東方怪獣娘ー怪獣を宿す幻想少女達ー   作:ちいさな魔女

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日常編・その2:霊夢のデート・幽々子編

霊夢は幽々子と太陽の畑へやって来た。幽々子は霊夢の腕に抱き着いていた。

 

霊夢「幽々子、一週間宜しく頼むわ」

 

幽々子「ええっ。そうねぇ♥」

 

幽々子は霊夢の腕に胸を押し当てる。彼女は亡霊の為に温かさは感じないが、胸に包み込まれた腕からは不思議と熱さを感じる。

 

霊夢「ひゃっ!?ゆ、幽々子!当たってるわよ!/////」

 

幽々子「当てているのよ♥」

 

幽々子は霊夢の耳元で囁く。恐らく胸の感触からして、胸の大きさはGカップはあるだろう。

 

幽々子「ふふっ♥どう?とっても柔らかいでしょう?」

 

霊夢「………///////」

 

霊夢は涙目になる。輝夜の豊満な胸を触ってきたから解る。幽々子の胸は柔らかさや大きさは輝夜より上だ。

 

幽々子「でも、デートが終わったら私達は元の友達に戻っちゃうわ。私は白玉楼の主で亡霊、貴女は巫女。私達は結ばれても意味は無いわ」

 

霊夢「それは分かってるわよ。でも……幽々子は悲しくないのかしら?」

 

幽々子「あら?ありがとう心配してくれて。でも大丈夫よ。貴女は、貴女の事を本当に愛してくれる人達を愛してあげて」

 

霊夢「………ありがとう幽々子」

 

少し寂しいが、幽々子にそう言われて少し吹っ切れた霊夢。

 

すると、花畑に一人の妖精がやって来た。

 

チルノ「おーい文ー!早く早くー!」

 

文「分かってますよチルノさ〜ん!」

 

それは、チルノと文の二人だ。二人は最近良い雰囲気なのだが、実はまだ付き合ってすらいない。その事を二人に尋ねると、顔を真っ赤にして否定する言葉を並べるが、満更でもない雰囲気を醸し出すのだ。

 

幽々子「仲が良いわね」

 

霊夢「ええっ。ん?彼処、見たことのない人達が居るわ」

 

幽々子「あら?本当?」

 

二人が向いた先には、向日葵畑ではない別のお花畑で寝転がる5人の少年少女が居た。

 

ゆり「ほら、しおちゃん。フラワーリング出来たわ」

 

それは、新しく勧誘を受けた中村ゆりと、彼女と共に太陽の畑へ遊びに来ていたさとうとしお、そしてしおの部下であり保護者でもあるマミやニコルであった。ザ・キングダムの面々は休暇で他の世界へ遊びに行くが、時々幻想郷にもやって来る。幻想郷の環境が彼等にとっても居心地が良いのだろう。

 

しお「わぁ!ありがとうゆりちゃん!」

 

さとう「しおちゃん。私も出来たよ」

 

さとうもフラワーリングを作る。お互いに摘み取った花で作ったフラワーリングは、ゆりは友情を示す花を選んだが、さとうが選んだ花は赤い薔薇にハナミズキ、キキョウにコチョウラン、ブーゲンビリアにスターチスといった花であった。ゆりはあくまで「友達でいよう」という花言葉だが、さとうは重すぎる愛をしおに示す。

 

ニコル「あ、愛が重いね」

 

マミ「松坂さん……愛の伝え方が極端なのよね」

 

さとうのしおに対する愛が、最近益々重くなり始めている事を感じている二人。

 

その様子を見ていた霊夢と幽々子は、彼等の遊ぶ光景に和む。

 

幽香「あら?あの子達、遊びに来てたのね」

 

霊夢「幽香。あれ、良いの?」

 

幽香「別に遊びに来てるだけなら、花畑を荒らしに来たんじゃあないなら別に大丈夫よ。それに、人の恋路を邪魔するなんて無粋な真似はしないわ。まあ……羨ましいとは思ってないけれど……………//////」

 

幽香のさとうとしおのイチャラブを見つめる顔を見ると、頬が赤く染まっており、頬を膨らませていた。羨ましがっているのが見え見えだ。

 

