ワールドウィッチーズ転生記 1944~1967   作:すたーりん

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27話 整備 帰還

27話 整備 帰還

 

早朝 6:30

悠太「総員起こし」

 

ドアが開き

 

凛「んーおはよう」と顔を出して言う

 

悠太「貨物室に行っとけ、飯あるから」

 

ソラたちも続々と起きてくる

 

 

貨物室兼食堂 

 

悠太「全員揃ってるな?」

 

「はい」

 

疾風「エミリー、起きて!」

 

と机に伏せてるエミリーを揺らす

 

エミリー「んーあと少し」

 

疾風「少しじゃなくて今すぐ起きて!」

 

悠太「疾風いいよ、話は聞いてるだろうし」

 

疾風「ですが」

 

悠太「もし聞いてなさそうなら話が終わった後に聞いてみろ、わかったか?」

 

疾風「はい」

 

悠太「7:00より全機スクランブル発進の用意をしとけそれだけだ」

 

「はい」

 

疾風「悠太中将はなんて言ってた?」

 

エミリー「7:00より全機スクランブルの用意って言ってたぁ」

 

疾風「本当に聞いてるのか…」

 

悠太「飯を食え、7:00までには食い終わっとけよ」

 

「はい」

 

と食べ始める

 

7:10

 

悠太「もし緊急発信があるなら無線で連絡するからな、俺らは502基地のユニットの整備に行ってくる」

 

「はーい」

 

 

格納庫

 

悠太「秀太来てたのか」

 

秀太「まあ先に確認しときたいことと部品をね」

 

悠太「必要なものは?」

 

秀太「うーん…軽く見た感じ変えしたいなぁ」

 

悠太「ならサーシャさんと話しようか…オラーシャとガリアのエンジンあったかなぁ…」

 

秀太「扶桑とカールスラントはあるよね?」

 

悠太「まあこの部隊自体その辺が多いから多めに持ってきてるはずだけど…」

 

秀太「オラーシャとガリアのエンジンはどっちもV12型どからカールスラントのエンジン部品で流用だな、と扶桑は無理だけど…頑張るか」

 

 

と雑談なんかをしていると

 

サーシャ「えっと、御三方集まってますよね?」

 

悠太「ああ」

 

凛「集まってる」

 

秀太「早よ整備したいね」

 

サーシャ「やることはエンジンの整備…ですかね」

 

秀太「いいや、乗せ替えだ」

 

サーシャ「ですが部品が…」

 

悠太「あるにはあるよ」

 

サーシャ「あったとして時間が足りないと思いますが」

 

秀太「足りるさ、少なくとも面倒な扶桑のユニットが壊れてないんだ、いけるね」

 

サーシャ「…では作業を開始します」

 

と言うと悠太達がお互いを見て

 

秀太「面倒と思うな、保護具が、身を守る」

 

悠太「確認は、人に頼るな、任せるな」

 

凛「危ないぞ、溶接火花が、火事になる」

 

秀太「ぬかるな段取り、ぬかすな手順」

 

悠太「あぶないと、気づいたところ、すぐ直せ」

 

凛「あなどるな、ちょっとしたところ、慣れた事」

 

秀太「電気作業、しろうと判断、大禁もつ」

 

悠太「共同作業は、声かけよう、答えよう」

 

凛「安全は、週間ではなく、習慣に」

 

秀太「終わりまで、心のネジを、緩めるな」

 

悠太「はい、作業開始」

 

 

と整備を始める

 

数時間後

 

秀太「っし、終わった」

 

悠太「サーシャさん、今飛べるメンバー全員呼んできてくれる?」

 

サーシャ「は、はい」

 

と サーシャ、クルピンスキー、ロスマン、菅野、定子、ニパ、ジョゼ、ひかりと無関係だがニパ、サーニャが集まる

 

秀太「取り敢えず言いたいことがある」

 

沈黙

 

秀太「予想以上にユニットの破損がすごい、主にクルピンスキー、菅野、カタヤイネンの三人だ」

 

クルピンスキー「そ、そんなかな」

 

菅野「うっせ」

 

ニパ「不運なのが…」

 

秀太「整備もお世辞にはいいといえない代物かつ、体たらくなパイロットが合わさり最悪だ、俺は色々な機体を見てきたけどここまでは最悪とは言わんがひどい、1番酷いのはそこのバカ夫婦のやからした奴だ」

