どんちゃん騒ぎ、だ。
異変は終わった。もちろん、霊夢の勝利だ。
これは今は異変解決と歓迎会を兼ねた宴の最中。
そして今、目の前にいる東風谷早苗と、射命丸文に質問攻めされていた。
神子と共に。
「あ、あの!お二人が夫婦なのは本当ですか!?」
という爆弾発言に、今まさに注目の的。
「うむ、そうだな!二人は十三歳の元服と同時に結婚したぞ!」
「な、何で布都が答えるんだ!!」
「だってそうであろう?子どももいたことだしな」
「子ども!?」
もう布都は黙らせた方がいいのだろうか。
神子もやれやれといった表情である。
「もしかして山背大兄王たちのことですか!?」
「どうしてこんなに詳しいんだ…」
早苗は歴史オタクなのか。
屠自古も、子どもたちも教科書に載らないというのに。
(……)
ふと、残していった子どもたちのことを頭によぎる。
聞きたい気もしたが、多分、今聞いてはいけない気がした。
「って、太子様を揺するな愚か者!」
「それでそれで!どう告白したんですか!?」
「そりゃあもう…」
「酔ってる!?」
神子の顔は赤い。
随分と飲んだものだ。
そして神子は屠自古の手を取った。
「私はあなたの事をお慕い申しております。今は頼りないですが、いつの日か貴方を振り向かせてみせます。それまで、待っていてください…とね」
色めき立つ周囲。更には冷やかしまで聞こえる始末。
「〜〜っ!!」
今度は屠自古が固まる。思い出すのは、告白された七つの時。
顔が一気に赤くなる。
これはまずい。
神子は酔うと、嫁自慢に走るか嫁を抱く、の二択。結局の所、屠自古を照れ殺しにしたい所だろうか。
「太子様っ…お酒はもうっ…」
「屠自古…私の体が女性になっても、愛してくれますか?」
「女になっても!?」
神子は元々男である。更なる爆弾に周囲は驚く。
だが神子は気にしていた。自身が女であることを。
この体では、屠自古を守れるのかと。
「当たり前ですっ!あなたがどんな姿になっても、私はあなたの妻なんですから!!」
屠自古は捲し立てるように答える。
屠自古にとっては、性別は些細なものだ。神子という、一人の人間が好きになったのだから。
沸き立つ周り。完全に夫婦のターンとなっている。
布都は泣いている。べそべそと。
神子は満足そうに笑う。
「とりあえず…記事に載せるのであれば、蘇我屠自古は私の妻と。でかでかと書いて頂きたい!」
「それならっ…!太子様は私の夫と…!」
屠自古もまた、酔っていた。
いつの間にやら、たかが外れたようだ。
「これはこれは…中々のおしどり夫婦ですね…!」
文は若干引いていた。
宴会はさらにカオスを深めることになった。
主人公を尸解仙にする?
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プロローグ詐欺になるし亡霊で
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尸解仙にする
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その他(感想の方に必ず記載)