しかし、彼女には秘密があり…
※ある話の主人公です。主人公はあなた、つまり…
痴漢から助けた女の子
「あ、あの…やめて下さい…いやぁ///」
「お願いです…離し…あっ!?」
「は、はい…そうです。その人に…お尻を…あっ!待って下さい。追わなくてもいいです。気にしてませんから」
「あの…何処の駅で降りますか…次ですか。お礼がしたいです。一緒に…いいですか?」
「痴漢から助けて貰って、ありがとうございました。本当に助かりました…何度も被害に…どうしてそれを…?」
「可愛いから…目で追ってた…?も、もぅ///何言ってるんですか、いきなり///」
「何度か目に止まったけど…助けようか迷ってたんですか。い、いえ!責めてなんかいません!もし相手がおかしな人だったらって思ったら、誰だって
「でも、見ていたならご存知ですよね。実は、ここ数日、あの痴漢の人に付き纏われてて…こんな事初めてなので、怖くって…」
「だから本当に助かりました。ありがとうございます。私…はい、大学生です…ふふっ♪あなたと同じ大学ですよ」
「気付きませんでした?あなたが私を見ていた様に、私もあなたを見ていたんですよ。だから、あなたの事は知ってるんです。同じ大学の先輩で、どの学部か、何処に住んでるか…」
「もちろん、名前も…」
「あ!でも、ストーカーとかじゃないですから!ほ、ホントです。いつも同じ電車に乗ってるなって思って、そしたら同じ大学の人だって分かって…」
「それはそうと、先輩、私の名前、聞いた事ありませんか?私、学校では、ちょっと有名なんです…ご存知ありませんか?」
「可愛いから…?あ、ありがとうございます///本当にそうだったら私も嬉しいです❤…でも、悪い意味で有名なんです。多分、同じ学年の子は皆知ってると思います」
「知らないですよね…私の事知ってたら、そんなふうに普通に話してないと思いますし…」
「どういう意味…?う〜ん、そうですね…先輩、私の事、どう思います?」
「アイドルみたいで可愛い…?うふふ♪男の人に可愛いって言われるのは、何度聞いても嬉しいです」
「これでも私、影で努力してますからね。メイクはもちろん、スタイル維持する為に食事にも気を使ってます。姿勢や立ち振る舞いを良くする為に日本舞踊も習ってるんですよ」
「意味解りませんか?じゃあ、これなら解ると思います。よいしょっと、お隣失礼します。先輩、ちょっと手を借りますネ。うわぁ、意外と筋肉あるんですね〜♪血管が浮き出てて…少しドキドキしちゃいます///」
「先輩、私の体、どう思います?ふふふ♪そんなびっくりした顔して…可愛いですね。駄目だって…その割には鼻の下伸びてますよ?先輩、イヤらしいですね〜❤」
「先輩が好きなのは胸ですか〜?それとも…」
「…ひゃっ❤」
「うふふ♪どうしたんです?そんなびっくりした顔して。でも、これで解って貰えましたか?」
「私、先輩と同じモノがあるの…あのね…ボク…」
「男の娘…なの…」
「セ〜ンパイ❤良かったら、お昼ご一緒しませんか?」
「もう、嬉しそうな困った様な変な顔してますね。もしかして、ボクじゃなくて、さっき話してた子と一緒に食べたかったですか?」
「えへへ…ずっと見てました…ご、ごめんなさい…」
「でも、ボクだって気を使ったんですよ。先輩、あの子を誘うのかなと思って、声掛けなかったんですから」
「先輩、あの子に気があるんですか?ふふっ、そんな照れなくてもいいじゃないですか。確かにあの子、可愛いですもんね。ボクから見てもかなりイケてると思いますよ」
「でも、もうちょっとメイクには気を使わなきゃ…一応学校なんだからナチュラルメイクにした方が男子ウケ良いのに…それにコーデもイマイチ…ボクみたいに可愛い系で攻めるんだったら、もう少し体を絞らなきゃ…」
「…す、すみません、変な事言って…でも、女の子って事に
「ボクが女の子に見てもらうのに、どれだけ苦労したか…ただ女の子に生まれただけなのに…!」
「変な事言っちゃいましたね…嫉妬は醜いって分かってても、これだけは…」
「…え?どうしてこんな格好してるか?んもう!こんな格好って何ですか?ヒドいですぅ!」
「ふふっ、冗談ですよ。でも、そんな事聞くなんて、もしかして、ボクに興味持ってくれたんですか?そうだったら、とっても嬉しいです♪」
「いいですよ、先輩にはボクの事知って欲しいですし」
「信じられないかもしれませんが、元々は普通の男子だったんですよ。もう、ホントですって!男子にしては背も低めだし童顔ってからかわれる事はありましたけど、高校までは普通でした」
