ちょっと怠慢なんですけど、スマホでめっっっっっちゃ見づらいのでPCもしくはタブレットでの閲覧を推奨してます。スマホでも横画面のほうがマシかもしれません。
魔祖十二使徒を入れたら頭おかしくなりそうだったので省きました。すみません。
◇ ロア・メグナカルト
魔祖十二使徒第二席・一番弟子
二つ名 英雄
攻撃 C(祝福使用時A+)
防御 E
機動 C(祝福使用時A)
技術 B→A(剣所持時A+)
射程 E(祝福使用時B)
魔力 E-→E
魔法 C
精神 EX
・祝福
魔祖十二使徒第二席・エイリアスより授けられた祝福。
効果は『純粋に硬く鋭く折れない魔力の剣』を生成する事。特殊な魔法効果は一つも付与されておらず、シンプルな性能になっている。
・祝福 紫電迅雷
魔祖十二使徒第二席・エイリアスより授けられた祝福。
効果は『全身に紫電を張り巡らせ自身の損傷を顧みずに雷速を宿す』事。ロアが出せる最高速度であり、身体の限界的に制限されている技。祝福に刻まれた魔力を多く使用するために本来ならば先手必勝で発動するのがベストだが、なぜか相手の大技を待ってから使用するので真正面から突撃し毎回エイリアスが気を揉んでいる。
・星縋閃光
星の光に追い縋り閃光を叩きつける、ロアが独自に編み出した技。
紫電迅雷の使用時に決め手となる技を追い求めて色々考えた結果この形に辿り着いたが、やる事はシンプルでとても速く剣を振っているだけである。高速戦闘下を想定しとにかく真っ直ぐ剣を振るう事が本来の目的なのだが、何故かテリオス戦にて発展させようとした為にデメリットはあるものの連撃として扱えるようになった。
・
正真正銘最後の切り札、自身の名を冠する一撃。
光芒一閃すら使えなくなり、エイリアスの魔力が感じ取れる限界ギリギリの状態で発動する。決め手と言うよりかは最後の抵抗、最後っ屁と表現する方が正しい。他人の魔力を操る事は通常不可能だが、エイリアスの魔力が身体に馴染んでいる事もありロアにだけは使用できる。
雷轟は刹那で過ぎ去るモノではあるが、強烈で鮮烈な輝きを放ち大地に放たれた雷轟を古き人間は神の力と呼んだ。彼が亡くなりどれだけ長い年月が経ったとしても、その輝きだけは受け継がれるだろう。
人物像
かつての英雄の記憶を持った現代の『英雄』。
誰よりも英雄を知り、誰よりも英雄に近く、誰よりも英雄を理解して、誰よりも英雄に憧れ、誰よりも英雄に遠い事を自覚している。英雄と呼ばれることを嫌がっているが強く否定しないのには複雑な理由があるが、少なくとも一端を担っている。
トーナメントに出場する誰もが自分より強者だと思っていて、その上で全力をぶつけあってこその『英雄』でありその名を継ぐ人間の最低限の義務だと考えた。捻くれているので表面上の思考や言葉は軽薄でやる気のないものになるが、行動の全てが彼の根本的な思想を表す。身バレする可能性は一切考慮しておらず、そんな風に問い詰められても適当に誤魔化せるだろうと楽観視して日々を過ごしているために定期的に長寿組にクリティカルヒットする行動とる。エイリアスはその度にドキドキしてる。
最近の悩みは女性陣からボディタッチが増えてきた為に多少なりとも異性として見てしまう事が増えてきたこと。
自分のことを意地汚くてずる賢い男だと思ってる。
他者への評価(前回やった組は一部カットします)
魔祖 イメージと違うけど凄い成長している
テリオス 自分の欲しい物を持ってる羨ましい人
テオドール アルベルトの兄、でもすごくまとも。強い
ソフィア 魔法に関しては学園でも随一。もう戦いたくない
アイリス 唯一自分の剣を理解してくれる人
フレデリック 思っていたより情熱的だった。戦いたくはない
ベルナール ルーチェを踏み台にしようとしたのは好きじゃない
