「ん…あれ…?」
太陽の光が木々の隙間から照らす木陰で目を覚ましたカイン
起き上がりキョロキョロと辺りを見渡す
「お?起きたか…ホントに零の言うとおりだったとは…」
「アヘン…ここは?というか僕は一体何を…」
「え?覚えてないのか?」
「うん…」
「最後の記憶は?」
「えぇと…アヘンに足捕まれた状態で飛んだところまで覚えてるけど…」
カインがそう言うとアヘンはまぁそれもそうかと納得しここまでの経緯を話す
「…とまぁそんなことがあってだな」
「へぇ…」キョロキョロ
「…どうした?そんなにキョロキョロして」
「いや、他のみんなはどこに行ったのかなって」
「…他の奴らは食料とかを探しに行ってる」
「え?じゃあアヘンだけなの?…襲われたりしたら大丈夫?」
「…そんなこともあろうかとこんなものがあってだな」
アヘンはポケットからスッと謎の機械を取り出す
中央に赤いボタンがついている機械だ。
「…それは?」
「零から預かってだな。『何かあったらすぐにボタン押してください。私に発信されますのですぐに駆けつけますよ』だとよ」
「…零って大概なんでもありじゃない?」
「今さらでは?」
「そうだけど…」
それにとアヘンが空を指差す
「上にはMark.6がいるから仮にスイッチが壊されても上から駆けつけてくれるさ」
「へぇ…」
カインも空を見る
空にはMark.6の影らしきものが飛んでいた
「…ところでさ」
「あん?」
「僕って毒に犯されてたってことでいいんだよね?」
「うーん…まぁ犯されてたっていうよりかは眠らせれてただけどな」
「どっちでもいいでしょ…ってそこじゃないんだよ」
「は?なにが?」
「さっきアヘンは毒を体から出したって言ったよね?」
「あぁ。言ったが?」
「…どうやって出したの?」
「そりゃあお前のく…」
その時アヘンの脳内に電流が走る!
(…待て!このまま正直に口から出したなんて言ってみろ!こいつのことだから『責任とってね?』とか悪ノリしだすに違いない!…いやまぁそこまでならいいんだが問題はそれを他の奴に見られることだ!あのバカ2人(デルタとガスパディーン)ならまだしも零と炎帝に見つかったら変に勘違いされるかも…。だとすると個々で口からというのは間違い!ここで答えるべき場所は…!)
完全に勘違いを拗らせた童貞みたいな考えを脳内に巡らせるアヘン。
そしてアヘンが出した答えは…!
「…クソみたいな体から零が吸いだした」
クソみたいな答えだな
「なんで僕侮辱されたの?」
カインもそりゃ困惑するわな
「と、とにかく零が取り出したんだよ」
「…なーんか怪しいなぁ…まぁいいけど」
(…セーフ!何とか切り抜けたぜ…)
何もセーフじゃねぇよ
自分は2日に一回髭剃るんですけど毎朝剃る人って大変ですよね。そりゃ脱毛する人も増えるわ