ワールドウィッチーズ転生記 1944~1967   作:すたーりん

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第三章 偶然の戦闘
36話 休み?


36話 休み…?

 

ヴェネチア・ロマーニャを解放し、宮藤家を避暑地として利用中

 

ドォーン

 

悠太「博士ぇ!」

 

一郎「またダメか」

 

悠太「博士、せめてね、本部の実験室でやりましょうよ」

 

一郎「専用の建物建てたならここでやったほうがいいと思うんだけどなぁ」

 

悠太「多少の実験ならまだしも、爆発するぐらいは建物が耐えれませんよ!木造ですよ!木・造、わかります?」

 

一郎「そんな、吹き飛ばすようなことしないから大丈夫だよ」

 

悠太「はぁ」

 

 

宮藤「どうでした?」

 

悠太「あいも変わらず爆発してたさ…」

 

宮藤「デスヨネー、あ坂本さん」

 

坂本「また今日も泊まっていいか」

 

宮藤「勿論です、でも良く来られますがお仕事とか大丈夫なんですか?」

 

坂本「悠太から資料を受け取るのも仕事の内だ」

 

 

 

 

宮藤「…私穀潰しだよね…」

 

凛「突然なに?」

 

宮藤「このまま過ごして行くのかなぁって不安になって…」

 

凛「って言われてもねぇ…待つか動くかしかないよ」

 

宮藤「デスヨネ」

 

数日後

 

悠太「俺でも対処できるって、俺は医者ちゃうんぞ」

 

愚痴をこぼしながら宮藤診療所に続く坂を歩いて登る

 

診療所から

 

??「はい、ご活躍は聞いておりました!ぜひその時のお話を聞かせてほしいです!」

 

悠太「(なんだ?来客?)」

 

 

悠太「ただいまー」

 

宮藤「おかえりです」

 

??「その方は?」

 

悠太「宮藤康太だよー」

 

??「え?弟さん?」

 

宮藤「うん?うん」

 

??「服部静香です、よろしくね」

 

悠太「静香お姉ちゃんよろしくー」

 

宮藤「静香ちゃんはなんのようで?」

 

静香「そうでした、本日は」

 

悠太「お先にお茶をどうぞ」

 

静香「小さいのにお手伝いしてるんだ」

 

悠太「うん」

 

そこへ美千子がやってくる

美千子「え?どう言う…」

 

美千子の手を掴み、台所の方へとさらう

 

 

悠太「すまん、ちょっと遊んでる」

 

美千子「え?静香ちゃんって子にはどうするの?」

 

悠太「すまんが話が終わったら、何も知らずに帰ってもらうしか…」

 

美千子「だよね…」

 

 

 

静香「改めまして、海軍兵学校から宮藤少尉に辞令をお持ちしました」

 

宮藤「え?学校ってことは坂本少佐の教え子さん?」

 

静香「はい!ご活躍は坂本少佐からお聞きしております、ネウロイの巣を打ち倒す原動力だったとか!」

 

 

 

 

宮藤「なるほど、でヘルウェティアって?」

 

美千子「えっとね、欧州三大医学校の1つで軍の招聘でも中々行けない超名門だよ」

 

宮藤「へぇー」

 

美千子「芳佳ちゃん……」

 

清佳「そうですか、芳佳が欧州の医学校に留学ね」

 

静香「私が随行員として同行するよう仰せつかりました」

 

宮藤「決めた、私医学校に留学する」

決意(脱無職)を固めた宮藤

 

 

 

静香「あともう一枚」と宮藤に渡す

 

宮藤「んー…康太くん?」

それをジーッと見つめ悠太に渡す

 

悠太「?」

 

宮藤「これ」

 

とその封筒を渡す

 

悠太「僕?」

受け取り中身は

 

「伝令、安田悠太氏ハ海軍本部ヘ招集セリ」

 

悠太「よいしょ」

 

立ち上がり

隣の実験棟兼安田家に入る

 

制服を着て、陸王に跨り

 

悠太「清佳さん、夜には戻ります!」

 

