アサルトリリィ ヒュージとリリィのFusioner 作:アイリエッタ・ゼロス
「あ、銀華様! ごきげんよう!」
「梨璃。ごきげんよう。今日もあの子の所?」
「はい!」
「そう」
「(目が覚めて一週間以上経ったか....)」
件のあの子が目が覚めて一週間以上が経っていた。現状特に問題は起こっておらず、
一部のリリィと関係者にしか彼女についての情報は伝えられていなかった。
「少し、私も様子を見に行ってみようかな」
「本当ですか! きっと結梨ちゃんも喜ぶと思います!」
「結梨?」
「あ....え、えっと今のはその....!」
「名前、付けてあげたんだ。まぁ名前があった方がわかりやすいもんね」
そう言いながら、私は結梨と名付けられたリリィのもとに向かって歩き出した。
「早く行くよ梨璃」
「は、はい!」
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病室
「あ、祀」
病室に着くと、中には祀がいた。祀は結梨と名付けられたリリィに制服を着せていた。
「梨璃さんに銀華。ごきげんよう」
「ごきげんよう祀様」
「何やってんの?」
「見ての通りよ。今日から彼女も正式に学園の生徒だから」
「へぇ....」
「そうなんですか! 良かったね結梨ちゃん!」
私は結梨と呼ばれたリリィをじっと見た。
「(普通に見たらただのリリィと変わらないな....)」
そう考えていたら、結梨は私の方を見てきた。
「ねぇ梨璃。この人は?」
「この人は銀華様だよ。とっても強いリリィなんだよ」
「ごきげんよう。名前は結梨だったね。私は銀華。ここに世話になってるリリィだよ」
「銀華....」
「そ。まぁ、これから長い付き合いになると思うから。よろしく」
そう言って私は結梨の頭を撫でた。
「....」
「ちょっと銀華。せっかくセットした髪が崩れるんだけど?」
「おっと。そりゃごめん」
「よし、これでOK。それじゃあ梨璃さん、結梨ちゃんを一柳隊がいる所に連れて行ってあげて。
結梨ちゃん、一柳隊に所属してもらいたいからね」
「わかりました。じゃあ結梨ちゃん、行こっか!」
「うん!」
そう言って、二人は病室から出て行った。そして二人の姿が見えなくなると....
「ねぇ銀華....あなたが言っていた事本当なの?」
祀は私にそう聞いてきた。
「嘘をつく必要がないでしょ。まぁ、見た目はただのリリィと変わらないけど....」
「....」
「しばらくは出歯亀への警戒かな。何かあったら私に言って。処理はするからさ」
そう言って、私は病室から出た。
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病室から出て食堂を通った時、夢結達が集まっているのが見えた。
「一柳隊お揃いで。結梨とは仲良くやれそう?」
「銀華」
「そうね。梨璃がしっかりと面倒見てくれていたみたいだからね」
「そ。なら良いんだけど....」
そう言って、私は結梨を見た。
「....?」
私の視線に気づいたのか結梨は不思議そうに首を傾げた。
「....梨璃」
「何ですか銀華様?」
「結梨の事、しっかり見てあげなよ」
そう言って、私はこの場から離れた。