 

悠太「アレに関しては本当にすまないと思ってる…」

 

回想

 

谷間を飛ぶ1機のF-15E

 

悠太『見えた!三峡ダム』

 

凛『地対空ミサイル撃ってきてるよ』

 

悠太『わかってるさ』

 

と言いながらフレアを炊き最小の軌道でミサイルを避ける

 

ミサイルは後ろで爆発する

 

凛『垂直尾翼にダメージ、飛行可能』

 

悠太『投下準備』

 

凛『了解、左翼にダメージ、飛行可能』

 

ダムまで直線になった瞬間に国防軍により魔改造されたGBU-28が投下される

機体を離れたGBU-28は即座にロケットエンジンに点火し高速でダムの水面ギリギリに命中し、突き刺さり大爆発を起こし決壊する

 

悠太『黒部のお返しぜ』

 

悠太《こちら龍神、こちら龍神、竜宮城をぶっ壊した、繰り返す竜宮城をぶっ壊した》

 

凛『ミサイルロック、フレア!後方に敵機多数、右翼にも被弾、そろそろやばいかも!』

 

ドン と爆発音がなると機体は突然ロールをする

 

悠太「うおっ、ロールが…やばい…よーしいい子だ…」と突然ロールした機体を水平に戻す

 

凛「第二エンジン出力低下」

 

と言うとF-15Eは上昇角80度ぐらいで急上昇する

 

中国機は反撃を恐れているのか、手負だからなのか追尾をやめた

 

高度1万8千メートル

 

悠太『損傷箇所は…第1エンジン推力低下、まあ落ちてるな、第2エンジン停止、垂直尾翼、水平尾翼、両翼…生きてるのが不思議だな』

 

凛『良くまだ第一エンジン生きてるよねって、左翼の油圧はなくて、燃料は噴き出してるけど…大丈夫なのこれ…」

 

悠太『正直のところ見たくないね…あと3分も飛んでれば基地だ《こちら龍神、間も無く、基地付近だ、追尾機なし》

 

《了解》

 

着陸前

 

悠太《こちら龍神、着陸許可願う》

 

管制《ッ…了解…》

 

悠太《うおっ》と着陸すると前方のランディングギアが沈み込み機首が地面と接触する

 

と地面と機首を擦り合わせること30秒機体は停止する

 

キャノピーを開け左翼を確認すると…そこには…何もない、右垂直尾翼も…

 

悠太「嘘だろ…」

 

凛「中国軍機が追ってこなかった理由って…」

 

秀太「…」

 

数時間後

 

秀太「お前ら、やってくれたな…」

 

悠太「ほんっっっとすみません…」

 

秀太「奇跡だよ本当に、左翼は失くすし、左垂直尾翼も失くす、おまけに第二エンジンにミサイルは刺さってるしさあ!」

 

凛「み、ミサイル?」

 

秀太「そうだ、ミサイルだよ!、お前らのケツにミサイルが刺さってたんだわかるか!」

 

悠太「いやその…」

 

秀太「どっかの誰かは”機体なんざ消耗品、搭乗者が生還すりゃ大勝利だ”って言ったが、もう少しでパイロットが死ぬところだったんだわかるか?」

 

悠太、凛「「本当に申し訳ありませんでした!」」と二人して土下座する

 

時は戻る

 

凛「まあはい…すみません…」

 

 

秀太「それはいいとして、最初にクルピンスキー」

 

クルピンスキー「ぼ、僕?」

 

秀太「そうだ、君はネウロイに近づきすぎだ、わかるか?エアインテークにネウロイの破片の粉末がこびり付いていたよ、その先のエンジンもだいぶ傷んでいたさ、そのおかげでエンジンを全とっかえ、取り敢えず応急的ではあるけど、破片が入りずらいように少し手を加えた、だがあまり近付くないいな?」

 

クルピンスキー「わかってるんだけどね…」

 

秀太「菅野、君もだいぶ近づいてるね、エアインテークにやっぱりこびりついて、整備のし易い零戦がびっくりするぐらい汚れてたようん、こっちクルピンスキー同様の措置をしたから多少はマシになるはず…」

 

菅野「ふん」

 

秀太「カタヤイネンくん、君は才能の持ち主だろう?なぜ破損をしていないユニットを壊せるのだ?アレか?魔法力過剰か?そうなのか?じゃないとして整備士として教えてほしいさ」

