筆記試験を終えて各々の実技試験の会場まで移動を終える。なんとなく、移動するまで着いてきてもらったが、移動前に解散でも良かったかもしれない。そんなことを考えつつ
「身体貸してくれて、ありがとう」
「休みだったからいいよいいよ。でも雄英の入試って難しすぎでしょ。見てたけど1問も解んなかったよ」
「時間があれば最初の問題なら解けるとおもうけど」
容姿は五歳の時から一切変わりなく、すとんとした体形で髪は肩に少し掛かるくらいの黒髪。浮いている身体は透けていて反対側が見えている。そう私は『幽霊』だ。
「じゃあ、私は待ってるから頑張ってね」
「うん、合格できるよう頑張るね」
一度友人と別れて会場の前で始まるのを待っている集団の方に近づく、何らかの個性だろうと分かっていても何人かは私を見て、ビクッと身体を震わせている。興味深そうに見ている人もいるが話しかけてはこない。そのまま、しばらく待っていると合図が出た。
『スタート!!』
驚きはするが、固まる体の無い私がいち早く飛び出すことが出来た。呆けている他の受験者を後ろに
『どうしたどうした!?実践にカウントダウンなんてないぜ!』
その声にハッとして動き出すが、私は既に仮想
次々と仮想敵に当たって仮想敵のエネルギーを奪っていく、『幽霊』なら生命エネルギーじゃないのかと思うだろうが、電気だろうがガスだろうが、エネルギーであれば奪うことが出来る。
これだけでも十分ではあるが、同じ攻撃ばかりでは芸が無い。一つの仮想敵に触れると、そのまま入り込んだ。そしてその仮想敵で周囲のロボを襲いだした。『幽霊』の十八番である憑依だ。
しかし、この仮想敵は結構脆いので他の仮想敵に攻撃しているとすぐに壊れてしまう。完全に壊れる前にエネルギーを奪って次の仮想敵に乗り移るを繰り返す。
他の受験者に当たりそうな攻撃を吸収したり、追いつめられている受験者の仮想敵を倒したりも行っていく。たぶん
そんなことを繰り返していたら遠くからひときわ大きい仮想敵が現れた。0ポイントのお邪魔敵だと聞いたが、私なら何の問題も無い。小さい仮想敵と同じように入り込み、誰もいない場所に倒れさせてからエネルギーを吸い取った。
『終了!!』
丁度試験も終了したようだ。ポイントはだいぶ稼いだので合格できているとは思う。ヒーローに成らないといけないから頑張ったけど、結果を楽しみに待とう。そうだ、待とうで思い出したが友人が待ってる早く帰ろう。
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主人公
名前:
性別:女
性格:明るく 礼儀正しい
特徴:容姿は5歳ぐらい、体や服が透けて向こう側が見える。
個性:「
異形型個性。
生霊でない事から察せられるが死んでいる。
個性の発現と同時に肉体が死んでしまった。
基本的に姿は見えないが、見せようと思えば透けた姿で見える。
彷徨う死者との会話。物や人、動物への憑依。
道具を用いての呪い。人魂や底冷える空気を操る。
周りの物に触れる場合は自身の一部を憑依させた手袋などを使う。
食べ物などはエネルギーを吸い取る事で味わえる。
その他にお焚き上げなどの儀式でも可能。
悪霊では無いので塩や聖水などは平気である。
霊全体に効果のあるお札などは防げない。
異形型の個性に当たるが、実際に研究は出来ていない。
果たしてこれが個性なのか、生きているのか死んでいるのか。
その実は本人にも分からない。
入試の際には友人に頼んで体を貸してもらっている。
ロボットのエネルギーを奪う事で停止させる
人魂やポルターガイストでの攻撃
ロボットに憑依して戦う
物理攻撃無効なので倒し放題。
困っている人はついでに助けていた。
敵ポイントは爆豪より少し上。
レスキューポイントを合わせて首席。
成長した姿や孫の顔を見せるなどが出来ない事を気にしている。
心配させない様にヒーローに成った姿を見せようと頑張っている。
個性を含めた生死観について考えている内に思いついた。
生き返る個性などは他に色々と作品があったが、既に体が死んでいるというのは私が見つけたのだけでも1つはあったけど……少ないと感じたので自分でも書いてみようと思った。
自分自身が本当に生きていると言えるのか不安に思ってる。
個性を含めた独特の生死観と主人公の心情を描く予定。
そして、もう一つ議題にしているのが、この個性は奪えるのか?
奪えたと仮定した場合、主人公はどうなるのか?
奪えないとしたらその根拠は何処にするか?
話全体のポイントとして入れようとしている要素が
「認めてくれる存在」
「守りたいと思うこと」
「自己犠牲」
以上です。