東方転雷録   作:龍覇

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32話

「なんっじゃこれはーーーーーー!!!!!」

屠自古は早速届いた新聞を読んだ瞬間にすぐさま破り捨てた。

神子はそんなこともあろうかとおもい、新聞はもう一部貰っていた。

記事には異変が解決したということと、聖徳夫婦爆誕などとデカいフォントで書かれ、写真には神子に甘えている屠自古の姿があった。

(カラーないかな…)

神子は早速現代の言葉に慣れていた。

寝ている間に、能力を使って言葉の勉強をしていたため、布都と比べたら順応をしていた。

ぶわわわ、と屠自古は顔から湯気が出そうなくらい、顔を赤くしていた。

「神子様ぁ…」

涙目で訴えてくる嫁はなんと可愛らしいことか。

「久しぶりのお酒でしたしね。それにしても、昔と比べるとかなり美味しくなりましたね」

「…うぅ」

「屠自古も片岡が生まれて、その後病気になってからは飲まなくなりましたし。それに子どもたちが寝静まってから少し飲んでいたぐらいで、あまり強い訳では無いですから」

神子は酒の席での屠自古を思い出した。

酒はあまり飲まないせいでアルコールの耐性がない屠自古はわりとすぐに酔う。

酔うと甘えん坊になったり、泣き上戸になったり。

泣き上戸の時はまだしも、甘えん坊になったその日は、神子の理性が試される日でもある。たまに、理性が負けたりしたが。

「それに、私はお酒を飲んで酔ってる屠自古は好きですよ。かわいくて」

「〜っ!!」

「太子様…屠自古が耐えきれなくなってきましたぞ」

「ふふ、そうだね」

神子は続けて記事を読めば、布都が泣きながら語っていたインタビューの内容があった。

だがかなり話が長かったせいでカットされていた。

前半は神子と屠自古。

後半は二人が結婚したあとの話もある。

前半についてはほぼカットされていた。

「そうだ、屠自古、布都。今日は人里に行きますよ」

「人里ですか?」

「はい。稗田阿求さんの所へ。私達のことを記すみたいです」

「わかりました!我はどこまでも太子様についていきますぞ!」

「頼もしい限りです。さ、屠自古。いこう?」

「……はい」

 

 

 

 

 

 

 

「……と、屠自古……」

「…なにも、聞かないでくださいよ……」

種族 人間?(尸解仙を目指す同士)

二つ名 神の末裔の尸解仙

能力 雷を起こす程度の能力

危険度 中

人間友好度 低

主な活動場所 不明

性格 無口。人見知りの傾向が強い。ガラが悪く情に脆い。神子関連になるとツンデレになる。

稗田阿求の評価はこんなところだろうか。

阿求も新聞の内容は目を通していたらしい。

新聞と実際に話してみての評価が、屠自古は頭を抱えるものとなっていた。

主人公を尸解仙にする?

  • プロローグ詐欺になるし亡霊で
  • 尸解仙にする
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