ヤンデレちゃんとメンヘラちゃん   作:昼間ネル

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興味本位から年を偽り出会い系サイトに登録したあなたは、ある女性から猛烈なラブコールを受ける。会う度に高額の小遣いを渡してくる彼女に舞い上がるものの、何故か兄に彼女との交際がバレる。彼女にその事を伝えると、それを待っていたかの様に彼女は自分の過去を語り始め…

※読む人を選ぶ話かもしれません。姉、年上カテゴリにするべきか迷ったんですが…勘のいい人は話の掲載順でネタバレするかも。


出会い系で知り合った人妻

「あ、こっちこっち。待った?そこに車停めてあるから」

 

「まずは美味しい物でも食べに行きましょうか。その後は、ゆっくりドライブでもしましょ」

 

「じゃ、行きましょうか」

 

 

 

 

 

 

 

 

「美味しい?ふふっ、良かった。このステーキ屋さん、食べログでも評判だったから一度来てみたかったの」

 

「私?私はこれだけで充分。おばさんは油断するとすぐ太っちゃうから。ほら、私、今年で27でしょ…十代に見える?ありがと。お世辞でも嬉しいわ」

 

「因みに…君、確か18って言ってたけど…もっと若いわよね。あ、責めてるんじゃないの。ただ、お姉さんは正直に話したんだから、君も教えて欲しいかな」

 

「当ててあげようか…15、それとも16かな?ふふふっ、図星みたいね」

 

「若く見えるのは嬉しいけど、君とは一回りも違うんだもん。君とは、お肌の艶も違うしネ」

 

「それにね、私、君みたいに若い男の子の豪快な食べっぷりを見るのが好きなの。お金なんて気にしないで、幾らでもお替わりもしてね」

 

「…どうして君と会おうと思ったか?そうね…前にもチラッと話したっけ。私、昔付き合ってた男の人がいるんだけど、その人に裏切られたの。それから男の人が少し苦手になってね」

 

「それからは大好きな絵を描く事に没頭してね。私が漫画描いてるのは言ったっけ。漫画ばかり描いてたら、漫画がヒットしてね。印税やら何やらで、ちょっとしたお金持ちになったの」

 

「あまり出会いの無い仕事なのもあるけど…私に寄ってくる男の人は私のお金目当てだったり、儲け話を持ってくる人ばかりでね…正直うんざりしてたの」

 

「それで出会い系サイトに登録してみたの。ここなら私の事を知らない人に会えるかもって」

 

「そうしたら君を見つけたの…何ていうか…凄く好みのタイプで…昔付き合ってた人に似てるなって思って、気が付いたら君にメールしてたの」

 

「…あの、今だから聞くけど、私からのメール、少し気持ち悪かったかしら。ほら、一日に20通位メール送ってたし、変な事書いちゃったでしょ?会う度にお小遣いあげるよとか、その…どんな変態プレイでもOKだよって書いちゃったし…」

 

「ううっ…君が真面目な子だって知ってれば、あんな事書かなかったけど…あの時は、他の人に君を取られたくなかったの」

 

「それに…君も男の子だし、簡単にエッチ出来る方が会ってくれるかな〜って」

 

「あの…もし君がしたいなら、この後ホテル行く?メールでも書いたけど、お姉さん、君がしたい事なら何だってしてあげるよ?」

 

「もう会うの3回目なのに、君、手を出してこないから、お姉さん魅力ないのかなって…やっぱり同じ年頃の子の方が良い…?」

 

「あ、別にいいの!例えそうでも全然問題ないからね。私の事は、お小遣いくれる綺麗なお姉さんって思ってくれればいいから」

 

「…コラ、そこ。変な顔しないの」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「今日は楽しかったわ。はい、これ。今日の分のお小遣い…どうしたの?3万じゃ少なかったかな。じゃあ次からは5万に…1万でいい?ホントに遠慮しなくて良いのよ?」

 

「食事や買い物代出して貰ったからって…んもう、そんな事気にしなくて良いんだから。これは私が好きでやってる事なんだから。むしろ君の事、独り占め出来るんだから、この位しないと申し訳ないわ」

 

「言葉は悪いけど…私の事は何でも言う事聞く都合の良い女…ううん、唯のATMだとでも思ってくれて良いから」

 

