ヒロアカ ネタ帳   作:ひよっこ召喚士

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13個、いい加減1個目の作品切いい所まで書き切りたいな。


極小少女のヒーローアカデミア

 右隣からの視線を感じる。カンニングと言う訳じゃないみたいだ。私がどうやって問題の答えを書いているのか気になっているのだろう。バレてはいない様だが注目されるのは苦手だ。というより見られてると思うと恥ずかしくなってくる。いや、見えてはいないはずだけどね。

 

 恥ずかしいので素早く問題を書き終えて隣の受験生の視線を遮れる場所に隠れて試験の終了を待った。だが、途中から視線をあまり感じなくなったので見るのは止めていたようだけどね。とは言っても見られる可能性があるなら隠れたいね。

 

 そのまま実技試験に移る、試験会場はこっちか、勝手について行けばいいだろう。あ、そうだ、雄英高校から渡されていたカメラを頭に付けておかないと、これ提出しないと流石に評価が出来ないとのことだからね。しょうがない、それに私の視点でのカメラだからまだいい、自分が映るよりはなんてことも無い。

 

 そうして始まった実技試験、唐突な試験の開始に驚いたが出遅れる事はしない。人の隙間を駆け抜けて、ロボットヴィランの近くまで躍り出る。当然だがロボットに反応は無い。私はそのままロボット壊すとまた次のロボット、また次へと飛び交った。

 

 時折他の受験生の攻撃に巻き込まれかけたが見えてないならしょうがないと諦めて行動した。慌てる受験生の中には見えてても巻き込まれる人もいる様でそっと攻撃を塞いだり、逸らして助けておく。目に着いた分だけしか出来ないがしょうがないだろう。

 

 それにしても思ってたよりも簡単に壊す事が出来たな。やはり精密機械とは相性が良さそうだ。内部から壊せばどうすることも出来ない。まぁ、それは人であっても同じだろうけどね。ん、あれはでかすぎるな。何処にメインコンピューターがあるのか分からないし、配線を適当に壊せば周りに被害が出る可能性の方が高い。となれば、逃げ遅れた受験生を助けつつ撤退するのが一番良いだろう。

 

 試験が終わった。少ししてから雄英高校からの合否が届いた。2位か、別に順位に拘るつもりはないので別に気にしない。むしろ1位になって目立つより全然いい。ああ、これから雄英高校のヒーロー科生徒か。

 

「目立ちたくないなぁ」

 

 

SIDE:一般受験少女A

 

 

 私はそれなりに出来る方の人間だと思う、それでも雄英に受かると自信をもって言える程では無かった。記念受験という訳ではないけど本気かと言われれば直ぐには頷けない中途半端な人間だ。それでも来たからにはやれるだけのことをやろうと目の前の試験に集中した。

 

 カリカリと音が鳴り続ける。会場中の全員が筆記試験に集中しているのが分かる。私も一応勉強して来たので全く解けないなんてことはない。しかし、本当にただ音しか聞こえてこない両隣の席が気になってしょうがない。

 

 カンニングと思われない程度にちらりと右をみて見ると宙に浮いた洋服が動いているのが見え、何もない所に浮かんだペンが問題の答えを書いている。こちらはまだわかる、透明になる個性か何かなんだろう。この個性社会ではそのような個性があってもおかしくはない。

 

 だが左の方をこれまたちらりとみて見ると異様な光景だ。右の受験生と違い何も見えない、ペンさえも見えない。だが答えは次々に書かれている。何なら椅子は机に仕舞われてその場に人がいるとは思えない状況だ。しかし、受験票は机の上にいつの間にか置かれていた。

 

 遠隔操作などが出来る個性なのかと思ったがそう言った個性であっても本人が会場に来なければアウトと言う話を聞いたことがある。という事はこの場に受験生は居るはずなのだ。それなのに私の眼には何もないはずの机に置かれた試験用紙に気付けば答えが浮かび上がってると言う状況。

 

 個性だ。個性に違いない。そう思いつつもそう言った方面の超常現象、ありていに言えばホラーなどの苦手な私は周りにたくさん人がいると言うのに恐怖が少し頭にちらついていた。少しでも意識を逸らすためにがむしゃらに試験用紙に答えを書いた。

 

 実技試験でも先ほどの光景を忘れる様に張り切った。帰ってからは直ぐにお風呂に入って布団をかぶって横になった。幸い怖い夢を見る事は無かった。受験の事は忘れて残りの中学生活を楽しむ事にした。ああ、滑り止めの高校受験について考えなければいけない。友達がどこに行くのか明日聞いてみようかな。

 

 え、なにお母さん?これ、雄英高校から?受験の合否かな、まぁあの雄英高校の物だしちょっとみて見ようかな。紙面じゃなくて映写式なんだね。スイッチはここかな……ああー、やっぱり落ちたか、筆記は満点近いってあんまり覚えてないな。というか頭真っ白でもう勉強した事の殆ど飛んでるまであるしね。

 

 ん、続き?ヒーロー科に落ちたけど普通科に来ないか?えっと、私はヒーロー科だけしか受けてないんですけど、えっ、ヒーロー科の定員であぶれたけどほぼそん色ないレベルだった?成績も踏まえて普通科の特待生として入学をお願いしたい。一部ヒーロー科のカリキュラムも受けれる?

 

 私は雄英高校に連絡の電話を入れた。校長先生と話す事になった。可愛い、似たような人形が部屋に実はある。失礼だから口には出さないけどちょっと抱かせてもらえないかなぁ。そうじゃ無かったお話の詳細を知りたいんですが?

 

 学費の免除、食堂がただ、一部他の科のカリキュラムの受講が可能、これについては雄英高校のテストみたいな部分があるので権利と言うより義務みたいだ。これは主にヒーロー科かな。あ、望むのであればサポート科もOK、というかサポート科で入学もありなんだ。手先はそれなりに器用だし、個性を考えるとそっちの方が向いてるかもな。

 

 所で私の隣に座っていた受験生についてって聞いても良いですか?個人情報の秘匿はしょうがないですよね。いや、知らない人です両隣とも、受かってるのか気になったのは、その、えっと、実は怖いのが苦手でかたや見えない、かたや居るかもわかんない人だったので。

 

 そう言うと校長は笑って教えてくれた。個性は教えられないけど両隣の人はヒーロー科に受かったそうだ。あれに受かるって事はかなり凄い人が両隣だったんだな。えっ、私もそれに並ぶ力は持ってるって?はい、お世辞でも嬉しいです。

 

 そうですね。それじゃあとりあえずはサポート科に興味があるので入らせてもらえるのであれば有難いです。はい、ありがとうございます。ヒーロー科のカリキュラムで一緒になれば個性について教えて貰えるかな?そうすればもう怖くないだろう。いや、正直怖いけどね。ていうかこんな怖がりじゃヒーローにはなれないし、ぎりぎり落ちれて良かったのかもね。

 

 ヒーロー科では無いとはいえ私が雄英高校の特待生か……感慨深いな。色々と準備もしないといけないし、とりあえずお母さんに連絡して学校にも伝えないと駄目だよなぁ。まぁ、何があるか分かんないもんだね。

 

 そう言ってサポート科に入った彼女がサポート科の問題児と一緒になってヤバい物を開発したり、雄英体育祭で暴れたり、左隣の受験生にサポートアイテムの作成を頼まれたり、ヴィランの襲撃に巻き込まれたりするのはまた別のお話……

 

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