〜鈴仙side〜
人里の中心街。ガメラの少石像が祀られた博麗神社の分社が置かれており、沢山の人達が参拝に来ている。そして其処でも、バレンタインにチョコを渡し合う者達が居た。
鈴仙「お待たせー、妖夢ちゃん」
妖夢「鈴仙さん!待ってました!」
鈴仙と妖夢だ。二人はそれぞれマフラーを首に巻き、それぞれ厚着のコートを上半身から羽織って居る。
鈴仙「妖夢ちゃん、此れ!外の世界のイベントでバレンタインって言うから、私も乗っかったわ。ほら此れ」
そう言った後、鈴仙は赤い包みで包んだ手の平サイズの箱を妖夢に手渡した。
鈴仙「妖夢ちゃん用に作ったわ♥受け取ってくれる?////」
妖夢「ありがとうございます!実は私もです♥////」
妖夢も赤い包み紙で包んだ手の平サイズの箱を鈴仙に手渡す。
鈴仙「わあ♥ありがとう妖夢ちゃん//////」
お互いにチョコを受け取り、二人で一緒に開ける。
妖夢「わぁ、綺麗なハートですね♥」
鈴仙「此方はチョコのトリュフね。美味しそう♥」
そして一緒にチョコを食べる。
妖夢「このチョコ、甘さを抑えてるんですね。でもこの苦味がお酒に合いそうです。ありがとうございます鈴仙さん」
鈴仙「妖夢ちゃんのチョコ、中にクリームが入ってるのね。本当に美味しいわ」
妖夢「エヘヘッ。鈴仙さんに美味しく食べて貰いたかったので♥」
鈴仙「ありがとう妖夢ちゃん////」
妖夢「………あ、あの!鈴仙さん!/////」
鈴仙「何かしら?妖夢ちゃん」
妖夢「わ、私と………こ……//////」
鈴仙「こ?」
妖夢「こ、こい………いえ、今度また二人で遊びに行きませんか!?幽々子様にお願いして、上手く時間取れるようにしますから!!/////」
鈴仙「っ!ええっ、勿論よ。私もお師匠様や姫様に頼んで、時間を上手く取れるようにするから。一緒に話し合って何時にするか決めましょう。妖夢ちゃんと遊びに行くの…………私も楽しいから/////」
妖夢「は、はい!/////」
それぞれの思いを上手く伝えられずにモヤモヤとするが、それでもまた一緒に遊べる事が二人にとって非常ちゃん嬉しい事だった。
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〜麟side〜
麟ラヴァーズ『『『麟先生/麟!!ハッピーバレンタインデー!!』』』
麟の家では、大きなバレンタインパーティーが行われていた。食堂のテーブルにはチョコレートで出来たお菓子が沢山置かれている。そして、多数の少女達に囲まれた麟。少女達はクラッカーを鳴らして、部屋中に紙吹雪が舞い落ちる。
麟「皆ありがとう!こんなに可愛い僕に此処までしてくれて!/////」
萃香「可愛いって相変わらずだな麟は!////」
フラン「でも麟先生らしくて良いね♥」
こいし「うん♥麟先生は可愛いもんね♥」
恵里「そうだね♥僕も麟先生は綺麗だと思うよ!////」
大妖精「うん!自分で言っても誰も文句は言えない程に麟さんは可愛いですから♥」
響子「それに今日は麟さんの為にチョコをいっぱい作ってきましたから!//////」
ミスティア「私もチョコの作り方を知ってから、美味しく仕立て上げました♥この中で誰よりも美味しく作れましたからね♥麟さんの胃袋からハートまで、私が蕩けさせてあげますよ♥」
響子「ミスティアちゃん目が狩人みたい!でも私だって負けないもん!私だって妖怪らしく、麟さんの体も心も自分の物にするんだから!///」
そして、麟の隣にシズさんが座り、麟の肩を持つ。
シズさん「色んな子達に愛されてるね、麟。それで誰を選ぶの?応援する身として気になっちゃうよ」
麟「……うん。もう覚悟決めた!皆、今まで保留にしてきたけど、此処で返事を返したい!僕の告白、聞いてくれる?//////」
すると、其処へ遅れてやって来たサニーとルナ、スターの三人に加えて、朱鷺子が麟の家に入ってきた。
サニー「良かった!間に合ったわ!/////」
タイガ『麟が誰を選ぶか、だよな?頑張れよサニー!』
ルナ「私、何やってもドジするし、麟さんに選ばれるかしら?////」
タイタス『弱気になるな!君は麟の足手まといではない!自分を信じろ!ルナ!』
スター「私はサニーやルナと違って、麟さんの胃袋も幸せも全部あげられるわ!♥」
フーマ『おっ!自信たっぷりだな!応援してるぜスター!』
朱鷺子「麟ー!私を選ぶよな!私だって、麟を愛してるんだ!//////」
こうして麟を愛する者達が揃った。シズさんが見守る中、麟はいよいよ
麟「……皆!こんなに可愛い僕の事をこんなに愛してくれて嬉しい!だから僕は言わなきゃならないんだ!////」
そして、麟は覚悟を決める。
麟「皆!僕は―――/////////」
そして、麟は自分を愛してくれる全員に答えを返した。
バレンタイン過ぎましたが、後編は後日出します。