東方アンテ録   作:謎の通行人 δ

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どうもただの謎存在です。

紅霧異変終結です。
例のあの子ですね。

相変わらずぐだぐだですが、



本編どうぞ!


予想外の紅霧異変(狂気編)

「はあ…はあ…参ったかしら?」

いや、やりすぎである。どこの世界に夢想封印を四発続けて全弾命中させるような巫女がいるか。…あ、いたわ。

 

「うー☆」

そして、当事者はこの通りである。

 

「はぁ…負けてしまったものはしょうがないわね…咲夜、パチェに霧を止めるように言ってきてちょうだい。」

 

「はい。分かりました。」

そう言った瞬間咲夜が消えた。

 

「いやはや、博麗の巫女ってのは恐ろしいんだな。」

 

「Sans、その誤解のされ方はかなり心外だけど。」

 

「Hah、だろうな。」

そんな会話をしていた時、

 

バン!

 

「!?」

扉が吹っ飛ばされた。

 

「アハ…アハは…」

 

見ぃつけた!

一人の吸血鬼である。

 

「フラン!何やってるの!?部屋にいなさいって言ったでしょう!?」

 

「ダって!お姉様だけケ遊ぶなんてズルいよ!」

その時、Sansは何となくフランと呼ばれた吸血鬼のLOVEを視た。すると、

 

「……っな…!」

 

「?…Sans?どうしたぜ?」

 

「霊夢…魔理沙…」

 

「うん?」

「なにかしら?」

 

「…早くここから出ろ……」

 

「「え?」」

 

「あいつは…()が相手をする。」

そう言ってSansは目を青く発光させる。

一人称が俺に変わっていることも含め、何やら不穏なものを感じたが、

 

「…いいえ。あいつが何者か、関係無しにここにいるわよ。」

 

「そうだ。というか何でここから離れなきゃいけないんだぜ。」

霊夢も魔理沙も下がろうとしない。そのため、

 

「…そうか。」

そうだけ言うと、Sansは腕を横に振った。そして、飛んでいった二人をガスターブラスターに咥えさせ、扉から出した。そして、扉の前に青い骨を縦横に出し、立ち入り禁止にする。

Sansが視たLOVE、EXPは、36と403800だった。

 

「…36…そんな値、初めて視た。相当だぞ。今まで20が最高値だと思っていたが…本来なら最悪じゃ済まない時間を過ごさせるが…」

どこか悲しいような…そんな感覚を感じた。ふと、弟との会話を思い出していた。

 

 

 

 

『ねえSans。』

 

『うん?どうしたpapyrus。』

 

『…どんな悪党でも…変われると思う?努力さえすれば…いい人になれると思う?』

 

『突然どうした。…うーん………難しい質問だな。papyrusはどう思う?』

 

『うーん…俺様は…心の底からの悪人はいないと思う!』

 

『ほう?』

 

『…と言いたいけど…この世の中、全くいない訳じゃないと思う。でも、そんなやつらは本当に一握りで、ほとんどは本当は良いやつなんじゃないかな?…もしそうだったとしても、俺様がハグをして、手本を見せてやって、正しい道に戻してあげるのが良いと思う!』

 

『なるほど。やっぱりpapyrusは賢いな。』

 

『NYEHEHEHE!そうだろう!兄ちゃんもやっと俺様の賢さに気づいたか!』

 

『いや、そういう訳じゃない。』

 

『何ぃ!?』

 

 

 

 

 

『Hah…ま、ありがとな、papyrus…』

 

 

 

 

 

 

 

「俺の答えも…」

 

 

「同感だ、papyrus。」

 

「多分、こいつは…」

 

「その、()()()()に入るんだろうな。」

 

「アハハ!ほら、そこの貴方も、さあさあ一緒にアソビマショ?」

 

「はあぁ…OK。」

そういった次の瞬間には…

 

「[禁忌]レーヴァテイン!」

MISS MISS

 

フランが燃える剣のようなものを振り回していた。Sansもあわててそれを避ける。

 

「Hah…最初っからスペルカードか、俺と似たような奴だな。俺も思ってたさ、何で皆最初に必殺技を使わねえんだろうな、ってな。」

そう言うとSansは下に手を振り下ろした。

フランが地面に叩き落とされ、赤い枠がでる。

 

「!それっ!」

赤い枠から外れると、次は横から緩急のある波線を通り抜けさせ、次にガスターブラスターを連射する。

 

「はぁ…はぁ…ハハハ…面白いよ!貴方、名前ハ?」

 

「俺はSans。しがないスケルトンさ。」

 

「Sansね!サア!もっト楽しみまショ?[禁忌]クランベリートラップ!」

虹色の弾幕がこれまた大量に降ってくる。

 

「Oh、Hah…こりゃあ大変な量だ。」

MISS MISS MISS MISS MISS

MISS MISS MISS MISS MISS

 

