やはり俺がまともな青春を送るのは間違っている   作:らふ

2 / 2
はいはいはいー
なかなか早い更新ですが、ハーメルンでは続けようか悩んでいます。
できれば続けようと思うので、よろしければご覧ください


第二話やはり香澄は少しいや結構強引である

確か俺は、折本等が好きだった。

そのことを本物だと呼ばないと思いそれを告げたのは誰だったか。

忘れてしまったのだが、それを思い出した。

妙にむかつく気がするのだが、それは重要ではない。

今でこそそれに気がつくのだが、その時は、年齢から逆算すると中学生であり、折本に告った時のことのはずなのだ。

ありえない。

もしかするとそんな記憶もありえないとするかもしれないが、そんなことはどうでもいいんだ。

ここで重要なのは俺は恐らくもう誰を好きになることはない。

あったとするならば、それは本物になるのかもしれないが、そんな時は訪れないだろう。

本物なんて本当にあるとは思っていないのだから。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

なんだか、猫耳(仮)に捕まって話し込んでいるのだが…………

 

なんなんだよこいつ!!!

 

話が尽きないのだ。

 

天気の話というどうでもいいことから始まり、今日クラス一緒だったこととか、入学式で新入生挨拶を読んだことはまだいい。

 

なんだよ、ギターの話って。おもくっそ、どうでもいいんだが。

 

いや、少し経験はあるよ?だけど、経験があるだけで、てんで興味ない。

 

というかこいつもギター知らないのにこんな一生懸命に話し込んでるってどういうことだよ。

 

ま、いいんだけどよ。

 

なかなか興味深いし。

 

ギターについてそこまで知らない、俺でも知ってるんだ。

 

このランダムスターについてはな。

 

確か有名なのが高橋晃っていう人がいたはずだ。名前だけしか知らないが、相当有名なのは知っている。

 

ふぅ、もうちょっと付き合うか

 

 

「でねでね」

 

「なかなかに馴れ馴れしいなお前、ほら市ヶ谷だって困ってるだろ」

 

「そうだばかすみ。なんで、あって数秒でいかにも旧知の中ですよー的な雰囲気を醸し出してるんだよ!!比企ヶ谷さんもすみません」

 

 

 

市ヶ谷有咲

こいつも戸山の被害にあっている。恐らく仲間なはずだ。嫌々じゃなかったら別だけどな。

見た目に反した言葉遣いからなかなかに苦労してそうだ。

俺の見立てではぼっちとみた。

それでも俺からしたら似非だけどな。

 

「いや、いいんだよ。お前も被害者なんだろ?」

 

「……そうです」

 

「ひどいーありさぁー」

 

「ひどいのはどこをどう探しても香澄だろうがっ」

 

「うぅーいたいぃー」

 

しゃれ合いながら、頭をグリグリとしている。なんかあれ楽しそうだな。いいストレス発散になりそうだ。

 

「おう、俺もやらせてくれよ」

 

そう言って俺も席を寄せる。こいつについては俺も思うところが……ありすぎるからな

 

 

「ほれ」

 

グリグリグリグリグリグリグリグリグリグリ

 

「こいつの頭どうにかなる前にやめるか」

 

「うぅーいたいー」

 

言って席を戻す。ふぅー、ストレス発散になったー。というか時間やべぇじゃねぇか。話し込んでいたけどもう帰らないとな

 

それにここには長くいたくない。嫌な予感とアホ毛センサーがビンビン言ってる。やばい気配しかしないし、もう帰りたい

 

「なんか、嫌な予感するし俺はもう帰るぞ?いいな、絶対おってくんなよ。フリじゃねぇからな。いいな。俺はかe「八幡じゃないか、そこの女の子たちはなんだねもしかして彼女でも作ったか?」

 

やっぱりな。このババア、こういう時絶対に嗅ぎつけてきやがる。だからここにいるのは嫌だったんだよ。

 

「はぁ、こいつらは彼女でも友達でも知り合いでもないです。赤の他人ですよ」

 

「いえいえ、この人とはただらなぬ関係ですよおばさん」

 

「いやいや、なんでだよ!お前まだ会って間もないだろが!何言ってんだよ香澄」

 

「いえいえー赤の他人じゃ何か物足りない感じがしてー」

 

「こいつアホなのか?いや、馬鹿だな。こんなこと聞く俺が馬鹿だった」

 

「私は馬鹿じゃないよー?」

 

「「「…………」」」

 

「ええええ?なんでそんな目を向けるの?おばさんまでなんで?ねぇありさもそう思うでしょー?」

 

ちょいと相談があるな。おばさんも含めこそこそ話をする。

 

「ねぇねぇ?八幡ありゃ正真正銘の馬鹿なのか」

 

「できれば、会ったばかりなので言いたくないんですが、話を聞いてる限りだと相当な馬鹿だと思います」

 

「私もそう思うぜ。あれが馬鹿じゃなかったら誰が馬鹿なんだって話ですよ」

 

「決まりだな」

 

「ねぇねぇー!みんなして何話してるの?私も混ぜて」

 

お前の話をしてるんだっての。ふぅ、市ヶ谷とはとことん気が合いそうだな。

 

この機に乗じてとっとと退散しますか。ババアも俺のこと見てないみたいだしな。乗ってやるぜこのビッグウェーブに

 

 

バイビー

 

ガシ

 

「八幡、諦めな。お前は今日この子らの指導をしてやりなさい。最もお前はボーカル以外殆どからっきしだけどな」

 

「い、いや、こいつらはまだあったばっk「はい、ありがとうございます!!比企ヶ谷さん行きましょう!!どの部屋ですか?」

 

「206号室だよ」

 

「はい!!そうと決まればいきましょう!!比企ヶ谷さん」

 

「いやいや、ちょつとまtt「それじゃあおばさん時間になったら伝えてください」」

 

「おう、八幡はボーカル以外殆どからっきしと言った通りボーカルはずば抜けているからね楽しんでおいで」

 

「はいっ!!ありがとうございます!行きましょう比企ヶ谷さん!!」

 

ちょっとーー!?首根っこ掴まないで貰えます?待ってーーーーーーかーえらーせてー!!!!

 

声にならない悲鳴が響いた。

 

 




ふぃー、どうして八幡はこうもリア充とかしてしまうのか。不思議でなりません。
今回のはあまり甘く有ませんでしたが、甘々なのは多いので私の気が持ちません。
気がつけば灰に……………



ではでは〜またのご覧を〜

ポピパの誰とカップリング?

  • 戸山香澄
  • 市ヶ谷有咲
  • 牛込りみ
  • 山吹沙綾
  • 花園たえ

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。

評価する
※目安 0:10の真逆 5:普通 10:(このサイトで)これ以上素晴らしい作品とは出会えない。
※評価値0,10についてはそれぞれ11個以上は投票できません。
評価する前に 評価する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。