東方怪獣娘ー怪獣を宿す幻想少女達ー   作:ちいさな魔女

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改めてメンバーを確認しましょう。

・冴月麟、シズエ・イザワ、姫海棠はたて、比那名居天子、多々良小傘(遅れて来る)、エレン・イェーガー、累、紺野木綿季/ユウキ、エリス、エミリー、カール・ハイゼンベルク、織部睦美、ステラ・ルーシェ、ティアーユ・ルナティーク


番外編・3:マイクローブ

アステラの門の前にやって来たティアーユとステラ。しかし、門前に向かって二人の女性と一匹の二足歩行の猫が走ってきた。

 

ティアーユの見た目はドラゴンの頭部を模した鎧に赤を基調とした赤龍の堅き鱗や肉体を模した西洋甲冑を身に着け、その姿はまるで竜騎士を思わせる。更に背中にはティアーユの体より大きなドラゴンの赤い翼を生やし、腰にはドラゴンの尻尾を生やしていた。正にその見た目は、ファンタジーのドラゴンが人型になったような見た目である。

 

ステラの見た目は頭に鋭く大きな角を生やし、両肩から機械的な腕が二つも生えた。下半身は大蛇の体となっており、ステラは白い鎧で武装した蛇人間のようになっている。また、4本の腕にはそれぞれ武器を持っており、トランプに使用される♠♥◆♣の形をしている。スペード型の人間大の剣に雷が発生しているハート型の聖杯、ダイヤ型の盾にクラブ型の棍棒である。更に、ステラの全身は白い甲冑弐覆われ、正に半人半蛇の女騎士と呼ぶべき姿である。ステラが纏ったのは仮面ライダーブレイドの世界において絶対的な力の承知として伝えられてきたバトルファイトで得られる“万能の力”の正体である巨大な邪神である。雷、炎、氷、風等の自然現象を操れる能力に加え、口から吐く火球はあらゆる物を焼き尽くし、長い尾は大地を容易く割ってしまう程の破壊力を秘めている。

 

二人の異様な姿をした女性が目の前に飛んで現れた事で、二人の女性と猫は驚いて身構えた。

 

「相棒!この人達は!?」

 

「下がってて相棒!」

 

「相棒さん下がるニャアッ!!」

 

大きな本を鞄にしまう活発的な女性を庇うように、背中に長い太刀を背負う女性が前に出て背中の鞘から太刀を抜刀しようとした。しかし、此処でティアーユが両手を前に出して戦闘の意思が無い事を示す。

 

「待ってください!私達はきゃっ!?」

 

しかし、ティアーユは床に降り立った瞬間に足の爪が板の間に引っ掛かって前のめりに転倒。

 

「ティア!?しっかりしなさいよもう!」

 

ステラはティアーユの腕を掴んで引っ張り、彼女を立ち上がらせた。

 

「な、何かな?」

 

「取り敢えず怪しい奴だけど、敵じゃなさそうだニャ」

 

「ふむふむ……相棒!メアリーと一緒にこの人達を案内しましょう!」

 

「ご主人様!ボクも賛同するニャ!」

 

「……うん。そうだね。じゃあ貴女達を総司令の元へ案内するね。私達に付いてきて」

 

因みに、太刀を背負う白と赤が基調の防寒着のような装備を重ねて着ている女ハンターはアリスと名乗っており、オトモのアイルーはメアリー、その隣に居るアリスの相棒である女性は『受付嬢』と名乗った。

 

そして、アステラの作戦会議を開く場に来た二人は、総司令と呼ばれた白髪の初老男性と話をする。

 

「ようこそ調査拠点アステラへ。私が調査団の総司令だ」

 

「始めまして。ティアーユ・ルナティークと申します。この子が助手のステラ・ルーシェです」

 

ティアーユとステラは総司令に挨拶をする。

 

「ティアーユ殿にステラ殿だな。5期団からの報告によれば、背中の翼を羽ばたかせながら空から飛んできたとの事だが、今の姿を見る限り真実と見て良いだろう」

 

総司令が聡明な人だと理解した二人。

 

「実は、私達以外にもこの世界に来た子達が居るんです。それぞれ別れて新大陸全域を移動しています。私達の事を含めて、その子達の事も紹介します」

 

ティアーユが空中に画面を展開し、それぞれ別れて行動している者達を映した。そして、新大陸全域に散った仲間達に調査団の事、此れから行う作戦行動について、そして画面に映る仲間達の紹介を行った。

 

――――――――――――――――――――――――

 

《新大陸・龍結晶の地》

 

龍結晶の地の最も高い場所で、麟はティアーユと腕輪から展開した画面越しに会話をしていた。アステラやセリエナ、調査団の説明を受けた麟達。

 

『では、私達はアステラで皆さんを援護しつつ、アステラ防衛に尽力します。皆さん“導きの青い星が輝かんことを”』

 

