ワールドウィッチーズ転生記 1944~1967   作:すたーりん

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42話 クロマイト作戦 

 

 

1951年8月24日 クロマイト作戦 前夜 深夜九州南部沖150海里 扶桑・極東軍連合艦隊 旗艦 戦艦大和以下、戦艦武蔵、アイオワ、ミズーリ、空母信濃、天城、出雲、オリスカニー、上陸用LST含め以下各種艦艇130隻

 

九州南部海域 上空15000m

 

悠太『久しぶりの自由だ』

 

凛『だねー、釜山上陸成功して橋頭堡を確保、増援を送ってるから大丈夫かな』

 

悠太『どっかとヤンキーどもが巣を破壊してるからネウロイは弱体化してるらしいからな』

 

凛『にしても極東陸海軍がこっちに寝返ってくるとはね、しかもマッカーサー元帥だし』

 

悠太『アレの使用を反対派の筆頭だとは思わなかったな』

 

凛『現世だと大賛成どころか朝鮮半島に落とそうとしてたわけだしね』

 

無線《こちら連合海軍、貴機へ注ぐ、同空域は現在飛行禁止空域に指定されているさもなくば撃墜するルート-2-2-6へ転進せよ、繰り返すこちらは》

 

悠太《こちらは扶桑空軍第404航空飛行小隊、空母信濃への着艦を許可もらいたい》

 

無線《…了解した、我が艦は五島列島より南西へ150海里を航行している》

 

悠太《了解》『降下しよう』

 

凛『話がわかる人でよかった』

 

悠太『流石に上から命令な訳だから聞いてるだろ』

 

凛『そうだね、っと正面からお迎えが上がってきてるね』

 

悠太『ちとばかり早いな』

 

凛『…違う!ネウロイだ!クソ!あいつこっちと同じ波数で返してきやがった』

 

悠太『これが例のネウロイか、行くぞ凛』

 

凛『一丁大暴れだね!』

 

とF-16とSu-27は一気に降下を開始し、ネウロイに対して攻撃を仕掛ける

 

悠太『こいつが噂のX-19か?』

Ye-8らしき機体が2機に攻撃を仕掛けると回避する

 

凛『なんかMiG機みたいだね!』

離脱する、するとその2機は後ろをつける機首部分からビチュンと短いビームを乱射してくる

 

悠太『中、小型は機関砲のようなビームってことことか、さあ、お遊びは終わりだぜ』

 

と言うと凛は小隊を離脱、その間にも悠太はぐんぐん加速、ネウロイは凛の方は危険性がないと思ったのか悠太の方のみを追う

 

凛『危機察知能力低いのねあんたら』

 

と言いながらAR-1の5.56mm×45Fを後ろから叩き込み、撃破する

 

凛『もう一機はミサイルで』

と改良されたAAM-2Cを発射し、撃墜する

 

悠太『これで終わりだな』《こちら404小隊、X-19型ネウロイを二機撃墜》

 

無線《了解、既にそちらに2機援護を送ったためにそちらで合流し着艦せよ》

 

??『悠太さーーーーん、凛さーーーーん』

 

凛『この声は!?』

 

悠太『そういえば…』

 

??『お久しぶりです、悠太さんに凛さん』

 

悠太『お久しぶり、宮藤芳佳中佐』

 

宮藤『はいっ』

 

??『あわわわ、宮藤さん、この方に敬語を使わな無いのは…』

 

悠太『えっと…』

 

??『初めまして、信濃第1飛行隊第一小隊次席指揮官の 神山 碧(こうやま あおい)大尉です。我が指揮官の御無礼…』

 

悠太『そうか、宮藤、話してないのか?』

 

宮藤『あ、えへへ、話してないです』

 

凛『芳佳はこの歳になっても少し抜けてるなぁ…』

 

宮藤『あ、空母が見えて来ましたよ』《こちら第一小隊、着艦指示を》

 

無線《風速横風2.2、波ほぼ無し2機ずつ着艦せよ》

 

宮藤《了解》『碧行くよ』

 

碧『は、はい』

 

と綺麗に着艦する

 

悠太『あの宮藤上手くなったものだな』

 