「どうしてこんなに良くしてくれるか…解らないって顔してるわね。もちろん下心もあるけど…私はね、君の為に何かしてあげたいの。我がまま聞いてあげたいの。君の喜ぶ顔が見たいの」

 

「だからね…これからも、お姉さんと会ってくれるかな。もちろん、君には絶対に迷惑掛けないし、君が望むなら何だってしてあげるから」

 

「うん…あ、ちょっと目を瞑って?」

 

「…チュッ❤」

 

「キスするの初めて?君のファーストキス…貰っちゃった❤」

 

「じゃあ、またネ」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「お待たせ。じゃ、行こうか。今日は少し遠出になるけど、大丈夫?親御さんは変に思わない?あ、君、お兄さんと2人で暮らしてるんだっけ」

 

「友達と出掛けるって言ってあるの。ふふ、その友達がこんな年上のお姉さんって知ったらびっくりするわね」

 

「そう言えば…前に話してたよね。君、少し特殊…なんだっけ。確か、お兄さんと10歳以上年が離れてるんだよね。それで小さい時にお兄さんと一緒に暮らす事になったとか…」

 

「両親と離れて暮らして…寂しくない?そう、お兄さんが優しくしてくれるから平気ね…」

 

「お兄さんは…両親と仲が悪いんだっけ。あまり会いたがらないとか。両親も…お兄さんの事、嫌ってるの?そう、昔何か有ったのかしらね」

 

「…お兄さんの事は好き?」

 

「会社の同僚と付き合い出したんだ?ま、まぁ、お兄さんも男の人だし、彼女の一人位…」

 

「…そっか」

 

「素敵なお兄さんね。私も会ってみたいわ。あ、もちろん私が一番好きなのは君だからね。本当よ?」

 

「私もね…昔、両親を悲しませる事しちゃって、あまり仲が良くないの。まぁ、私が悪いのは頭では解ってるんだけど、当時は私の言う事を聞いてくれない親を憎んだりもしたわ」

 

「それに…」

 

「ううん…何でもないの」

 

「お兄さん、まだ若いし君のお世話も大変でしょ?ちゃんと感謝しなきゃダメよ?」

 

「何だか湿っぽい話になっちゃったね。気持ちを切り替えて、今日は楽しみましょうね」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「今日はどこに行こうか?少し位遠くても平気だからね…出来れば…二人っきりになれる所で、君とイチャイチャしたいな…なんて❤」

 

「私…私がどうかしたの?」

 

「ああ、そうね。君には結婚してるって言ったっけ。ゴメンね、あれは嘘なの。前に言ったでしょ、変な男が寄ってくるって。だから既婚者って事にしてるの。この指輪も男除けみたいな物」

 

「そんな綺麗なのに結婚しないのか…?もう、嬉しい事言ってくれるなぁ♪えい!抱き着き攻撃ぃ❤」

 

「ああ…君の体、本当に暖かいなあ…ずっとこうしていたい。もう離したくない…」

 

「あっ!く、苦しかった?ごめんね。ちょっと興奮しちゃった。あはは…」

 

「…」

 

「…お姉さんの昔話、聞いてくれる?」

 

「私の両親は共働きでね、兄弟もいなかったし、友達もいなかったから何時も一人だったの。学校でも一人、家に帰っても一人…ずっとそんな毎日を過ごしてたの」

 

「そんな時にね、一人の男の人が声を掛けてくれたの。いつも寂しそうにしてる私に、一緒に遊ぼうって話し掛けてくれたの」

 

「生まれて初めて人に優しくされて…恥ずかしいんだけど、私、舞い上がっちゃってね。彼はどんな女の子が好きなんだろ…髪は長い方が好きかな、もっと大人っぽい方が好きかなとか…寝ても覚めても彼の事ばかり考えてたの」

 

「ある日、私は思い切って彼に告白したの。そうしたらね、彼も私の事が好きって言ってくれて、私達、付き合う事になったの」

 

「あの時が一番幸せだったわ。もう死んでも良い位にね」

 

「結局、彼の事が忘れられなかったのかもね。だから今まで結婚しようなんて考えた事もないわ」

 

「…彼とはどうなったか?1年位付き合ったけど…別れたわ。いえ、無理やり別れさせられたって言うべきかしら」

 

「私の両親が彼との交際に猛反対してね。二度と会わせない為に引っ越しまでしてね」

 

「それが原因で、私は親と仲が悪くなってしまったの。憎んでいないと言ったら嘘になるわね…」

 

