※分からせ物です
「あっ、オタク君じゃ〜ん。こんな所でしてんの?あたし?あたしは友達待ってんの。さっきから何見てんの?もしかしてエロ動画?ちょっと見してよ♪」
「これアニメ…ゲーム?どっちでも変わんないじゃん。へ〜、オタク君はこういう女の子が好きなんだ〜、キッショ♪はいはい言い訳はいいから」
「別に何見ようと勝手だけどさ、こういうのはウチで見たら?いや、そういうの見るのが悪いって訳じゃなくてさ、そんなの見てる暇あったら友達作れば?」
「オタク君友達いないし喋ってるの見た事ないし、ウチらの間じゃ将来何かやらかしそうって言われてるよ」
「ちょっ…何ムキになってんの?本当の事じゃん。私、悪くなくね?言われたら困る様な事してる方が間違ってんじゃん」
「…え?何言ってんの?もうちょい大きな声で喋ったら?あと前から思ってたけど、その前髪で目隠すのぶっちゃけダサいよ。女子も変質者みたいでキモいって言ってるよ」
「あ、ユキ。今行く!ぶっちゃけ学校でそういうの見るの控えた方がいいよ。じゃあね」
「あ、やっぱりここに居た!もう、最近すぐ帰っちゃうから見つけるの大変だったよ」
「何か用かって?べ、別に用なんかねーし!…い、いや、あるって言えばあるんだけど…」
「あんたが前に見てたやつ…ほら、女の子が走るゲーム。あれ、教えてくんね?か、勘違いすんなって!別にオタクになった訳じゃねーから!」
「その…あんたがやってたゲーム…ちょっと気になって調べてみたら面白そうだなって思って…その…自分でもやってみたんだよね…」
「そしたら意外と面白くてハマっちゃって…ほら、このトーセンジョーチャンとかあたしに似てて可愛いし…でも、あたしゲームとかやらないから、よく分かんない所があって…その…良かったら教えてくれない?」
「だ、だから別にオタクになった訳じゃねーから!たまたまこのゲームだけが気になっただけだから!」
「あんたは今どこら辺まで行ってんの?…もうクリアしたからやってない?じゃあ全部分かるよね?まずここなんだけどさぁ…」
「あ、やっと来た!遅いっつーの!あんたが来るまで待ってたんだからね!」
「何か用って…はぁ、ゲームの事に決まってんじゃん!その、さ…前のゲームクリアしたんだけど、今度はコレにハマっちゃってさ。だ、だからオタクじゃ…!ない、つもりなんだけど…」
「あのさ…その…前は悪かったよ、あんたの事オタクとかキモいとか言って…まさか自分がこんなハマるなんて思ってもみなかったからさ…ゴメン…」
「それでさ…RINE交換しない?お勧めのゲームとか、もっと色々教えて欲しくて…こんな事、友達のユキとかには相談できないからさ」
「実はあたしさ…最近、友達と距離あるんだよね…うん、ゲームばっかやってて前みたいに友達と遊ぶ時間減っちゃって…付き合い悪いって言われてさ…あ、別にオタク君の所為じゃないから!」
「だからって訳じゃないけど、あたしと友達になんない?駄目…かな…?」
「…ホント!?ありがとう!マジで嬉しいよ。それにさ、オタク君、最近変わったよね。ほら、前髪切ってるし…もしかして私に言われたから?」
「あはは、やっぱそっか。まあ、その…ゴメン。でも今の方が絶対いいよ。あたしの友達とかユキも最近オタク君変わったよねって話してたよ、いやマジマジ」
「まあ、そんな訳でさ、これからも会ってくれると嬉しいんだけど…大丈夫かな…」
「ありがとう!いや〜嬉しいよ!オタトークできんのオタク君だけだからさ!」
「…明日は来れない?何で…友達と遊びに行くから…?へぇ、オタク君、友達いたんだ。あ、その馬鹿にしてる訳じゃなくて…オタク君が人と話してるの見た事ないからさ」
「…最近できた友達?ふ〜ん。その友達もオタクなの…違う?へぇ、てっきり同じオタク友達かと思った。良かったら今度紹介してよ」
「…その内?別に隠す事でもないのに…まぁいいや。でさぁ…」
「…それでね、実は相談があってさぁ」
「今度コミケってあるじゃん。オタク君は…毎年行ってる?良かった!あたしさぁ、行ってみようと思ってるんだよね」
「それでさぁ、あたし初めてだから不安でさ。毎年行ってるなら詳しいでしょ?一緒に行こうよ!」
「…行かない?どうしたの、何か用事でもあるの?…友達と遊びに行く…?」
「ふ〜ん、そうなんだ。じゃあ仕方ないか。じゃあ今回は諦めるけど、夏にもまたあるでしょ?夏は一緒に行かない?」