凛『そういえば信濃に坂本さんも乗ってるんだっけ?』

 

悠太『らしいな』

 

無線《404小隊、着艦開始せよ》

 

悠太《了解》

 

と二機とも着艦する

 

整備士「えっと…どうすれば」

 

悠太「とりあえず燃料だけで良いよ」

 

凛「私の方はAIM-2C、1発と燃料ね」

 

整備士「了解」

 

宮藤「あ、来た」

 

凛「おいっすう」

 

悠太「おうよ」

と10人いや15人ぐらいのウィッチ達が並んで整列している

 

宮藤「ウィッチ隊〜頭右」

と言うと無音だがビシッと音が聞こえそうなぐらい綺麗に悠太達の方を見る

 

悠太「えー…?」

 

宮藤「どうしました?」

 

悠太「すまん、何話すか忘れた」

 

宮藤「えっ?」

 

凛「…ごめん私もだ、なんかあったと思うんだけど…うん」

 

悠太「あー…明日から始まるクロマイト作戦に従事するウィッチに注ぐ、同作戦は各ウィッチ隊の連携、支援、能力全てに置いて全力を出すことが前提とされており、同作戦は明日の扶桑軍臨時傘下のアイオワ級戦艦2隻、扶桑海軍の大和型戦艦2隻による艦砲射撃から始まり、その戦艦群を空から護衛するのが目的である、邀撃戦闘のみならず、観測射撃や早期警戒も任務の一つである、まだ戦争は終わってはいない。 今回の勝利に満足することなく、今後再開されるであろう戦闘においても諸君らの奮戦を期待する」

と言うと少しざわつく

 

艦内アナウンス

「安田悠太大将、飯田凛中将、艦長室へおいでください」

 

悠太「最後に諸君、最後に一つだけ、僕はそんなに硬い人間ではない、上官ではあるが自分達の兄や姉のように接してほしいな、では」

 

凛「よろしくね、みんな」

 

宮藤「戻れ!」

 

艦内看板を頼りに艦長室へ向かう

 

艦長室

 

ガチャとドアを開ける

 

「お久しぶりです、安田悠太大将殿と飯田凛中将殿」

 

悠太「お久しぶりです、坪田艦長」

 

「何年振りですかね」

 

悠太「2年ぶりぐらいですかね、それで呼んだ理由は?」

 

「それについてはですね、数時間前に同地域を飛行した偵察隊が撮って来た写真に違和感を感じまして、これなんですかね」

 

と一枚の白黒写真を見せる

 

悠太「中央部の上陸予定地点ですね?それがどうして?」

 

「ここの川の部分を見ていただきたいんですが…」

と指差すとそこにはまるで橋のようなものが掛かっている

 

凛「石橋…ですかね?」

 

悠太「もしかしてこの地域に人が住んでいた可能性があると?」

 

「ここだけの話なんですが、2人は異世界から来たと話を聞いておりそれで、あ、安心してください墓までこの秘密は持っていきますよ」

 

悠太「…はあ…ええ、そうですよ異世界の住人ではあります、この地域に人が住んでたかと言われたYESとしか」

 

「なるほどありがとうございます」

 

悠太「この事は機密ですから他言しないでくださいね」

 

「もちろんです、墓まで持っていきますよ」

 

悠太「そういえばこの艦隊に何個脚隊居るんでしたっけ?」

 

「一応6ですね」

 

悠太「信濃に2個脚隊だったよな?」

 

「ええ、そうですが…」

 

悠太「もし宜しければですけど明日の作戦時に信濃第1飛行隊の指揮権を移譲してくれませんか?」

 

「…は?」

 

悠太「よければです、無理ならばそれで構いません」

 

「ちょ、私だけでは決めかねられませんので航空参謀の方に…」

 

悠太「ええ、構いませんよ、なら少し格納庫の方に行きですね」

 

「は、はい」

 

と出てゆく

 

凛「何考えてんの?」

 

悠太「そりゃ飛ぶなら部下をこさえなきゃだろ?」

 

凛「…どこから?」

 

悠太「はー…お見通しか水戸(FuIB)からだよ」

 

