ワールドウィッチーズ転生記 1944~1967   作:すたーりん

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44話 新技術・パイロット見習いの初訪問

44話 新技術・パイロット見習いの初訪問

 

1952年12月5日 扶桑 国防省 総司令部

 

時刻は24時前、正確に言えば57分、そこには扶桑軍関連の重鎮達が集まって居た、安田夫婦も例外ではなく、重苦しく、吐き気を催す異様な空間に腰を落として居た

いつもと違い、誰も喋らず、時計の音のみがチクタクチクタクと鳴っている

そして…時計は24時を指した

 

「爆発を確認」

という声と同時に安堵の声が各所から漏れた

 

高麗半島 某所  

 

自然多い谷のその中に白い、人工的な塔が建っている…が突然爆発で吹き飛ぶ

もくもくもと爆煙が広がった

 

翌日

 

悠太「”コア力爆弾の試験は成功、軍最高司令部は兵器化を指示した”か…」

と机に置いてある新聞を読む

 

凛「まるで北朝鮮だよこんなの」

 

悠太「人に使おうとしないだけ綺麗だな」

 

凛「だけどさ…」

 

悠太「まあましさ色々とな」

 

凛「なんか悲しい気分だよ」

 

悠太「来週は豊後水道で船の試験だよ」

 

凛「だね、伊700潜だっけ?」

 

悠太「だな、19日には例のあれだ」

 

凛「ほんとにうまく行くの?」

 

悠太「さあな。でも試験をするってことはそういうことだろ」

 

凛「なんだろうけどさ、巡航ミサイルの開発はどうなってるの?」

 

悠太「全く持って進んで無いらしい、牛歩だそうだ」

 

凛「だよね〜航法装置の問題もあるだろうし」

 

悠太「弾道ミサイルの方もまだまだだ」

 

凛「もしかしてこの時期が一番何もない?」

 

悠太「忙しいが暇だな」

 

凛「だね、パイロットは21日だっけ?」

 

悠太「のはずかな」

 

凛「さ、そこのペーパーケーキを食べよう」

 

悠太「リバースしたいよ」

 

凛「できないね」

 

数日が経ち

 

12月15日 扶桑 国防省 空軍部

 

悠太「”伊400潜のコアのみによる航行を成功させた”との事だ、艦長は”本艦、原子力にて航行中”ってさ」

 

凛「おお、流石だ〜」

 

悠太「大して何もないがな」

 

凛「だけど楽しみじゃん次の演習」

 

悠太「出てこないだろ」

 

凛「かなぁ。観艦式は?」

 

悠太「海軍のことはわからん」

 

凛「だよねー」

 

悠太「クソみたいなそこのペーパービルを解体するぞ早く」

 

凛「あいあい」

 

12月19日 扶桑 国防装備庁霞ケ浦試験場

 

秀太「お久しぶり」

 

悠太「おう、アレは?」

 

秀太「最終点検中、本当にお前乗るのか?」

 

悠太「当たり前だ」

 

秀太「凛は?」

 

凛「え?いやパスかな寒いし」

 

悠太「他の隊員は?」

 

秀太「専用服に着替えてる」

 

悠太「どんなの?」

 

秀太「飛行服をベースに電熱やらなんやらを仕込んだ物だよ」

 

悠太「手袋類は?」

 

秀太「電熱の入った革手袋で細かい作業もできるようしてある、見た方が早いんじゃ無いか?」

 

悠太「だな」

 

秀太「ついてこい、男性用はこっちにある」

 

悠太「らじゃ」

 

秀太「最初はタイツ類にするって話だったんだが試験時に寒いって言われてな…」

 

悠太「そうか、通常のストライカーユニットだと足は亜空間にあるわけだしな」

 

秀太「こっちは靴だからなほとんど」

 

悠太「よくそこまで小型化したよ」

 

秀太「と言っても馬鹿でかいもん背負うぜ」

 

悠太「武装も含めりゃ小さいだろ」

 

秀太「そりゃそうだが…もっと小型化したいな出来れば」

 

悠太「半導体でもありゃな」

 

秀太「あるにはあるんだぜ、まだデカいだけで、それを使う機器もありゃしないが」

 

悠太「せいぜい無線ぐらいか?」

 

秀太「だな、あとは大型計算機っとついた、そこの中に入ってるから着替えてこい」

 

悠太「おう」

専用の服に着替える

 

悠太「まんま飛行服だな」

 

秀太「だろ?中身もほとんど変わりはしない、強いていうなら機関の排熱を使うから腰のパイプを繋げなきゃならんことだな」

 

悠太「夏場は?」

 

秀太「夏場は薄い格好になるさそりゃ」

 

悠太「被弾とかは?」

 

秀太「安心しろ、シールドが貼れる」

 

