東方アンテ録   作:謎の通行人 δ

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どうもただの謎存在です。

アンダーテールクロスオーバー来たァ!
まあ、東方もアンダーテールもにわかなのでご容赦ください…

では、本編どうぞ!


骨の幻想入り

ある日、()()()を守ろうとした優しい女性が殺された。

 

()()()を信じたスケルトンが殺された。

 

()()()に立ちはだかったヒーローが殺された。

 

()()()を止めようとしたロボットが殺された。

 

()()()から世界を守ろうとした王様が殺された。

 

 

 

そして、

 

 

 

「はぁ…はぁ…じゃあ、本当にスペシャル攻撃をお見舞いするからな。驚くなよ。」

今彼の前には友人の姿をしただけの化け物(そいつ)がいる。『モンスター殺し』。何が何でも奴を止めなければならない。奴は本当に何かやらかす。そう思っているが、彼が持っているのはケチャップと骨とほんの小さな決意のみ。()()()のものからすれば本当に微々たるものだ。

だから、

 

「……どうだ?驚くなって言ったろ?」

何もしない。あきらめざるを得ない状況を使う。

 

「お前は強くなって何度でも戻ってくる。最初から勝てるわけがないんだ。だから、勝てなくても、負けない手段…お前にターンを譲らないことにした。」

 

「…ああ、いくら待っても無駄だぜ。そういうのを()()()()()って言うんだろ?…お前はその強い()()で…」

 

「スッパリ諦めることだ。」

そう言った後、彼は少しずつ眠くなっていった。もう体力はほとんど無い。元々戦闘に向いている立ちでもないのだ。ここまで動いたのは本当に久しぶりだった。

 

そのまま、寝た。

 

その時、

 

ザシュッ

 

MISS

 

「おっと、」

 

ザシュッ

 

99999999

 

「…………」

痛みを感じた。

 

「…はぁ…」

斬られた。つまり、負けた。

 

「…まあ、そうなるだろうな。」

一度目を閉じ、

 

「俺はちゃんと警告したからな。……さて、俺はグリルビーズにでも行くかな。」

そっと()()()の前から離れた。ふと前を見るといるはずのない弟がこっちを見ていた。彼自身、幻覚だろうと分かっていた。が、最後に言った。強がりなのか何なのか分からないが、

 

「Papyrus、お前も何か食うか?」

すっ、と手を伸ばしたが、触れることが出来るはずもなく、彼の手は空を切った。

その瞬間、彼は塵となって消えた。

 

 

 

「……ん?」

ふと目が覚めると薄い青色、揺れる緑、浮かぶ白が目に飛び込んできた。

 

「Hah……これは…地上か?」

目をこすりながら起き上がり、座りなおした彼…もとい()はSans。スケルトンである。

 

「あー…どうなってるんだか。というかなんでおいら地上にいるんだ?」

さっきまで地下で()と戦っていたはずだ。そして負けた。あの顔を見るに恐らく百は行っていたな、と一人で考えていると、

 

ピョコ

 

「?ああ、蛙か。…Frogyみたいにでかくはないんだな。…まあ地上ならそりゃそうか。へへっ、」

そんなことを呟いたとき、

 

パキン

かえるが凍った。

 

「お?」

 

「よぉーっし!これで十五匹目!」

青い服で背中から何か出てる奴にあった。

 

「地上ってこんなのもいるんだな…」

そう呟くと、青服がSansに気がついた。

 

「ん?誰だ?あたいの縄張りに入ってきた奴は!」

 

「おいらはSansだ。ただのスケルトンさ。お前さんは?」

 

「スケ…?っていうのは分からないが…あたいはチルノ!最っ強なんだぞ!」

チルノと名乗るその少女はふふん、と誇らしげに胸を張った。背中の氷の結晶みたいなのも心なしか誇らしげに揺れている。

 

「チルノか。」

 

「ああ!…じゃあ、縄張りに入ってきた罰だ![氷符]パーフェクトフリーズ!」

 

虹色の丸いやつが飛んできたが、途中で止まり、方向が変わった。お陰で動くことすらせずともすべて避けれた。

 

「やるな!あたいの弾幕をこんな簡単に避けるなんてな!」

 

「………」

若干Papyrusと同じにおいがしたが、まあそういうやつもいるか、と考え、気にしないことにした。

 

「ふむ…じゃあ、[氷符]アイシクルフォール!」

 

「うん?」

Sansの頭上に大量のつららができ、

 

