『お前の相手は俺達だ!』
タイガが走り出す。タイガがゴーデスクローラーの頭に蹴りを放って、ゴーデスクローラーを怯ませる。
『ぬぅおおおおっ!』
続いてタイタスが殴る。その瞬間、ゴーデスクローラーは真上に吹き飛ばされてしまい、背中から地面に倒れた。
しかし、ゴーデスクローラーは背中の触手を伸ばしてタイガとタイタスを拘束しようとする。しかし、それよりも速く動いて、フーマの光波が蛇腹剣のようにしなる。
『二人が捕まるわ!』
『任せろ!』
『『『光波剣・大蛇』!』』
フーマが触手をタイガスパークより展開した多数の光波を纏めて生み出した蛇腹剣『光波剣・大蛇』で斬り、更に触手を根元から全て、蛇腹剣を鞭のように唸らせながら切り裂いた。スターの力で、フーマはなんと未来視をしたのだ。タイガとタイタスが捕らえられる未来を。スターの能力が強くなったお陰で、生き物の探知だけでなく未来視まで行えるようになったのだ。
『なんか私、前の私よりも行ける気がするわ!よおし!行くわよ!』
サニーはタイガの中で、自らの体から太陽の如く温かい光を放つ。その瞬間、タイガの体から力が溢れ出てきた。
『おおおおっ!?こりゃスゲェ!ありがとなサニー!』
『光の三妖精のリーダーを嘗めないで頂戴!』
『『『ストリウムブラスター』!』』
タイガは早速腕をT字に組んで自らの必殺光線、『ストリウムブラスター』をタイガスパークから放った。その光線はなんと、太さだけでなく速度や威力も増していたのだ。その輝きはまるで太陽のように優しく、しかし眩く輝いていた。
ストリウムブラスターを受けたゴーデスクローラーは、頭に当たらないように頭を横に反らすが、胴体に当たって爆発を起こした。ゴーデスクローラーはのたうち回った後にウルトラマンに向かって突き進むが、タイタスが殴って止める。ゴーデスクローラーは尻尾でタイタスの首を締め付けようとするが、タイタスは尻尾を引きちぎって胴体を投げ飛ばす。
『タイタスさん!私、貴男と融合してから音を操れるようになったわ!タイタスさんのパワーに音の力を加えれば、タイタスさんの攻撃力も上がりますわ!』
『おおっ!全身の筋肉が振るえるぞ!此れが音の力!マッスルマッスル!』
ゴーデスクローラーが目から光線を放った瞬間、タイタスは両腕を下に向けてクロスさせ、緑色の光球を形成した。しかし、その光球にはある秘密があった。
『ドドドドドドドドドドドドドドドドドド!!!』
光球内部で音が反響し、増幅を繰り返していく。
『今ですわ!』
『行くぞおお!』
『『『ビートブラニウムバスター』!!』』
タイタスが光球を殴った瞬間、光球はゴーデスクローラーに向かって飛んでいき、直撃して大爆発を起こした。それと同時に、ゴーデスクローラーの全身が泡立ち始めて、全身が肉と血のプラネタリウムを形成しそうな程に飛び散ったのだ。
すると、その中から裸の状態となり、無数の触手に体が絡み付いている麟が現れた。
「あっ♥️あへっ?えっ?う、うわああああっ!?」
麟は体内で何をされたのかは不明だが、外に出たと理解し上空から落下して叫んでしまう。
すると、麟は何かの掌に乗る。それは、タイガの掌の上だった。
『大丈夫か?』
「えっ?ウルトラマン!?僕を助けてくれてありがとうございました!」
『酷い目に遭わされたらしいが、無事かね?』
「なんじゃあの筋肉!?あっ、ごめんなさい。えっとまあ、処女を奪われちゃいましたし・・・えっとまあ、何とも言えませんが//////」
しかし、麟はその場で立ち上がってしまう。胸や尻、太股に絡み付いた触手がずり落ちてしまう。そして、麟は生まれたての姿へと変わり果てた。
『『どぅおわああああ!?お、おおおい!』』