「でも、もっと憎いのは…」

 

「どうして…どうしてっ!!何故こうも簡単に別れられるの!?どうしてそんな簡単に捨てられるの!?私は唯、彼と一緒にいるだけで満足だったのにっ!!」

 

「私の事、好きって言ったのに!愛してるって言ったのに!だから私は彼の…ッッ!!」

 

「ハァ…ハァ…」

 

「ごめんね…変な所見せちゃって。話してる内に昔の事思い出しちゃって…」

 

「…」

 

「ねえ…今日、少し遅くなってもいいかな」

 

「今日は…一人でいたくないの…」

 

 

 

 

 

 

 

 

「ふう…どうかな。私、上手く出来てたかな?恥ずかしいんだけど、前の彼と別れてから、その…ご無沙汰で///」

 

「ねえ…君って、今好きな子とかいるの?」

 

「じゃあさ、私と本気で付き合ってみない?もちろん、今まで通り金銭的な負担は掛けないし、デートも君の地元から離れた所にするからさ」

 

「それにさ、君…私と()()の、好きでしょ?ふふっ、いいんだよ今さら照れなくて。君も十代の男の子だしヤリたい盛りでしょ?」

 

「ほら…触ってみて。この体、君の好きに出来るんだよ」

 

「前にも言ったよね。君が望むなら何だってしてあげるって。まだ遠慮が有るみたいだけど、もっと凄い事しても良いんだよ?どう?こんな事、同世代の女の子じゃ絶対無理だよ」

 

「私も最初は2〜3回会って終わらせるつもりだったけど…無理みたい。会えば会う程、君の事好きになるの。離したくない、私の事を女として見て欲しい」

 

「君となら…君といれば、私は前に進む事が出来る。私はもう昔の恋に囚われていたくないの。新しい愛が欲しいの」

 

「お願い…私を過去から連れ出して…」

 

「…本当?」

 

「グスッ…ありがとう…本当にありがとう。絶対に後悔させないから…私以外の女なんて考えられない位、愛してあげるから」

 

「君の為に何だってするから…」

 

「…」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

()()()の分も…」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「どうしたの?今日はずっと元気ないね。いつもは自分から求めてくるのに。今日はそんな気分にはなれない?」

 

「…もしかして、お兄さんに私と会ってるのバレたとか?」

 

「何で判ったかなんて、そんなの簡単よ。私がお兄さんにバラしたんだもん」

 

「あら、そんな怖い顔も出来るのね」

 

「君、携帯にロック掛けてないでしょ。シャワー浴びてる時に簡単に情報盗み出せたわよ」

 

「…ごめんね、からかうつもりはないの。本当は隠し通すつもりだったんだけど。君に会ってる内に、段々おかしくなってきちゃって」

 

「そうね…知りたそうな顔してるもんね。いいよ、全部教えてあげる。何でこんな事したか」

 

「お兄さんが怒った理由はね、君が年を誤魔化して出会い系やってた事じゃないわ。その相手が私だった事」

 

「はっきり言うね。私が昔付き合ってた人って、君のお兄さんなの。君のお兄さんが怒ってる理由って、多分それだと思うわ。君のお兄さんが隠したい事、私が喋るんじゃないかって思ってるんでしょうね」

 

「あれは…今から15年前。私がまだ小学生だった頃。私、隣に住む高校生の男の人に恋したの」

 

「君は子供の恋愛ごっこって思うかもしれない…でも当時の私は真剣に君のお兄さんの事を愛していたわ」

 

「でも暫くして、両親が私達の事を疑いだしたの。無理もないわね。まだ小学生の子供が高校生の男の子の所に入り浸ってるんだもの。誰だって怪しいと思うわ」

 

「で、親にバレて別れさせられたんだけど…ここまでは話したわよね」

 

「でもね、君に一つ言ってない事が有るの。私ね…」

 

「妊娠してたの…」

 

「両親も向こうの親も当然堕ろせって言ったけど、私それだけは頑として断ったの。もし堕ろしたら、お兄さんを裏切った事になると思って、私、必死に抵抗したの。もし堕ろすなら死んでやるって」

 

「私がそこまで言うもんだから流石に両親も折れて、私は無事赤ちゃんを産む事が出来た」

 

「でも…私の夢は呆気なく砕かれた」

 