エンジンを吹かし、坂を降りる

 

宮藤「行ってらっしゃーい、坂本さん達によろしくねー」

 

静香「え?今のって…中将の階級章…?」

と震えながら言う

 

宮藤「さっきの話の続きなんだけど…」

 

静香「待ってください宮藤さん!私とんでもないことを…」

 

宮藤「ん?今の原隊は…」

 

美千子「独立第1特殊飛行隊ファルコンウィッチーズだよね?」

 

宮藤「あーそうそう、ファルコンウィッチーズ、私と同じ元501メンバーの安田悠太さんだよ、階級は見た通り中将」

 

静香「え?え?」

真っ青を通り越して真っ黒になりそうな顔をする

 

凛「ううぅ…やっと終わった、お茶もらいに…っと、何方?」

 

静香は真っ黒になりそうな顔をしながら硬直している

 

宮藤「あ、凛さん、お茶ですね、ちょっと待ってください」

 

茶飲み茶碗にお茶を注ぐ

 

凛「あいつ単車出してたけどどこに行くって?」

 

宮藤「悠太さんなら軍部の方に行きましたよ」

 

凛「そっかあ」

 

宮藤「なんか用があったんですか?」

 

凛「ちょっと、買い物にでもと思ったけど、まあ明日でも明後日でもいいしその時にするわ、でそこの子は今も硬直してるの?」

 

静香「…」

 

凛「ツンツン」

 

静香「はっ、行かなければ」

 

凛「無理だよ」

 

静香「えっと」

 

凛「初めまして、安田凛、さっき会ってたであろう安田悠太の妻だよ」

 

静香「先ほどのご無礼を謝りたいのですがどうすれば…」

 

凛「ご無礼?何やったの?」

 

静香「わたくし、海軍兵学校からきました服部静香と言うんですが、空軍中将の安田悠太様に大変ご無礼を…」

 

凛「別に謝んなくてもいいと思うよ、本人も楽しんでやってただろうし」

 

静香「ですが」

 

宮藤「静香ちゃん、多分ね悠太さんも気にしてないと思う」

 

静香「軍人としての…」

 

凛「じゃあさ、私や宮藤にはないの?」

 

静香「え?」

 

宮藤「凛さん!?」

 

凛「それなら私は一応少将だし、それはどうなるん?」

 

静香「え?」

 

宮藤「いや、確かに凛さんはそうですけど…」

 

凛「宮藤は一応軍医少尉だし、服部は海軍兵学校飛行学生でしょ?今の私は長期休暇だけどさ」

 

静香「いや…その…」

 

凛「いや別に怒ってるわけじゃないんだけどね、いいって言ってるのにしつこく言うのもね」

 

静香「はい…」

 

ソラ「ジー」

 

凛「ああ、ソラ」

 

宮藤「あ、ソラちゃん」

 

ソラ「ジー」

 

静香「その子は?」

 

凛「うちの子」

 

静香「え?」

 

宮藤「あってるけど間違えですよね?」

 

ソラ「は…じめまして…安田ソラです…」

 

 

軍部

 

悠太「で、なんでしょう?わざわざ呼び出して」

 

五十六「すまないね」

 

悠太「要件はなんです?」

 

五十六「宮藤少尉の件は知ってるか?」

 

悠太「ちょろっとだけ聞きましたけど」

 

五十六「なら話は早い、宮藤少尉の護衛を扶桑空軍第一艦隊に任せることに決まったんだ」

 

悠太「護衛と言うと?」

 

五十六「扶桑からガリアまでの護衛船団の航空参謀だ、提督は南雲くんだ」

 

悠太「日程は如何程に?」

 

五十六「すまないが、1週間後だ」

 

悠太「わかりました」

 

五十六「ファルコンウィッチーズのメンバーには既に伝えてあるから安心したまえ」

 

悠太「了解であります、では失礼」

 

五十六「ああ、もう一つ」

 

悠太「はい?」

 

五十六「新型潜水艦についてたが…」

 

