モンスターバース。其処に存在する地球の近くで、大きな穴が開いた。其処から出てきた三人のウルトラマン。タイガ、タイタス、フーマの三人で構成されたトライスクワッドだ。
『やっと着いたな。それにしても、此処がモンスターバースの地球か。父さんの言った通り、怪獣の気配がこんなに多いとはな』
『ああっ。しかし、幻想郷への入り口は何処にあるんだ?見た所、何処にも無さそうだが』
『いや、ヒカリが幻想郷に入れたって聞いてるから、どっかにあるんだろうぜ。入り口があるはずだ』
すると、タイガ達はある気配を感じた。それは、自分達の力と共鳴する三つの光の力。特に二つは太陽と性質はほぼ異なるが、光の力である事に変わり無かった。
『此は!?俺達と共鳴してる!?』
『タイガ!フーマ!誰かが私達の力と共鳴している証だ!この地球の何処かに、私達と共鳴している者達が居る!だが、今見えている所には居ない!だが近い所に居るのは確実だ!』
『だとすりゃ、異空間から響いてんのか!旦那!何処から感じるんだ!?』
『それを辿ろう!きっとその先にある筈だ!幻想郷が!』
『よおし!タイタス!フーマ!行くぜ!』
トライスクワッドは声のする方向へ向かって、赤い光を纏って突き進む。軈て三人は謎の穴へ入り、忘れ去られた者達の楽園へ突き進むのだった。
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幻想郷に存在する無名の丘にて、ある四人の少女達が敵と交戦していた。相手は二足の脚に蛇のような長い体を持ち、鰐のような髑髏の頭を持つ異形の怪獣だ。数メートルサイズではあるが、妖精達と互角に渡り合っており、妖精側が食べられたりする事も多かった。
「ヒカリさんからスカルクローラーが現れたって聞いて駆け付けたけど、数が多すぎる!」
一人目は麟だ。怪獣娘形態となり、スカルクローラーを四匹同時に蹴りで吹き飛ばした。更に尻尾による攻撃でスカルクローラーを真っ二つに裂く。
後の三人は妖精だ。彼女達は『光の三妖精』と呼ばれており、悪戯好きで好奇心旺盛な性格は共有している。リーダー格であり、光の屈折を操る『サニーミルク』ことサニー。ドジっ娘であるが、音を消す事が出来る『ルナチャイルド』ことルナ。そして家庭的であり、生物を探知する『スターサファイア』ことスター。
経緯を簡潔に話すならば、サニー達は無名の丘へ一人でやって来た麟に悪戯しようとしたのだが、スカルクローラーの群れの襲撃を受けて思わず対処しなくては行けなくなった。
「こんのおおお!デヤアアッ!」
サニーは掌から光を放ってスカルクローラーを怯ませた後、ドロップキックを放ってスカルクローラーを吹き飛ばす。サニーは頭から牛のような大きい角を生やし、額からは小さな二本の角を生やし、ビキニと短パンという野生児のような服装となった。
「サニー!油断は禁物よ!」
ルナは恐竜のようなフード付きの服を身に付け、恐竜のような手袋を両手に填めており、長い尻尾を生やしている。スカルクローラーを両手で掴み、別のスカルクローラーに向かって投げ飛ばす。
「ルナ!上から来るわ!気を付けて!」
スターは目を覆うゴーグルを身に付け、頭頂部の穴から光線を放つ。スターはゴーグルを纏った機械的な鎧を纏っている。光線はスカルクローラー五体を貫通し絶命させた。
三妖精が纏っているのは、ウルトラセブンことモロボシ・ダンが変身出来ない時に使役したカプセル怪獣である。
サニーがミクラス、ルナがアギラ、スターがウインダムを宿し、現在彼女達はそれぞれの怪獣を模した怪獣娘形態に変身していた。
「うわっ!ああっ!」
麟は突然、巨大なスカルクローラーに片足で押さえられた。相手はなんと、ゴーデス細胞に感染しているのか背中から無数の触手を生やしており、大きさだけでも百メートルはある。麟はカオスヘッダー入りの錠剤を懐から取り出し、口に含んだ。麟の全身を光の粒子が走り、彼女の両腕から赤い刃が生え、背鰭が真っ赤に染まり、目も赤くなる。
麟は体を起こすと同時にスカルクローラーの脚を吹き飛ばすと、離れる直前に一瞬で仰向けに戻り、両足でスカルクローラーの腹を蹴って追撃する。吹き飛ばされるより速く攻撃する麟の神業に、三妖精は目を光らせる。
「わぁ!凄い格好いいわね!」
「背中で吹き飛ばした後にまた追撃するなんて、あんなに速い動きは私も無理よ!」
「流石麟さんね!っ!皆待って!まだやって来るよ!」
スターがある方向を指差す。彼女が示した方向からは、大量のスカルクローラーが群れを為して一気に襲い掛かってきたのだ。
「まだあんなに!?あがああっ!?」
麟は突然、赤い光線に当たってしまい、苦しみ出した。光線の発射元は背中から触手を生やすスカルクローラーだ。そして麟は触手に両腕を捕まれ、腹部や胸、太股にも触手で巻き付けられてしまう。
