麟「うあああああああっ!」
永琳「ほら、頑張りなさい!」
鈴仙「お師匠様!この子、5歳児では!?一体どうなってるの?」
永琳「優曇華!今は集中しなさい!麟、あともう少しよ!」
永遠亭に麟の声が響く。霊夢と輝夜は隣の部屋で待機していた。何が起きたのか?それは、麟が出産日を迎えた為である。
ジャイアントタートルとの戦いから一週間後、朝食を作りに来た麟は突然の陣痛によって倒れてしまい、その騒音を聴いた萃香やラステルが駆け寄り、シズさんが近所に呼び掛けた事で麟は永遠亭へ運ばれたのだ。
そして今、麟は出産の時を迎えていた。
麟「んんんんんうああああっ!!あああああああああああああああっ!!」
麟が隣部屋から絶叫を上げた。過去一番の絶叫かもしれない。
霊夢「麟、どうなるのかしら?」
輝夜「信じてあげなさい。あの子なら大丈夫よ」
霊夢「それにしても、麟が怪獣との赤ちゃんを妊娠するなんて思わなかったわ。聞いた時は堕ろそうと思ったけど」
輝夜「麟は否定したのよね。普通なら堕ろしたがるのに、あの子は産んで育てる決意をしたわ。優しい子なのよ」
霊夢と輝夜が何故此処に居るのか?それは、霊夢とレミリアの一週間デートが終わり、輝夜の出番となったからだ。
そして、霊夢は輝夜と同じ種族、一時的とはいえ蓬莱人となって永遠亭で過ごす事にした。おうちデートというものだ。
麟「うううあっ!ハーハー……ヒーヒー………んんんっ!んがあああっ!」
そして、霊夢や輝夜の他にも、麟と婚約した者達が集まってきた。子守は卵を抱えたまま駆け付けてきた。
ミスティア「麟!」
響子「ミスチーと歌を、歌いに来ました!」
ミスティア「麟……貴女と貴女の赤ちゃんの誕生を願って歌うわ!」
響子「聴いてください………『シャイニングスター』」
ミスティアと響子は扉の前に立つと、歌を歌いだした。今までとは違う、穏やかかつ希望に満ちた曲を。
二人から送られてきた希望の唄『シャイニングスター』。二人の歌声は麟に届いたのだろう、麟の出産の声も強くなる。
そして、部屋から赤ん坊の鳴き声とも、怪獣の咆哮とも聴き取れる咆哮が響く。
『ァギャアアアアアアアァァァッ!!』
全員が咆哮に驚いた後、子守が卵を抱えてるにも関わらず、響子やミスティアを退けた後に、障子を開けて麟の元へ駆け付ける。
子守「アナタ!」
子守が襖を開ける。其処には麟の隣で眠る金髪で霊夢そっくりの5歳児が横たわっており、寝息を立てて眠っていた。
後から続くように、麟ハーレムメンバーが病室に入ってきた。
麟「子守ちゃん………産まれたよ……可愛い僕の子供♥」
麟は産まれた子供の頭を撫でる。産まれた子供は、5歳児の体付きをしていた。
永琳「可愛い女の子よ。でも、此れを見て」
永琳は産まれた子の尻部分を見せる。其処にはスカルクローラーに似た尻尾が生えていたが、人間の小指サイズであった。
鈴仙「まさか、産まれた子が5歳児の体格で産まれるなんて、ホントに予想外だわ」
永琳「でも麟は、驚きつつも受け入れているわ。だって、ほら」
永琳は麟の元を向く。全員が麟を見る。麟は慈愛に満ちた聖母の笑みを浮かべながら、自分が産んだ子を優しく撫でる。産まれた子も、麟に撫でられて嬉しそうに笑いながら眠っている。
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夜、寝室で二人は裸で布団に潜っていた。
霊夢「麟は出産した後で、暫く入院するのね」
輝夜「ええっ。でも、人間が5歳児を出産するなんて。それも怪獣と馬鍬って産まれた子供よ?そんな事、有り得るのかしら?」
霊夢「私達だって、この世界には存在しない怪獣を宿してるわよ。そんな事があっても不思議じゃないわ」
輝夜「そうね。それより、霊夢の体をムフフフフッ♥一週間食べ放題だわー♥」
霊夢「り、麟やあの子も起こさないようにしなさいよ///」
そして二人は一週間、濃厚なおうちデートを過ごしたのだった。
まあ麟の話が殆どでした。
因みに歌は魔王魂の『シャイニングスター』です。
冴月麟の正妻に誰がなって欲しい?
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伊吹萃香
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フランドール・スカーレット
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古明地こいし
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封獣ぬえ
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ミスティア・ローレライ
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幽谷響子
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朱鷺子
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中村恵里
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大妖精
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サニーミルク
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ルナチャイルド
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スターサファイア
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姫之子守