あれから幾年がたち、あれ以来青娥は出てきていない。
今は十八。子どもができ、今は四人目が生まれたばかり。男の子三人、女の子が一人。
特に女の子…片岡は生まれたばかり。
十三で山背、十五で財、十六で日置である。正直死ぬのではと思ったのは別の話。
神子の方も、妻一人というわけにはいかず、二人娶った。
実はもう一人いたが、彼女は早死で結婚はなしとなった。
その妻との子どもで、自分の子どもを含め十四人。大家族。
正直複雑ではあるが、この時世だ。仕方ないと言える。
「ははうえ」
山背が蹴鞠を持ってきた。可愛い。
山背は髪色が自分と同じではあるが、顔は神子に似ている。正直小さい頃の神子を見ているようだ。
「何をして欲しいの?」
「僕とあそんでください!」
「はい、よく出来ました」
「えへへ」
山背は神子に似て利発的な子になった。
この子はどういう風に成長するのだろうか。
育児は大変で、四人も幼い子どもを相手にするにしたって骨が折れるので、こうして、
「屠自古、日置を寝かせたぞ…!」
布都は肩で息をしながら、ふらりとした足取りできた。
「…ゼー、ゼー…全く誰に似たのやら…!暴れて何度蹴られたことか…!!」
「お疲れ様、布都。休んでていいわよ」
「そうさせてもらうわ…!すやぁ」
「寝るの早っ!?」
「ははうえー、はやくー」
「あやくー」
「はいはい」
チラリと布都を見ると、まるで死んだように眠っていた。
相当疲れていたのか。
それもあるが、一番年長で、尚且つ無理をしたことによって、布都はこの中で一番弱っている。
屠自古は急いで布都に布団をかけてあげると、外に向かう。
昼の庭は、子どもたちと母の楽しそうな声が響いた。
「おや…」
神子が邸に着き、中に入ると居間で全員寝ていた。
山背は指をしゃぶって屠自古の服の袖を掴み、財は大の字で寝て、布都はヨダレを垂らして幸せそうに眠り、屠自古は仰向けにすやすやと寝ている。
その中、日置は起きてじっと見ている。
「あー、ぶ」
片岡は起きてペシペシと布都を叩いているが布都は一向に起きる気配がない。
「ふふ、みんな楽しそうですね」
「ちーうえ!!」
「こんにちは、日置。元気かい?」
「うー!!」
「ふふ、片岡も。困った年上たちだね」
神子は愛おしそうにみんなを見る。
さっきまで山背と財は遊んでいたのか、お日様の匂いと汗の匂いがした。
「次は私達も混ぜてもらわないとね」
「あい!」
日置は元気いっぱいに返事する。
「じゃあ日置、片岡。一緒に遊ぼうね」
「わーい!!」
部屋にあるおもちゃ箱から適当に選び、遊んだ。
楽しくて楽しくて、仕方ない。
主人公と神子の子どもたち。名前は史実から。
山背大兄王
十三歳の時に生まれた子。
髪以外は大体神子にそっくり。親も兄弟も大好き。
性格は素直で、真面目。そして利発的。蹴鞠と読書が好き。
財王
十五歳の時に生まれた子。
神子に完全に似た子。しかし目付きがちょい悪め。
性格は大人しく、気難しい。でも根は素直。読書が好き。
日置王
十六歳の時に生まれた子。
見た目は完全に母親に似た。でも目の色ははちみつ色。
性格は明るくやんちゃ。運動が大好き。剣が得意。
片岡女王
十八歳の時に生まれた唯一の女の子。
髪は神子、それ以外は主人公。お兄ちゃんたちに愛される。
性格は甘えん坊。主人公にベッタリ。
主人公を尸解仙にする?
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プロローグ詐欺になるし亡霊で
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尸解仙にする
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その他(感想の方に必ず記載)