「ボクの高校、演劇部があるんですけど、そこの部長さんに勧誘されたのがきっかけでした」
「代役って事で女の子の役をやったんです。その時に…その…目覚めてしまったんです」
「可愛いって言われるのが…嬉しいって…///」
「それで、そこの部長さんが女子なんですけど、凄いイケメンなんです。女子のファンクラブがある位…その人に告白されたんです。彼氏じゃなく、彼女になって欲しいって…」
「何言ってるか解らないですよね。ボクも最初はそうでしたもん。何て言うんでしょう…彼女は元々男っぽい性格だったみたいで、男子として振る舞う方が楽だったみたいなんです」
「その彼女に言われて気付いたんです。ボクは女の子になりたがってるって…」
「そこからボクは変わって行きました。彼女…ううん、彼は男のボクが見てもカッコいい人でしたから、彼に相応しい彼女になろうと一生懸命努力しました」
「そうやって少しでも女の子らしく見える様に振る舞ってる内に…身も心も女の子になりました」
「そうしたら…彼では…あの人では物足りなくなってしまったんです」
「だって…どんなにカッコよくても…あの人は女の子ですから」
「結局あの人とは卒業する時に別れました。向こうは別れたくなかったみたいで、随分ゴネましたけど」
「こんな事、今まで人に話した事なかったから、少し恥ずかしいです。でも…先輩にボクの事を知って貰えて嬉しいです」
「…好きな人には…自分の全てを知って欲しいですから」
「はい…好きって言いました。に、二度も言わせないで下さいよ〜」
「…冗談じゃありません。こんな事で嘘なんか吐きません。ボクはずっと先輩を見てました…でもボクに好かれても迷惑って思って…電車で会うだけで満足しようと思いました」
「でも…先輩は困ってるボクを助けてくれた…ボクが思ってる通りの優しい人だった」
「そう思ったら…もう止まれなくなっちゃったんです。昔、あの人に会った時みたいに…」
「あ、あの…先輩…今、お付き合いしてる人はいますか…?」
「あっ!誤解しないで下さい。先輩、ノーマルだと思いますし、彼女になるのは流石に難しいかなって思います」
「…彼女…ならね」
「だから先輩…こういうのはどうでしょう。ボクを…」
「先輩の…妹にしてください…」
「ねえ、お兄ちゃん!このヌイグルミ取って!お願い〜。私、クレーンゲーム上手くないから、取れないの…ね?ダメ…?」
「やった〜♪ほら、早く早く!」
「あ、もう少し…そう、そこ!やったぁ!お兄ちゃん凄〜い❤ありがとう!大事にするね!」
「お兄ちゃん、次は服見に行こ?私、前からチェックしてたワンピがあるの。でも、どうせならお兄ちゃんが選んでくれたの着たいし。行こ?」
「ねぇ、お兄ちゃん、手、繋いでいい?えいっ!エヘへッ。繋いじゃった。ふふふ、お兄ちゃんの手、おっきいね」
「ええ〜?兄妹なんだから手繋いだって変じゃないよ〜」
「ねぇ、お兄ちゃん…ボク達って…周りからは仲の良い兄妹に見えてるのかな?そうだと嬉しいな♪」
「でも…彼女には見えないかな…」
「うん…分かってる。それは抵抗があるから、妹としてなら付き合えるって言ってくれた事、忘れてないよ」
「先輩には本当に感謝してるの。こうやって男の人とデートするの、ずっと夢だったから。例え妹って形でも…」
「今日もお兄ちゃんとデートしてる時、男の人がボク達の事チラチラ見てたの気付いてる?今日はいつもより短いスカート履いてるから、みんなボクの足が気になっちゃったのかな?ふふっ、ボク、男なのに♪」
「初めて会った時、ボク、痴漢に遭ってたでしょ?ホントはね…ボク、少し嬉しかったんだ。男の人にお尻を触られるのはイヤだけど…あの人はボクの事を女の子だって思ってたんだもん。痴漢してまでボクに触りたいのかなって思ったら、凄く興奮しちゃって…」
「お兄ちゃんも…たまにボクが男の娘だって忘れてるでしょ。わざと体密着させたり、こうやって手を繋ぐと照れた顔するよね。それって、お兄ちゃん、ボクの事を女の子だって思ってくれてる証拠だよね?」
「ボク、そんな時に思うんだ。ああ、今のボク、身も心も女の子なんだって…」
「分からない?うふふ♪そうかもね。ボクが変なのかもしれないけど、ボクは幸せだよ。自分を偽らないでいられるし…」
「こうして、お兄ちゃんとも知り合えたもん…」
「…!メール?誰から?」
「前に言ってた女の子…ふうん…ちょっと見せて…いいじゃない…レポートについて、ね…」
「同じ講義だから知り合ったの…ふうん。いつの間にかメルアド交換してたんだ…お兄ちゃんも
「でも、ボクといる時は携帯の電源切ってて欲しいな…せっかくこんな可愛い女の子とデートしてるのに…ぷんぷん!」