そして、太陽の畑を後にした二人は、人里へ赴いていた。数日後に紅魔館で開催される結婚式に招待された為、その為の正装を買いに来たのだ。

 

幽々子は意外にもファッションセンスが良く、霊夢に似合うドレスや着物を選別していた。

 

紅白の着物。花柄がより可愛らしさを醸し出し、更に髪留めによって髪を整えれば和風美少女の完成だ。

 

幽々子「まあ♥霊夢、似合うわぁ♥」

 

霊夢「うぅ……こういうのやった事が無いから、凄く恥ずかしいわよ……/////」

 

ドレス。此れも紅白柄だ。幽々子の見立てでは、霊夢は白黒よりも紅白のドレスが似合う。

 

幽々子「じゃあ、紅魔館は西洋風の館だから、此処はドレスにしましょう。レミリアもきっと歓迎するわ」

 

霊夢「うぅ………恥ずかしい//////」

 

こうして、ドレスを買い終えた二人。人里を歩き回っていると、二人はデュークの大店に辿り着く。

 

デューク「おやおや博麗様に西行寺様。良い品物が取り揃えてありますぞ」

 

霊夢「レミリアとパチュリーの結婚式に、良い贈り物をしたいのよ。何か、結婚祝いの品物とかどうかしら?」

 

デューク「でしたらこちらのワインを。紅魔館のスカーレットお嬢様はお得意様ですから、仕入れるのに苦労致しましたが、高級ワインで御座います。しかし、お値段はかなり厳しいですぞ」

 

霊夢「げぇっ!?」

 

霊夢は顔を青褪める。その値段は、今の霊夢にはとても払える金額ではなかった。

 

幽々子「大丈夫よ。お金は私が出すわ」

 

霊夢「幽々子……」

 

幽々子「その代わり、妖夢のお手伝いをお願い♥」

 

霊夢「えっ?」

 

こうして、デュークの元で結婚式のお祝いの品物を買った霊夢達。果たして、レミリアとパチュリーの結婚式に、誰が招待されるのだろうか。

 

――――――――――――――――――――――――

 

数日後、命蓮寺の境内の樹木の元で、白蓮は横になっていた。横になりながら袋の中にある小柿を食べていると、その場にある者が姿を現す。

 

星「聖。そろそろ紅魔館で結婚式が行われます。そろそろ行きますか」

 

白蓮「んー?いや、私は後から行きますよ。貴女達は先に紅魔館へ向かっててください」

 

星「ん?は、はい。では、お先に向かいます」

 

星はその場から去っていく。白蓮は起き上がって胡座をかいて、再び袋の中の煎餅を一枚取り出して食べる。

 

???「やるじゃねえか。お前、私の気配に気付いてたんだな。ったく太子様を愛してんのは私なのに、んな私よりデケェ乳しやがって」

 

現れたのは、烏帽子を被る緑色のボブヘアーの女性。白蓮に匹敵する胸の大きさに細い腰を持つ麗しの女性だが、衣服のスカートより下は脚が無く、幽霊の尻尾のような形となっていた。女性は空中に浮いて白蓮を睨んでいる。

 

???「聖つったか?私達は此れから偉大なる太子様の復活を行う。邪魔をすんじゃねえよ」

 

しかし、白蓮は小柿を齧って食べるだけで特に反応無し。

 

???「っ!!おい!!話を聞きやがれ!!」

 

女性は掌から電撃を放った。電撃が白蓮に迫る。距離は僅か1メートル。しかし、白蓮は後ろへ体を傾ける。電撃はジグザグに動くも白蓮にかすりもせず、虚空を飛んでいくだけだった。

 

???「っ!?」

 

女性は驚いた。自分の攻撃を、この距離で避けられると思っていなかった。

 

白蓮「元気ですねー。思春期?」

 

白蓮は最後の小柿を食べ終えた後、その場から立ち上がって歩き出した。

 

???(嘘だろ!?あの距離で避けやがった!)




紫とのデートを入れようかと思いましたが、もういっそのこと省いてしまおうか………いや、此処は敢えて次の章でやろう。

次回は、レミリアとパチュリーの結婚式です。

次章、漸く迎えた!

冴月麟の正妻に誰がなって欲しい?

  • 伊吹萃香
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