アサルトリリィ ヒュージとリリィのFusioner 作:アイリエッタ・ゼロス
「銀華様~、このパーツも貰ってよいのか?」
「いいよ、そこにあるのは好きに使って」
結梨が一柳隊に加入してから数日が経った。私とミリアムはラボで結梨のCHARMを
作っていた。
「にしても、こんなパーツよく残ってたのぉ。随分と希少なパーツじゃのに」
「G.E.H.E.N.A.の研究所からスッてきたからね。この辺のパーツほぼタダだよ」
「手癖悪いのう....」
そう言いながら、ミリアムはパーツを繋げていた。
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「よし、これで完成じゃ! じゃあ結梨の所に行ってくるのう!」
そう言ってミリアムは完成したCHARMを持ってラボを出て行った。
「....」
「(手伝い終わったし、体動かしに行くか....)」
そう思い、私はCHARMを持ってラボを出て練習場に向かった。
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夢結side
「梨璃、私と同じCHARMなんだね」
「そうだよ。初心者でも扱いやすいからね」
「(後ろから見ていると、本当に姉妹のようね....)」
私は前で歩いている二人を見てそう思った。すると、前から銀華が歩いてきた。
「あ、夢結。それに梨璃に結梨。何してんの?」
「図書室に行くところよ。あなたは?」
「練習場で体を動かした帰り」
「そう」
そう話していると、結梨が銀華に近づいていた。
「....銀華」
「何?」
「銀華はどうして戦うの?」
「私が戦う理由?」
「(その質問、さっき私達に聞いていた....)」
結梨の質問は、控え室で私達に聞いてきた内容だった。
「....お姉様との約束のためかな」
「お姉様?」
「そ。私にも梨璃みたいにお姉様がいたの。でも、私を守るためにお姉様は死んだ。
その時に約束したんだよ。必ず戦いを終わらせるって」
そう言った銀華の目はさっきと違って少しだけ寂しそうな目をしていた。
「(銀華....あなたも....)」
「そうなんだ....銀華、皆よりも悲しい匂い....」
「匂い? ....なるほど、匂いで感情がわかるんだ。面白い才能ね。使い方によっては
脅威になりうりそう。....その才能、大事にしなさい結梨。きっとその才能はいざと
いう時に役に立つわよ」
そう言うと、銀華は結梨の頭を撫でていた。
「さて、そろそろ私は行くわ。やることがあるからね。またね」
銀華はそう言うと、私達が来た方に歩いて行った。
「銀華様にあんな過去があったんですね....」
「そうね....ああいう人に限って、背負ってるものは誰よりも大きいものよ」
梨璃の言葉に私はそう返した。
「....私達もそろそろ行きましょうか」
「うん」
「はい!」
そう言って、私達は図書室に向かった。