マリア 何故かアルベルトと周波の合うやべー人
プロメサ 研究一筋って感じの狂人
◇ ステルラ・エールライト
魔祖十二使徒第二席・後継者
二つ名
攻撃 A→A+
防御 A→A-
機動 B→A+
技術 A
射程 A
魔力 A→A+
魔法 EX+
精神 C→B
・
師であるエイリアスより直伝の紫に光る雷。
普通の雷魔法と大きな差異は特に無いのだが、エイリアスが開発した魔法なので後継者しか扱えない代物。威力や範囲も自由選択できるが、細かく設定すればするほど魔法発動の難易度は上がるし魔力消費量も増える。
・
蒼雷を経て、紫電を超え、星の生み出す極光へ。
其れは、ステルラ・エールライトの集大成。未だ短い人生の中で築き上げた必殺技であり、彼女の異常な才覚を象徴する切り札。他のどんな誰にだって負けたくない、負けることなど許されないと狂った彼女が至った告白。
人物像
ロア・メグナカルトに再会したことで少しだけコミュ障が改善されたが、自分にとっての唯一の取り柄であり大好きな幼馴染との繋がりであり『強さ』が揺るがされ、勝利と敗北の瀬戸際で覚醒。悠久の時を生きることが確定してしまったが、彼女に後悔はない。
何故なら、大好きな彼に追い駆け続けて貰えるから。ずっとずっとずっとずっと向こう、たとえ彼女が光の向こう側へ到達してしまったとしても、決して諦めないと確信したから。
決勝戦でロアと戦うことは今から楽しみではあるが、それ以上に人生で初めて友人と共に過ごす長期休暇に心躍らせている。師匠と二人で行った海にはカップルが多くて、家族で遊びに行ったお祭りもカップルが多くて、狭い交友関係しか作れなかったステルラにとって学園での出会いはかけがえのないものになった。
最近の悩みは親友であるルーチェの身体がとてつもなく美しくなっているのに対し、自分の成長が止まったこと。
自分のことを意地汚くてずるい女だと評価している。
他者への評価
ロア 大大大大好き
エイリアス 大好きだけど一番は譲りたくない
アルベルト 普通(少し怖い寄り)
ルーチェ 大好きだけどロアに引っ付きすぎ、ずるい
ルーナ 大好きだけどロアと仲良すぎ、ずるい
アイリス 好き、ロアの努力の重さを唯一正確に理解できる人。もっと仲良くなりたい
ヴォルフガング そこそこ好意的だけど怖い(何度も対戦を申し込んできてる)
◇ ヴォルフガング・バルトロメウス
魔祖十二使徒第五席・後継者
二つ名
攻撃 B→A
防御 D
機動 B
技術 B+→A
射程 B→A
魔力 B+
魔法 A→EX
精神 A
・
親から受け継いだ魔法特性を余すことなく活用し、彼自身の得意技と呼べるほどに改良を重ねた。
大戦時の使い方とは違い個人への攻撃として用いるのに特化しており、内側での渦巻きを超高回転させる事で相手の肉体を切り裂き捻じ切りぐちゃぐちゃにする殺傷性の高い魔法。細かく調整できるようにしてあるので、これまで一人も殺したことはないし重症に追い込んだこともない。
・
可視化できる程に風が渦巻き獰猛な肉食獣が喰らい付くように襲い掛かる。その規模や威力は調整など到底できるモノではなく、正面から立ち向かい消滅させない限り全てを飲み込んで蹂躙するだろう。その威力は現役魔祖十二使徒にすら通用する程で、彼が至ったのはその領域である。
人物像
因縁とコンプレックス塗れの周囲と違い、自分一人の為にだけ戦いを求めてる戦闘狂。
ロア・メグナカルトに敗北した事をしっかりと受け止め鍛錬と研鑽を繰り返し続け、地力を高め続けることで
夏休みは国中を巡って武者修行をする予定。立場もあり顔立ちも整っていて背も高いヴォルフガングはそれなりに見合いの話が飛んでくるのだが、今はそれよりも戦いたいと思っているので母親に丸投げして全て断っている。