悠太「はあ」

 

秀太「お前今信頼できんと思ったな?」

 

悠太「んなこたねぇよ多分」

 

秀太「多分かよ、そろそろユニットを履きに行くぞ」

 

格納庫の前に4人の魔女が集まっている

 

「ねえちょっとあれ誰?知ってる?」

「え?知らないよ」

「男?誰でしょ?うちの世代は居ないと思うけど」

「えっわかんない」

 

悠太「君たちがテストウィッチか、初めまして」

 

秀太「君たち、準備できたから来て」

 

倉庫を開けるとそこにストライカーユニットのように見えるが何か違う、物が置いてある

 

秀太「これが水上用ストライカーユニットだ、どうだ?」

 

悠太「どうだっと言ってもな、資料で見た通りというかなんというか」

 

「あの、秀太さん、この方は?」

 

秀太「うえ?自己紹介は?」

 

悠太「え?初めまして、小梅大夫とも」

 

秀太「ブッハ!オ、おまえどうしてそれをッ」

 

悠太「失礼、改めまして、扶桑空軍総司令部より来ました安田悠太、と思います、階級は…そうだな軍曹だなよろしく」

 

「え?や、安田悠太って司令じゃ…」

 

悠太「軍曹ですども」

 

「ええ…」

 

秀太「お前の装備だよこれほら」

ゴテゴテ色々なもののがついたヘルメットを渡す

 

悠太「案外つけるの多いのな」

 

秀太「陸や空と違って目標物がないから、レーダー類をつけるほかないんだよ」

 

悠太「の割には軽い」

顎紐を結ぶ

 

秀太「4人ともいいか?」

 

『はい!』

 

秀太「悠太はよ」

 

悠太「箱もを背負ったからあとは靴だよ」

 

秀太「いつもの要領で飛び乗れ」

 

悠太「マジかよ」

 

と魔法力を発動させ飛び乗る

推進装置は通常歩くことも可能だ

 

悠太「マジだ」

 

秀太「武器だ」

 

悠太「試製55式12.7mmかARS-1Uか」

 

秀太「ARS-1がサイドな」

 

悠太「らしゃ、VLSの発射は?」

 

秀太「目標をセンターに入れてスイッチ」

 

悠太「そう言うこと、出撃準備完了、安田悠太出撃する」

と海面に飛び込む

 

悠太「うぉっと」

 

少しバランスを崩すがユニットのスタビライザーにより安定する

 

悠太「スタビが強いなこれ」

 

秀太「少し強くしすぎたかなとは思うんだが」

 

悠太「航行しないとわからんな」

 

秀太「ということで、腰のポーチに演習ルート表を作ったそれで行ってくれ」

 

「指揮は」

 

秀太「中尉、頼んだぞ」

 

中尉「悠太さんもですね?」

 

秀太「当たり前だ、行ってこい」

 

中尉「了解、少尉、曹長、軍曹、悠太さん、要いいはいいね?いくわよ!」

 

艦隊(?)は一列に並び進み始める

 

秀太『最初の目標は基地内に使わなくなったオレンジ色のチハだ』

 

中尉「了解」

 

軍曹「見つけました、6時の方向です」

 

中尉「各員、主砲用意」

 

 

中尉「方位180、各員1発撃て」

 

号令と共に5発の76mm艦砲相当の威力を持つ12.7mm弾が放たれ、チハに命中する

通常の12.7mmですら厳しいとされるチハは耐えれず爆散する

 

中尉「攻撃やめ、目標撃破、さすがね」

 

少尉「方位90、高度2000(メートル)距離15(海里)目標機多数確認、こちらに向かってきます」

 

中尉「レーダー補足、数10、各員ミサイル2発用意」

 

 

中尉「撃て(サルボー)!」

 

とランドセルのような箱から小さな2発ミサイルが真上に発射され、目標の方へと指向する

ミサイルは目標機に吸い付くように命中する

が一発は途中で推進が途切れ、落ちてゆく

 

中尉「主砲弾種切り替え、VT用意」

言うと全員が銃のセレクターをいじり、VT弾に変更する

 

中尉「主砲撃方はじめ」

目標機めがけ発射される

そのうちの一発が命中し、目標機を粉砕する

中尉「攻撃やめ、弾種通常戻し」

 

その後のデモンストレーションは艦隊を組みの航行訓練等を行いクライマックスへと突入する

 

少尉「方位180、高度3000、距離10、10飛翔中、速度おおよそ500」

 

中尉「ミサイル撃方用意」

 

悠太「方位300、高度10、距離8、5飛来中、高速で接近物あり、即時性高、独断でARS-1Uによる妨害射撃開始する」

55式を手放しARS-1に持ち替え、射撃体制を取る

 