「別に怒ってないよ。だってボクは妹だもん。お兄ちゃんが誰と仲良くなろうと構わないよ。むしろ応援…」
「あれ…おかしいな。何ともない筈なのに…えへへ…変だな。ボ、ボク、どうして…こんなムシャクシャしてるのかな…」
「ボクは男だから、お兄ちゃんが誰と仲良くなっても平気な筈なのに…」
「う、ううん!お兄ちゃんは悪くないよ。ボクが間違ってるんだから気にしないで!」
「そうだよ…ボクは妹だもん。お兄ちゃんは悪くない…」
「ご、ゴメンね、変な事言っちゃって!あ、そうだ!今日はお兄ちゃんの服も見てあげる!いいのいいの!ボクがしたいんだから!」
「それにボクのお兄ちゃんなんだから、もっとカッコよくなって欲しいの。大丈夫、ボクが似合うの選んであげるから、さ、行こっ!」
「どうしたの急に。お兄ちゃんから会いたいなんてメールしてくるなんて珍しいね」
「もう会えない…?もしかして、あの子と付き合う事になったから?」
「驚かないのか…?う、うん、それは…そ、そんな事より、いまいち納得出来ないんだけど、聞いていいかな」
「ボクは、別にお兄ちゃんの彼女にしてなんて言ってないし、妹として可愛がってくれるだけで充分満足してるよ。だから、別に別れる必要はないと思うんだけど」
「彼女に…知られたくない…?」
「酷い…酷いよ、お兄ちゃん。もしかして、お兄ちゃんもずっとボクの事、本当は男の癖に…って思ってたの…?」
「…」
「ふふっ、な〜んてネ♪」
「大丈夫、全然怒ってないよ。良かったね、お兄ちゃん。彼女が出来て♪」
「でも、さっきも言ったけど、ボクは妹だもん。彼女と付き合うからって別れる理由はないよね?」
「彼女に…二股って誤解されるから?ふふっ、確かに端から見たらそうなるかな。でも、それはそれで悪い気はしないかも…うふふ♪」
「あ、ごめんごめん。今言ったけど、ボクはお兄ちゃんと別れたくないよ。だから、考え直して…ね?」
「…そっか。意思は固いんだね」
「でもそうなると、お兄ちゃんも彼女と付き合えなくなるよ」
「お兄ちゃんが男と付き合ってるのをバラすのか?ふふっ、安心して、彼女はもう知ってるよ、ボクが男だって事」
「実はボクの方から声を掛けたんだ。そうしたら、先輩に付き合わないかって言われたって教えてくれたの」
「その時に、あなたは好きじゃないのかって聞かれたから、ボクの事を教えたの」
「でも先輩と同じで、彼女は女の子の姿のボクとしか会った事がない…」
「何が言いたいか解らない…?ふふふ♪男の人って、こういう時本当に鈍いなぁ…じゃあさ、想像してみて。もしボクが男の姿で彼女に会って…」
「彼女を…口説いたら…」
「言い忘れたけど、ボクこう見えて女の子にモテるんだ」
「女装…って言い方は好きじゃないけど、女の子の恰好しても誰も気付かない位だもん。顔には少し自信あるんだ」
「中学高校の時も、年に数回は告白されたし、今もボクが男の娘だって知ってても仲良くなろうって女子何人かいるんだよ」
「それにボクは中身は女の子だし、前に付き合ってた彼から女の子が言って欲しい事や口説き方は学んでる。彼女と話した時も、満更じゃないって顔してたよ」
「そのボクが男の姿に戻って彼女に迫ったら…彼女は先輩とボク、どっちを取るかな…」
「大丈夫、彼女を口説いたりなんてしないから。ただ、今まで通りボクのお兄ちゃんでいてくれれば良いだけ」
「それにボク、高校の時は演劇部だったから、色んなタイプの妹、演じれますよ」
「今どきな感じの生意気な感じが良い?ちょっと、兄貴!部屋入ってくんなよ!」
「もっと幼い感じだと…にぃに〜一緒にゲームしよ〜♪」
「逆にお嬢様タイプとかは…お兄様、一緒に寝ても宜しいですか…」
「ふふっ、どうです?お兄ちゃんの理想の妹になってあげますよ」
「それに…も、もしも…ボクの体で良かったら…夜の方も大丈夫です///」
「だから先輩…」
「ボクのお兄ちゃんで…いてくれるよね…」
ふしぎ研究部の岡崎君って女装子ちゃんが好きで、男の娘ネタで書けないか考えてみました。安易なホモ堕ちは避けたかったのと、男の娘設定を活かしたオチにしたかったのでこんな形にしました。ちなみに自分は女の子に生えてる設定のふたなりは普通に好きです。
今日のお友達
国仲 蓮 身長150cm代と小柄で華奢。高校の先輩にしっかり開発されるが、その結果、端正なイケメンよりも男らしい細マッチョ系がタイプに。トイレに行くと100パー痴女扱いされるが、その反応を楽しむ為にわざわざ男子トイレへ。痴漢されてる時はおっきしてた。イメージキャラはウマ娘のカレンチャン。