そんな時、彼女を助けようとする男が現れる。彼女は彼に会いに行き…
※話の展開上、あなた(彼氏)はクズ設定なので胸糞描写もあります。苦手な方ごめんなさい。
「た、ただいま…ごめんね、遅くなっちゃって。仕事が終わらなくて…う、うん、今作るから」
「ところで…今日はどうしてたのかな…ほ、ほら!あなたが前の仕事辞めて私のアパートで同棲始めて、そろそろ1ヶ月でしょ…?新しい仕事…見つかりそう?」
「あ!ご、誤解しないでね!べ、別に迷惑だからとかじゃないの!ほ、ホントだよ!」
「ただ、あなた…ほとんど家から出てないみたいだし…たまに出掛けても、コンビニにお酒買いに行くだけだし…そ、それに…最近は駅前のパチスロ屋さんに毎日行ってるみたいだし…」
「せ、責めてる訳じゃないの。気分転換も必要だものね…うん。ちなみに…昨日渡した3万は…全部スッちゃった…?そ、そっか」
「だ、大丈夫、気にしないでいいよ!お金なんて、私が幾らでも用意するから!それにね…えへへ、私、ちょっと嬉しいんだ♪」
「毎日仕事から帰ってきたら、大好きなあなたが出迎えてくれる…そう思うと一日の疲れなんて吹き飛んじゃうよ」
「あなたと、こうして一緒に暮らせて…まるで結婚したみたいだね。ふふっ♪」
「さっきも言ったけど、仕事も無理しなくていいからね。私も働いてるし、無駄遣いしなきゃ二人でも生活できるから」
「あ…どこに行くの…パチスロ?ま、まだご飯食べ終わって…お金?ご、ごめんね、給料日前だから持ち合わせが…きゃあっ!」
「痛いっ!ごめんなさい、謝るから…謝るから殴らないで…あうっ!」
「ま、待って…財布に…今は1万円しかないけど…痛っ!ほ、本当に今はこれしかないの!そ、それと、顔はやめて…」
「ほら、前に顔を叩かれて…顔を腫らして行ったでしょ…それで、彼氏にDVされてるんじゃないかって会社で疑われてて…」
「も、もちろん会社の人には転んだって言ってあるから!ほ、本当だよ!でも、最近ちょくちょく怪我してるから怪しまれて…ひっ!」
「あうう…明日お金下ろしてくるから、今日はこれで許して…う、うん…行ってらっしゃい…」
「ただいま。え…どこ行ってたか…う、うん、ちょっと…そ、そんな事より、これ、今日は休みだから一緒に飲もうと思って、お酒とおツマミ買って…どうしたの?」
「外が騒がしい…?何か事故があったみたい。ほら、そこの線路近く。そ、そんな事よりどうしたの?何か怖い顔してるけど…」
「このビール気に入らなかった?それとも私、何かしちゃったかな…何が駄目だったのかな、言ってくれればちゃんと直すから」
「あ!私のスマホ…見ちゃったの…?このRINE、誰からって…?」
「きゃあっ!ま、待って!違うの、話を聞いて!浮気とかじゃないから…本当…く、苦しっ…」
「かはっ!ゲホッ…」
「そのRINEの相手は…会社の先輩。その…前にあなたに殴られた時の傷見て、最近私に色々聞いてきて…ご、誤解しないでね、私、その人の事好きとかそんなんじゃないから!」
「それで最近連絡してくるの…会社の先輩だし無下に断る訳にもいかないし…」
「心配してくれるのは嬉しいんだけど、誤解だから大丈夫って何度も言ってるの…それで、そのRINEにも書いてあるけど、今から会えないかって…はい、ごめんなさい。その先輩と会ってました…」
「きゃあっ!ち、違います…助けを求めに行ったんじゃありませ…苦しい…あうう…」
「でも、もう大丈夫です。その事はケリが着きました。もう先輩からRINEが来る事はありません。え、何故って…そんなの決まってるじゃないですか」
「先輩、もうこの世にいませんから…」
「だって、先輩酷いんだよ?あなたが私の事、暴力で支配して利用してるだなんて…!」
「私はあなたに殴られた事なんて一度もない!これは私が間違ったのを躾てるだけ!」
「本当に大事なら暴力なんか奮わない、あなたが私の事、愛してないなんて言うんだよ?そんな事ある訳ないのに…あいつ…何も知らない癖に知ったふうな口聞きやがって…クソが!」
「先輩もあまりにしつこいからさ…カッとなって、橋の上から線路に突き落としちゃった。すぐに電車通ったから…外が騒がしいの、多分それだと思う」
「今、私の首締めたのも私が浮気したって怒ったんだよね?そうだよね、勘違いさせちゃった私が悪いよね…私って、ホントダメダメだなぁ」
「でも大丈夫だよ。もう私達の邪魔する奴はいないから…もし現れても全部、私に任せてくれればいいからね」
「ど、どうしたの?顔色悪いよ?まるで幽霊でも見たみたい…飲み過ぎたの?え…あ、あなたを殺す?そ、そんな事できる訳ないよ!大好きなあなたを殺すなんて」
「…ただ、もしあなたが他の女と寝たら…相手の女、不幸な事故に遭うんじゃないかな…先輩みたいに」
「あなたは…私を裏切ったりしないよね…?」
先輩目線もいいかなと思ったんですが、彼女が何事もなく帰って来る方が怖いと思い、クズ彼氏目線にしました。
今日のお友達
根谷 碧 彼氏と同棲する社会人1年生。内気な為、人と距離を取りたがるが一度信じると妄執する。成人してるが歳の割に幼く見られるのを気にしている。キャライメージはポケモンのタロちゃん。