人理修復はプロトマーリンと共に   作:ゼノ丸

5 / 14
誤字脱字報告、ありがとうございます。遂に冬木編スタートです。
フォントとか新しい試みをしてみたんですけどできてるかどうか不安です。(出来てませんでした。降参!)


炎上汚染都市 冬木
霊子転移開始ィ!


「…時間通りとは行きませんでしたが、全員集まったようね。特務機関『カルデア』にようこそ。私はここカルデアの所長を務めているオルガマリー・アニムスフィアよ。これより、ファーストオーダーについての概要を説明するわ!」

 

管制室に集められた俺たち、四十七人のマスターはオルガマリー所長からファーストオーダーについての説明を受けていた。

 

大体話している内容は分かっているので、今はこちらの情報を整理しようと思う。

 

まず、俺の一つ前の列にいるAチーム。

 

キリシュタリア・ヴォーダイム

 

オフェリア・ファムルソローネ

 

スカンジナビア・ペペロンチーノ

 

カドック・ゼムルプス

 

芥ヒナコ(ぐっちゃんパイセン)

 

ベリル・ガット

 

デイビット・ゼム・ヴォイド

 

彼らはクリプターとなり、後にぐだ男たちの前に立ちはだかる存在だ。しかし先程プロトマーリン言った通り、彼らを救うことは出来ない。救った場合、こちらが特異点になってしまうかもしれない為だ。グットラック、どうか頑張ってくれ…

 

次に、最前列にいる我等が主人公。ぐだ男こと、藤丸立香だ。数いたマスター候補の中から、数合わせとして呼ばれた一般人。俺はこいつと共に人理修復をするのだ。…多分。

 

何故多分なのかって?それは俺というイレギュラーが生き残ってしまった場合、藤丸立香が霊子転移(レイシフト)を行わない可能性があるからだ。しかし、この世界でもマシュと一緒に管制室へ入って来ていたので、その可能性はほぼないと思っていいだろう。そして、もう一人――

 

パァン!

 

 

…おっと、今のは痛い。

 

藤丸が所長の平手打ちを食らったようだ。

 

そして平手打ちを食らった藤丸はそのままマシュに連れられていった。…この平手打ちが無かったら藤丸は生き残れないからな、寝るだけで爆発から逃れるとは、ラッキーボーイだぜぃ!

 

…さて、後はレフ・ライノールだ。彼は席の一番後ろで腕を組みながら所長の話を聞いている。この時既に爆弾をセットした後なのだろうか、後ろからでは表情が読み取れなく、不気味でしょうがない。

 

――実はこのファーストオーダーが始まる前に、先にレフが爆弾テロしようとしてるとオルガマリー所長に暴露しようとした時があった。しかし、いざ話そうとしたときレフの目が鋭くなり、何か変なことを言ったら先にお前を消してやる…という風に笑顔で訴えてきた為、断念したのだ。

 

なので爆弾テロを実行されるのは間違いないのだが、今回はプロトマーリンがついている。全てをお前の思い通りにはさせないぞ!

 

「…以上で説明を終わります。何か質問は…無いみたいね。それでは、各自、配置について」

 

整理が終わった時に丁度説明が終わった様だ。さて、俺も指定の位置に向かうとしよう。

 

このファーストオーダーは、Aチームが特異点Fへ先に行き、俺らB〜Dチームは安全が確保されるまで待機ということだった。俺は、自分と同じ番号が書いてあるコフィンまで辿り着き中に入った。

 

これから、レフ爆弾をこのコフィンの中で喰らわなければならない。

 

(気分はどうだい?)

 

(最悪だ。爆破される身になってみろよ!)

