「…つまりこれは無理した結果ってことか?」
デルタから炎帝の右足について聞いたところでアヘンは率直な疑問をデルタにぶつける
「…わからん。俺だって巨大な火柱が上がったと同時に少し吹き飛ばされたからな。ずっと炎帝の近くにいたわけじゃねぇし…」
「てかお前らそんなにピンチだったのか…そう考えたら俺とカインはましだった方なのか?」
うぅむと唸るアヘンを横に零は炎帝の安否を確認していた
「…取り敢えず命に別状はなさそうですよ。ただ体内の魔力が枯渇していますね…。目が覚めるまではもうしばらくかかりそうですよ」
「そうか…。よかったぁ…。」
デルタは取り敢えず安堵のため息を吐く
「でも油断はできないですよ。魔力が無くなれば今までのような戦闘はできなくなりますからね。…まぁ裏切ったとはいえ帝ですからその辺はあまり心配は要らない気がしますけど…」
「どうなるかわからないんだったら取り敢えず安全な場所に運んどくべきでは?」
アヘンが零に提案する
しかし零は首を横に無理振る
「…あまり得策ではないですね。そもそもまだ二人見つかってないわけですから」
「…あ!そういや忘れてた!」
「いや忘れんなよ」
「上からの捜索でも見つからなかったのか?」
「そもそも見つかってたらもうここにいるはずでしょう。…しかもオークと人間ですからね。ヒントが無さすぎる」
「そこはお前ロボなんだからもっとこう…なんとかならんのか?」
「どうやらロボを万能かなにかと勘違いしている奴がいますね…」
「お前ならできるんじゃないのか?」
「まぁできますけどね」
「できるんかい!」
「じゃあはよやれ!」
「でも結構嫌なんですよね。アレやるの」
「なんで?」
「目がすっごい乾くんですよ。何せずっと開きっぱなしな訳ですから。私その辺敏感なので」
「ロボなのに乾くとかあるんだ…」
「まぁパーフェクトロボットですし?」
「うっざ」
「でも現状見つける手段がないんだからやるしかないのでは?」
「ぐぬぬ…確かに…」
「そんなに嫌か!?」
「嫌ですよ。アレやると見ることにリソースを割くから他の事が若干疎かになりますし。せめてそれだけに集中できるならアレですけど」
「んじゃあMark.6に抱えて飛んでもらって空から見ればいいんじゃないか?」
「私何キロあるか知ってますか?」
「何キロ?」
「大体70キロくらいですよ?」
「普通じゃねぇか!」
「Mark.6はどれだけ持てるんですか?私持てますか?」
「…」(首を横に振る)
「ほら」
「ほらじゃねぇ」
「だったらまじで方法無くなるんだが…」
零、デルタ、アヘンがあーでもないこーでもないと話し合っていると森から誰かが出てくる
「…お?みんなここにいたんだ」
出てきたのはガスパディーンだった。
その背中にはテフレントが乗っている
「…」
「…」
「…」
「…ん?どうしたの?みんなこっち見て?」
「「「普通に出れるんかい(ですか)!」」」
三人が同時に突っ込んだ
モンハン出たみたいですね