最近の悩みはない。
自分はどこまでも強くなれる可能性がある逸材だと評価している。
他者への評価
ロア やはり俺が認めたコイツはすごい! 人を超えられない身でありながら人を超えた存在に牙を剥き、与えてもらったとはいえ剣一本で勝利を収める。あんなにハンデがあって俺にできただろうか、いや出来ない。彼が負かした人物と戦ってから再戦を申し込むのが筋だから今はまだ挑まないが、死ぬまでに絶対戦ってもらいたい。
両親 偉大であり、いつか越えるべき壁。
ステルラ 今の自分では勝てないかもしれない人。早く受けろ
ルーナ 今の自分では勝てないかもしれない人。挑戦するつもり
テリオス 今は勝てない人。何度でも挑むと決めた
テオドール めっちゃ強い人。絶対戦うと決めた
ソフィア とても強い人。戦う気満々
アルベルト 一度戦ったけどどれだけ打ち込んでも倒れないやばい奴。また戦おう
◇ アルベルト・A・グラン
二つ名
攻撃 A
防御 A
機動 D
技術 C
射程 E
魔力 B
魔法 C
精神 A+
・
自暴自棄を魔祖の手を借りて改造し、現代に適応させた魔法。
常人が使えばデメリットが多すぎるためにあまり使う意味のない魔法になるが、アルベルトのような被虐体質で嗜虐体質の曲者が扱うと途端に最悪の魔法に変化する。魔祖も正直アルベルトに与えたくなかったが、歴史から葬ることだけが対策ではないと理解していた為に対抗策を編み出してそれも同時に教えた。
・
大戦時代から存在する、しかし表世界に決して伝わる事の無かった魔法。優秀な魔法使いが戦場に現れた際にその者だけを必ず殺す為に造られた、対魔法使い専用魔法。魔力で肉眼で捉える事の出来ないラインを繋ぎ合わせ、相手と自身の感覚を共有し自害する事で相手諸共殺す。
人物像
グラン家の次男で、優秀な兄が全てを継ぐ為に自身には用無しだと考えている。
兄が何でもかんでも請け負ってくれたのでそれを喜び自分は率先して兄の影になる事を優先した。情報を多分に抱えているのはアルベルトが独自で築き上げたパイプの成果であり、それを他人に流しまくる事に対して全く躊躇いもない。兄が軍のトップになる手伝いでもしようと思い始めたのだが、色々調べた結果何もしなくても勝手にのしあがると判断しグラン家としての役割から完全に降りる。でもコネとして使う。自分のアイデンティティはそこにはないのでなんとも思っていない。
夏休みは実家には帰らずに個人所有の別荘で過ごす予定。
将来的に結婚するかどうかも考えていないが、もしも生涯共にする人を選べるのなら盛大に文句を言いながら付き合ってくれる人がいいと思っている。
最近の悩みはない。
自分のことを最低最悪の屑だと思っているが、それを気に留めたことはない。
他者への評価
ロア 器が広すぎる凡人。最近本質を理解し始めた
ステルラ 恋する乙女は強かだね
ヴォルフガング 一回戦ったけど肉弾戦にも乗ってくれたイイヤツ、またやろう
ルーチェ いつまでも味のするガム、叩けば鳴る最高のおもちゃで好き
ルーナ ノリはいいけど踏み込みすぎたらロアに怒られる気配を察知した
テオドール 自慢の兄。弟の我儘にすらちゃんと相手してくれるいい人
ソフィア 兄嫁。チクチクするといいリアクションをするので楽しい
アイリス 同類煽りするとムキになって反論するのが楽しい
マリア 何を言っても嫌そうな顔と態度を取ってくれる上に美人だから最高にイイ
◇ ルーチェ・エンハンブレ
二つ名
攻撃 B→B+
防御 E
機動 A-→A
技術 B
射程 F
魔力 D→C
魔法 C→C+
精神 C→B
・自己流格闘技
自身の魔法適性が望んだものでは無いと悟った日から絶え間なく研鑽を続けてきた唯一の武器。
