「『フェイルクロイツ』…確か妖精達が暮らしている国だったか?」
デルタがアヘンに聞くとアヘンは頷く
「…でもなんでフェイルクロイツに行くの?」
「そうよ!私を送るっていう目的はどうなったの!?」
「まぁ待て待て。それは今から話すから取り敢えず聞け?」
ガスパディーンとテフレントの抗議に一旦落ち着けと納めるアヘン
「…実は俺はホワイトブレインととある約束をしててだな」
「約束?」
「…あぁーそういやしてたねぇ…」
カインが思い出したかのような声を出す
「…ギルドの上層部に魔族とアンドロイドを入れるって約束」
「…」
「…」
「…」
「「「はぁ!?」」」
「わぁお。息ピッタリですね」
アヘンの約束の内容を聞いたテフレント、炎帝、ガスパディーンの息があった。
「…ギルドってなんだ?」
なお一名よくわかってない模様。
「お前!本気か!?」
「なんでそんな約束したのよ!」
「だってそういわねぇと暴走止めないって言うんだもん!」
「だとしてももっとなんかあったんじゃないのか!?」
「うるせぇ!」
ギャーギャーと騒いでいるアヘン達の横でカインから零とデルタが詳細を聞き出していた
「なるほどですねー。それはそれは面倒な条件ですねー」
「うん?そんなに面倒なことなのか?」
よくわかっていないデルタが零に聞く
「そうですね。デルタさんにはギルドの事から説明しましょうか」
「頼んだ」
「そもそもギルドとは世界中の国にいる冒険者達をまとめている国家とほぼ同等の権利を持つ団体ですね」
「ただの団体が国家と同じぐらいの権利があるのか?」
「うーんそこら辺はわりと適当なんですよね。例えば国家同士の同盟とかの国内事情はそれぞれの国に丸投げしてますし。でも新しい国が誕生する時にギルドの承認がなければ国として認められないんですよ。まぁ自分で話しててあれですけど意味わかんない組織ですね」
「なるほどなぁ…んで上層部を変えることってどんだけムズいことなんだ?」
「ムズいというか面倒臭いんですよね。上層部って全員で13人いるんですけど発足してからずっと人間がやってきたんですよ。しかも上層部になるにはその次に権力がある本部長26人にならなきゃいけないんですよ。」
「うっわぁめんど」
「それを5年ですからね…何かしらギルドのやらかしを暴いたりすれば一気に革命ってことができるんですけどねぇ…」
「あいつかなり滅茶苦茶な約束をしたんだなぁ」
デルタがない首をうんうんと頷かせる
「…ん?だとしてもなんで次にフェイルクロイツに行こうとしてんだ?」
「うーんそれは本人に聞かないとわかんないでしょうね。」
デルタと零がアヘンを見るとそこにはガスパディーン達にボコボコにされたアヘンが延びていた
「…今は聞けないな」
「ですね」
後書き特になし。