東方怪獣娘ー怪獣を宿す幻想少女達ー   作:ちいさな魔女

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少し休みとして、幻想郷での日常編を入れておきます。


日常編・その2:霊夢の永遠亭生活・前編

翌日。魔理沙と麟は巫女生活を終えてそれぞれ帰宅した。

 

そして今度は、霊夢の荷物を持ってくる為に、鈴仙、豊姫と依姫、輝夜がやって来た。とはいえ、持っていく荷物は着替えや野菜、そして歯磨きセットといった日用品だけだ。

 

霊夢「じゃあ頼むわね。って輝夜!私の歯ブラシをしゃぶるなぁ!/////」

 

輝夜「霊夢の味がするわ♥️」

 

霊夢「どんな味よ!?というか水に流されて味なんかしないでしょうが!!/////」

 

輝夜「するわよ♥️貴女が長く使った証拠の味が、私の舌と心が感じてるわよ♥️」

 

霊夢「か、輝夜ああああああ!!!/////」

 

輝夜「イャアアアンッ!ス・テ・キ////」

 

霊夢は輝夜の脇腹にドロップキックを当てるが、輝夜は倒れずに気持ちよくなるだけだ。

 

鈴仙「全く姫様は・・・私達や子供達以外には何時もこうなんですから・・・/////」

 

鈴仙は恥ずかしいあまり頬を赤くした。

 

依姫「ムムゥ・・・霊夢の歯ブラシをしゃぶるなんて・・・羨ましすぎるぞ霊夢め!////」

 

豊姫「私達のもしゃぶってほしくて、私達が使ってる同じ形の歯ブラシを入れ換えても、何時もすぐに気付かれるのよね////」

 

依姫「・・・だが、私は諦めない!////」

 

豊姫「また頑張れば良いもの!姫様に振り向いて貰えるように!!//////」

 

鈴仙(この人達も何を言ってるんだか・・・ああ、胃が痛いよぉ・・・)

 

依姫と豊姫は、霊夢を睨む。対抗意識を燃やす二人を見て、鈴仙は永淋特製の胃薬を飲んだ。

 

そして、何やかんやありながらも、霊夢の荷物を運び始めた五人は、飛んで移動した。飛んで移動した為、永遠亭まで数分も掛からずに到着した。

 

──────────────────────

 

永淋「さて、一週間宜しく頼むわね、霊夢。とは言っても今日の私達は診療所で仕事があるし、輝夜は寺子屋の教師を勤めなきゃいけないわ。だから初日は、依姫と豊姫が永遠亭を案内するわ。前にも来た事はあるけど、新しく造った場所もあるから。二人とも、霊夢を案内してあげて」

 

依姫&豊姫「「はい!八意様!」」

 

霊夢は永遠亭に荷物を持って、永遠亭に到着した。博麗神社はユウコが管理する事になる為、霊夢は安心してユウコに管理を任せた。

 

豊姫「じゃあ霊夢。永遠亭を案内するわね」

 

霊夢「ええっ。宜しく頼むわ」

 

そして、二人に永遠亭を案内して貰う霊夢。始めに案内されたのは、自分の荷物を置いた部屋であった。

 

依姫「此処が君の部屋だ。前は空き部屋だったんだが、今は君の部屋だ。一週間の間、好きに使ってくれ」

 

そして次に案内されたのは、中庭だ。池には橋が掛かっている。

 

霊夢「やっぱり広いわね。って、あの子は?」

 

霊夢は中庭である一人の女の子が、鈴蘭の花を手に持って永淋と共に廊下を移動するのを見つけた。少女の傍に、小さな人形が浮遊している。

 

依姫「ああっ。あの子はメディスン・メランコリーだ。彼女は毒を操る能力を持っていてな。八意様が永遠亭に住まわせて貰ってるんだ。前までは鈴蘭畑に捨てられた人形が妖怪化した存在だったが、永遠亭が人里近くへ丸ごと引っ越した後に八意様が見つけたんだ」

