吸血鬼は強いです。…多分…   作:カオス案山子

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書くことがない!


四人揃っていざいざいざ

 

「よーう!俺が来たぜ!」

 

「お邪魔しまーす…」

 

二人の魔族がガスパディーンの家の扉を開けて入ってくる

 

「おぉー!来たか!待ってたよ!」

 

ガスパディーンが二人を歓迎してリビングまで通す

 

「おっ?アヘンもう来てたのか!早いな!」

 

「いやお前らが遅れてるんだよ。もう約束の時間過ぎてるぞ」

 

「いやーうんこが大量に出て…」

 

「汚い言い訳はやめろ!」

 

ガハハと笑うのは俺の友人の一人。

デュラハンの『デルタ』。こいつは俺と違って純正のデュラハン。

まぁ首から上がないのに何で喋れるのかは謎。

 

「いやーごめんね?ちょっと用事があって…」

 

「どんな?」

 

「…研修的な?ほら僕ってインキュバスだからさ!だからほら下半身の強化をしなきゃ…ねぇ?」

 

「『ねぇ?』じゃねぇ。お前入れるより入れられる方が好きなんだろ?」

 

「まぁそもそも生まれが特殊だからね。しょうがないね。」

 

このインキュバスは『カイン』。こいつも友人の一人。

ちなみに生まれが特殊というのは本来のインキュバスやサキュバスは人間や他種族と行為を行うことで孕む。もしくは孕ませることで子供が生まれる仕組みなのだがカインはサキュバス同士の行為で生まれたので特殊なのだ。

 

え?サキュバス同士で子供が生まれるわけないって?そこはサキュバス。生やすことも出来るのだ。万能。という訳でサキュバス同士から生まれた結果サキュバスの血が濃いのでインキュバスでありながら入れるより入れられる方が好きな謎インキュバスとなってしまったのだ。

 

ちなみに容姿もかなり女っぽい。髪もポニーテールにしてスカートという。

お前完全に女装じゃねぇか。

 

そんな四人が揃ってリビングに座り机を囲む

 

「じゃあ揃ったところで本題に行こうか!」

 

ガスパディーンが手を叩き注目させる

 

「そうだな。何で俺らを呼んだんだ?」

 

「そうそう!急用らしいが…なんだ?」

 

俺とデルタがガスパディーンに聞くとガスパディーンはこほんと一つ咳をして俺達を集めた目的を話し始めた

 

「…俺達ももう学園を卒業したよな」

 

「そうだな」

 

「ならさ…エンジェリオンに行かないか?」

 

「え…」

 

「え…」

 

「え…」

 

「「「エンジェリオン!?」」」

 

ガスパディーンの発言に他三人が全員驚愕する

 

「お前エンジェリオンって…マジでいってんのか!?大体何でエンジェリオンに!?」

 

デルタがガスパディーンに突っ込む

 

「マジだよ。…さっきアヘンには話したんだけど今世の中は反魔族の動きが広まってるんだ。正直ここでもいつ魔族が排除されてもおかしくないし…。なら自由の国って言われてるエンジェリオンに行ってみたいって思って。…どうかな?」

 

ガスパディーンがそう話す。

 

そもそもエンジェリオンとは全ての種族が平等に暮らしている楽園という幻の国だ。

 

そんな場所に行こうと言っているガスパディーンの話を聞いてカインはすぐに反応する

 

「いいね!行こう!」

 

「えぇ?お前そんな簡単に決めていいのか?」

 

「うん!楽しそうだし!」

 

カインがそう言うとデルタはやれやれと首を横に振る

 

「お前らが行くなら俺も行くよ。…アヘンは?」

 

「…まぁこのまま何もしないよりかはした方がいいか。よし!俺も行くぞ!」

 

「おぉ!じゃあ出発は明日で!」

 

「「「早いな!?」」」

 

結局全員行くことになった。

 

 

 

 

●●●●●●●

 

 

 

 

 

「へぇー。じゃあ明日出発するのか」

 

「そうそう。んで何か必要なものとかあるのかなって。一応オカン冒険者だったんでしょ?アドバイスとかないかなって」

 

俺は家でオカンに色々聞いていた

 

「しっかしエンジェリオンねぇ…。あんたらが言うほど良い場所じゃないよ?あそこ」

 

「行ったことあんのかい!」

 

「そりゃ世界を旅した冒険者だからね。行ったことはあるよ。まぁここからだと遠いからせいぜい頑張りな。あと行くならMark.6連れてきな。もう起きてるから」

 

オカンがそう言い座ってこっちをじっと見つめてくるMark.6を見る

 

「…?」コテン

 

「…お前も一緒に行くか?」

 

「…!」ブンブン

 

「…という訳でしばらく家を開けるわ」

 

「まぁ精々死なないように頑張んな。…おっそうだ!ちょっと待ってな」

 

オカンがそう言うと倉庫に何かを取りに行く

 

「?」

 

「これこれ!これ持ってきな!」

 

オカンが持ってきたのは布に包まれた何かだった

 

「なんだそれ?」

 

「これね。槍」

 

なんちゅう物持ってきてんだ。

 

「えぇ?なんで?」

 

「まぁこれ冒険してるときに手に入れたんだけどあんまつかってなかったんだよね。んでそのまま倉庫番になってたんだけど…。せっかくだから持ってきな」

 

布を取るとそこからは青い槍が出てきた。

全く使ってなかったのかホントに新品みたいな光を放っている

 

「おぉ…」

 

「それ持ってエンジェリオンにでも向かえばいいさ。まぁいざとなったらそれ売ればいいしね」

 

「売って良いのか…」

 

「まぁ無料同然で手に入れたものだし」

 

オカンから貰った槍を握り明日に備えた。ちなみにMark.6もオカンからナイフを貰っていた。

 

 

 

 

●●●●●●●●

 

 

 

そして翌朝。

ガスパディーンの家に集まった四人はそれぞれ確認をしていた

 

「…じゃあ行こうか!目的はエンジェリオン!いざ出発!」

 

ガスパディーンの音頭でデルタ、カイン、アヘンとMark.6が出発した!




しっかしもう2月ですよ。相変わらず寒い!
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