東方アンテ録   作:謎の通行人 δ

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どうもただの謎存在です。

もう一方と平行してやるので投稿遅れます。ご了承ください。

まあ…元々書くのが遅いのもあるんですけど。(こればっかりはどうしようもない…)



では、本編どうぞ!


初めての弾幕ごっこ!

「あー、とりあえず大丈夫か?」

Sansは一度スペルカードの制作を中断し、表に出てみると手をパンパンしながら仁王立ちしている霊夢と…

誰かが()()()地面にめり込んでいた。

 

「いてて…何とかな…霊夢のやつ、やりすぎだぜ…あれ、誰かいるのか?…とりあえずちょっと引っ張ってくれだぜ。」

 

「ああ、お安いご用…だっと!」

ボコッ

 

「うわっ、とと。ありがとn…って骨ぇ!?」

 

「いいや、おいらはSans。骨じゃなくてただのしがないスケルトンだ。」

 

「Sansか。私は霧雨魔理沙。普通の魔法使いだぜ。…というかスケル…?」

 

「あー…やっぱり知らないか。それより、魔法使い…か。魔導師とは違うのか?」

 

「あぁー…そこら辺はあんまりよく分かんないんだぜ。まあ、多分一緒だと思うが、私は魔法使いだって覚えといてくれ。」

 

「オーケー。魔理沙だな。よろしくな。」

そうして右手を差し出したとき、

 

「魔理沙、気を付けなさい。たぶん仕掛けてるわよ。」

霊夢が(余計なことを)言った。

 

「うん?…あ、」

で、見つかった。今回はオレンジ色のブーブークッションの役目は無くなったらしい。

 

「おいおい、ギャグのネタバラシは感心しないぜ?」

相変わらずにやにやしながらSansは言った。

 

「これがギャグになるならね…」

 

「お?どこからどう見ても爆笑ジョークだろ?」

 

「どこがよ。」「どこがだ。」

流石に二人にハモられて言われるのは少し辛い。

 

「Oh…」

 

「…さて、そうだSans、スペルカードは出来たかしら?」

 

「ま、ざっと10枚ぐらいな。」

10枚位のスペルカードをヒラヒラさせた。

 

「なら、とりあえず慣らしでやってみる?相手は魔理沙だけど。」

いや、魔理沙なのかよ。

 

「霊夢がするんじゃないのか。」

 

「ま、丁度いるんだし、お賽銭もいれないんだから何か少し位役立ってよね。」

 

「はぁー…いやいや、友人のよしみだぜ?賽銭は無くても良いだろ。」

 

「親しき仲にも礼儀あり、よ。ここは神社よ?お賽銭位入れていきなさい。」

 

「まあ弾幕ごっこ、私は良いけど、Sansはどうなんだぜ?」

 

「そんなにお賽銭入れたくないのかしら?」

 

「うん?おいらは別に構わないぞ。」

思いっきり霊夢を無視してSansは続ける。

 

「それに、そういうのは嫌というほどやったからな。ただ、」

一瞬、スイッチが切り替わったみたいな感覚が襲った。そして、Sansが放った言葉は、これまでとは違う重みがあり、

 

「 死 ぬ な よ ?」

一瞬だけだったが、二人とも本当に焦った。何せ、目の中にさっきまであったはずの白い丸がないのだから。

 

「…おいおいなんだ?急に固まって。ほら、ジョークだよ、ジョーク。」

しかし、次には元のおちゃらけた感じに戻っていた。

 

「わ、笑えないジョークはやめてくれ…」

 

「で、やるのか?」

Sansの質問に魔理沙は一回だけ深呼吸し、

 

「ああ!相手になるぜ!スペルカードは…そうだな、慣らしだから2枚でいいか。」

そう言って箒で飛んだ。

 

「オーケー。じゃあ」

 

「「始めるぜ!」」

その声と同時に、二人が構える。

 

「まずは先手必勝ーー!」

と言うが如し。とんでもない数の弾幕を撃ってきた。チルノの弾幕なんか比にならない。

 

「ちょ魔理沙!」

 