「…行けたら行く?何かハッキリしない言い方だなぁ。ま、いっか。せっかくコスプレ見せてあげようと思ったのに」
「うん、このキャラのコスプレやってみようと思ってさ。実は衣装もう買っててさぁ…何ならオタク君に特別に先に見せてあげようか?写真撮ってもいいよ♪」
「え、いい?遠慮しなくていいよ。オタク君には感謝してるしさ…人に見せないって約束するなら、ちょっとエロいの撮らせてあげても「ピロン♪」
「RINE?誰から…友達?もう行く?あ、待ってよ、まだ聞きたい事が…じゃあ後でRINEするから!」
「…どうしたんだろ、あんな慌てて。まるで彼女に呼ばれたみたいじゃん。ふふっ、オタク君に彼女?ないない♪」
「でも、最近はちょっとイケてるとは思うかな…オタク話もできるし…」
「…私、オタク君の事、好きなのかな…」
「ちょっと!どういう事!?何がって…?トボケないでよ!」
「あんたがユキと付き合ってる事よ!」
「ってか、いつの間にアンタらそういう関係になったの?私が…ゲームにハマり出した頃…?」
「そう言えば…あの頃からユキとあまり話さなくなったけど…それは、あたしがゲームにどハマりして時間取れないだけだと思って…え…?」
「もう…話し掛けてくんな…?」
「は、はぁ!?オタク君の癖に生意気…って、え…?そういうところが…毎日不愉快だった…?」
「いやいや、え…?オタク君、もしかして怒ってるの?や、やだなぁ、あたしとオタク君の仲じゃん。全然嫌な素振り…」
「…ずっと…我慢してた…?」
「馬鹿にされるのが嫌で…見た目を気にしだして…筋トレもしだした?そ、そうなんだ」
「で、でもオタク君、あたしに付き合ってくれて…ある事ない事言い触らされるのが嫌で我慢して…あ、あたし、そんな事しない…!」
「そんな時に…ユキに話し掛けられて…デートしてた…?じゃあ最近、急にどっか行くのもユキと会ってたの…?」
「う、うん…オタク君が誰と付き合うのも勝手だけど…それがあたしの友達だったから驚いてるっていうか…」
「そ、それと、もう話し掛けんなって、どう繋がるの?オタク君があたしよりユキに時間取るのは仕方ないにしても、あたしと会わない理由には…」
「もうオタク趣味…やめた…?」
「最初に会った時にオタク趣味、馬鹿にされて…言われてみればそうだなと思って…馬鹿馬鹿しくなった…?」
「そ、それは悪かったと思ってるって!前も謝ったじゃん!それにオタク君がオタク趣味止めたら、あたし誰とオタク話すればいいの!?」
「あたし最近付き合い悪いって友達に距離置かれてて…それにオタク趣味始めたって知られたら縁切られる…ち、違う!今のはオタクを馬鹿にしたんじゃなくて…!」
「と、とにかく!今、あたしオタク君しか話せる友達いないんだよ?それなのに、そんな事言うなんて酷いよ…」
「ちょっと、どこ行くの?…ユキを持たせてる?」
「…ねぇ、ユキと別れなよ。あの子、オタク嫌いだよ?前はあたしと一緒になってオタク君の事、キモいって馬鹿にしてたんだよ?」
「あたしも前はそうだったけど、今は違うよ…そ、そうだ、オタク君、あたしと付き合わない?そうだよ、それが良いよ!オタク君となら同じ趣味で盛り上がれるし…」
「それにさ…オタク君、このキャラ好きだったよね?もしあたしと付き合ってくれるなら…このキャラのコスプレで…エッチしてあげるけど…」
「ユキは元オタクでも構わないって言ってくれた…?それなら私だって…あっ、ま、待ってよ…!」
「行っちゃった…」
「どうしよう…明日から誰とオタ話すれば…それに友達もいなくなっちゃうかも…」
「あたしもオタク止めようかな…そうすれば、またオタク君と…いや、そんなのおかしいよ…そうだよ、間違ってるのはオタク君じゃん」
「あたしをこんなに沼らせて、自分は一般人に戻るとか…」
「絶対…絶対またオタクに戻らせてやる…あたしをフッた事、後悔させてやるんだから…」
「フフ…フフッ…」
ギャルがオタク沼にハマるの面白いと思ったんですが、それだけだと物足りないと思ってオタク君が脱オタクしちゃうオチにしました。まあ実際は、一度沼ったらそう簡単には抜け出せないんだけどね…
今日のお友達
見た目が派手な一軍女子。一方でキョロ充な所もあるので友達にオタバレしたくない。ハマったゲームは多分ウマ娘とNIKKE。キャライメージは、その着せ替え人形は〜の喜多川 海夢。