凛「水戸の連中か、内容は?」

 

悠太「この近辺で確認されたHNについてだとよ」

 

凛「え?HN居るの?報告聞いてないけど」

 

悠太「どうにも情報室だけで止まってたらしい、ネズミが教えてくれたら突いたらボロボロとな」

 

凛「やっぱり諜報部は信頼できないね」

 

悠太「ちったぁまともになったと思うんだがな」

 

凛「まあそうだけどさ」

と2人で艦内を散策してると

 

???「あれっ?ユウタじゃん」

 

悠太「は?」

 

凛「ん?ってエーリカじゃん、そっちこそどうして?」

 

エーリカ「対瘴気で連合軍に派遣されてたからそれで来たんだよ」

 

悠太「あー?そう言えばカールスラントとガリアから来てるって話があったな」

 

エーリカ「田舎で開業医ついでで瘴気の研究してたんだけど、元ウィッチでしょ?だから呼ばれたの」

 

凛「そっか、上陸作戦だもんね」

 

エーリカ「そうそう、限定的なだけど治療法もあるし」

 

悠太「結局治療法ってなんなんだ?」

 

エーリカ「ヨウ素剤で多少の対策ができるからね、扶桑で開発された新型の防護服もあれば多分大丈夫だとは思う」

 

凛「ヨウ素剤か〜にしてもなんでこっちに?」

 

エーリカ「だってこっちは医療機器が揃ってるし」

 

悠太「そういえばレントゲンやら細菌検知室があったなそれなら大和とか武蔵でも同じ設備はあると思うが」

 

エーリカ「そうなんだけど、信濃のほうが大きいんだよね、医者もこっちの方が多いし」

 

悠太「そうなのか」

 

エーリカ「知らない…の?」

 

悠太「そりゃ俺は空軍だし、前線に出てくることなんてベルリン以降初めてだぞ」

 

エーリカ「うっそぉ!」

 

悠太「本当だよ」

 

エーリカ「大丈夫なのそれ」

 

悠太「さあな」

 

宮藤「あ、居た居た」

 

エーリカ「ミヤフジじゃんどうしたの?」

 

宮藤「坂本さんが呼んでたんですけど」

 

悠太「なら行くか、エーリカも来るか?」

 

エーリカ「行こうかな」

 

宮藤の後をついて行く

 

格納庫の一角 待機室外

 

??「振る時はもっと腰に力を入れて1,2,1,2、そうそうだ」

 

凛「坂本さんって声が聞こえる」

 

エーリカ「だね…」

 

悠太「あいも変わらずか」

 

宮藤「年齢以外変わってないように思いますよ私は」

 

ガチャとドアを開ける

 

宮藤「坂本さん、連れてきましたよ」

 

坂本「おお、来たか」

 

悠太「お久しぶり」

 

凛「同じくお久しぶり」

 

エーリカ「さっき振りかな?」

 

坂本「何年振りだ?2年ぐらいか?」

 

悠太「そのぐらいだな、それで話があるんだろ?」

 

坂本「ああ、ちょっとついてきてくれ」

 

と何処かへ連れて行かれる、ついた先は将官用の会議室だ

 

坂本「話についてなんだが、高麗半島上陸後の戦闘について少し気になるところがあってだな」

 

悠太「どこだ?」

 

坂本「陸軍から情報を貰ったんだが、上陸時にネウロイの過半数は存在しないとあるんだが」

 

悠太「偵察機を飛ばして確認したがあまり確認はできなかった、言えば上陸隊員を油断させないための工作だ、とはいえ”あの時”みたいに地下から現れる可能性もある、だから戦艦四隻巡洋艦五隻で艦砲射撃を行うんだ」

 

坂本「なるほど…地面を削りネウロイに少しでもダメージを与え出させれば最後ということか」

 

悠太「そうだ、運が良ければ損害ほぼなしで上陸できる、上陸後は機甲部隊を陸揚げして南下させ、釜山から出てきた部隊と合流その後に各地域を占領、北上は北緯38度線で停止」

 

坂本「その後は?」

 

悠太「各部隊到着したら越境し、半島最深部にある川のラインで完全停止だ」

 