「やっべ!加減ミスった!」

 

「おいおい、」

MISS MISS MISS MISS MISS

MISS MISS MISS MISS MISS

手前の弾幕をひたすら避ける。

 

「うえぇぇ!?よく避けたなぁ…」

 

「へっへへ、じゃ、次はおいらだな。」

そう言うとSansは腕を振り下ろした。すると、魔理沙が青く光りだし、

 

「へぶっ!って、なんだこれ!?飛べないっ…」

地面に叩きつけられた。すると薄く赤い枠のようなものが現れたため、何とかジャンプでそこから抜け出した瞬間、下から骨が大量に生えてきた。

 

「へっ!?Sans、お前その目は…?」

それと同時にSansの目が青く光っていた。

 

「へへ、こいつがおいらの攻撃だ。魔理沙は星を操ってるんだろう?それと同じようにおいらは骨とかを操るのさ。」

それと同時に魔理沙とSansの目の発光が止まり、飛べるようになった。

 

「むぅぅ…[恋符]ノンディレクショナルレーザー!」

 

「おっと、」

魔理沙のスペルカードをSansは骨を飛ばして防ぐ。

 

「おわっと危なおぅぁ!」

ギリギリ躱したが、自身のレーザーに隠れて見えなかった骨に当たった。当たったのは一発。が、

 

「何だぜ…?ちょっとずつ痛みが増してるような…」

 

「ああ、おいらの骨はちょいと特別でな。一回当たったら当たってなくてもしばらくダメージ食らうぜ?」

 

「…厄介だぜ…敵に不足なし…か。ならっ!」

 

魔理沙は八角形のものをSansに向け、宣言した。

 

「躱してみろ![恋符]マスタースパァーク!」

八角形のものから白色光線が飛んでくる。

 

「うおっ!…しょうがないな。"GasterBraster"」

Sansがそう言うと龍の頭骨のようなものが現れ、そこから青白い光線が発射された。

しばらく中間あたりで進退し、

 

ドドォン…

 

「はぁ…負けちまったか。」

 

「へっへへ、魔理沙も中々強かったぜ?」

Sansが勝ったようだ。

 

「ふ、ふふ…本っ当に…Sansはスペルカード一枚も使ってないってのに負けちまった…」

 

「まさか魔理沙に勝てるとは思ってなかったわ。」

 

「最初の方は一応手加減してたんだろ?」

 

「それでも最後は結構本気でやったんだぜ?あ、あの龍の頭みたいなの出してくれ!」

魔理沙が目をキラキラさせながら言う。

 

「うん?これか?」

そう言ってSansはガスターブラスターを出す。

 

「それだ!すげえー!かっけ「あ、気を付け」うん?」

 

キュゥォン…ズドォン!

 

「へへ、こいつは気性が荒いからあんまり気安く触ったりしない方がいいぜ?」

 

「先に言えぇ!」

ヒュゥン

 

「うおぁっ!」

MISS

 

「あーもう!何で当たらないんだよぁ!」

 

「おいおい、おいらは忠告しようとしたら先に魔理沙が触りに行ったんだろう?」

 

「いやそうじゃ…いやそうか。」

よく考えてみればさっきのは魔理沙が悪かったんだろう。忠告途中に無視して触りに行って吹っ飛ばされたわけだから、Sans悪くない。

 

「はいはい、とりあえず、Sansさんの慣らしも終了ね。まさかここまでやるとは思わなかったけれど。」

 

「へっへっへ、中々のやり手だろ?」

Sansは相変わらずにやにやしながら言った。

 

「しっかし、何か不思議な戦い方するよなぁ。何か途中飛べなくなったし…」

 

「ああ、お前さんのsoulを操ったんだ。」

 

「soul?」

 

「あー…今回で言えば、魔理沙のタマシイ…お前さんそのものと言ってもいいものだ。」

 

「お、おう…何かよく分からないけどわかったぜ。」

 

「それは…分かったって言うのかしら?」

同感、とSansが肩をすぼめたところで、

 

