうよ…」
「そんな可愛い服来て、お出かけでもするのかって…もう!違いますぅ!」
「…本当に解らないの?もう、お兄ちゃん鈍感なんだから」
「お兄ちゃんに見せたかったの…こうしたら、私と一緒にいても恥ずかしくないでしょ?」
「だ、だから、私そんなに可愛くないもん!可愛くないから…お洋服だけでも可愛くすれば…お兄ちゃんも私と一緒にいても恥ずかしくないかなって…」
「エヘヘ…そんな事ないよぅ…そんな事…」
「…」
「本当…?」
「あ、お兄ちゃん。お邪魔してます。え、どうして部屋にいるのかって…お兄ちゃんを待ってたの。おばさんに言ったら、お兄ちゃんの部屋で待ってろって」
「そんな事どうでもいいから、またゲームやろうよ。私、強くなったよ」
「フフ…うん。今日も一杯遊ぼ」
「お兄ちゃんって…彼女さんとか、いる?」
「ううん、ちょっと気になっただけ。いつも私と遊んでくれるから、気になっちゃって」
「あはは♪お兄ちゃん、モテなそうだもんね。え、そんな事ない?嘘だ〜。お兄ちゃんが女の人と話してるの見た事ないもん」
「何で知ってるって…前にも言ったでしょ。私の友達、お兄ちゃんの学校の側に住んでるの。だから、お兄ちゃんが学校から帰る所、よく見るんだ」
「もし、お兄ちゃんに彼女さんがいたら、私お邪魔かなって思ったけど、お兄ちゃん、いつも一人で帰るでしょ?私、ちゃんと知ってるんだから」
「でもね、私はお兄ちゃんの事好きだよ。こうして私と遊んでくれるし、私の事も可愛いって言ってくれるし…」
「あ〜…本気にしてないでしょ?ヒドいよ、本当なのに」
「ねえ…お兄ちゃんはさ、どんな女の子が好き?」
「髪は長い方が好き?頭は良い方が好き?スポーツは出来た方が良い?胸はおっきい方が好き?このスカート、新しく買って貰ったの。前のと、どっちが好き?」
「え…あと3年もしたら、俺の事なんか好きじゃなくなる…?」
「…」
「…そんな事ないよ……何でそんな事言うの…怒ってないよ…怒ってなんかないってば…」
「怒ってないってば!!」
「…」
「…私、今日は帰る」
「あ、お帰り、お兄ちゃん。え…今日も来てるのかって…もう、私とお兄ちゃんの仲じゃない」
「それとも、お兄ちゃんは私と遊ぶのイヤになったの?」
「そうだよね♪お兄ちゃんは優しいもんね」
「…え、この間の事?私の方こそ、ごめんなさい…ううん、私が悪いの。今日はその事を謝りに来たの。いきなり帰っちゃってゴメンね…私の事嫌いになった?」
「本当?私もだよ♪そうだよね、お兄ちゃんが私の事、嫌いになる訳ないもんね!お兄ちゃんは私の事が大好きなんだもんね」
「もう〜♪照れなくてもいいんだよ。私、知ってるんだから。じゃ〜ん!これな〜んだ♪」
「これ、エッチな漫画だよね。うふふ♪お兄ちゃんがいない間に見つけちゃいました〜。ダ〜メ!返しません!」
「ふ〜ん…お兄ちゃんって、こんなのが好きなんだぁ♪」
「この漫画に出て来る女の子って、みんな私と同じ様な年の子だよね…お兄ちゃんって、もしかして私みたいな年の子が好きなの?」
「もしかして、私に優しくしてくれたのも、私みたいな小さな子が好きだから?」
「…お兄ちゃんの変態さん」
「…お兄ちゃん、怒ってるの?じゃあ、何でそんな怖い顔してるの?」
「…うん、私、ちょっとショックだな。お兄ちゃん、私の事そんな目で見てたなんて」
「な〜んてネ!嘘だよ。私、本当は嬉しいんだ。だってお兄ちゃん、私の事、女の子って思ってくれてるんでしょ?」
「もしかして、この漫画みたいなエッチな事、私としたかったの?」
「…え?する訳ないだろって…どうして?私は妹みたいなもんだからって…」
「何それ…」
「年が離れてる…?お兄ちゃん、高校生だよね。じゃあ私とそんなに離れてないじゃん」
「離れてない…離れてないよ。私のお父さん、お母さんより5歳年上だって言ってた」
「それに世の中には、もっと年の離れたカップルだっているってテレビで言ってた。だから全然離れてなんかない。もう年の話しないで」
「お兄ちゃん、彼女いないんだよね〜?じゃあ、私と付き合おう?」
「私がお兄ちゃんの彼女になってあげる。嬉しいでしょ?お兄ちゃん、モテないんでしょ?私みたいな可愛い子と付き合えるんだよ?嬉しい?」
「この漫画みたいなエッチな事、私にしてもいいんだよ?男の人って、こんなエッチな事したいんでしょ?いいよ、私、お兄ちゃんになら何だってしてあげるよ」
「…はぁ?」
「じゃあ、どうしてこんな漫画持ってるの?お兄ちゃん、私と遊びながら、私とこんな事したいって考えてたんでしょ?」
「じゃあ、どうして私の事、可愛いなんて言ったの?」
「お兄ちゃん、私に嘘吐いたの?」
「違うよね?…私ね、お兄ちゃんに会ってからクラスの男子にモテる様になったんだよ。前は私なんか、いてもいなくても誰も気にしなかったのに。今は男子が私に優しいの」
「でもね、クラスの男子にモテたってしょうがないの。だって、お兄ちゃんじゃないもん」
「お兄ちゃんは、可愛くなかった私にも優しくしてくれたでしょ?あの時ね、私決めたんだ。私、お兄ちゃんの彼女になりたいって」
「将来は結婚して、ず〜っと、お兄ちゃんと一緒にいようって」
「だから…ね?私と付き合おう?私、もっと可愛くになる。お兄ちゃんの彼女に相応しい可愛い女の子になるよ。料理も覚える…エッチな事もしてあげる」
「お兄ちゃんも、私と付き合いたいでしょ?」
「…違う。私はもう妹じゃない。私だって女の子なんだよ?」
「違う…違う違う違うっ!!」
「ちゃんと私を見てよ!私だって女なんだから!もう私の事を妹って言うのヤメてよ!!」
「…」
「…ふうん。そうなんだ…」
《ビリッ…ビリビリッ!!》
「何してるって…服を破いてるの」
「お兄ちゃん、私と付き合ってくれないなら…このまま大声出しちゃうよ」
「おばさんに、私、お兄ちゃんにエッチな事されたって言っちゃおうかな〜♪」
「そんな事になったら、お兄ちゃん、おばさんに怒られちゃうね?怒られるだけじゃ済まないかも」
「どうするの…お兄ちゃん」
「…」
「うん…エヘヘッ♪」
「これからよろしくね…お兄ちゃん❤」
イメージとしては、わたモテに出てくる従兄妹のきーちゃんです。
別の作品でもヤンデレ物書いてるんですが、ボイスドラマみたいに地の文無しの書きたくなって書いてみました。You Tubeの俺のASMRや苺華ねるこさんが好きなので、そんな感じになればと思ってます。
今日のお友達
愛染 登志子(Before) 主人公のマンションの隣に住む鍵っ子。一人で遊んでいる事が多いので友達からは不思議ちゃん扱いされている。クーラ使い。