「アハハ![禁弾]時を刻む時計!」

時計型の弾幕が飛んでくる。が、これもまた避ける。

MISS MISS MISS

 

「むうゥ…Sansは反撃しナイのー?」

 

「まさか。」

そう言ってフランのsoulを青にする。

 

「むっ、」

 

「さて、耐えるんだな!」

まず横に下、上、真ん中の順で骨を飛ばす。フランはなんなく避ける。

そして、台をだし、台を動かしながらブラスターと骨と青骨を連続で飛ばす。

終わったところでsoulを戻し、洗濯機だ。

 

「はぁ、はぁ、やるね……でも、」

 

「 オ ワ リ ダ ヨ 」

瞬間、Sansは身体中で危機を予測した。体が潰されるような、そんな感覚。周りの空間がSansを押し潰すような、そんな。

 

「っつ……」

 

「きゅっとして…」

まずい、と身体中が叫んでいる。だが、どうにもすることができない。もしこれで殺させてしまえば、またフランのEXPが上がり、LOVEが増えてしまいかねない。その時、

 

「…あ、」

一瞬、フランが泣いた。

 

「はっ……」

 

「ドカーン!」

が、Sansの抵抗むなしく…また、狂気に殺された。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

『…諦めるの…?』

どこからか声がする。

 

「諦めるもなにも…」

 

『私の知ってるSansなら、ここで諦めたりはしないよ?』

 

「?」

どこかで聞いたことのある声。

 

『…Sans、あの子を助けるって決めたんでしょ?』

 

「…そうか…そうだな、…そうだよな…」

 

「Hah…ちょっと自信を無くしてたな。」

 

『そうだよ。それでこそ、私の知ってるSans。』

 

「ああ。…ありがとな、…

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

     Frisk…!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

       Continue For Save

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「はぁ…はぁ…アハハ…じゃあ、次はお姉様だケね?」

 

「ふ、フラン…」

 

「アハハ…」

フランが少し、泣き笑いのような顔をした瞬間、二つの声が響いた。

 

「「 そ こ ま で だ 」」

 

「!?」

フランとレミリアが声のした方を向いた瞬間、ものすごい光が二人を包んだ。そして、その光が覚めた時…

 

「「!?」」

 

「「This is …o()u()r() determination!! 」」

Sansの青い目の周りに、赤い目の被さった…

 

 

 

()()()を持ったSans&Friskが現れた。

 

 

 

「アハハ!死んでなかったんだ!」

 

「「いいや、一回死んださ。いわば…()()ってやつだな。」」

本来のloadはケツイを抱いたときに戻る、いわゆる死に戻りってやつだ。しかし、どういうわけか、()()はそうではなく、記憶も、時間もそのまま、()()するもののようなのだ。これならば時間軸にも下手な影響を与えずに済む。

 

「じゃア、まダ遊べルんだね!」

 

「「いいや、遊びはここまでだ。」」

 

「?」

 

「「今からは…()()()()()()()()()()()()()()の練習だ。」」

 

「んー?」

そう言うとSansは両手を開き、大の字になってフランの前に立った。

 

「(Frisk…悪い、少し…耐えてくれ…俺のケツイなんかお前に比べればちっぽけだが…これが最適解だ…)」

 

「(……うん…分かった。Sansのしたいようにしていいと思うよ。)」

 

「(Hah…ありがとな!)」

もう一度目を開け、

 

「「ほら、殺しに来いよ。」」

 

「! !?」

 

「アハハ!何回デも戻るオモチャね![禁忌]レーヴァテイン!」

が、Sansは避けずに、

 

ドオォォン…

 

 

    Continued

 

 

「「へへ…まだまだ。」」

 

「ウフふ…何回耐えれルかナ?」

 

「「何回でも耐えるさ。お前が自分で殺しを辞めれるまではな!」」

 

ドオォォン…ドドドド…ドドドドオオオン!

 

 

 

「な、何!?」

 

「くっそお…Sansの奴…何も投げなくても…」

 

「魔理沙、それどころじゃないわ!」

 

「お?…って!なんじゃこの音!?」

 

「多分…Sansがあのフランとか言う吸血鬼と戦ってるんじゃない?」

 

「嘘だろ…こんな強いのかあの吸血鬼…というかそれと同等の力を持ってるんだな…Sansは…」

 

「言ってる場合じゃないわ!早く加勢しないと…って、扉が開かない…!」

 

「ちっ…霊夢!離れろ![恋符]マスタースパーク!」

ドゴオォン

 

「よし…って、なんだこの骨?」

 

「Sansね…あくまでも手は出させないし、出せないって訳ね…」

 

 

 

ドドーン…

「「はぁ…はぁ…ほら、来いよ…」」

 

「アハハ!もう疲れてルんジャないノ?」

 