「さて、そろそろ夕飯の時間に差し掛かりそうだし、魔理沙、何か作って。」

 

「いや何で私だぜ!?ほ、ほら、Sansだっているわけだし!それにまだ時間早いだろ!今…五時ぐらいだぜ!」

 

「弾幕ごっこで負けたんだから別にいーでしょ。それに、五時ぐらいだったら作り始めたら丁度ぐらいでしょ?さ、ほらほら。」

 

「いやあれはSansの慣らしだったんだろ!私が作る道理はねぇ!帰るぜ!」

 

「あっ!待ちなさーい!」

魔理沙が箒にまたがり、飛ぼうとしたところで…

 

「おりゃ…うおあぁぁぁぁあ!」

ドゴオン

 

Sansがまたしてもsoulを操り、今度は水平方向に飛ばして木に激突した。

 

「…Sansさん。」

 

「お?何だ?」

 

「その能力便利ね!」

ものすごいキラッキラした目でSansを見る霊夢。何故そうなる。

 

「いてて…って、なんだぜこれ!?」

一方魔理沙は木の幹に地面と平行に立つと言うよく分からん状況に陥り、あたふたしている。

 

「ちょ、ちょっとSans!何とかしてく…うわあぁぁあ!」

足を滑らせた魔理沙が再び森の中に吸い込まれていき、どこからともなくドカッ、という音とグフッ、という声になら無い悲鳴を聞きながら大爆笑している霊夢。

それを横目にSansはさっきと逆方向に腕を振るった。すると、

 

「ぅゎぁぁぁあ!」

 

「ゑ?」

ドカッ!

 

「「う、うぐう…」」

見事に戻ってきた魔理沙に霊夢が巻き込まれて反対の木にぶつかった。そこでSansは指を鳴らして元に戻した。

 

「大丈夫かー?」

 

「「大丈夫なわけあるかぁ!」」

霊夢と魔理沙、二人に弾幕を浴びせられるも、難なく躱すSans。相変わらずである。

 

「ぜぇ…はぁ…」

 

「そろそろ私のHPも限界だぜ…」

 

「お、じゃあ終わりだな。流石のおいらも疲れてきてるんだ。」

 

「「なんて言うと思ったかオラァァァ!」」

 

「うおっ!おいおい、不意打ちはmonsterに効果抜群なんだ。あんまり乱用してほしくないな。」

 

「関係ないぜ!どっかの誰かのせいでこんだけボロボロにされてんだこっちはァァ!分かってんのかァァァ![魔符]スターダストレヴァリエェェ!」

 

「おっと…やれやれ、ちょっと眠ってもらうぜ。」

 

「うん?」

Sansは大量の星を躱し、魔理沙と霊夢、それぞれの頭の上に骨を出してそれを…

 

ココン

 

と良い音をさせて落とした。普通にデカイ骨だったのもあり、かなり痛そうにしていた。まあ、実際振り落としたからめっちゃ痛いんだろうけど気絶もしない二人がおかしい。眠らす目的でやったはずなのに当初の目的が達成されなくなってしまった。

 

「おっと…思ってたより頑丈だな。」

 

「うがあああ!」

人間ってこんな声出せるんだなぁ、と思いながら飛んでくる虹色の(隕石)やら綺麗な弾幕(殺意の攻撃)をかわしていく。

そして今度はもっと強めに骨を…

 

ゴン!!

 

「う、うぅー…」

何とか成功したらしい。まあよかった。

 

「ふぅ…さて。晩飯はおいらが作るかな…ま、作れるのなんかホットドッグかポテトかハンバーガーか………」

 

 

 

 

 

 

 

 

()()()()スパゲティ位だけどな…………」

Sansは思わず弟の顔と同時にそんなに美味しくないスパゲティを思い出して顔をしかめていた。

 




そういや、顔しかめるような味ってどんな味ですかね。普通の人ならともかく、ケチャップ携帯するような人…骨か。骨がねぇ…あれ、骨って物どうやって食べてるんだろ?


…まあいいや。


最後まで読んでいただきありがとうございました。
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