 MISS MISS MISS MISS

今度はちゃんと落ちてきたが、当たるとダメージを食らうだろうな、と思ったSansはすべて避ける。何せ体力が1しかないのだ。一回でも当たれば……ということだ。

 

「おいおい、いきなり攻撃はないぜ?好いてくれてるのは分かるが、接し方には気を付けてくれよ?」

Sansが片目を閉じ、言ったとき、

 

「あっ!チルノちゃんの…バカぁっ!」

バゴッ

 

緑の髪の、チルノと同じ位の身長のやつがチルノにラリアットを食らわせた。ありゃUndiyneよりひどい。

 

「知らない人にいきなり弾幕撃っちゃダメって何回も言ったよね!?何で守れないの!」

 

「あー、悪いが、そいつ気絶してるぜ?」

 

「あ、大丈夫です。妖精はそう死にませんので。」

 

「妖精…?」

Sansからすれば妖精なんてものは知らないため、そりゃあそうなる。

 

「あ、もしかして外来人ですか?」

 

「外来人?」

Sansは結構頭が切れる方だが、今ばっかりはよく分からない単語がどんどん出てくる。

 

「外から来た…ってことですよね?」

 

「外…というよりは地下にいたんだが…」

 

「地下…ですか?うーん…ごめんなさい、ちょっと分からないんですけど…霊夢さんなら何か知ってるかもしれません。…ついてきてください。」

 

「ああ。…そういえば、名前を言ってなかったな。おいらはSans。しがないスケルトンさ。」

 

「Sansさんですね。私は大妖精です。よろしくお願いします。」

 

「ああ。おっと、握手しておこう。」

Sansが右手を出すと、大妖精もあ、はい。と言って右手を差し出し…

 

プゥ~、プゥゥ~

 

「おっと、スケルトンと握手するときは気を付けな。どっかのバカがこんなものを仕込んでるかもしれないからな。」

Sansは手のひらからブーブークッションを取ってゆらゆら振る。

 

「Sansさんー!?」

ヒュッ

 

「うおっと、」

 MISS

 

「悪い悪い。つい癖でな。」

 

「癖でこんなことする人いませんよ!」

 

「残念ながらいるんだなぁ、ここに。…あ、おいらは人というよりは骨だったな。」

 

「もう…行きますよ!」

 

「Hah、オーケー。」

 

 

《骨と妖精移動中》

 

「Oh…ここがその神社か?」

 

「はい。博麗神社です。」

かなり古いっぽい。が、Sansは、趣がある古さというよりは…どちらかと言うと廃屋のようなあまりよろしくない古さを感じた。

 

「霊夢さーん。」

チャリーン

パンパン

一応神社のため、Sansもお賽銭をいれておく。その時、

 

「お賽銭──!ってあら、大妖精じゃない。あんたが来るなんて珍しいわね…と、その骨は?」

本殿の裏から赤いリボンを頭に付け、脇の空いた巫女服を着た人が出てきた。

 

「骨じゃなくてスケルトンだ。おいらはSans。しがないスケルトンさ。」

 

「Sansね。私はここ、博麗神社の巫女の博麗霊夢よ。それにしても、スケルトン…ねぇ…」

霊夢は少し考えるような格好を取った。

 

「聞いたこと、無いか?」

 

「…うーん、無いわね…」

Sansが聞いてみても、やはり無いらしかった。

 

「外から来た方だと思うので、返すのが普通だと思うのですが…」

 

「ええ、そうね。」

霊夢は大妖精を帰して、何やら準備を始めた。そして、その準備が出来たらしく、

 

「じゃあ…そこに立ってて。」

 

「お、ここか?」

 

「ええ。そこで良いわ。えーと、」

 

《…五分後…》

「あれぇー…おかしいわね…」

 

「戻れないのか?」

霊夢が面目無さそうにうなだれ、

 

「ええ…こんなはずじゃないのに…あ、」

どうやら何か思い付いたのか、霊夢が何もないところを見始めた。

 

「紫ぃー?」

 

「あら、今回は呼ぶのが少し遅かったわね。」

空間が裂け、人が出てきた。

 

「Wow…何だ?」

 

「あら、驚かないのね。大体皆これで驚いて仰け反るなりするのだけど。八雲 紫よ。」

 

「紫か、覚えたぜ。おいらはSansだ。いや、十分驚いてるさ。まあ、あり得ないことが起こって頭が追い付いてないのかもな。」

すると、霊夢が話を遮り、

 

「まあそれより、紫。彼を外の世界に戻せない?」

紫は少し考え、

 