「アハハッ!ティアーユさんそれ総司令さんからの受けおりですよね!」

 

麟はティアーユに似合わない発言に笑ってしまう。

 

『もうっ!この世界に合わせて言ったのよ!/////』

 

「でも、ありがとうございます。僕達も頑張りますから」

 

『もう………皆、気を付けて』

 

『ティアーユ殿の言う通りだ。念の為、各所にそれぞれハンターを派遣した。古代樹の森には孫を、大蟻塚の荒地にはソードマスター、陸珊瑚の台地の研究所にはティアーユ殿を派遣し、瘴気の谷にはフィールドマスター、龍結晶の地へは5期団の優秀なハンターと編纂者を向かわせる。そして渡りの凍て地のセリエナに向かった4期団にも連絡を入れた。彼等は君達の力となるだろう』

 

『という事よ。それじゃ皆。また後でね』

 

『君達に、導きの青い星が輝かんことを』

 

そして、ティアーユからの通信が切れて、映像が腕輪に戻る。麟は龍結晶の地に共に来た者達の方を向いて話を始める。

 

「さて、僕達は5期団のハンター達が来るらしいから、此処で待ってよう」

 

麟と共に龍結晶の地へ来たのは、シズさん、エレン、はたての三人だ。

 

「さて、……火口なんて初めて来たけど、こんなに激しく熱い場所だったんだね」

 

「俺が昔見たがっていた炎の水……マグマだったよな?あんなに熱そうなものだなんてな」

 

「触れないでよね。通常形態のままじゃ溶けちゃうよ」

 

「それは知ってる」

 

エレンが嘗て見たいと願っていた炎の水ことマグマ。前まで居た世界で、マーレに来てからマグマの知識は少しだけだが得た。そして、生でマグマは初めて見たのだ。此れまで行った世界では、主に街にしか行かなかった為だ。

 

麟はエレンが感動して笑みを浮かべてるのを見て、思わず微笑した。

 

「はーいそこの夫婦。そろそろハンターが来るわよ〜」

 

「「夫婦言うな」」

 

(麟がレズハーレムを持たなきゃ確実にエレンと合うと思うなぁ。ま、今となっては後の祭りって奴ね)

 

はたては、麟がエレンと相性が良い事を見抜く。はたても文程ではないが、それなりに永く生きている大妖怪だ。物事を見抜く目は確かに持っている。もし麟が百合でなければ、エレンと確実に相性が良い事を一目で理解出来た。そして、()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()も、はたては見抜いていた。

 

そして、空から翼竜が飛んできて、麟達に向かって降りて来ており、その翼竜の脚に縄を絡ませて掴まる二人の女性と一匹のオトモアイルー。ハンターであるアリスとオトモアイルーのメアリーに、アリスの相棒でもある受付嬢だ。二人と一匹は地面に降り立ち、ハンターが先に挨拶を始めた。

 

「やっほー!貴女達がティアーユさんの言ってた龍結晶の地に来たザ・キングダムの戦闘班の人達だよね?私はアリス!5期団のハンターでーす!」

 

「ご主人様のオトモのメアリーだニャ!皆さんの為にフィールドの案内をしに来たニャ!」

 

「私は相棒とメアリーの編纂者をやる受付嬢です!どうか受付嬢と呼んでください!私達が龍結晶の地に潜むモンスターや地形、その全てを案内しながら教えます!取り敢えず、近くに建設したキャンプまで案内します!どうぞ此方へ!」

 

そして、アリスとメアリー、受付嬢の案内を受けて、彼女達が拠点にしているキャンプへ向かう麟達。其処であの人物に再び出会う事になり、その男のお陰でまたしても救われる事になるのだった。

 

――――――――――――――――――――――――

 

「あれ?相棒、このキャンプに馬車なんて入れましたっけ?」

 

「いや、入れないでしょ?何で此処にあるの?というか、何かデカい男が座ってるし……誰だろう?」

 

アリスと受付嬢は、狭い穴を通り抜けた先にあるキャンプに、どう考えても場違いな馬車があり、其処に一人の男が座っていた。馬車の周りには、様々な商品が置かれている。

 

「どうも。此処なら会えると思っておりましたぞ。冴月様にイェーガー様、イザワ様に姫海棠様。そしてハンター様に受付嬢様、並びにオトモもご一緒のようですな?」

 

「いや、デュークさん………もうツッコまないつもりだったのに………」

 

「……アンタ、本当にどうやって此処まで来た?」

 

「ツッコんだら負けよ、多分」

 

「はたてちゃん……それ記者が言っちゃ駄目だよ……」

 

それは、デュークであった。恐らく誰もが思うだろう。どうやって此処まで来たのか?それでもデュークは言う。

 

「行商人だけが知る抜け道があるのですぞ」と。




因みに受付嬢と居たハンターとオトモは、私の作成キャラであるハンターとオトモです。
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