 

こんな時でもプロトマーリンはいつもの調子で話しかけてくる。だがそのお陰で緊張もほぐれている。

 

(なに、何度も言うけど心配はご無用だよ。冠位(グランド)の資格を持つ者として、君に使えるサーヴァントとして、天道健、君を守ることを誓おう)

 

 

 

『霊子転移まで、あと10秒、9、8…』

 

 

 

(…ありがとう、マーリン)

 

 

 

 

心の準備は出来た――

 

 

 

 

 

 

さぁ!爆発でもなんでも来るがいい!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

『…5、4、3、2、1、霊子転移(レイシフト)開始、冠位指定(グランドオーダー)、起動します』

 

 

 

 

 

 

システムが起動した瞬間、自分の視界は突如として放たれた光に覆われていった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

――あれ?

 

 

 

 

 

 

 

――俺は…どうなった?

 

 

 

 

 

 

 

 

――ここはどこだ?

 

 

 

あれから何分経ったのだろう。気がつけば、俺は真っ黒な空間にいた。見渡す限り何も無く、ただ暗黒の空間が広がっているだけの空間だった。

 

 

 

霊子転移(レイシフト)直後にこの暗闇の空間…まさか俺はレフ爆弾で死んでしまったのか!?何しろ体があるという感覚がない。

 

 

――クソっ!失敗したのか、俺は!

 

 

 

「…スター、マスター!」

 

 

 

 

プロトマーリンの呼ぶ声が聞こえる。だけどもういい、もう俺は死んでしまったのだから…今更どうこうしても無駄だ

 

 

――ごめんな藤丸、人理修復頑張ってくれ…

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「――いや勝手に死なないでもらえるかな?マスターはちゃんと生きているよ」

 

 

 

 

ほらね、生きてるって…え?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

――俺生きてるの!?

 

「勿論生きているとも。僕がしくじると思ったのかい?」

 

――思ってしまいました。申し訳ございませんでした。…というか、生きてるんならこの空間は一体どこなんだ?

 

「あぁ、ここはマスターの頭の中…夢みたいなものさ、マスターが中々起きないから、可愛いお姉さんがこうして直々に起こしに来てあげたのだよ」

 

――なるほど、道理でマーリンが…いやいや、なんで頭の中にマーリンがいるんだよ!

 

「夢魔ですから」

 

よく分からない返答をされた。分かったことといえば、このサーヴァント(プロトマーリン)には常識が通用しないということぐらいか。

 

「とにかく、はやく目を覚ますと良い、もう霊子転移(レイシフト)は終わっているからね」

 

このなんと。ということはぐだ男とマシュの超感動シーンを見ることが出来なかったのか…凄く残念だ。だが、今はとりあえず起きるとしよう。特異点Fが俺を待っている。

 

 

…しかし、これどうやったら起きれるのかが全く分からん…マーリン、どうしたらいい?

 

 

…。

 

 

いないんかい!クソッ!どうしたものか。…スーパーサ◯ヤ人になるみたいに力を溜めてみれば、ここから脱出できるかもしれない、うおおおおおおおおおおおお!!!!!

 

 

 

 

 

 

 

「――ここは?」

 

どうやら無事に起きれたらしい。俺はいつの間にここに倒れていたのか…そう思いながら周りを見回してみると、そこには 文 字 通 り の 地 獄 が広がっていた。

 

建物は崩壊し、草木は無く、これがこの世界だと主張する様に、炎があたり一面に燃え広がっている。

 

この光景(地獄)を見て固まっていると、いつの間に実体化したのか、プロトマーリンが後ろから話しかけてきた。

 

「無事に起きたみたいだねマスター。さぁ、ここからが本番だよ」

 

 

まるで物語の語り部の如く、彼女は俺に言い放った。

 

 

 

 

 

「これが最初の特異点――」

 

 

 

 

 

「特異点F、『炎上汚染都市 冬木』さ」




プロトマーリンのキャラが未だに掴めていません助けて

円卓組を召喚することに決まりました、ということで具体的に誰を召喚するかも投票で決めます。星4鯖以上限定ですが投票お願いします。

  • アルトリア
  • アーサー
  • ガウェイン
  • ランスロット
  • トリスタン
  • モードレット
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。