「まあ、やってみるだけやってみるわ。」

そう言って何かを始めた。が、

 

「?………??」

 

「どうかしたのか?」

 

「いえ…あなたの()()、もう無いわよ。」

 

「……は?」

 

「……What?」

 

「…正確には、()()()()()と言った方が正しいわね。何者かに壊されてるわ。あなたは外から来た者ではなく、その世界から飛ばされてきた者のようね。」

 

「………まさか、あいつか…」

Sansは無意識に()()()の顔を思い出していた。友人に似ただけの姿、赤い目、赤いナイフ、19のLOVE。いや、正確にはSansを殺して20になったか。

 

「…心当たりがあるようね」

 

「…ああ。まあ、話さなきゃいけない事でもないだろ。だが、帰るところがないとなると…どうするかなぁ。」

 

「あら、だったらここに住めば良いじゃない。」

 

「え?」「あ?」

 

「何よ霊夢。母屋に空きがないとは言わせないわよ。片付ければ空くでしょ。」

 

「いや、そういう問題じゃないんじゃないか?」

骨とは言えど、一応男。Sans自身はあまり気にしないが、相手、今で言う霊夢のほうがどうしたものか。いや、Undiyenといたこともあったが、あのときはPapyrusもいたし、そもそも彼女自体が男っぽいし。

 

「ま、ともかくそういうことよ。あ、もし拒否したらお賽銭もっと減る呪いでもかけとくから。」

 

「ちょ、ゆか「じゃあまた~」おいこらぁ!」

霊夢が襲いかかるが、紫はその前にスキマに逃げ込んだ。

 

「………あーもぉー…とりあえず、よろしくね、Sansさん。」

 

「Sansでいいぜ。そっちの方が呼ばれ慣れてるしな。」

 

「分かったわ。よろしく、Sans。」

 

「ああ、よろしくな、霊夢。」

そう言って右手を差し出し…

 

 

《まあ、引っかかった霊夢がSansに弾幕を浴びせるだけなのでカット》

 

 

「ゼェ…ゼェ…な、何で当たらないのよ…」

 

「へっへへ、避けるのだけは得意でな。」

ニヤニヤしながら言うSansはとりあえずおいておき、

 

「ふぅ…まあ、これだけ避けれれば大丈夫だろうけど、一応ここはスペルカードルールってのが主流の決闘方式だから、スペルカードは作ってもらった方が良さそうね。」

 

「スペルカードルール?」

 

「ええ。まあ、簡単に言えば、決闘とは言ってもあくまでも《遊び》で、攻撃よりも魅せる事が重要視されるわね。だから回避不可能だったり、人間に避けられないスピードの弾幕は駄目ってこと。その中で使われる必殺技みたいなのがスペルカードって訳。」

 

「なるほど。骨にも分かりやすい説明どうもだな。」

 

「そう、なら良かったわ。」

それで、母屋に入り、一時待機していると、

 

「お待たせ。どこにしまってたか分かんなくなってたわ。」

 

「Oh?この紙の束は何だ?」

 

「ああ、スペルカードの台紙よ。技の名前を書いて、その内容を思い浮かべれば出来るわ。」

 

「おお、そりゃあすごいな。じゃあ…」

まずは典型的な攻撃、ガスターブラスターを思い浮かべる。すると、紙が少し光り、絵が浮かび上がってきた。

 

「Hah、こりゃあすごい。」

そして10枚ほど出来たとき、

 

「おわぁぁあああ!」

ガラガラガラガシャーン

 

「ん?何だ?」

すると、霊夢の声が聞こえた。

 

「もう…魔理沙、速度調節をあんたァァァ!なに賽銭箱ぶっ壊してくれてんのよ!」

 

「わ、悪いぜ。突っ込んじまったもんだからさ…」

 

「もう分かったわ!ちょっと着いてこい!」

 

「う、うえぇぇ…」

どうやら魔理沙って言うやつが賽銭箱に突っ込んできて賽銭箱が壊れたらしい。それで霊夢が怒り狂った、と……おいおい。とまあ考えていたSansだった。




いやー、やりましたよ。undertaleゥ!

S「カタカナ表記か英語表記か揃えた方がいいかもな。あ、Sansだ。よろしくな。」

あ、ちなみにundertale内のキャラクターは英語表記にするかカタカナ表記にするかちょっと迷ってるので意見待ってまーす。今は一応英語表記にしてますが。

S「よろしく頼むぜ。」

ではでは最後まで読んでいただきありがとうございました!
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