坂本「ネウロイがライン川の時のように出て来るんじゃないか?」

 

悠太「BU-47での写真偵察を解析したが付近一帯にネウロイは確認されていない、巣の位置も内陸に500kmは行かないと確認はされてないからな」

 

坂本「そう言うことか」

 

悠太「念には念、さらに念を加えるために我々が来たと言ってもいいな」

 

坂本「!?2人とも飛べるのか?」

 

悠太「もちろん、最後に飛んだのがいつかは覚えてないがな」

 

凛「本当にいつだろうね」

 

宮藤「二機だけで飛ぶんですか?」

 

悠太「それは今航空参謀に聞いてるらしい、艦長が」

 

宮藤「もしかしてうちの部隊を一部…」

 

悠太「何を言ってるんだ?信濃第1飛行隊をだが?」

 

宮藤「ええ!」

 

坂本「流石に無理だろう?」

 

悠太「さあ、わからん」

 

宮藤「いやでもあの航空参謀なら…」

 

凛「と言っても今回のウィッチ隊の仕事は防空のみだから渡してくれそうだけどね」

 

宮藤「そうですけど、流石に」

 

坂本「たがウィッチ隊がいなければ防空圏は薄くなるぞ」

 

悠太「そもそもネウロイ数は少ない上に作戦開始時刻の10分前には板付飛行場や大村空港から防空のF-4B/Cが飛んでくる」

 

坂本「確かにそうだが戦力の分散は不味くないか?」

 

悠太「別に別働隊として動くわけでもないんだ、動くとすれば俺と凛が上陸支援に二機だけで行くさ」

 

凛「そうそう」

 

坂本「そうか…」

 

エーリカ「と言うか私ここに居てよかったの?」

 

悠太「別に機密を言ってるわけでもないから良いさ」

 

エーリカ「そうだけどさー」

 

悠太「なんだ?機密でも言って欲しかったか?」

 

エーリカ「今で十分お腹いっぱいだよ」

 

悠太「そうか」

と腰ポケットを軽く叩くすると

カサと音が鳴る

 

悠太「ん?」

ポケットに手を突っ込んで確認すると…ここに来る前に飛行中にと渡されたチョコレートが入っていた

 

悠太「エーリカ、ほい」

投げ渡す

 

エーリカ「え?」

と慌てて受け取る

 

悠太「あげるわ」

 

エーリカ「ってチョコじゃんどうしたの?」

 

悠太「ここに来る前に坂付で飛行中にでも食ってくれって渡されてたやつ、結局は食べなかったあげるよ」

 

凛「私も貰ってたからはい、あげる」

 

エーリカ「…なんか意図を感じる」

 

悠太「そうか?」

 

凛「そう?」

 

エーリカ「…ああ、そういえばクリスちゃんが悠太に会いたいって相談してきたんだけど」

 

悠太「クリス?バルクホルンの妹だったよな?」

 

エーリカ「うん、なんでも空軍パイロットになりたいんだってさ、でもカールスラントだと女性戦闘機パイロットは認められてないから扶桑でって話なんだけど」

 

悠太「認められてないのか」

 

エーリカ「戦闘機はね、それ以外の役職だとあるんだけどどうしても戦闘機が良いって言っててね」

 

凛「それなら秀太のところで見させれば?あそこだったら整備から飛行機、空戦機動論の全部が学べるしさ」

 

悠太「だな、あいつにも相談してるからまだカールスラントで勉強しといてくれって伝えてくれ」

 

エーリカ「わかったよ」

 

悠太「ただ、法的な問題と諸君理由で遅れそうではあるけどな」

 

エーリカ「本人は24歳には行くって言ってたよ」

 

凛「24?どうして?」

 

エーリカ「それまでにカールスラント国内のライセンスを取るって言ってた」

 

悠太「なるほどな」

 

凛「確かにそれはいいね」

 

エーリカ「と言うかもうこんな時間じゃん、私戻るね」

 

悠太「ああ、俺らも戻りたいが…宮藤部屋どこだ?」

 

宮藤「部屋は将官用のところなんですけど…知りませんよね」

 

凛「知らんね」

 

悠太「知らないな」

 