 

ニパ「その…」

 

エイラ「ニパはツイテないんダナ」

 

悠太「してもついてないってレベルじゃないだろう…」

 

秀太「あとは…グンドュラ・ラルに言っておいてくれ、最後にユニット飛ばしたのいつだ?と、埃が溜まってて下手すれば燃えてるところだ」

 

サーシャ「わかりました」

 

秀太「それ以外はない、各自テストフライトしてくれ」

 

 

時は経ち 翌日 早朝

 

悠太「全員乗ってるか?」

 

凛「乗ってるよ」

 

悠太「チェックリスト読み上げ」

 

 

凛「チェックリスト問題なし、エンジン始動」

 

 

悠太「スロットルフル、テイクオフ」

 

2時間後

 

悠太「タッチダウン、フルブレーキ」

 

凛「完全停止」

 

悠太「エンジンカット、燃料ポンプカット、エンジン停止」

 

凛「うーしセヴェロモルスクについた、このあとは?」

 

悠太「ソラたちは明日まで休みだ」

 

ソラ「はーい」

 

凛「わては?」

 

悠太「凛と秀太は少し手伝え」

 

凛「了解」

 

秀太「おうよ」

 

とチェックを済ませる

 

機体から降りる

 

凛「手伝いってなんよ」

 

??「閣下、お待ちしておりました」

 

と士官用第一種軍装で丸坊主の壮年が声をかけてくる

 

悠太「君が日下敏夫(くさかとしお)くんだね?」

 

敏夫「はっ」

 

悠太「なら作業を開始するか」

 

と腕捲りする

 

敏夫「持って来い!」

 

と言うとZiS-13が4両くる

 

凛「?燃料?」

 

悠太「その通り」

 

凛「え?と言うかこれ1両あたり何リットルよ」

 

敏夫「えっとですね、2.5トンだそうです」

 

凛「え?10000L?こいつ40000Lだよな…往復だと時間が…」

 

と追加で4両くる

 

悠太「よし8両来たな、20000Lあれば帰れるからな、作業開始」

 

「了解」 とせっせこせっせこ開始する

 

凛「足り…るか?」

 

悠太「んー50000フィートを半分の出力で飛べば足りる」

 

秀太「重量が軽くなる分楽になるな」

 

凛「と言うかこの時期のこの辺の海は全部とは言わないけど凍ってるんじゃ?」

 

敏夫「少しついて来ていただけますか?」

 

悠太「まあ行こう」

 

と3人で敏夫についてゆく

 

セヴェロモルスク港内を見渡せる丘に着く

 

敏夫「あれが私が艦長を務める特殊潜水艦イ-400です」

 

と指を刺す

 

凛「イ-400ですか…航空機の発艦も可能で?」

 

敏夫「もちろんです、今回は燃料輸送でしたので搭載はしておりませんが、通常時は搭載予定です」

 

悠太「世界一大きい潜水艦か…」

 

敏夫「ですが、扶桑本国ではこれ以上のサイズの潜水艦の設計をしているとの話を聞きます」

 

悠太「はて、そんな話聞いたことないですね」

 

敏夫「ええ?閣下ですら聞いておられぬのですか?」

 

悠太「僕は空軍ですので、海軍の事情はわからぬのです」

 

敏夫「ですか…」

 

悠太「このあとはどこに向けて出港するんです?」

 

敏夫「このあとは東シベリア海を通ってパシフィス島に戻ります」

 

悠太「距離的に1万2000キロですか…」

 

敏夫「まあたった20日ちょっとです」

 

凛「船乗りじゃない私たちからすれば欧州から帰るだけで疲れたのに、船乗りってすごいや」

 

敏夫「我々から見たら、飛行機乗りってすごいってなりますよええ、少なくとも空を12時間飛んでてたわけですし」

 

悠太「まあお互い様ですな、では俺はこの辺で戻ろうかな」

 

数十時間後 扶桑 百里基地

 

悠太「タッチダウン、フルブレーキ」

 

と扶桑に帰還する

 

格納庫付近まで行き機体を完全停止させる

 

 

次回 年越し 楽しみに

 

 

新しいキャラ(男性パイロット)を追加するかしないか

  • するー
  • しないー
  • どちらでも
  • 眠たい(する)
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