東方怪獣娘ー怪獣を宿す幻想少女達ー   作:ちいさな魔女

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日常編・その3:レミパチェ結婚式・後編

神父『それでは、新郎新婦の入場です』

 

神父がそう告げた後、会場の出入口が開き、最初にレミリアが入場した。レミリアの服装は、新郎の衣装を新婦よりに改造したドレスとなっている。

 

因みに、先程まで立食式であったが、それぞれのテーブルにそれぞれ人数分の椅子が用意されて、全員が椅子に座っている。

 

そして、レミリアが入場して神父の前に出た後、新婦のドレスを身に纏ったパチュリーが入場する。

 

パチュリーは車椅子に乗ったままだが、ウェディングドレスを違和感なく着こなしており、会場の誰もがパチュリーの新婦姿に注目していた。

 

フラン(お姉様綺麗……私も麟お姉様と結婚したらあれを着るのかな//////)

 

こいし(良いなぁ♥私も麟お姉ちゃんと……♥)

 

ぬえ(う、羨ましい………/////)

 

パチュリーの乗る車椅子を咲夜が押して、レミリアの元へ向かわせる。

 

卓夫「ギナさんもいつか、あのドレスを着るのかな?」

 

ギナ「なっ!?ま、まだ早い!///////」

 

卓夫に唆されて、ギナは思わず想像してしまった。あのウェディングドレスを着る自分の姿を。

 

鈴仙(私もいつかあのドレスを着るのかな………あっ/////)

 

妖夢(私もいつか、鈴仙さんと………あっ////////)

 

鈴仙と妖夢、目線が合う。しかし、恥ずかしくなってすぐに反らした。何故なら、お互いのウェディングドレス姿を想像してしまったからだ。そして、自分の隣に並び立つ姿も。

 

早苗「パチュリーさん綺麗ですねぇ♥」

 

文「あややや〜本当ですねぇ♥」

 

チルノ「うん!アタイもいつか着るのかな?///」

 

文「ええっ。いつかチルノさんがウェディングドレスを着る姿を見てみたいです」

 

大妖精(ああっ………いつか麟ちゃんと………いやーん♥想像しただけで悶えちゃう♥)

 

ミスティア(フフフッ♥最近またおっぱいが大きくなってきたわ♥発情期に産卵期が近いお陰ね♥それに、あの人みたいにウェディングドレス着て麟とセックスしたいわぁ♥)

 

響子「綺麗だねミスチーちゃん♥私も、麟さんのウェディングドレス姿が見たいなぁ♥」

 

ミスティア「あら響子。貴女は着なくて良いの?」

 

響子「でも……私みたいな幼児体型じゃ………/////」

 

ミスティア「お風呂でエッチした時、フランや萃香、恵里に加えて貴女の体を満遍なく味わってたわよ?私とぬえ、こいしのビッグマシュマロを堪能させたのに……嫉妬しちゃうわよ♥」

 

響子「……そっか。私、ウェディングドレス着てみたい♥」

 

恵里「僕だって負けないけどね!成長したら、もっと美人になるんだから!/////」

 

ミスティア「ふふっ。今度こそ私とぬえ、こいしのおっぱい天国の虜にしてやるわよ♥」

 

同じテーブルで、ミスティア、響子、恵里が言い争ってるが、会場に響かない程度であり、醜い争いではなかった。

 

エル「地球の結婚式は初めて見るな。とはいえ、俺も結婚式自体見たのは初めてだが」

 

朱鷺子「じゃあ良い体験が出来たね。エルさんも結婚式に出たらウェディングドレス着るのかな?私も着たいなぁ♥」

 

明らかに麟に見せる気満々である朱鷺子。

 

エル「……ふん。俺が着るだと?馬鹿を言え」

 

角は生やしたままだが、今は金色の袴を身に着けているエル。

 

柚葉「でも、私は綺麗なエルさんを見てみたいです!」

 

義郎「お、俺も……エル姉ちゃんのドレス姿を見てみたいなぁ//////」

 

エル「…………////」

 

一瞬自身がウェディングドレスを着た様子を妄想し、赤面になるエル。

 

こうして、パチュリーはレミリアと並んで神父の前に立つ。幻想的な音楽は二人の結婚を祝福しているようだ。

 

神父『新郎、レミリア・スカーレット様。貴女は新婦に対して、健やかなる時も病める時も、例え世界が滅びようとも、いつ如何なる時も変わらぬ愛を誓いますか?』

 

レミリア「誓います♥パチュリー・ノーレッジを心の底から愛すると誓うわ!//////」

 

パチュリー「っ♥」

 

パチュリーは嬉しさのあまり顔を反らす。会場からは拍手が響く。

 

魔理沙(わ、私も………いつか香霖と……/////////)

 

霖之助「パチュリーさんも綺麗だね。君もきっと似合うよ、魔理沙」

 

成美「霖之助さんの言う通りだよ。魔理沙の花嫁姿、綺麗だと思うなぁ。魔理沙は可愛いし、ウェディングドレスも花嫁衣装も絶対似合うよ」

 

魔理沙「な、ななななっ!?////////」

 

魔理沙は二人に言われた事で、思わず妄想してしまった。ウェディングドレスを着る自身の姿を。そして、ウェディングドレスを着て霖之助の隣に立つ姿も、思わず妄想した。あまりの恥ずかしさに顔面真っ赤になり、口から燃え尽きた灰から湧き出た煙のように煙を吐き出した。

 

神父は「宜しい」と微笑んだ後、パチュリーの元を向いた。

 