宮藤「ならついてきてください」

 

と連れられて部屋にゆく

 

悠太「凛と同部屋か」

 

宮藤「まあ夫婦なんで良いかなと」

 

悠太「宮藤提案か?」

 

宮藤「い、いやそんなコトハナイヨ」

 

悠太「まあいい、場所は覚えたしな」

 

「あの、悠太さんいらっしゃいますかね?」

 

悠太「なんだ?誰か呼んだか?」

 

宮藤「航空情報官の神田さんがきてます」

 

悠太「どうしました?」

 

「先ほどの話についてお二人とも航空参謀がお呼びに、宮藤さんもです」

 

悠太「少し待ってくれ」

と荷物をベットに放り込む

 

凛「私もっと」

同じように放り込む

 

悠太「よし、行こう」

 

参謀部

 

「あの話についてなんだが…あ、宮藤さんは聞いてないか」

 

宮藤「いや、先ほど悠太さんから直で聞きました」

 

「なら良い、安田悠太大将の指揮下に入れ」

 

宮藤「了解」

 

「部隊への通達は明日の作戦開始前迄に伝えてくれれば構わない」

 

「それ以外は…特にないな」

 

悠太「戻っても?」

 

「かまいません」

 

その後入浴し翌日の作戦に備える

 

艦隊は空母艦隊と戦艦艦隊へ別れ、空母艦隊は戦艦艦隊の後方60海里に展開した

作戦開始まで20分の前 早朝4時50分

 

艦長『航空隊、作戦開始まで30分、各機全力出撃用意』

 

各役職が忙しなく動き始める

 

作戦開始直前 

宮藤「傾注!」

 

悠太「航空隊各員へ通達する、この戦いは以降の全ての戦いへつながる架け橋だ、我々は艦隊を完全に防衛仕切り、上陸隊を速やかに上陸させる、それが我々の任務だ、この任務をこなせれば貴君らは一人前のウィッチいや一人前の戦士となれるだろう、どれだけ英雄になろうとも絶対に忘れてないで欲しい我々は多数の屍に立っていると言うことを、総員時計合わせ3,2,1、5():20(フタマル)作戦開始」

 

と各員ユニットに乗機し甲板へ出てゆく、それは悠太、凛も同じである

 

悠太『第一航空隊は発艦後高度5000まで上昇』

 

宮藤『了解』

 

他の中隊長も反応をする

 

そして悠太から発艦を開始する

 

数分後 高度5000m

 

ドゴォォォォォンと遠くから雷鳴のようなものが複数聞こえてくる

 

悠太『直営航空隊、戦闘は?』

 

『こちら直営の225空、以前として航空ネウロイの存在はなし』

 

悠太『了解、5分後に貴機らは帰還を開始せよ後任は信濃1空が受け継ぐ』

 

『了解、感謝する』

 

225空と入れ替わり、滞空していると

 

凛「海兵隊が上陸を始めたね」

 

悠太「どれどれ」

双眼鏡を使い見ると各種揚陸艇が沿岸に向かい高速移動している

 

悠太「ネウロイはほぼなしか」

 

凛「あ、ネウロイ…あ」

と地面から一機ネウロイが出現したが即座に戦艦群に撃たれて破片へと化す

 

宮藤『あの、今後はどうするんですか?』

 

悠太『近接支援は別働隊、防空はほぼなしの状況ゆえにどうすることもできないな」

 

宮藤『そうなんですけどそれでもなんか無いんですか?』

 

悠太『と、言ったってなぁ定刻通りにことは進んでるわけだが』

 

大和『戦艦艦隊旗艦大和より各航空隊へ通達、これより平野一帯に広範囲射撃を行う、退避せよ』

 

『220空了解』

『219空了解』

と戦域に展開中の各航空隊は退避を始める

 

宮藤『私たちは?』

 

悠太『艦隊の直上故に戻らなくても構わないだろう、もしかしたらこの隙をついて攻撃を開始されるかもしれんしな』

 

『こちら215、信濃1へ、艦隊防空は頼んだ各部隊は補給に帰還する』

 

悠太『信濃1了解』

 

大和『5,4,3,2,1,撃て!』

 