身体強化と組み合わせることを前提として複合しており、無論独学で技術体系を生み出せるほどの才は無いため現存するありとあらゆる格闘術に手を出している。まだ完成形ではなく、より一層発展させるために経験を重ねている最中。
・身体強化
一般的な出力に比べてわずかに勝る程度だったが、長年使い込むことにより練度を増し凡夫では捉えることすら出来ない強化に至った。魔力を固形化し足場として活用し、速さに対応できる相手に対しても三次元的な動きをすることで対等な勝負に持ち込めるようになった。
人物像
ロアへの恋心を自覚して早数ヵ月、自分では素直になれないと思っているが実は周りから見ればバレバレのツンデレ少女。
因縁でもあるステルラと戦い敗れたが、以前と違い倒れてもすぐに立ち上がる不屈の心が宿った為に次こそはと意気込むようになった。自分よりも不利な状況、ハンデ、何もかもが不足している男が吼える姿を間近で見続けた彼女もまた、鮮烈な輝きに目を焼かれたのかもしれない。
最近の悩みはステルラと買い物に出かけた際に変な服をあの手この手で買わせて揶揄おうとするが、何故か毎回じゃんけんに持ち込まれた上に負けるので部屋に着る予定のない変な服が増えていること。
自分のことを諦めの悪い無能だと思っているが、凹むことは無くなった。
他者への評価
ロア 好きとは口に出せないけど大好き
両親 大好き
ステルラ 親友
アルベルト 嫌いと普通を行ったり来たりしてる、屑
ヴォルフガング 自分と同じ立場なのに自分より強くて超嫉妬してる
ベルナール 負けてざまあみろ、バカ
ルーナ 生意気なチビ、年上だけど対等だと思ってる
◇ ルーナ・ルッサ
魔祖十二使徒第三席・後継者
二つ名
攻撃 C→A
防御 C
機動 C→B
技術 B
射程 EX
魔力 A+
魔法 A+→EX
精神 D(トラウマ持ち)→B
・
かつての戦争において最も人を殺害したと言われる魔法、
火力が高すぎるという欠点を抱えており、世代でトップクラスに強い程度では受け切ることができない。これはどれだけ魔力の扱いが上手でも変わらない長所であり短所で、故に彼女は強者としか全力で戦えない前提が存在している。
・
白日のように煌めく紅月が、星火燎原であれと祈りを込めて解き放った究極の一撃。
自身に絡みつく因縁も宿命も運命も、師に纏わりつく永遠の影も纏めて焼き尽くすという決意の現れ。悔やんでも取り返しの効かない過去を嘆くことを止め、今に目を向けた最強になれる才を背負った少女の慟哭でもあった。
人物像
英雄に憧れるのをやめて、等身大のロアを見るようになってから改めて惚れなおした。
彼は永遠にはならないけれど、せめて彼を寂しくさせないように盛大に引っ付いてやろうと決めた。口で嫌がる素振りを見せても絶対に遠慮しないし、ぐいぐい攻める。多分それこそが彼の望んでいる事だから、彼に少しでも刻み込む為だから。師には懐かしいものを見るような目で見られているが、かつての英雄も同じような関係性を保っていたのだろうかと邪推した。それでもロアくんのほうがカッコいいですけどね、なんて惚気も思うほどには好き。
エミーリアの予定が埋まっているらしく、夏休みは一人で過ごす。それだけじゃ寂しいのでロアやルーチェ、他数名を巻き込んで好き勝手すると決めている。花火は刹那に儚く崩れ去るが、その美しさは永遠に記憶に刻まれるのだから。
最近の悩みはプロポーションが成長しないこと。二、三年前に
自分の事は特になんとも思ってない。あまり興味がない。
他者への評価
ロア 好き、結婚したい
ステルラ 幼馴染だしロアくんの好きな人だから許します
ルーチェ 卑しい女です。見てくださいステルラさん!
アイリス 狂人の癖にデレるの、ズルくないですか?
