アサルトリリィ ヒュージとリリィのFusioner   作:アイリエッタ・ゼロス

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十四話

「取り敢えず、部屋はここを使ってくださいって」

「そう。ありがとう鶴紗」

 顔合わせがあったその日の夜、私は鶴紗に案内されて寮に来ていた。

 

「何かわからない事があったら聞いて。私は三つの隣の部屋だから」

「了解」

「じゃあ、おやすみなさい」

 そう言って、鶴紗は部屋から出ていった。

 

「さてと....」

 私は背負っていたCHARMケースを壁に立てかけると部屋にあった椅子に座った。

 

「(取り敢えず明日は荷物を揃えて部屋に置いて....足りない物は通販で揃えるか)」

 そうして明日の予定を考えながら、私は目をつぶった。

 

 ~~~~

 

 そして気づけば朝になっていた。

 

「うわっ....寝てたか」

 私はイスから立ち上がり身体を伸ばした。

 

「お風呂にでも入りに行こうかな....」

 そう思い、私は着替えといくつかの荷物を持って寮を出るとお風呂場に向かった。

 

 ~~~~

 

「いや~、広い」

 身体を洗い、私はだだっ広い湯船につかっていた。

 

「(これは身体の疲れも取れるわ....)」

 そう思っていると、風呂場の扉が開く音が聞こえた。扉の方を見ると、そこには百由がいた。

 

「百由」

「ありゃ、銀華じゃない。こんな時間にお風呂?」

「その言葉そっくり返すけど?」

「まぁ徹夜してからねぇ....」

「そ」

 そう言いながら、私は湯船から出た。

 

「じゃあごゆっくり。私は先に出るから」

「はいはーい。銀華、今日は一年の子達の実技あるから指導よろしくね~」

「わかったよ」

 そう言って、私はお風呂場から出た。

 

 ~~~~

 

「(さてと....)」

 10時ぐらいになり、私はグラウンドにいた。そして、私の目の前には二クラス分の一年生が

 いた。その中には一柳隊のメンバーや昨日斬りかかって来たリリィがいた。

 

「取り敢えず、挨拶であった通りたまに私が実技指導になりました。一応指導方法は考えたいから

 今から五人か六人ぐらいのチームを作って。その後、全員私と五分ぐらい模擬戦をしてもらうよ」

 私がそう言うと、リリィ達は驚いた様子だった。

 

「全員の実力を知るのに一番早いからね。さ、グループ作った作った」

 そう言うと、リリィ達はそれぞれグループに分かれていった。

 

「さて、何処のグループからやる?」

「なら、私達とやってもらいましょうか」

 そう言って前に出てきたのは私に斬りかかって来たリリィのグループだった。

 

「確か、アールヴヘイムだっけ? あなた達のレギオン名は」

「えぇ。前回はお預けされましたから。今回は楽しませてもらいますわ」

「そうだね。じゃあ早速....」

「ちょーっと待った!」

 私は早速模擬戦を始めようとした時、突然誰かの言葉によって止められた。声の方を見ると、

 そこには何かの箱を持った百由がいた。

 

「百由」

「模擬戦するのは良いけどそのCHARMでやるのは駄目よ。そのCHARMでやったら全員の

 CHARMが壊れるから。だから、ここから好きなCHARMを使って」

 そう言って百由が持っていた箱を開くと、その箱の中には数本のCHARMが入っていた。

 

「訓練用のCHARMよ。好きなの使って良いわよ」

 そう言われ、私は箱の中にあるCHARMを見た。その中には、ひたぎ姉様の使っていたCHARMと

 私が昔使っていたCHARMがあった。

 

「百由、これとこれ借りるよ」

 そう言って、私はグングニルとブリューナクを手に取った。そして、私は背中に背負った

 ケースからCHARMと整備用の工具を取り出して自分のCHARMから二つのマギクリスタルコアを

 外してグングニルとブリューナクに取り付けた。そして、数回素振りをしてアールヴヘイムの

 リリィ達の前に立った。

 

「待たせて悪かったね。....じゃあ、始めようか」

 そう言って、私はCHARMを構えた。

 

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