「私の一家は遠くに引っ越す事になったの。それだけじゃない。私は産んだばかりの赤ちゃんも取り上げられた…!」

 

「彼はまだ高校生で子供を育てる力も無いから、彼の両親が引き取る事にしたの。彼の弟と言う事にしてね」

 

「…もう解ったかしら。お兄さんが君と私を会わせたくない理由…」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「私が…あなたのお母さんだからよ…」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「あなたが親だと思っていた二人は、君の祖父と祖母。君がお兄さんだと思っていた人は、本当の父親…」

 

「あなたが今まで夢中になって抱いていた私は…血の繋がった実の母…」

 

「そう…私はあなたの母親なの」

 

「あなたとお兄さんが15も年が離れているのは…それが理由よ」

 

「…ごめんね。本当は打ち明けるつもりは無かったの」

 

「あなたが生まれた時に、彼の両親に言われたの。子供は自分達が責任を持って育てる。その代わり一切連絡はするな、私と彼が本当の親だという事は成人するまで秘密だって」

 

「でも…私は偶然にも出会い系サイトで、あなたを見付けてしまった。あなた、若い頃の彼にそっくりだもの。見間違える訳ないわ」

 

「最初はね、会うだけにしようと思ったの。今まで一緒にいてやれなかった分、思いっきり甘やかして、一杯お小遣いあげようって…本当にそのつもりだったの」

 

「あなたが最初は私を求めなかったのも、もしかしたら本能的に気付いていたのかもね。私が誰なのか…」

 

「でもね…あなたと会う内に、段々昔の気持ちが甦ってきたの」

 

「彼の事は忘れようとした。でも、そんな時にあなたが現れた。だから私、思ったのよ」

 

「これって、神様が私にやり直すチャンスをくれたんじゃないかって…」

 

「だってそうでしょ?あなたは昔の彼と同じ年格好で現れた。これって、一途に彼を思っていた私を神様が不憫に思って、あの時の続きをしろって言ってるのよ!」

 

「…あなたの言う通り、私が好きなのはあなたの父親よ。でも、あなた前に言ってたわよね。彼、会社の同僚と付き合ってるって」

 

「15年…あれから何人かの男の人に言い寄られたけど、私はあなたのお父さんの事を忘れなかった。それなのに…彼はもう私の事なんて忘れて、新しい女に(うつつ)を抜かしてる…」

 

「それで私も吹っ切れたの…もう彼の事なんて、どうでもいいわ」

 

「だって私には、あなたがいるもの」

 

「過去に戻る事は出来なくても…やり直す事は出来る」

 

「ああ、安心して。あなたは彼の代わりなんかじゃないから。息子じゃなく…一人の男として本当に愛しているから。本当よ。でなきゃ、実の息子に体を許したりなんかしないわ」

 

「じゃあ、行きましょうか…どこへって…もちろん、あなたのお兄…じゃない、父親の所へよ」

 

「あなたの孫が生まれますよって…♪」

 

「ごめんね、昨日、病院に行ったらオメデタだって」

 

「あなた…私の事、愛してるって言ったよね。あんなに私に夢中だったわよね。実の母親だからなんて関係ないわ。よく考えて…私以上にあなたを愛して、あなたに尽くせる女が今後現れると思う?」

 

「それに私はあなたの母親よ。何が有っても…絶対にあなたを裏切らない。例え暴力を奮われてもね。今まで放っておいたんだもの。それ位の覚悟はあるわ」

 

「でも浮気は…許せないかも…」

 

「一応、彼に会ったら、あなたが実の息子だったなんて知らなかったって言うけど…彼の事だから、そんな嘘すぐ見抜くでしょうね。ま、その位の仕返しはね。フヒヒッ♪

 

「じゃあ、お父さんに報告に行きましょうか…」

 

 

 

 

「アナタ…❤」

 

 




という訳で、隣の小学生回の十数年後の話です。母子相姦物、本当に熟女でやるのもどうかなと思ってて、じゃあ前の話の続きにすればヒロインもアラサーで行けるやんって考えた話です。
次からはもう少し軽い話を心掛けます。
多分…



今日のお友達

愛染 登志子(After) 少女漫画家。少6の時に妊娠。病気で長期入院扱いなので出産の事は誰も知らない。酔った勢いで出会い系に登録するも、まさか息子も登録してるとは思わず一瞬で酔いが覚める。うまぴょいは15年振り。元キャラはアイマスの財前時子様。
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