テリオス 次は負けません
フレデリック 正直やりすぎました
◇ アイリス・アクラシア
二つ名
攻撃 A+
防御 D
機動 C
技術 A+
射程 E
魔力 B
魔法 C
精神 A+
・
自他ともに認める剣狂いっぷりに、畏敬を込めて名付けられた。
元々我流であるため技名などは持っていなかったが、テオドールやテリオスと戦いを重ねる度に最適解へと突き進んでいく剣の才能が磨かれ続けた結果、魔法が全盛の現代において異端扱いされ呼ばれることに。女性なのに卑陋などと付けられた事に対して彼女は特になんとも思わず、寧ろ剣への情熱が伝わったのだと歓喜すら浮かべるほど。
・燦蘭怒濤
魔法も剣も傷も痛みも全て受け入れて、斬るという一つの行動に賭けた一振り。
血を刀身に浴びることで血液から魔力を吸収しさらに純度を増す、言うなれば彼女の剣は戦争において活躍してしまうモノ。斬られることで幸福を感じ斬ることで悦楽を浴びてしまう彼女が追い求めた最適解の終点は凄惨たる戦場であり、現代では間違いなく手に入らない姿。それでも彼女は出会えた、ただ一人斬り合いに興じてくれる人に。
人物像
特に因縁とかは持ち合わせておらず、ある程度自制も出来るし世間的な常識も身につけた剣狂い。
どこまでも斬り合うことだけを考えており、異性との触れ合いという意味合いでイチャイチャするよりも剣を両方持って皮膚を裂き合う血みどろの関係性を欲している。……だが、ロアに出会い唯一理解してくれた男性だったので彼が望むなら斬り合いは求めないと思っていたのに別に構わないと許容されたことで少し感情がオーバーフローした。
夏休みは道場破りでもしようと思っていたが、ロアと一緒に過ごしたいのでどうするか考えている最中。生まれて初めて異性に興味を抱いたので年上なのにステルラ以上に奥手でルーチェ以上に恥ずかしがり屋。
最近の悩みは無くなった。
他者への評価
ロア 剣と同じくらい好き
ステルラ 好きな男の子の本命、羨ましい
ルーチェ よく自爆する可愛い子
ルーナ 圧倒的恋愛強者(?)
テオドール もう少しちゃんと相手して欲しかった
アルベルト 雑食と同じ扱いしないで欲しい
テリオス 私の技を使ったけど私の方が冴えてるから(謎の意地)
◇ ブランシュ・ド・ベルナール
二つ名
攻撃 B
防御 B
機動 C
技術 B+
射程 B
魔力 A
魔法 A
精神 B
・
彼の代名詞でもある堅牢な氷を最も活かせる、超質量の氷山を形成し地へと叩きつける大技。
攻撃にも防御にも転用できる万能な魔法ではあるのだが、師には未だ届かない。自身の周囲一帯を完全に掌握してありとあらゆる生命が動きを止めるくらいの域を昔は目指していたが、自身の限界を悟り妥協した。
人物像
俗物的な人間で、自分は真の強者と呼ばれる層には遠く届かないが全体で見れば強者なのでここまででいいと納得している。本当ならルーチェにも負けないくらい強いのだが、トーナメント開催を知っていたし自分は確実に出場できることがわかっていたので完全に手を抜いた結果敗北、だが本命であるテオドールとの戦闘は満足のいく内容だったのでそれでよかったと思っている。
最強になりたいとかそういう欲望は一切ないが、そこそこの立場とそこそこの強さを得られればいいと思っているために死ぬ気で相手を越えようという意思はない。
他者への評価
ロア スペック以上の強さがある
ルーチェ 弱虫が気がつけば随分と強くなった
テオドール 一矢報いたから満足だ
テリオス 勝ち目が無さすぎる
ソフィア 魔法の撃ち合いで勝てないから無理
アイリス 剣一本で氷全部砕かれるとは思わなかった
◇ マリア・ホール
二つ名
攻撃 A
防御 B+
機動 B+
技術 D
射程 E
魔力 B
魔法 C
精神 B+
・
魔祖十二使徒第十席の作り出した魔法。