中尉「少尉、軍曹そちらは頼んだ、曹長、悠太さんの方を行くわよ、ウェポンズフリー(兵装使用自由)、回避運動開始」

八の字航行をしつつ迎撃を開始する

 

悠太「ラジャー」

低高度で突っ込んでくる目標機に対し撃ちまくる、ユニットから吸い上げた水を使い銃身を冷やすARS-1Uは300発あるマガジンを余裕で打ち尽くす

 

悠太「リロード!」

 

軍曹「カバー!」

 

中尉「一機撃墜、主砲のほうが楽かも知れないわね!」

 

悠太「戻り!回避軌道取らせないことには撃墜も出来んよ!」

 

軍曹「一機撃墜!」

 

少尉「4機撃墜、残り6いや4」

 

悠太「一機撃墜、こっちはあと3」

 

中尉「チッ、海面でVTが反応するッ!」

 

悠太「当たれっての!ヨシっ撃墜、残り2」

 

軍曹「いや残り1ですっ!」

 

中尉「いいや無しね!」

と最後の一機もギリギリで撃墜する

 

悠太「そっちは!」

 

少尉「オールエネミーロスト」

 

中尉「電探反応無し、対空用具納め」

 

「了解」

 

中尉『演習終了』

 

秀太『終了を確認、いやあ、お疲れ様、にしてもよく悠太も気づいたね』

 

悠太『ありゃレーダーが反応してねかったよ』

 

中尉『居なければ大変なことになってましたよ…』

 

悠太『あれはどう言う挙動の予定だったのか…』

 

秀太『想定としては激突さ」

 

悠太『マジかよ』

 

中尉『げ、激突そんなことされたら…』

 

秀太『ネウロイならしてくると思ってな』

 

悠太『確かにして来そうだが』

 

秀太『基地にはよう戻ってこいな〜』

 

 

と基地に帰還する

 

 

悠太「いやぁ疲れた…なんか変なところ使うなこれ」

 

秀太「感覚で言えばアイススケートに近いって考えだな、海の上をスイスイ言ってるからな特に波がないところをな」

 

凛「アイススケートね、これなんかスポーツでもやってみる?」

 

悠太「やめとけ死ぬぞ色んな意味で」

 

凛「同意、おじさんおばさんには辛いね」

 

秀太「やめろやめろ、耳が痛い」

 

中尉「み、皆さん若いじゃないですか…」

 

悠太「そうなんだけど…ねそれでもさ」

 

秀太「とりあえず各種データの方も引き出せたから今日は終わりだな」

 

中尉「では、お疲れ様でした」

 

と敬礼し寮に戻る

 

 

秀太「そう言えばあの子は21よな?」

 

悠太「それがさ、一応は民間機パイロットとしての教育のための留学ってことになったんだわ」

 

秀太「あや?」

 

悠太「カールスラントとの関係が拗れてるからそれが原因なんだが」

 

秀太「あー、もうそれはしゃーないよなぁ俺らにはどうにもならんっちゅうか」

 

悠太「せめて軍事面だけでもと思うんだがいかんせんな」

 

秀太「このくにゃ、大丈夫かよ」

 

悠太「イベリオンにカールスラント…ほんまにぁ」

 

秀太「全敵外交ってわけでもないから問題はなさそうだが…」

 

凛「依然としてブリタニア、ガリア、イタルとは仲良いもんね、最近は在カールスラント軍は身動き取れないしさ」

 

悠太「年始には航空戦力を除いて順次引き上げを開始するらしいからな」

 

凛「その穴埋めは?」

 

悠太「オラーシャがするらしい、航空戦力はこっちが引き続きだ」

 

秀太「ポルスカの方はどうなんだ?」

 

悠太「ありゃミニナチさ、ゲッベルス、ヒムラー、フェーゲライン、アイヒマン…酷いもんさ」

 

秀太「思った以上に煮詰まってるらしいな」

 

悠太「俺は疲れたよ…」

 

凛「ってそろそろ戻らないと絞られる、行くよ悠太」

 

悠太「あいあい」

 

と引っ張られてゆく

 

 

 

21日早朝 東京国際空港一角 扶桑空軍ハンガー

 

凛「どっから飛んで来るの?」

 

悠太「ベルリンのブランデンブルク空港からだな」

 

凛「機体は?」

 

悠太「新鋭の宮菱ジェット700だ」

 

凛「確か、航続距離10,000km級の旅客機だよね」

 

悠太「そうだな、元々はボーイングとの共同だったんだが政治的にな」

 

凛「最近そんなのばっかり、どうにかならんかな~」

 

悠太「カールスラントとは多少雪解けし始めだけどな最近になってようやく」

 

凛「結局さ、カールスラントとはなんでこうなってるの?いまいちわからんのだけど」

 