「このつ!変な所を触るなぁ!わあああっ!」
麟は触手に拘束された後、大型スカルクローラーの口に誘われる。
「麟さん!させないわがぁっ!?」
サニーは光を放とうとするが、5メートル級のスカルクローラーに群がられ、両足を噛まれて引っ張られてしまう。
「サニー!きゃあっ!」
「ルナ!ひゃああっ!」
ルナとスターもスカルクローラーに噛みつかれ、そのまま地面を引き摺られる。スターはスカルクローラーを殴ると一瞬だけ解放されるが、別のスカルクローラーに捕まって地面を引き摺られる。彼等は6~8メートルの個体だ。近いサイズの個体も迫ってきて居る。
「麟・・・さん!」
「三人とも逃げて・・・早く・・・うわあああ!」
麟は触手によって送られてくるゴーデス細胞に苦しむ。しかし、スカルクローラーが口を開いた瞬間、口から生えてきた無数の触手によって先程以上に絡め取られ、そのまま口の中へ入ってしまった。
「麟さああん!このぉ!離せぇ!」
サニーはスカルクローラーを殴る。スカルクローラーの頭がザクロのようになる。
「私が必ず助けるわ!麟さんを返せええ!!」
「サニー!一人で行くじゃないわよ!私だって麟さんを助けたいのよ!!」
「私も同じよ!!だって麟さんは────」
「「「私達の大好きな人なんだから!!!絶対に助けてみせる!!!」」」
サニー、ルナ、スターはスカルクローラーの群れに向かって走る。麟を飲み込んだスカルクローラーは微動だにしない。そのスカルクローラーを護るように群れが動き、三人に向かって大群で迫る。
「「「うあああああああああああああああああああああああああっっっ!!!」」」
その瞬間、三人の頭に声が響く。
『よく言ったぜお前達!』
『君達の勇気、確かに私達が聞いた!』
『俺達が力を貸してやる!』
三つの輝く光の玉が、空から降ってきた。一つは赤く、一つは黄色く、もう一つは青く輝いている。
三つの光は同時に三人と重なるように降り立ち、周囲を吹き飛ばした。木々が倒れ、スカルクローラーの群れが一気に吹き飛ばされた。麟を飲み込んだスカルクローラーは、光が降り立った場所に向かって走り出すが、二つの拳と一本の蹴りによって、触手の生えた背中を大地で引き摺った。
起き上がったスカルクローラーもといゴーデスクローラーは見た。其処には拳を突き出した二人の巨人と、細身の青い巨人が、それぞれ並ぶように立っていた。
『俺はウルトラマンタイガ!』
『私はウルトラマンタイタス!』
『俺がウルトラマンフーマ!』
『『『俺達/私達がトライスクワッドだ!!』』』
光の三妖精と融合し、トライスクワッドがその場に姿を現した。
『サニー!なんかお前とは相性良さそうだな!ミクラスが居たのは予想外だったけどな!』
『ホントにびっくりしたわ!でも、今は麟さんを救出するのが先よ!タイガさん!』
タイガとはサニーが融合。
『アギラか。タイガから聞いていたが、まさか君が宿していたとは思わなかったぞ。しかし力は悪くない。此から宜しく頼むぞ、ルナ』
『私達も最近宿したのよ。でも今は、麟さんの救出を優先して。タイタスさん』
タイタスとはルナが融合。
『お前と融合した時に見たんだが、ウインダムやっぱかっけぇな!お前が生き物を探知出来るのは良いな!不意討ちに対応出来そうだぜ!』
『ありがとうフーマさん!このまま麟さんを救っちゃいましょう!今の私達なら行けるわ!』
フーマとはスターが融合した。
そして、トライスクワッドは感じていた。
(((ヒロユキみたいに力が滾る!!)))
光の三妖精と、自分達が完璧に相性が良い事に気付いた。そしてこの事が切っ掛けで、光の三妖精が更なる進化を遂げる事になるとは、この時の誰も予想していなかった。
オリジナル怪獣図鑑
名前:ゴーデスクローラー
体長:100メートル
体重:7万トン
ダークルシフェルによってゴーデス細胞に感染させられて変異したスカルクローラー。元の個体の大きさは50メートルサイズであったが、ゴーデス細胞の感染により二倍になった。目から光線を放つ攻撃を会得している。背中から生えた触手で捕らえた相手を飲み込んで体内へ移す。体内で無限に生えた触手で捕らえて、ゴーデス細胞を皮膚接触で感染させる。衣類を溶かすのは謎だが、皮膚接触による感染は獲物に快感をもたらす。雄なら口から吐き出して感染を広げさせる。メスだった場合、体内で交尾させて雌の卵子をゴーデス細胞に感染した卵に変化させて産卵する。産卵した卵はすぐに孵化し、一瞬で成体に成長し、更に感染を広げるべく行動するという、感染と繁殖を組み合わせた最悪のスカルクローラーである。
しかし、カオスヘッダー入りの錠剤を飲んだ麟には効かず、ただの凌辱になるが・・・それはR18版でやろうかな?
もしやる気になれば、そちらでスカルクローラーの体内で起きた凌辱を見せたいと思います。