 

豊姫「今は毒に対する薬を開発する為に助手をしてるのよ。メディスンちゃんは。あの子、此処に来てから前より明るい性格になってるわ」

 

霊夢「アリスが聞いたら興味持ちそうね」

 

そして次は、厨房に招かれた。霊夢の博麗神社の厨房とあまり変わらないが、それでも広さは神社の厨房よりある。

 

豊姫「此処が厨房よ。優曇華ちゃんやレイセンちゃん、それから兎達が使ってるのよ。姫様も時々使うけど、その時の料理が絶品なのよ」

 

霊夢「輝夜の料理かぁ。何となく出来る事は分かってたけど、気になるわね・・・」

 

霊夢は輝夜の料理が気になり始める。

 

依姫「正に和の極みと呼べる料理だったぞ。是非食べてみると良い」

 

そして、霊夢の知ってる部屋から永淋達が仕事を行う診療所も案内も終わる。トイレは水洗式になっており、形は洋式に変化していた。因みに、人里でも、守矢が入ってからトイレも安全性向上の為に洋式トイレに変化し、食もよりバリエーションが増えた。

 

そして、最後に案内されたのは新しく出来た部屋だった。

 

豊姫「此処は新しく出来た部屋で、主に姫様や優曇華ちゃん、レイセンを含めた兎達、そして私達の修行場所である道場よ」

 

霊夢「道場かぁ。確かに、兎達が訓練してるわね」

 

ギャラクトロンを纏った兎達と、バルタン星人を纏った兎達が、それぞれ戦闘訓練を行っていた。

 

レイセンがハサミ状の手を開き、赤色冷凍光線と白色破壊光線を放つ。白い装甲を纏う地上の兎が『ギャラクトロンブレード』で防ぐ。

 

玉兎が瞬間移動を行い、地上の兎の背後に回り込んで蹴りを放つ。

 

このように、地上の兎と玉兎の合同訓練が行われている。因みにてゐは、鈴仙や永淋と共に診療所で働いている。

 

こうして全ての部屋の案内が終わり、昼食の準備に入る。

 

鈴仙「悪いわね霊夢。昼食の手伝いをしてもらって」

 

霊夢「良いのよ。一週間居候するのに、何もしないのは私の(しょう)に合わないのよ」

 

霊夢も厨房で料理をしていた。

 

鈴仙「良い野菜ね。管理もしっかりしてるし、農薬の波長も無いなんて、霊夢は分かってるわね」

 

霊夢「折角良い野菜を育ててるのよ。農薬なんか使ったら台無しになっちゃうじゃない」

 

鈴仙「そうね。お師匠様も姫様も、霊夢の野菜を褒めてたわ」

 

霊夢「それは嬉しいけど、なんか照れるわね///」

 

霊夢は包丁で野菜を切っており、今はキャベツを千切りにしていた。

 

鈴仙「今日は野菜カレーにしようと思ってるのよ。霊夢が育てた野菜で食べるカレーだから、きっと美味しい筈よ」

 

霊夢「それは嬉しいわね。魔理沙や麟も絶賛だったから、自信が湧くわ」

 

こうして昼食の用意に取り掛かる二人。昼食に出された野菜カレーは永淋や綿月姉妹も認める絶品の美味しさであり、野菜がカレーの旨味を引き出していた。

 

霊夢(輝夜も帰ってきたら、私の野菜カレーを食べて欲しいわね。後、アリスにもご馳走したかったわ)

 

昼食の後片付けをしながら、霊夢はそう考えるのだった。




暫くしたら、活動報告で前にやってた最強ランキングを募集したいと思います。敵キャラから幻想郷キャラ、ザ・キングダムキャラとそれぞれ分けるつもりです。地霊殿編までの間に登場したキャラに限定しますが。
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