始まった実技試験、私は体を軽い綿と布に作り変えて遠くに見える仮想敵の方へと糸を伸ばして自分自身を運ぶ。釣りあげられているかのような勢いで飛んだが、この身体に衝撃は基本的に効かないので心配は無い。
仮想敵がこちらを認識して襲い掛かってくるが遅く感じる。これなら私が触れる方が早い。
「『
私が触れた仮想敵は布と綿で作られた可愛らしい人形となった。ふかふかで良い感じのクッションに成りそうである。近くにいた他の仮想敵が襲い掛かってくる。片方には手を伸ばし、もう片方は伸ばした糸がくっついた。
「『
仮想敵とはとても相性が良い、これらは鉄製の人形と言える。私の個性において出される命令に簡単に従ってくれる。私はクッションを増やすと同時に、操った仮想敵で別の仮想敵を攻撃した。
これでも十分に使えそうだが、どうせならもう少し強くしてあげた方がやりやすいだろう。丁度いい事に周りには仮想敵から作られた
「『
ただ直すのではなく、周囲の素材を切って張って縫ってを繰り返して仮想敵を巨大にしていく。自分の両の手だけでなく。全ての指の先から出ている糸の先にある針や鋏が次々に作業を終えていく。
完成した仮想敵をお供に次々とポイントを稼いでいく、その過程で新しく素材が手に入るが大きく作りすぎると動きにくくなるので素材は回収して
その収納した素材にもきちんとした役割が存在する。丁度良いというのは何だが怪我をしている受験者を見つけたので糸を飛ばして捕獲する。少し強引だったかもしれないが、
「けがを治すから抵抗しないで」
邪魔をされたとか何だこいつとか以前に急な事態に驚きを隠せず慌てている相手に有無を言わせずに個性を使用する。私の言葉を鵜吞みにした受験者はもれなく
「怪我してるのは足、ほつれている所をいっその事切り取って、新しい布を当てて、ついでに悪い綿を取り出して新しいのを詰めて、後は塗っておしまい。はい『
元の身体に戻ったことに安堵を示し、自分の身に何が起きたのか思考が追いついていない様だが、傷が無くなっていることを確認するとお礼を言ってから離れて行った。仮想敵を回収しながら、強制手術を何度か行っているとひときわ大きい仮想敵が出現した。
「『
自分の身体に新しパーツを取りにつける。今必要な機動力を手に入れるために翼を取り付ける。身体の改造は慣れているし、飛ぶのも本職には負けるが安定して飛行が可能である。
一気に上空へと飛び立つと逃げ遅れた人たちに糸を括りつけて遠くへと飛ばす、飛ばす際に特製のクッションを貼り付けたので問題は無いだろう。そして、一から必要な人形を作成する。
「『
本物と化したそれは金属特有の光沢を持ち、キラリとした刃はとてもよく切れそうな出来である。特製の鋏を両手で持つと巨大な仮想敵に向かって落ちる様に、いや落ちながら向かう。
「『
空間事切り裂いたかのような錯覚を思わせる程の切れ味を持って0ポイントの仮想敵は小さい欠片に分けられた。落ちて行くパーツは全て回収し、自分自身は畳んでいた翼を展開して優雅に降り立つ。
「
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主人公
名前:
性別:女
出身不明、本名不明、路地裏で人形と共に倒れていた所を拾われる。
昔の記憶が無く、お世話になった人に恩を返したいという気持ちと憧れから入学。
個性:『裁縫人形』
ゾオン系の悪魔の実みたいに
人間形態、人形人間形態、人形形態がある
普段は人形形態で何もせずに過ごす事が多い
家の仕事を手伝う際は人形人間形態をとる
出かける際は人間形態でいる
どの姿でも物を食べることが出来る
身体の内側に物を人形化、素材化して仕舞うことが出来る
人形化、素材化、人形操作、改造、修復の他に
scp2295みたいなことも出来る
母親代わり、
父親代わり、
夫婦間での呼び名は「ハリさん」「ホーさん」。
家は小さい仕立て屋で、個性を生かしやすいオーダーメイドの服と言う知る人ぞ知る店で多くのヒーローやヒーローの道具やコスチュームなどの開発会社からの依頼が入る。
これはねぇ。設定は実はそこそこ凝っているんだけど作り込んである部分を書いちゃうと完全なネタバレに成っちゃうんで基礎情報だけです。
しかしねぇ、この個性は一つ問題があるんですよね。
オールマイト治せちゃうんだよなぁ。
そこをどうにかおかしくない様に出来ない設定にしたい。
それが出来れば結構書きやすい方かと。