吸血鬼は強いです。…多分…   作:カオス案山子

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センバツ始まりましたね


レベルΩ

 

時は少し遡りアヘン達が森に入ってすぐのこと

 

その時は全員一緒にいたのだ

 

「この森を抜ければすぐだな」

 

「…でも迷いそう」

 

「確かに…何か印でもつけられればいいんだが…ん?」

 

歩いていると近くの草が不自然にカサカサと動いたのをデルタは見逃さなかった

 

「どしたの?」

 

それに気づかないカイン

 

「…いや…そこの草むらになにかいるような…」

 

デルタがそう言うと全員がその草むらを見る

 

「…」

 

「…」

 

「…」

 

「…なんもいねぇんじゃないか?」

 

アヘンがそう言ったその瞬間草むらからゴブリンが数十匹飛び出してくる

 

「うわぁ!?」

 

「出たぁ!?」

 

「下がれ!」

 

カインとアヘンが驚き、その二人を守るように前に立つ炎帝

 

「…燃やす」

 

炎帝がや両腕に炎を纏わせゴブリンに向けて腕を思いっきり振り下ろす

 

「ギャッ!」

 

「ギッッ!」

 

炎帝の攻撃でゴブリン達はなす術もなく焼かれていく

 

「おぉー流石帝!頼れるわねぇ!」

 

テフレントがガスパディーンの背中に乗りながら炎帝を誉める

 

「…ゴブリン程度何の問題も…なんだ!?」

 

突如地面が大きく揺れる

 

「な、なんだぁ!?」

 

「ゆ、揺れる…!」

 

カインは思わずアヘンを掴む

 

そして地面から勢いよく水が吹き出す

 

その水は全員を吹き飛ばした

 

「うわぁぁぁぁぁ…」

 

 

 

 

 

 

●●●●●●●●●

 

 

 

 

 

 

 

ということがあってアヘンとカインは二人で行動してるのだ

 

「てかなんであんとき飛ばなかったんだよ」

 

「…そういや僕飛べたね」

 

「えぇ?」

 

「いやー完全に忘れてたねぇ…」

 

二人は森を歩きながらそんな話をする

 

「…まぁそれはおいといてさ」

 

「ん?」

 

「…この道来なかった?」

 

カインがアヘンに聞く

 

「…そんなことは…いや、あり得るかもな。ならこうしよう」

 

アヘンは落ちていた石を拾って近くの木に印をつける

 

「…これでこの木の所にはもう来たってことがわかる」

 

「はじめからこうすればよかったんじゃ?」

 

「…」

 

カインの言うことに何も言い返せないアヘン

 

「…と、とにかく進むぞ」

 

「なんも言い返せないんだ」

 

「それならお前もあんとき飛ばなかったからな?」

 

「う、それを言われると…」

 

ズズズズ…

 

「ん?」

 

アヘンが後ろに振り替える

 

「どうしたの?」

 

「…いや、気のせいか」

 

二人は森を抜けるべく歩き出した

 

 

 

 

 

 

●●"●●●●●●

 

 

 

 

 

「ふぅ…しっかし森と言うものはあれですね。動物も虫もモンスターも多い」

 

「……!」

 

「いやまぁ貴方からしたらそうかもですね」

 

一方こちらは零とMark.6の二人

 

実は全員が水に吹っ飛ばされる時、零は孤立しそうな奴と一緒にいると決めていた

 

カインはアヘンに捕まってるしテフレントはガスパディーンに乗っかってるしデルタと炎帝はそもそも横に避けてるしで結果Mark.6と一緒にいると決めたのだ

 

ちなみに零がMark.6と会話できているのは零に翻訳機能があるからだ

 

「さて…私も貴方も飛べますし上から見てみますか」

 

「…?」

 

「どう飛ぶのかですか?簡単ですよ」

 

零はそう言って背中からジェットを噴射させ空にとんだ

 

「…さて…」

 

「……!」

 

「いや私からすれば貴方の方がなぞですよ。何故翼が片方ないのにそんなに安定して飛べるのかとかその隠しきれていないオーラとか…。まぁ気になるところは多々あるんですけど今は…森ですね」

 

二人は上空から森を見る

 

「…やっぱりそうですか」

 

森は動いていた

 

「…?」

 

「ありますよ。森自身が動き侵入者を決して外に出さない。燃やそうとしても勝手に水を出して消火する森が」

 

零に向かって森から蔦が延びてくる

 

それを難なく燃やし話を続ける零

 

「レベルΩに認定されている通称魔法の森。ここがそれでしょうね」

 

 




これなら今年の夏の甲子園も見れるのでは?と思います。
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