…………と表向き言われているが、この魔法は二人の女性によって作り出された。大戦という凄惨な現実から目を逸らし、誰も傷つき苦しむことがなければいいのにと願望を込めて生まれたのが、広範囲強制治癒魔法
・
魔祖十二使徒第十一席が誇る、最強の身体強化魔法。
物理的干渉に対して圧倒的な強さを有しており、世界で一番と謳われる剣士ですら歯が立たなかった逸話がある。実際は魔力に対しての耐性が低く、魔祖十二使徒や一部の強者に負け越している。が、魔法攻撃を除いた身体強化のみで比べれば間違いなく世界で一番優秀である。
人物像
幼い頃に自然災害で住処を失い、転居した先で流行病によって家族も失い天涯孤独となった。
死の間際に第十一席に救われ、病を治すためにやってきた第十席に教育を受ける。定期的に様子を見にくる二人に育てられて行くうちに『やがて人々を救える万能の魔法を作りたい』と思い、自身の肉体を実験体にしつつ高度な魔法学習を開始。結果的に「傷をいくらでも治せる回復魔法と傷つかない身体強化を極めればいい」と極論に辿り着き現在に至る。
アルベルトが思っていたより理性的で社会全体を見通せる程度には大人だったことに驚いたが、それはそれとして気持ち悪い性根をどうにかして欲しいと思っている。新しい回復魔法を試すのに自分だけではデータが少ないと思っていたので、アルベルトにそれとなく話を持ちかけると秒で返事が返ってきて気持ち悪いと素で言ってしまった。
最近の悩みはアルベルトが苦しんだりする度にあげる喘ぎ声が気持ち悪いこと。
他者への評価
ロア 英雄と呼ばれることに納得
アルベルト 正直気持ち悪いけど、そこに目を瞑ればいい協力者になってくれる
アイリス 斬られる事と殴られる事に差異はないのでは?
テオドール 理性的、という点に関しては随一
テリオス 思っていたよりずっと熱い人でした
ルーナ 無表情なだけで感情豊かですね
◇ テリオス・マグナス
二つ名
攻撃 A
防御 A
機動 A
技術 A+
射程 B+
魔力 A+
魔法 EX
精神 B+
・
プロメサ・グロリオーネの作り出した魔法。
光属性と闇属性という相反する二つの属性を混ぜ合わせ、反発させる事なく形を保った複合魔法。通常は魔法をそのまま解き放つのが正しいのだが、テリオスの拘りによって剣という形に収束した。
・
複合魔法に複合魔法を重ね合わせることはそもそも想定されておらず、暴走して魔力が爆発してもおかしくなかったのをおかしくなるくらいの魔法処理能力と集中力で乗り切って形にしたテリオスの意地。全部合わせれば強いだろう、という小学生みたいな感想から混ぜ合わせた結果大体の魔法には正面から打ち勝てるヤバイ魔法が完成した。
・
雷には負けるものの、目で捉えるのが難しい速度で滑空できるので使い勝手は良い。ルーナがナチュラルに空を飛ぶので自分も飛ぼうと思ったら勝手に生えた。
・
自身の全てでもある【マグナス】銘打つ渾身の一振り。
光輝く刀身は煌びやかで、彼の本心とは裏腹にどこまでも透明感がある健やかな剣。効果はただひたすらに壊れず相手の魔法に対抗するだけであり、魔祖という魔導の祖がありとあらゆる魔法に対してアドバンテージを保有するという意味も込めて彼は手に取った。
人物像
かつての英雄になると誓った一人の青年。
母親である魔祖の悲しみを取り除こうと奮起していたが、自身の事など全く目にも留めずロアに英雄と名付けたことから全てが狂った。ロア自身の対するぐちゃぐちゃの感情と、母親に対する逆恨みのような感情が混ざり合って混乱の最中だったがトーナメントにて色々蟠りを解く。
ロアとの確執は無くなったが、相対する中で【英雄としての在り方】を見せつけたロアに羨望を抱き将来的に彼を越えるような人間になることを目標にする。いかにも俗物的で自分らしいと自嘲しつつも、彼は自分に正直に生きていくと決めたのだ。
