後1話ぐらいはそのまま投稿するかもしれません。
不味いことになった。
俺が、最初のマスターだと…。このままでは俺はレフ・ライノールに仕掛けられた爆弾にやられてしまうじゃないか!不味い不味い不味い…
「あなた大丈夫?顔色が良くないのだけど?」
「…いえ、大丈夫です、少し内容にびっくりしただけですよ」
オルガマリー所長が心配してくれたので俺はとりあえず問題ない事を伝えた。
「そう、よかったわ。じゃあ1週間後、この紙に書いてある所に来なさい、集合が完了したらカルデアに出発します。ではまたね」
そう言いつつ、オルガマリー所長は足早に去っていった。取り残された俺は、この事態を解決すべく、なんかいい案無いかなと思いながら部屋を出た。
あれから5日経ったが、いい考えは全く思いつかなかった。カプセルを守る術式やら爆弾除去魔術やら色々考えてみたが、絶対助かるという確信があるものは無かったのだ。
この術式なら…いや、だとしても爆弾が正確に何処にあるかなんて分からな…うわっ
などと考えながら歩いていたら通路の角で人とぶつかってしまった。
「あ、すいません…考え事をしていて…」
「いやーこちらこそごめんね!僕も前を見て歩いて無くてさー」
そう言いつつ俺より年上のイケメンな人がぶつかった時に落とした資料を拾ってくれた。なんだこのイケメン、殴りたい…。あれ、この顔何処かで見たような気がするぞ…
「それで、考え事ってなに?できれば聞かせて欲しいな!」
「あ、えーっと…」
「あ、まだ名乗ってなかったね!僕の名前はフラット、フラット・エスカルドスって言うんだ!」
――え、
えええええええええぇ!!!フラット?!フラットだって!?あのエルメロイ教室の???めちゃくちゃ成長してるじゃないか!!!
「君は?」
「あ、天道健です、よろしくお願いしますフラットさん」
フラット・エスカルドスと言えば、ロードエルメロイⅡ世の事件簿に登場する天才だ。フラットならなにか俺には思いつかない事を提案してくれるかもしれない。事件簿から10年以上経ってるから会えないと思ってたけど…こんな奇跡あるんだな…
「よろしくねー!で、何に悩んでたわけ?」
「それがですね…」
こうして俺は大人のフラットに言葉を少し変えつつ、レフ教授について、これから起こることについて説明し、何か良い案を貰おうと考えた。
「成る程ねー、そのレク教授が天道君の入るコフィンを爆破しようとしてるわけだね!」
「レフ教授です、フラットさん…それで何かいい案ありませんかね?」
「うーん爆弾が仕掛けられてる場所が分かればいいんだけどねー…確かに難しいね」
やっぱり大人のフラットでも駄目か…これはどうにもならないかもしれない。こうなったらカルデアに行くのをバックれるしかないかもしれない。
「はぁ…先にサーヴァントを召喚できればいいんだけどなぁ…」
その時、大人のフラットがサーヴァントという言葉を聞いて目を輝かせた。
「え?サーヴァント?!サーヴァントってあの『聖杯戦争』の奴だよね!」
「はい、その奴です。でもサーヴァントは今度行く所じゃないと召喚できないんですよ」
「へぇ、そうなんだ…ねぇ、その召喚の術式知ってる?」
…まぁその程度なら原作を見ているから知っている。魔法陣は…時計塔の書物を漁ればなんとかなるだろう。しかし、大人のフラットは何故こんなことを聞くのだろうか?
「はい、知ってますよ」
「なら、そのサーヴァントを先にここで召喚しちゃえばいいんだよ!」
なるほど…って、ええええええ!?何を言っているんだこの人は…要するに大人のフラットはカルデアに行く前にでサーヴァントを召喚してしまおうとしているのだ。この案は俺も考えたが魔力源である聖杯やカルデアの英霊召喚システムがない為、断念した案である。確かに『天才馬鹿』と呼ばれていたフラットならサーヴァント召喚式ありますと言えば、提案するかもしれないと思っていたが…
「…そんなことできるんですか?」
これが出来たら願ったり叶ったりなのだが、まぁ現実は甘くないよな…
「できるよ!」
…できるんだ。
それから、天道は大人のフラットと話し合い、キャスターのサーヴァントを召喚することになった。召喚するのに最適な霊脈を探し、魔法陣を描くのに1日を有した。
「――これが魔法陣だね!さて、俺もサーヴァント見たいし、頑張りましょうかね!『
彼がそう唱えた直後、召喚に使う魔法陣が光り始めた。そしてその魔法陣が
これが、エスカルドス家が1800年かけてようやくたどり着いた「大望」なのかと。
これが、俺が逆立ちしても到達することができない「天才」なのだと。
「『
天道がフラットの凄さを実感していると、
「あ、ありがとうございます」
俺は大人のフラットにお礼を言うと、当人は複雑な笑みを浮かべた。
「それでなんだけど、多分サーヴァント自体は召喚できると思うんだ。でも代わりにそのサーヴァントの命令権らしい令呪が最大2画になっちゃったんだ…ごめんね」
成る程…それで複雑な表情をしてたのか。まぁカルデアに行けば令呪は補充できるし、問題ないだろう。
「いえいえ、全然大丈夫ですよ!では早速召喚してみますね!」
「うん、頑張って!」
大人のフラットに応援されながら、俺は詠唱を開始した。
「『素に銀と鉄。 礎に石と契約の大公。
降り立つ風には壁を。
四方の門は閉じ、王冠より出で、王国に至る三叉路は循環せよ。』」
詠唱を始めると空気が一気に重くなる。
「『
繰り返すつどに五度。
ただ、満たされる刻を破却する』」
魔力の渦によって木が騒めき、木葉が舞う。
「『――告げる。
汝の身は我が下に、我が命運は汝の剣に。
聖杯の寄るべに従い、この意、この理に従うならば応えよ』」
光が魔法陣中へ吸い込まれる。
「『誓いを此処に。我は常世総ての善と成る者。我は常世総ての悪を敷く者』」
…そして、数々の偉業を成し遂げ、人々が思う英雄が今ここに、顕現する。
「『汝三大の言霊を纏う七天、抑止の輪より来たれ、天秤の守り手よ―――』」
詠唱を終えた瞬間、魔法陣は光を束ね、解き放った。成功だ、サーヴァントの召喚に成功したんだ!このことに俺と大人のフラットは笑みを浮かべた。後は、召喚に応じてくれたサーヴァントと契約するだけだ、どんなサーヴァントとで会えるだろうか、楽しみで仕方がない。
…できればメフィストフェレストはやめて欲しいな。多分爆破する側になりそうだから。
そして、光が収まっていき、その中から一人の影が近付いてきた。その姿は可憐で、美しい女性だった。彼女は俺の目の前まで来ると夢魔の如き笑顔で語りかけてきた。
「――ごきげんよう、異界のマスター。 私はマーリン。 花の魔術師マーリンという。 キミの旅路を見守り微笑む、見ての通りの綺麗なお姉さんさ♪」
プロトマーリン来ちゃったよ…
という訳で人理修復はプロトマーリンと共に、開始です!
因みに私は1万円貢ぎましたがプーリン当たりませんでした。
円卓組を召喚することに決まりました、ということで具体的に誰を召喚するかも投票で決めます。星4鯖以上限定ですが投票お願いします。
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アルトリア
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アーサー
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ガウェイン
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ランスロット
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トリスタン
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モードレット