ハイスクールD×D 黒いウサギがお邪魔します 作:這い寄る劣等感
書いちゃあみたけどこのネタ一切知らなねえ!だが後悔も反省もしていない!
この!勢いのまま!本文を投稿する!
プロローグ
ある少年の話をしよう。
少年は何の変哲もないただの男子高校生であった。
小中と空手をしていたとしてもたとえその腕前が全国に達するレベルであったとしても男は平々凡々で少なくとも物語の主役になれるような存在ではなく、精々名前も付かない脇役。良くて主役の存在を引き立てる為に用いられる咬ませ犬だろう。
そんな彼が主役をやれるとしたらそれこそガリバー旅行記のように自ら行動し、不思議な国にでも行けばいいのだろうが、生憎と彼自身はフィクションはフィクションとして捉える事が出来、彼自身も平凡な人生が幸せと感じており、そこにちょっとした何かがあればいいやと軽く考えていた。
彼がトラックに轢かれ死ぬ間際までは。
彼の死を切っ掛けとして彼の人生は激変する。
彼の存在自体が、彼を取り巻く環境が、何もかもが一変する。
そんな中で彼は、彼を恋い慕う少女を助ける為だけに力を欲し、とても大きな代償を払い、身体を改造され、強力な力を手に入れて、世界の破滅に立ち向かい、彼自身がそれを企てた者であり、彼の親友とも腐れ縁とも呼べる者が彼をどうにかし、世界の破滅を食い止める事が出来た。
彼は図らずも自分の死というものから今までの平々凡々な人生を脱却し、彼自身が昔考えていたことを遥かに超える世界を救った立役者の一人、或いは主役の一人として平和な世界を享受するのであったーーーーーーーー。
ここ、駒王学園には学園内の生徒にとって有名な存在がいる。
まず、二大お姉様と称されるリアス・グレモリーに姫島朱乃。学園一のイケメンと呼ばれる木場祐斗。その小さい見た目と可愛らしさから学園のマスコットキャラとして人気の塔城小猫。変態三人組として名前が知られている兵藤一誠、元浜、松田。
今挙げた名前は全て学園中にどんな理由であれ名前が広まっている者たちである。しかし、これらの他にあと二人、或いは一組学園に名前を馳せる者たちがいたーーーーーーーー。
「ねねねね、大兎大兎。あのね、その、ち、ちゅーしよ?」
そんな事を放課後の教室で、しかも今日の授業が全て終わりホームルームも終わってクラス担当の先生が出て行った瞬間に言う少女がいた。その声量は学園中には響かないだろうが、教室には響き渡る程度はあった。つまりどう言うことかと言うとだ。
周囲でこれを聞いた人数。そりゃ終わったばっかだし余程気合の入った部活生を除き、ほぼ全員だ。
言った少女。返事はまだかまだかと待ち望んでいて、頬は朱に染まり、瞳をキラキラさせていた。しかも普通の人間にはあり得ないであろう薄桃色の長い髪。毛穴一つない真っ白な肌。つんと高い鼻に、艶のある綺麗なピンク色の唇。スタイルのいい細身の身体。つまりは美少女だ。それもそんじょそこらにいる程度の美少女ではなくまさしく一線を画すあまりの美貌に男どころか女までもが息を呑む絶世の美少女。それが彼女沙糸ヒメアだ。
その言葉を言われたのは言うまでもなく男だ。そちらを見てみれば沙糸ヒメアにそんな言葉を言われるのかこいつは⁉︎と驚愕するくらい顔立ちは至って平凡だ。いや、彼女と比べるからそう見えるだけで実際は凄いイケメンなんじゃと再び見てもやはり平凡な顔立ちをしている。中の中、或いは中の上くらいのどこにでもいそうな顔立ちだ。
彼の名前は鉄大兎。その彼は困った顔で頬を掻きながら
「いや、あの、さ。そう言うのは別に何もこう人前じゃなくてもいいよね?いや、確かに授業終わったら構うとは言ったけども」
彼、鉄大兎は絶世の美少女沙糸ヒメアの言葉に対してそう答えた。だがそれを傍から聞いてれば普通の男達はあんな美少女がチューしたいって言ってんのに何こいつバカなの?死ぬの?といった羨望と嫉妬が入り混じった眼で見るが、この学園の生徒は男も女もそうは思わない。いや、正確には思ってはいたのだがもう思うことすらアホらしく感じてしまっただけだ。まあそういう眼で見るのは諦めたが心の中では羨望と嫉妬が渦巻いて時折漏れてはいたけども。
「私待ったんだもん。7時間も待ったんだから。だから、ね?いいでしょ?それに下等な人間如きに見られても別に何とも思わないよ?」
この場合、彼女のセリフは一見正しいように見えて実はズレている。何故ならどんな学校だろうと学園だろうと昼休みというのは存在するはずでありイチャイチャしたいのならその時にイチャイチャすればいいのだ。だが彼女は待った、と言う。授業開始時刻から放課後になるまでの時間帯を。なら彼女は何をしていたのか。答えは簡単。そもそも授業に出席していないだけである。彼女は授業がある時間帯を全て屋上で一人過ごしていたのだ。大好きな大兎との甘いひと時を妄想しながら。
しかしそれ以外に気になるセリフもある。それは下等な人間というセリフ。だがこの学園の生徒たちは全く気にしていなかった。それもそのはず、彼らはその言葉を額面通りに受け取っていないのだ。寧ろ彼らの中では沙糸ヒメアは高貴な血筋の生まれでならば自分たちが下等な人間というのも当然であろう、とかあれは中二病が未だに罹患しており、ならば自分の存在が熾天使の生まれ変わりだとかどうとかになってるはずなので詰まる所、自分たちが下等な人間となるのも当然だという意見もある。圧倒的に前者が多いが。
「いや、そりゃヒメアは気にしないだろうけど俺が気にしちゃうからさ。ほら、ヒメアは可愛いし」
「え♡」
「その、他の奴らにヒメアの可愛い姿をなるべく見られたくないなー、って」
「え♡え♡」
と、こう言った風景はまだ高校入学したてだと言うのに既に学園の名物に成り果てるほどである。
そう、この二人こそ駒王学園に名を馳せる二人或いは一組。
絶世の美少女沙糸ヒメアとその彼氏である平凡な鉄大兎である。
これはそんな彼らが悪魔や天使、堕天使などが大量の世界で頑張るお話。
書いたー!投稿したったー!けど1000文字の壁がくそ分厚いぃぃぃぃぃ!
ここまで書くのにあんな時間かかるとは思ってなかったよ!見切り発車だったからかもだけど!
えー、まださわりの部分ではありますが楽しめたはまだないにしても少しでも興味をお持ちいただけたでしょうか。だとしたら幸いです。
まー、できれば毎日投稿できれば、とは思っていますが私の都合によるとしかも言えませんので差し当たって目指せ!週4は更新で頑張りたいと思います。それでは皆様。お達者で。