夏休みはゆっくり観光でもしようかと思っている。生き急いでいたのは確かだし、どうせ長生きするのは確定しているのだから今を大事にしたいと考えるようになった。魔祖を誘って旅行する計画を立てている。
他者への評価
魔祖 大好き
ロア 越えるべき人、尊敬している
ステルラ 自分より強いかもしれない
ルーナ 次戦えばどうなるかはわからない
テオドール 親友
ソフィア 良き友人
プロメサ 【新鋭】としての自分を評価してくれた人
◇ テオドール・A・グラン
二つ名
攻撃 A
防御 A
機動 A
技術 A
射程 B
魔力 A
魔法 A
精神 A+
・
携えた剣に炎を宿し、聳える炎を解き放つ。
斬るか燃やすか叩くかを選択できるくらいには汎用性があり、使い手の技量によっては殆どの場面で使用できる。
・黒炎
かつての大戦において使用された棄却専用魔法。
死体だらけになり伝染病が蔓延る死の大地を焼き尽くし新たな命が芽吹くように治すための魔法なのだが、グラン公国で使用されていた魔法で対象を焼き尽くすという効果があまりにも強すぎて戦場で使われるようになった。結果として放ったが最後相手が消滅するまで燃え続ける災害のような魔法として完成してしまった。
・
黄金に輝く炎を剣に纏わせる。
永遠になりたいと願ったが、永遠である必要はないと考えを改めた男が編み出した渇望の形。黄金は永遠の象徴であり、どこまでも手が届かない儚い存在を指すものである。
人物像
程々に他人を揶揄い程々に他人に興味を持つ理性の怪物。
かつてはテリオスとの友情もあり、「永遠にならねばならない」と考えていたが一人駆け抜けていくテリオスに置いていかれた際にソフィアと改めて向き合い、少しずつ関係を深めていった。言うなれば置いていかれた者同士で傷を舐め合っていただけだが、この国の現状や過去を見続ける親友を見て「別に永遠でなくても残せるものはある」と気がつき諦めがついた。それと同時にソフィアに求婚、自分自身が残る必要はなくもっと色んなものを残したいと思い始め「二人で紡いでいこう」、なんて臭いセリフも吐いた。それを受けたソフィアは赤面しつつも小声で了承した。
ステルラとの戦いに関しては、かつての自分が成れなかった事と重ね合わせてつい導くような戦いをしてしまった。置いていかれることの苦しみを十分に理解しているテオドールにとって、表情に出るほどに感情を抑制できてないステルラは写鏡のようであった。敗北を受け入れることができたのも自分の成長だと思っている。
夏休みは軍に出向いて顔合わせや打ち合わせをする予定だが、無論それ以外に空いた時間はあるのでソフィアと二人で旅行するつもりである。なおこの話はまだ伝えてない。
他者への評価
テリオス ようやく思い込みをやめたみたいで安心した
ソフィア かな〜り愛しているが口には出さない
アルベルト 我儘で仕方のない弟だが家族愛はある
ロア テリオスに唯一土をつけた男、英雄
ステルラ 羨ましい部分もある
ルーナ テリオスと引き分けれる実力はある
アイリス わざと変な戦い方をすると嫌そうで寂しげな顔をするのが楽しい
◇ ソフィア・クラーク
二つ名
攻撃 C
防御 C
機動 C
技術 EX
射程 A+
魔力 A+
魔法 EX
精神 B
・
かつての大戦時代ですら実用化する人間は殆どおらず、魔祖も扱えはするものの得意技ではない程に難易度が異次元に高い魔法。
難易度に比例する威力の高さは魅力的だが、難しすぎるというシンプルな欠点が全てを阻害している。彼女が扱えるのも別に組みやすくした新たな方式を編み出した、とかそういう訳ではなく純粋に技量が高すぎるから使用可能なだけ。
人物像
幼い頃から魔法に触れて生きてきたことで、異常な迄に魔法の処理能力が成長した。