神父『新婦、パチュリー・ノーレッジ様。貴女は新郎である夫に対して、常に変わらない愛を誓いますか?』

 

パチュリー「誓います♥例え世界が滅びようともレミリア・スカーレットの傍に居ます。例え十字の前に引きずり出されようとも決して離れません♥レミリア・スカーレットと共に生きて、永遠に愛し続ける事を誓います」

 

レミリア「パチェ♥流石は私の妻だわ!////」

 

パチュリー「ちょっ!?れ、レミィ恥ずかしいわよ!////」

 

会場から再び拍手が響く。

 

神父『では此処に居る二人を夫婦として認めます』

 

その瞬間、二人は今まで我慢してたのが一気に解き放たれたように、それぞれ抱き合い始めた。レミリアがパチュリーの体に乗り掛かり、パチュリーが車椅子に座りながら抱き止めた。そして、二人はお互いにキスをする。長く、そして深いキスを交わし、二人はキスを介してお互いの愛を伝え合う。

 

レミリア(パチェェェェ♥パチェパチェパチェパチェパチェパチェパチェパチェパチェパチェパチェ♥大好き大好き大好き♥パチェとセックスしたい♥パチェとの子供が百人欲しい♥愛してる愛してるア・イ・シ・テ・ル♥)

 

パチュリー(レミィ♥レミィ♥レミィ♥私ももう我慢したくない♥レミィと愛し合いたい♥レミィとの子供が欲しい♥男の子でも、女の子でも、全然構わない♥レミィ大好き♥愛してる♥好き好き好き好き好き好き好き好き♥)

 

そして、キスを介して心の内を伝え合う二人の心を読んださとりは、二人の愛の深さと重さ、そして強さに思わず赤面した。

 

さとり「れ、レミリアもパチュリーも……愛が強すぎるわね……//////」

 

お燐「いやぁ~結婚式素敵ですね〜さとり様!それにお空も!」

 

お空「ウマウマッ。ウマウマッ♥」

 

お燐「お空は料理に夢中だねぇ」

 

さとり「お空ったら。ホントに正直で良い子ね」

 

そして、二人の結婚式は盛大な盛り上がりを見せて、漸く結婚式は幕を閉じた。

 

――――――――――――――――――――――――

 

そして結婚式の裏で、聖白蓮に会った亡霊の女性は、とある霊廟にやって来て棺を撫でる。

 

???「太子様♥ああっ………なんて麗しい♥貴女様に変わらぬ愛を誓ってから、私は死後も貴女様を思い続けておりました♥布都のせいで尸解仙にはなれませんでしたが、それでも私は貴女様への愛を忘れた事はありません♥」

 

霊廟の床をよく見れば、青白い血管のような線が彫られており、棺を中心にして木の根のように張り巡らされている。線は棺を中心になるよう集まっており、地下から何かを吸い上げているのか青白い光が線を通っていく。線を通る青白い光のエネルギーは、地球の核から抽出されている強大なエネルギーであり、外の世界を統べるタイタン達の力の源である。そしてその中でも、ゴジラが生命の源としている力のエネルギーである。

 

それは、女性が太子様と呼ぶ者の部下の一人が仕組んだ風水の力により、モンスターバースの地球にある巨大生物の力の源である地球の核から、龍脈を介してエネルギーを抽出しているのだ。地球の核から放たれるエネルギーは龍脈、地脈を介して、風水により集められた棺に吸収されていく。

 

???「布都。お前が壺をすり替えたお陰で私は尸解仙になれなかった。あの時、私は怒りに任せて死体となったお前を攻撃し続けたが、攻撃し終えた後はスッキリしたし、こうして太子様をより強くして蘇らせる為の準備が行えた。今はもう、お前に感謝しかねぇよ」

 

女性はもう一つの棺を撫でる。そして再び、太子様と呼んだ者が眠る棺を撫でる。

 

???「もうすぐです。太子様が全盛期を超えた存在となり、この世の全てを統べるお方となる事でしょう。ああっ、早くお会いしたいです♥太子様ァ♥」

 

亡霊となった女性は、棺を舐めながら顔をスリスリして愛おしく棺を撫でる。

 

その深い愛を応援するかのように、線から棺へ流れるエネルギーがより早くなり、棺へ流れ込んでいく。

 

棺の内部から、点滅が発生し始める。ゴジラの咆哮にも似た音が棺から響くと、女性は狂気と情欲に満ちた笑いを浮かべ、棺により強く抱き着いた。

 

???「ああっ♥良いぞ!!太子様が強くなり続けてる!地球の核から吸収し続けているお陰で、太子様が全盛期どころかかのタイタンの王すら凌ぎ始めている!!そうです太子様♥!!この世全ての王に相応しきは太子様のみ♥あのゴジラやコング等という偽善の王ではありません♥そして私は、貴女様と共にあり続けるのです♥ああっ太子様ァ♥太子様太子様太子様太子様太子様太子様ァ♥」

 

彼女は未だに思い続ける。軈て幻想郷に、嘗てない強敵が姿を現す事になるのだった。




姫之子守の容姿です。


【挿絵表示】

名前:姫之子守
性別:女
宿す怪獣:コモディスラックス
概要
姫之家の一人娘。その正体はコモディスラックスの生まれ変わりで、12歳の頃に記憶と卵のままだったジラとコモディの子供を取り戻す。麟の正妻となった事を両親に報告しており、両親も麟が相手なら問題無いと判断し、16歳になったら子守を嫁にすると約束してくれた。
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