ハイスクールD×D 黒いウサギがお邪魔します   作:這い寄る劣等感

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学校に登校する前に投稿する。
そんなことに喜びを感じているんだ。


EX 黒ウサギ 疑問を氷解する

「そーいやさ、月光」

 

 

俺はふと疑問を覚えたので月光に訊いてみた。

 

 

「なんだバクテリア以下生物」

 

「開口一番毒があるなー。いや、あの会談でさ、人間創らせたのは神器に適応するようにするためみたいなこと言ってたじゃん?」

 

「そうだな。で、それがどうした」

 

「どうして人間が生まれなかったんだろうなーとか、俺とヒメアが創った人間がなんで神器を宿せるのかーとかそんな感じの疑問があってだな」

 

「自分で考えろゴミ屑」

 

 

なんて取りつく島もない回答。

 

 

「まあまあ、別に教えてくれたっていいだろ?つか、本当に何も知らねえよ俺。神器ってのもイッセーの件でお前が言ってから知ったし」

 

「それまでに何度も見たことがあるだろうが。何故それを疑問に思わん」

 

「いやてっきり月光の『凶剣』みたいなただの装備品と思ってたから」

 

 

月光は俺が言った理由にまるでエーミールが「そうかそうか。つまり君はそんな奴なんだな」というセリフを言ってるかのような目で俺を見てきた。

エーミールとか、メロスとか、ルロイ修道士とか。

国語の教科書って意外とインパクトのある奴多いよな。

 

 

「はあ……。まあ、いい。今回は暇だから俺の暇潰しも兼ねて教えてやる。この俺の慈悲に噎び泣き、今まで以上に馬車馬の如く働け」

 

「やったぜ」

 

 

こうして俺の疑問を氷解するための講義ーーーー講義でいいのかな?ーーーーが始まった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「まず人間が生まれなかった理由を説明するためにあの大災害の理由を話さなくてはならん」

 

「大災害って、アレか?普通じゃ考えられないサイズの巨大隕石がそれこそ雨が降るかの如く地球に降ってきたり、地震、竜巻、津波などなどが一気に襲い掛かってきたあの?」

 

 

あの時の光景は未だに脳裏に焼け付いている。

いや、流石にあんなの見たらインパクトが凄すぎて忘れられねーよ。

 

 

「そうだ、それだ。何故あのような自然災害が一気に発生したか。それには理由がある。結論から言えば地球の意思というやつが起こした」

 

「地球の……意思?え?何それ厨二病のガイアの意思とかいうやつ?」

 

 

まさか月光……厨二病だったのか……。

いつの間に感染したんだ?

 

 

「言っとくが俺は厨二病などという下らない妄言を吐き散らすようなあまりにもアホらしい病気には罹患してない」

 

「わかってるってそんなこと。で、その地球の意思が起こしたってどういうことだ?」

 

「人間が進歩する過程で、地球を傷つけすぎたということだ。要は『まだ人間が俺(地球)を傷つけるだって?こんなの普通じゃ考えられない!』だとか『俺(地球)と人間の間でこんなに意識の差があるとは思わなかった……!』だとか『こんなんじゃ俺(地球)、人間を守りたくなくなっちまうよ……』といった感じだな。

ある歌にも顔を蹴られた地球が怒って、とあるだろう。それが実践されただけの話だ」

 

「お前ドラゴン○とか知ってたのな。今ドラグソボールの新シリーズがあってるしなんだか懐かしく感じるな。つまり、自分の体を好き勝手しすぎだってブチ切れたから隕石群呼び寄せたり竜巻巻き起こしたりしたのね」

 

 

日曜午前9時からやっているからなー。

 

 

「その後はお前も知っているだろう。ありとあらゆる自然災害の後は原始の地球に戻ったということを。大気中の酸素はほぼなくなり、植物も微生物も何もかもが一旦リセットさせられた。そこから新しく創り直そうというのが地球の意思が出した答えだ。その際に絶対に人類は出てこないように調整したというわけだ」

 

「あー、だから原始人がいつまで経っても出てこなかったのか。そういう風にされていたから。……ん?でもそれって地球の意思とやらに反逆してね?俺ら」

 

「絶賛反逆中だな。トリーズナー大喜びだ。だがそもそも世界の滅亡は定まっていたことだ。それが遅いか早いかの違いだけで。なら打てる手が多いにこしたことはないだろう」

 

「そういやイッセーが世界を救う鍵とか言ってたよな。もしかして俺とヒメアが人間創ってから出てきたのか?『預言』に」

 

「その通りだ」

 

 

なるほどなー。

じゃあ次の質問に移るか。

 

 

「んじゃ、神器はなんで俺らが創った人間にしか宿らないんだ?聖書の神だってアダムとイブ造ってんじゃん」

 

「アダムとイブはそもそもがゴーレムだ。つまり神とされるお前と色ボケ魔女の間に生まれた人間ではなく、あくまで神が土塊を捏ねて造った紛い物でしかないわけだ。そんな者の子孫に神器を許容できる器などありはしない」

 

「いやだからなんで俺たちが創った人間にしか宿らねえの?」

 

「話を急かすな。お前のようなド低脳にも解るように言えばただの人間ーーーー俺たちが知っている人間ーーーーは器がコップ程度しかないとしよう。神器は神の器、神の力だ。生活に少し彩りを加える程度の物なら問題はないかもしれないが、戦闘ができるような代物になってくるとその力は最低でも風呂桶ほどの容量となるとしよう。風呂桶に入っている水を、コップに全て入れられると思うか?」

 

「いや、無理だろ」

 

 

俺は即答した。

いや、流石にコップが何百杯あっても足りないだろ。

 

 

「だがお前と色ボケ魔女が創った人間は違う。神の血というファクターを取り入れることで、その器は限りなく大きいものとなった。故に神の力である神器も、神器の中で取り分け強力で神をも滅せるとされる神滅具も宿せるというわけだ」

 

「はー……。だけど、悪魔とか天使にも宿せそうなもんじゃねえか?人間よりかは器は大きいと思うぞ」

 

「確かに器自体は人間よりは多いだろうがもう一度言うが神の力だ。神の力を受け入れられるのは違う神の、正確にはお前と色ボケ魔女の血を受け継ぐ人間だけだ」

 

「ゼウスとか、帝釈天とか、オーディンとか色々いるけどそれでも俺たちだけ?」

 

「ああ。流石にこれは検証していないが、恐らく他の神だといいとこ風呂桶程度だ。お前たちの創った人間はそれこそ太平洋だとかそこらへんの容量があるのだろう。故に神滅具ですら受け入れられ、それが出来るのはお前たちの創った人間だけということだ」

 

「なるほどなー」

 

 

あー、ようやく疑問がなくなったわ。

やはり持つべきものはやはり天才だな。今回のことでそれがよくわかったよ≫月光感謝

 

 

「もういいか?暇潰しも飽きてきた」

 

「あ、いいぞ。俺も疑問なくなったから」

 

「今後は少しは自分で考えるようにしろ。一々答えるのは面倒だからな」

 

「へーい」

 

 

俺は気軽に返事をして、今回はそれで終わった。

まあどうせまた疑問が出てくるだろうし、その時にでも訊けばいいか。




おおむね会話文オンリー。

とりあえずはこんなもんと投稿しましたが、それでもよくわからないという方、感想を書いてくれてもいいんじゃよ?(チラッ)

次回のサブタイトルは決まってません。それではいい夢見ろよ!
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