永遠を生きるとかそういう目標は一切なかったが、それはそれとして難しい魔法を使うのが楽しいのでひたすら覚えていったら全属性複合魔法なんてトンチキなものを手にしてしまった。魔導の極地でもある【魔祖】に魔法を褒められて以来、必ず追いついてやると必死に鍛錬を続けたがあまりにも壁が分厚すぎて断念。数百年を魔法に費やしてきた天才に、十数年を魔法に費やした天才程度では追いつけないと諦めた。
この頃にテオドールと恋仲になり互いに傷を舐め合っていたのだが、気がつけば本当に好きになっており無意識に目で追う程度には心の中をテオドールが占め始めた頃合いを見計らって求婚された。
他者への評価
テオドール 好き。愛してる
魔祖 尊敬。すごい人
テリオス 友人。強いやつ
ロア 嫉妬。羨ましい
プロメサ 親友。気が合う
◇ プロメサ・グロリオーネ
二つ名
攻撃 D
防御 D
機動 D
技術 A
射程 A
魔力 B
魔法 EX
精神 A
・
既存の技術体系を無視して独自に組み上げた魔法。
誰かの足跡が刻まれた場所を歩んでも意味などない、一からモノを作り上げるからこそ失敗も成功も浪漫になると思っているからこそ完成した。相反する二つの魔法を混ぜ合わせる事はハイリスクローリターンだと思われていたのだが、逆張り属性もあるので思いっきり逆らって才能発揮したらできた。
人物像
魔法研究に人生を費やすと既に決めているやばい人。
色恋に興味は一切ないが、優秀な子供が産まれれば私の魔法も受け継がれるなと考えてるくらいに倫理観が欠如してる。テリオスに魔法を託したのは自分以上に才能があって発展させられる人物だと見込んだからで、彼女の思想とは正反対な道を歩んでいる彼に何を思ったかは彼女のみぞ知る事。
たまに研究室を訪れるソフィアとは仲がいいとは思っているが、自分のような日陰者よりも相手には仲の良い人物がいると思い込んでいる。
他者への評価
テリオス 新鋭としての実力を評価してる
テオドール 面白い奴だが魔法は託せない
ソフィア 正反対の思想だけど友人として見れる
ルーナ 身体を魔法に直接変換するのは珍しいから実験に協力してほしい
ロア 根底の思想がもしかしたら似てるかも……?
魔祖 自分の目指す姿。足元程度には追いつきたい
◇ フレデリック・アーサー
二つ名
攻撃 C
防御 B
機動 C
技術 A
射程 C
魔力 A+
魔法 B+
精神 B
・
実体のある幻影を生み出す。
攻撃も防御もある程度自立式にしてくれるために、彼は一人で群体になれるのだが……相手が悪く、彼が順位戦で活躍できるのは格下を相手にした時だけ。自分と同等・それ以上の魔法を扱う相手には太刀打ちできないのがこの魔法の弱点。広範囲で薙ぎ払う、全部破壊する、冷静に対処される前に勝負を決めるのが彼の戦闘スタイル。
人物像
飄々とした空気感を出しているが、実は人一倍負けず嫌い。
入学当初同年代相手には余裕で勝てるだろうと順位戦を勝ち抜いていたらテオドールにボコボコにされ、絶対負かしてやると決意した過去がある。相手がルーナだったのはかわいそうだけど、テオドールには絶対勝てない。師とは既に五年近く顔を合わせておらず、後継者でもないために放置されているのだがそれは特に気にしていない。
相性ゲーによって蹂躙されたかわいそうな人物ではあるが、超越者を除いたインファイトに関しては最強格に近いのでめげずに頑張ってほしい。
他者への評価
師 教師と同じくらいの感覚
テリオス 勝てる気がしない化け物
テオドール いつか負かす
ソフィア 幻影使ったら全部薙ぎ払われたからトラウマ
ルーナ 幻影使ったら全部薙ぎ払われたからトラウマ2
ロア 勝てそうだけど勝てなさそう
ステルラ 勝てる気がしない化け物
アイリス なぜか勝てないタイプ