『どうしたのだ二人とも?』
タイガとフーマが慌てて目を反らす。タイタスは首を傾げるだけだ。
『り、麟さん!麟さん!体!体ァ!/////』
『き、綺麗ですわ・・・麟さんの体、綺麗よ/////』
『本当ねぇ。惚れ惚れしちゃう////』
『『お前等は何を言って言ってんだああ!?』』
タイガとフーマは顔を赤くしてる。
『取り敢えず君、服を用意したが着るかね?』
タイタスが光で麟の体を照らす。
「あっ!もしかしてぇ~僕の体を見た?も、もう恥ずかしいけど仕方無いよねぇ♥️ねえ可愛い?ねえ惚れる?惚れる?可愛い僕の体、綺麗?/////」
『ぬおおおっ!?や、やめろぉ!俺はウルトラマン俺はウルトラマン俺はウルトラマン俺はウルトラマン──』
『大丈夫だ、問題無い───大丈夫だ、問題無い』
麟は恥ずかしがりながらも、タイガとフーマに体をモジモジとしながら見せる。Dはありそうな胸に、女性らしく細みのあるお腹にムチッとした小さくもエロいお尻。タイガとフーマは麟が体を見せつけた事で動揺するが、タイタスが光で麟の体を包み込んで大事な部分を隠す。
『君、女性が体を簡単に見せてはいかんぞ』
「ああっ、そうですか~。まあ良いや。取り敢えず、僕の家に来ない?案内するよ」
こうして、麟はトライスクワッドと光の三妖精を人里へ案内する。人里に着いた頃にタイガ達の変身が解けて、元のサニー達に戻ったのだった。
尚、サニー、ルナ、スターの三人も麟の裸を見てしまい、一時間は恥ずかしくて麟の顔を見れなかった。
新技集
『ビートブラニウムバスター』
使用者:タイタス&ルナチャイルド
タイタスと融合する事で進化したルナの能力により、光球内部で音を反響させ続けて威力を増幅させる。当てた相手の肉体組織を内部から爆発させ、血肉のプラネタリウムを形成する。
オリジナル能力
『光を司る程度の能力』
使用者:サニーミルク
光に関する事なら何でも出来る、光を屈折させる程度の能力が進化した能力。暗闇の中であっても光を生み出して周りを照らすだけでなく、光球やレーザー、ビーム等を放つ事も可能。また、ウルトラマンのように光エネルギーを有する存在とは相性がとても良く、真っ直ぐしか飛べない光線や光球を操ってサポートも可能。更に、光エネルギーを与え続ければ無限にエネルギーを供給可能である。
『音を操る程度の能力』
使用者:ルナチャイルド
音に関する事なら何でも出来る、音を消す程度の能力から進化した能力。また、音の振動を乗せた攻撃を繰り出せば、攻撃を受けた相手を内部から崩壊させる事が出来る。
『未来を見る程度の能力』
使用者:スターサファイア
少し先の未来を見る事が出来る、生き物を探知する能力が進化した能力。従来の生物探知能力は勿論出来る上に、少し先の未来を見て最悪の未来を見たとしても、行動次第で回避する事も可能。速さに自信がある者とは比較的相性が良い。
光の三妖精とウルトラマンの組み合わせで得られる恩恵。
サニーミルク:無限の光エネルギー供給。どんなに光線技や消費の激しい大技を放ち続けても、エネルギーが尽きる事は無い。また、光線の向きを自在に操れるようになり、真っ直ぐしか飛べない光線なら屈折を利用して操れるようになる。
ルナチャイルド:音を自在に操り、その振動で全てを破壊する。格闘能力があるなら、音の振動を拳に乗せて放つ事で拳を当てた物を振動により内部から破壊する。
スターサファイア:生物探知は勿論の事、少し先の未来を見る事が出来る。未来は元々無い者ではあるが、スターが見る未来は、確実に訪れる未来である。未来の通りになる行動を取らなければそのまま訪れる未来となるが、逆に言えば変えようと行動すれば未来を変えられる。