悠太「研究開発で躓いていると聞きましたが?」

 

五十六「いや、そこまで躓いているわけでないんだ、例のコアコントロールシステムを流用した画期的なものを思いついたものがいてだな、似たような物がそちらにもあるか気になってな」

 

悠太「はて。どのような仕組みでしょう?資料がなければ分かりかねませんね」

 

五十六「ああ、すまないね、これなんだが」

 

と見る人が見ればわかるであろう第一世代沸騰水型原子炉(BWR)の計画書である

 

悠太「…」

 

この時に悠太は”苦虫を潰したような顔をしていた”と戦後の書物で山本五十六氏は話している

 

五十六「わかるか?」

 

悠太「ええ…コアの熱エネルギーを使い、水を高温・高圧の蒸気として取り出し汽水分離器、蒸気乾燥器を経てタービン発電機に送り発電ですね…」

 

五十六「ということは似たようなのがあったということだな?」

 

悠太「ええ、もちろん…ですがそれは前世の国を一度敗北に追いやった原因でもあります」

 

五十六「なに?」

 

悠太「その物質は”ウラン235”と”ウラン238”と言います」

 

五十六「コアの物質名と数字が同じだな…」

 

悠太「それはいつ頃発見された物でしょうか?」

 

五十六「少し待ってれ」

 

と席を外し部屋を出てゆく

 

数分後

 

五十六「すまないね、これなんだが」

 

と書物を渡される、その中には”コア235及びコア238の発見と流用方”と書かれている

 

細かく読むと

 

「コア235は1935年にアーサー・ジェフリー・デンプスター氏が発見し、コア238は同氏が1938年に発見した」

と記載されている

 

悠太「同じものと見て良いか…」

 

五十六「敗北に追いやったって言ったがどういうことだ?」

 

悠太「はい、我々がイベリオン(アメリカ)と戦争していたというのは覚えてますよね」 

 

五十六「ああ、衝撃的だったからな」

 

悠太「その時の戦争で扶桑(日本)は敗北を重ね、本土決戦直前にウランを使った新型爆弾を広島・長崎に投下されました」

 

五十六「広島…長崎…扶桑の主要港か…そして新型爆弾」

 

悠太「1945年8月6日午前8時15分、広島市上空約600m、その爆弾は破裂し太陽のような輝きと共に約3000℃という高温で家屋や建物を一撃で焼き払い、約9万-16万人が亡くなりました」

 

五十六「なんだと…」

 

悠太「同年8月9日午前11時2分、型は違えど系列の新型爆弾が長崎上空503メートル地点で炸裂、同じく太陽のような輝きと共に約3000℃で長崎を市を焼き払い、こちらで約7万人が亡くなりました、その後1945年8月15日、帝都東京で事実上の降伏宣言と共に武装解除及びイベリオン合衆国やブリタニアによる統治が開始され、統治時代は1946年から1952年まで行われました、少なくとも1960年ごろからは大国としての新たな国として国際的に認められました」

 

五十六「そちらの扶桑は如何なる苦痛も屈せずに国家としての威厳取り返した…と」

 

悠太「そして…2018年6月12日12:01分、2度目と同じく長崎市しにもう一度、別国製の爆弾が着弾、約25万人が死亡…軍人も約1万人と艦艇20隻、航空機200機が破壊」

 

五十六「時代は違えど扶桑に合計3度の攻撃か…」

 

悠太「その時の同盟国であるイベリオンの復讐により、その敵国の首都に投下され、それで約100万人と両国合わせ約150万人以上の死者負傷者が出ました」

 

五十六「なんと痛ましい…我々の世界では決して起こしてはいけないことだ…研究即時停止の嘆願書を書かなければな」

 

悠太「いや、研究は中止しなくて良いでしょう、我々の世界では原子力、いやコア力発電は主力となり、船舶等に搭載した原子力空母なる超大型船舶もあります」

 

五十六「ほう?少なくとも話を聞けばこの発電には燃料が不必要なために航続距離をほぼ無限にできると…」

 