と言うと46cm砲18門、16in砲18門合計36発の対ネウロイ燃料弾(燃料気化弾)が放たれる

その放たれた砲弾は見事な扇状で飛翔し空中で炸裂、地上に高度の熱が降り注ぐ

すると土の中から大型の母艦のようなネウロイが2機出現する

 

悠太『戦艦艦隊へ通達、信濃1空迎撃に当たる』

 

大和『了解』

 

悠太『総員戦闘の時間だ!』

 

『はい!』

 

宮藤『ライン川で見た以来のこの型だ』

 

悠太『こちら信濃1空、戦艦隊へ対ネウロイ徹甲弾の射撃を要求する』

 

大和『こちら大和了解、専用弾のため装填に2分かかる堆肥の時間も入れ3分後に砲撃する、小型ネウロイの排除を願う』

 

悠太『了解、各員聞いてたか?』

 

『はい』

 

悠太『小型ネウロイを掃討開始』

 

数百はいる小型ネウロイを約20人で掃討する

 

宮藤『みんな、撃破したら何か奢るよ!』

 

悠太『金は俺が持ってやる、宮藤も気張れよ』

 

宮藤『はいッ!』

 

凛『第三、第四中隊、私には続いて!』

 

三中隊長『了解です!行くよ!みんな』

 

四中隊長『了解、いっくよ〜』

 

 

 

悠太『のこり1分30秒、残り30秒時点で各機は離脱せよ』

 

『了解!』

 

悠太『こちらの掃討は終わり、第一、第二中隊、第三、四と合流する』

 

凛『助かる、こっちは数が多くてねっ、33機目だよこれでッ』

 

悠太『これが終われば勲章のオンパレードだよおっお、くそ、ネウロイがアブねぇだろ』

とAR-1を叩き込み撃破する

 

凛『金でもくれりゃあいいんだがね!34機目ッ』

 

 

凛『あと三機だ!』

 

宮藤『一機撃墜!

 

碧『私もこれで25機目ですッ!』

 

凛『碧ちゃん危ない!』

と碧に突っ込んで来てたをシールドバッシュしネウロイにユニットの噴進部を当てA/Bを炊き高温でコアを破壊する

 

碧『えッ、ありがとうございま』

大和『発射まで30,29,28』

 

凛『碧ちゃん手繋いで、一気に駆け上がるよ!』

 

碧『は、はい』と反射的に凛の手を掴む、と凛はそのSu-27の25,000kfgというぶっ飛んだエンジン推力で天空を駆け上る

 

悠太『後ろから来てるぞ!』

 

凛『ちぇ!残った一機か!』

 

宮藤『3,2,1今です!』

と言うと凛は思っ切り左にロールする

そしてロールした瞬間宮藤の持つ50式改13mm機関銃をネウロイに叩き込むとネウロイは金切り声をあげ粉になるとほぼ同時に戦艦大和から砲弾が放たれる

 

 

その砲弾が放たれ10秒、15秒、そしてバゴォォォォンと着弾しネウロイを撃破した

 

凛『新たに戦艦の時代が来る?』

 

悠太『あるとすれば航空戦艦になるだろうなただ、空母には勝てそうにもないが』

 

宮藤『戦艦はすごいですけど戦術戦略的に足りませんねやっぱり』

 

悠太『だな、地上から現れる大型ネウロイにしか効果がない、航空機型には子機で防がれるからこうやって子機を壊滅させなければならないな』

 

宮藤『それをやるだけなら伊勢や紀伊の航空戦艦を使えばできないわけではないかな』

 

悠太『結局、ヘリコプター収容艦として使われてるがな』

 

宮藤『ウィッチより優秀ですからね人員輸送に関しては』

 

悠太『そりゃそうだ』

 

宮藤『最近は宮菱重工がなんとかスキーってところを買収したんですよね?』

 

凛『シコルスキーエアクラフト*1だね、にしてもリベリオン政府はよく認めさせてくれたよね』

 

悠太『大した企業でもなく民間の航空メーカーだったからな』

 

凛『それでとシコルスキーエアクラフトを売ったんだ、残念なことしたなあの国も』

 