悠太「カールスラントが高麗半島の扶桑による支配を嫌がったからだな」

 

凛「そりゃわかるけど…それでカールスラントが対扶桑に石炭の禁輸でしょ?」

 

悠太「それの反撃で武器禁輸」

 

凛「その反撃は特に居なく、兵器の枯渇を心配して雪解け?」

 

悠太「あってる」

 

凛「悠太は何かと言えば軍屋より政治屋だよね」

 

悠太「政治なんてクソ喰らえ」

 

凛「まあ、知ってたかな、おお!でかいのが来た!!」

 

悠太「あれがそうだろうな」

FAL(扶桑航空株式会社)機が着陸コースを取っている

 

秀太「迎えに行くぞ」

ジープで迎えに来る

 

悠太「あいあい」

 

 

タラップ付近

 

悠太「国家間が悪くても旅客はすげぇな」

 

秀太「だなぁ」

 

???「居た居たー三人ともお久しぶり〜」

2人のカールスラント系少女が降りてくる

 

悠太「おお、お久しぶりエーリカ」

 

凛「お久しぶり〜え?でもどうしたの?」

 

エーリカ「扶桑で学科会があってさーそれでついて来たんだよ〜」

 

悠太「年末なのに忙しそうやな」

 

エーリカ「それはお互い様じゃない?ってほら!」

 

???「え、えっと」

 

悠太「初めまして、クリスバルクホルンよろしく」

 

クリス「はい!」

 

悠太「とりあえず税関行ってこい」

 

エーリカ「はーい」

 

数十分後

 

 

エーリカ「クリス、頑張ってねー、私はここでお暇するよ!」

 

クリス「はい、エーリカさんありがとうございます」

 

エーリカ「うん」

 

 

 

秀太「一応はここ周辺で民間機のパイロットととして動いてもらうからな」

 

クリス「はい!」

 

秀太「ええ返事や、早速だが…」

 

??「ふぁああ、おはようございまーす」

 

悠太「おそよう、宮藤中佐」

 

宮藤「っ!?悠太さんに凛さん?!どうしてここに…」

 

凛「仕事だよ」

 

宮藤「って、その方は?」

 

悠太「前話したろ?」

 

宮藤「あ!?クリスティアーネ・バルクホルンさんですね?」

 

クリス「はい、ってことはお姉ちゃんが言ってた宮藤芳佳さんですか?」

 

宮藤「うん、クリスティアーネちゃんよろしく」

 

クリス「クリスでいいですよ」

 

宮藤「私は芳佳でいいよ」

 

悠太「芳佳、クリスは軍人じゃないからな、旅客機のパイロットだ良いな?」

 

宮藤「はい、わかってますよ」

 

悠太「寮とかは」

 

秀太「こっちで用意してあるよ」

 

悠太「そういや、宮藤って来季(4月)から所属変わるんやったな」

 

宮藤「ですよ、正式に秀太さんの部下になります」

 

凛「あれ?ここ属(航空開発実験集団隷下飛行開発実験団)になるんだ」

 

宮藤「そうですね、ってクリスさんはどうなるんですか?」

 

秀太「クリスは民間パイロット、つまりはうちで預かるだけさ」

 

宮藤「あ、いろいろ理解しました」

 

悠太「よろしい」

 

宮藤「取り敢えず、日課やってきますね」

 

秀太「おう」

 

凛「クリスちゃんは食事は?」

 

クリス「お腹減ってます」

 

凛「ならどっか飯行こう、ヘイ、秀太近くのご飯屋さんは?」

 

秀太「そこに食堂が」

 

凛「パス、それ以外」

 

秀太「あー…あ?あー…わからん」

 

凛「使えねえ」

 

秀太「しゃーないやろ最近はずっと自炊や」

 

凛「知ってる、芳佳ちゃんに聞けばよかった」

 

クリス「良ければなんですけど…お寿司食べてみたいなって…」

 

凛「この時間開いてんのかなぁ…」

 

悠太「寿司か…なら良いとこある空いてると思うし」

 

凛「あるっけ?」

 

悠太「あるある、先に荷物置いてきな」

 

クリス「はい」

 

 

悠太「さて、どうして2人は居るんだ?」

 

秀太「交流を深めなければなって」

 

宮藤「これから仕事をする仲なので」

 

悠太「おい、宮藤目が泳いでるぞ」

 

宮藤「ソンナコトナイデスヨ」

 

悠太「さいでっか、では行きますよみなさん」

 

とその後は築地で美味しいお高い寿司を悠太支払いで食べ解散する

 

悠太「(くそたけかった)」

 

 

 




空陸があるなら海もあるんじゃ?
ということで作られました

新しいキャラ(男性パイロット)を追加するかしないか

  • するー
  • しないー
  • どちらでも
  • 眠たい(する)
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