悠太「ええ、食料等の補給をすれば無限に航行可能です、少なくともこれを用いた兵器を新たに研究開発するのは断固として反対です」

 

五十六「都市を丸ごと吹き飛ばす兵器はもはやネウロイと変わらない」

 

悠太「理解いただき感謝です」

 

五十六「これを用いた発電はどのぐらいあるのだろ?」

 

悠太「まだ第一世代であるため少ないでしょうが我々の生きていた時代では165万kW程度あります」

 

五十六「なんだと…火力発電の数倍はあるじゃないか」

 

悠太「秀太が図面を書けるかは不明ですが、私が聞きましょうか?」

 

五十六「ああ、例の爆弾については国内ひいては各国に圧力をかけてみせる、あと細かい情報はC研究に頼む」

 

悠太「ありがとうございます」

 

五十六「そちらも頼んだぞ」

 

と握手を交わし出てゆく

 

悠太「(少なくともヒロシマ・ナガサキのようなことは起こすまい…)」

 

と携帯を取り出し、秀太に電話をかける

 

 

秀太「んー?どうした?」

 

悠太「聞きたいんだが加圧水型原子炉いや加圧水型コア力炉の図面描けるか?」

 

秀太「は?原子炉?無茶な話だぜ、そのコア力の使い方もわかりねぇし」

 

悠太「C研究ってところにいえば情報をくれるらしいが…」

 

秀太「何だその中国でも研究してそうな機関は」

 

悠太「コアのCだよバカ」

 

秀太「ああ、なるほどで、場所は?」

 

悠太「知らん、だれか大将に聞いてくれ、あと1週間後に俺たちは欧州に行くわ」

 

秀太「わかった、欧州は気をつけろよ」

 

悠太「あいよ」

 

1週間後

 

 

悠太「さあて、各員お久しぶりだな、急な仕事ですまないが、作戦は聞いてるだろ?」

 

アバ「突然招集されたから何かと思ったけど護衛任務なのね」

 

悠太「ああ、そうだ今や扶桑の英雄のミヤフジ少尉の護衛任務だ」

 

アバ「英雄さんねぇ、きっちり護衛しなくちゃね」

 

悠太「そうだな、目的地はガリア、約1ヶ月半だ、航行ルート上にネウロイの観測は特に無し、言えば楽勝な航海だ」

 

アバ「でも油断は禁物じゃないかしら?」

 

悠太「その通り、とはいえ多少はラフに行かないと精神が破壊されるさ、そろそろ出港と時間だ」

 

ソラ「うん」

 

悠太「帽振れ準備」

 

準備する

 

アナウンス「総員帽振れ!」

 

と全員が帽振りを始める

 

横須賀港が小さくなること数十分

 

凛「おいっす」

 

悠太「ああ、おかえり」

 

宮藤「静香ちゃんほら早く」

 

静香「先日は…《航空参謀長及び航空参謀補佐は直ちに作戦室に集合せよ》

 

悠太「行くぞ」

 

凛「あいよ」

 

静香「えその…」

 

悠太「その辺をうろちょろするのはいいが触るなよ、機密があるからな、宮藤、ちゃんと見とけよ」

 

と走ってゆく

 

宮藤「(静香ちゃんは運がないなぁ…)」と心で思うのであった

 

 

作戦室

 

南雲「お久しぶりだな」

 

悠太「南雲司令長官、お久しぶりです」

 

凛「同じくお久しぶりです」

と二人とも敬礼をする

 

南雲「では始めよう」

 

と内容は航空機員のシフトについでだった

 

南雲「これで良いのか?」

 

悠太「ええ、問題ないでしょう、あの子は飛ばなくても十分ですよ、機密の部分もありますし」

 

南雲「ああ、だが坂本少佐には是非使ってくれと、言われたんだ」

 

悠太「訓練だろうと期待と性能差が大き過ぎます」 

 

南雲「それは仕方ないな」

 

 

新しいキャラ(男性パイロット)を追加するかしないか

  • するー
  • しないー
  • どちらでも
  • 眠たい(する)
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