悠太『まあ大してどの機体も売れてないしな』

 

大和『こちら大和、弾着観測を要求する』

 

悠太『了解、目標は?』

 

大和『そちらの一存で頼む、上陸部隊が上陸中であるため誤射には十分に注意願う』

 

悠太『了解』

 

と数十分程度弾着観測を行い帰還する

着艦し格納庫で少しゆっくりしていると艦長室へ召集がかかる

艦長室

 

悠太「なんでしょう?」

 

「作戦は無事成功したとのことだ、やはり街の痕跡のようなものがあったと地上部隊から連絡があった、それで地上にいるとある人から救援要請が来たから行ってくれないか…いや違うな行ってくださいか?」

 

悠太「ええ、了解です、移動手段は?」

 

「UH-1Kがちょうど一機は燃料物資輸送に戻るからそれに乗って行ってくれ」

 

悠太、凛「了解しました」

 

「…許してくれ」

 

悠太「なんですか煽りですか?」

 

「いや…上官相手にして良かったのかと不安で」

 

悠太「私の階級は中佐であります」

 

「いや…え?」

 

悠太「って言いながらきたかったです」

 

「っと、私は会議があるので少し」

 

と出てゆく

 

凛「不思議な上下関係だった」

 

悠太「俺にもわからん」

 

凛「だね、さ行こ」

 

格納庫

 

宮藤「あれ?どっかいくんです?」

 

悠太「半島の方に呼ばれたからそれでだ」

 

宮藤「気をつけてくださいね〜」

 

凛「あいよ〜」

 

と甲板に通ずる階段を登って行く

するとUH-55Kが着艦開始している

 

凛「あれ?」

 

悠太「だな」

 

「お二人が艦長が言ってた方ですね、お乗りください」

と爆音の中声かけてくる

 

悠太「ええ、そうです、ヘッドセットは?」

 

「こちらです!」

 

と渡し、ヘリに乗機する

 

パイロット『お二人とも乗りましたね、シートベルトお願いしますよ!』

 

悠太『ああ、わかってるよ』

 

と言うと機体はゆっくりと持ち上がり、空母から離れて行く

 

数十分後

高麗半島の上陸地点にある基地に到着する

 

????「あ、きたきた」

 

悠太「エーリカかどうした」

 

エーリカ「私が呼んだんだよ」

 

悠太「なんのために?」

 

エーリカ「そう怒んないでよ」

 

悠太「別に怒っちゃいねぇよ」

 

エーリカ「そう?ならよかった、それでなんだけど」

 

悠太「おう」

 

エーリカ「ここに行きたいから護衛をお願いしたいんだけどいいかな」

 

悠太「こっから…10kmぐらいの所だな、何があるんだ?」

 

エーリカ「多分だけどアレ(・・)がある」

 

悠太「アレ(・・)がか?」

 

エーリカ「うん」

 

悠太「そんでアレ(・・)ってなんだ?」

 

エーリカ「え”?」

 

悠太「なんのことは知らないが明らかにやばい所だろ?そもそもその情報源は何処なんだ、それがわからなきゃいく気にもならん」

 

凛「同意、ただ一つ言えるのは戦友(とも)だかついてくかな」

 

エーリカ「あまり大きな声で言えないんだけど…”コア”があるぽいんだよね」

 

悠太「ほう、それをどうしたいと?」

 

エーリカ「…」

 

悠太「持って帰ってこいとでも言われたのか?流石にそれに加担はしない」

 

エーリカ「瘴気の研究に…」

 

悠太「それなら他を当たってくれ流石に」

 

エーリカ「だよね、でも見に行く価値はあると思うんだよね」

 

悠太「まああるな、だったら少し待っとけ用意するもんがある」

 

エーリカ「わかった」

 

と言うと悠太は本部の詰所へと行く

 

悠太「邪魔する」

 

「誰…ッ司令殿どうしてここに」

 

悠太「とある子に呼ばれてね、それより陸軍のM110借りていいか?」

 

「え?まあ構いませんが何用で?」

 

悠太「この辺の散策用でな、ついでに各種小銃と携行対ネウロイを借りてくな」

 