「「いいや、まだ問題ない。」」

 

「フーン。じゃあモう一回…」

フランがレーヴァテインを出し、Sansに斬りかかろうとした瞬間。

 

「っ!?」

フランの動きが止まった。

 

「うっ…ううっ…な、何デ…目から水…?」

それでSansは察した。

 

「「へへ…根っからの悪人はやっぱり少ないな。」」

 

「う…ううああああああ!」

しかし、当のフランは頭を抱えて苦しそうにしている。

 

「(……こいつは…思ったよりも面倒らしいな…)」

 

「(どうするつもり?)」

 

「(うーむ…)」

その時、

 

「っ、フラァーーン!」

 

「うっ…お、お…姉…様…?」

 

「フランッ!貴女はそんなところで負けるような貧弱じゃないでしょ!?この…スカーレットデビルの妹が…こんな少しの狂気ごときに負けちゃダメ!可愛くて…ちょっと聞き分けがなくて…元気いっぱいで…弾幕ごっこが好きな…貴女は…貴女には……

 

パチェも咲夜も小悪魔も美鈴も妖精メイドも…そして、私も!皆が貴女についてるから!こんなところでまた狂気に飲み込まれるなんて…許さないわよ!チャンスができたんだから掴みなさいッ!」

 

「……………そうだ…う…うぁぁぁぁぁああ!」

その瞬間、フランの体から黒いもやのようなものが出てきた。

 

「ふっ…流石だ…」

 

「「来たな…!」」

Sansはブラスターを用意する。

 

「「いくぜ?[砲符] Judgment's Braster(審判の砲撃)!」」

縦横前後左右、色んな所からブラスターの照準を合わせ、その周りに骨を大量に準備し、赤、青、白の、光線と骨を一斉に浴びせる。

キュウォン…ドゴオオォォォォォォ…ガガガガガガガ…

 

そして、照射が、終わった時…

 

「…はあ…はあ…」

 

「お疲れ。…フラン。」

妹を抱き締める姉がいたという。

 

「「Hah…お疲れ、だな。」」

 

「まだ…」

 

「?」

 

「まだだよ…」

 

「何がだ?」

 

「だって、まだSansとの決着ついてないもん!」

そう言ってフランは笑った。しかし、狂気なんかの無い、純粋な笑顔だった。

 

「Hah…OK。第2ラウンドだ。」

 

「お互い…手加減はなしだよ!」

 

「OK、承知!」

そう言って二人は飛んだ(Sansはガスターブラスターに乗って)。

 

「おっと、その前に…」

Sansはパチン、と指を鳴らした。すると、扉の前にあった青骨が消え、霊夢と魔理沙が入ってきた。

が、Sansは特に気にせず、

 

「さて、始めようぜ。」

 

「ええ、今回こそ勝つんだから!」

 

《2分後》

「きゅー…また負けたぁ…」

 

「Hah、中々手ごわかったんだぞ?」

結果はSansの圧勝。被弾は0でスペルカードは一枚も使っていない。

 

「一発も当たってない相手に言われても嬉しくなーい!なんでそんなに避けれるの!?」

何かじたばたしながらフランが言う。

 

「Hah…避けるのだけは得意なんでな。」

 

「むー…」

フランは頬を膨らませる。

 

「お疲れ様です。妹様、Sans様。」

地に足をつけると、咲夜が言った。

 

「あー…おいらはSansで良い。その呼び方は馴れてないしな。」

実際、この世界でも地底でも呼ばれ方はSans、骨、お前、兄ちゃん位のものだったし。

 

「…分かりました、Sans。」

 

「…さて、レミリアって言ったっけな?」

Sansはレミリアの方を向く。

 

「…?なにかしら?」

 

「中々良い仕事だったぜ。あれがなかったら結構厳しかったかも知れなかったしな。」

 

「べつに…」

 

「あ、お姉様が照れてるー!」

フランが指を指してキャッキャッ、と笑う。

 

「てっ照れて何か無いわよっ!んでSansもニヤニヤするんじゃない!」

 

「残念、こんな顔だからしょうがないんだなぁ。ニヤニヤ」

これはわざとニヤニヤ度をいくらか上げて言う。

 

「キーッ!」

 

「?おさるさんの真似?」

 

「違う!」

 

「Hahahaha…」

 

「笑うなぁ!」

この後散々レミリアをいじり倒したSansとフランであった。

 

「(…あれ?私達空気?)」

 

「(…そうらしいぜ。)」

 

 

 

 

 

………………………………………………………

「……あれぇ?」

同時に、どこかで一人の人間が目を覚ました。




ジャッジメンツブラスターと書いて審判の砲撃と読む。わりかしいいネーミングになったんじゃなかろうか。(厨二感)
それと、最後のやつはわかる人多いと思います。

では、最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
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