「ええ、そこにサインしてくれれば構いません」

 

と言うとささっとサインを済ませ借りて行く

 

 

悠太「すまん 待たせた」

 

エーリカ「それって」

 

悠太「M110さ」

 

凛「ちゃんとRPG-3とか持ってきた?」

 

悠太「あたぼうよ」

 

凛「ほら、エーリカ乗っていくんでしょ」

 

エーリカ「うん」

 

と乗り込み進み出す

 

道なき道を進み数十分

 

悠太「そろそろだ、凛」

 

凛「わかってるよ」

と言うとカチンとチャンバーが金属音を奏でる

 

悠太「正面に黒い靄があるが…もしかしてアレか?」

 

エーリカ「多分そうかな」

 

凛「エーリカは装備着てるね」

 

エーリカ「うん、2人は本当に大丈夫なの?」

 

悠太「一応ウィッチだからな」

とゴーグルをつけ使い魔の頭(秋田犬)を軽く撫でながら言う

 

エーリカ「本当に見えなくなってるんだね…」

 

悠太「さあいくぞ」

 

とハッチを開け外へ出、ゆっくりとその靄に近づく

 

悠太「吉と出るか凶と出るか、さあ」

靄の中へ一歩踏み出すとピンク色の明かりがうっすら見える

 

エーリカ「あれ…だよね」

 

悠太「だな」

 

と一歩二歩と近づく

 

悠太「見えた、アレがネウロイのコアか…」

 

エーリカ「マジマジとネウロイのコアを見たのは初めてだ、数百も壊してきたのに」

エーリカが近づいて行く

 

悠太「下がれ!」

エーリカの首根っこを引っ張り戻す

するとエーリカがいた辺りがビームで焼かれる

 

エーリカ「えっ」

靄の中らからは人型ネウロイが一歩二歩と近づいてくる

 

悠太「貴様は言葉がわかるのか?」

 

「キィィィィィィィィィィン」

 

悠太「そうだよなお前らと和解ってのは無理だよな、さらばだ」

AR-1を構えパンパンパンとネウロイの胸に2発、頭に 1発叩き込むとネウロイは破片へと返す

 

エーリカ「あのコアは」

 

悠太「残ってるが破壊するか?」

 

エーリカ「お願い」

 

悠太「凛」

 

凛「あいよ」

とポーチからグレネードを取り出し投げ込む

 

パァンと爆発し靄は消え去る

 

悠太「これは全域を探索するように瘴気部隊に連絡するべきだな」

 

エーリカ「だね、私の方は上に危険を伴ったので破壊したって言っとくね」

 

悠太「それで大丈夫なのか?」

 

エーリカ「まあこの部門でまともに研究してるの私だけだから大丈夫だよ」

 

悠太「もし何あがれば扶桑に来い、その手の研究は盛んだからな」

 

エーリカ「わかった」

 

その後はネウロイによる抵抗もなく目標地点に到着

 

1951年11月23日

連合軍は目標地点へ到着した

 

 

同年12月 東京 

 

国際連合安全保障理事会決議88

高麗地域の安全と対ネウロイ防衛の取り決め

署名

1951年12月24日10時00分(FST)

署名場所

扶桑国東京湾 扶桑海軍戦艦大和の甲板上

発効

1951年12月24日

言語

扶桑語・武語

主な内容

高麗半島の扶桑国編入受け入れ受理

 

 

1951年12月24日 人類は新たに勝利した

その日東京上空には各国航空隊、ウイッチ隊が飛んだ

 

 

 

次回 新軍管区長とゴタゴタと国際演習 

 

*1
1946年に扶桑が民間航空会社として宮菱重工が買収し、傘下した、同年シコルスキーが満を辞して開発したS-55を扶桑国内で初飛行させた、と同時に本社を扶桑へと移し本格的に開発を開始し1950年8月に艦隊配備が始まった、それがUH-1Kである




高麗戦争終わり
にしてもよくリベリオンはシコルスキー売ったな
と言うことで次回はとある一族の方が登場ですお楽しみに

新しいキャラ(男性パイロット)を追加するかしないか

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  • しないー
  • どちらでも
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