咲ちゃんとキャッキャウフフしたいだけの人生だった   作:sannsann

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高校デビュー

突然だが、クールな美少女に対して、いきなりスカートめくりをしたらどんな反応をするんだろう…そんな風に思ったことはないだろうか?

私はある。

 

そんな皆の為に結果を教えてあげよう。

答えはビンタされる、だ。

美少女のパンツが拝めた上にビンタまでいただける、得しかない。

 

「なんで叩かれてるのにうれしそうにするんだお前はっ!?」

 

黒髪ロングのパッツン前髪。

そう、咲-Saki-の姫カットと言えばこの人、弘世菫(ひろせすみれ)だ!

神典(原作)においては、私こと照とよくペアで出現していたシャープシューターの異名を持つ白糸台高校の未来の部長だ!

本当は"病んでさえいなければ最強であろうトキィ"がいる関西の千里山に行きたかったらしいが、親御さんからダメだしもらったみたい。

そんな彼女はインターミドルで活躍していたらしく、特待生でこの白糸台高校に入学しているはずだ。

原作ルートなら私は彼女から誘われて麻雀部に入るのであろうが、我慢できずについつい自分から声をかけてしまったというわけだ。

 

「すまない…クール美人がどんな反応をするのか見てみたくなって、つい…」

 

「なるほどな……って誰が納得するか!何がついだ!大体お前は一般入学のやつだろう!何でこの棟にいるんだ!」

 

「別に一般入学生だって、麻雀部に入ってはいけない理由はないだろう?」

 

「特待で入れない奴が部に来ても3軍がいいところだぞ、悪いことは言わないからやめておけ。

 自分で言うのもなんだが、インターミドルでそこそこの成績を残した私でも、部内では上位グループに入ることすら難しいんだぞ」

 

口が悪そうに見えるが、実のところ本当に心配して言ってくれているのが伝わってくる。

強豪校の麻雀部なんて、レギュラー以外の人権なんて存在しないって感じだろうしな。

しかし会ったばかりの私にいきなりそんなことを言うなんて

ふふ、かわいいパンツ履いてるくせに中々じゃないか。

 

「ふふ、かわいいパンツ履いてるくせに中々じゃないか」

 

「おいお前心の声漏れてんぞ」

 

「漏らしてんのよ」

 

「しまっておけそんなものは!!!くそ!調子狂うな本当に…」

 

何だかんだと言い合いながら気づけば麻雀部の部室前まで到着した。

 

さあ、ついにここから始まるのだ…大魔王の物語がな!

 

 

 

 

 

とか思っていたら何だこれ、こんなに部員数がいるのか…白糸台舐めてた。

確かに原作でもレギュラー以外がずらっと並んでいるのは見たが…あれすら一部だったとは。

やばいぞ私、どう動けばいいのかわからん。

1・2年生の間でインターハイ団体戦2連覇、2年生の時に個人戦優勝、春季大会団体優勝にもっていかないと原作ルートにならない…2年生の時は簡単だろうが、問題は今年の団体戦だ。

確か原作ルートだと立役者ってあったような…その辺の描写がなかったなそういえば。

 

そんな感じで途方に暮れていたら、部員数と熱気に圧倒されたと勘違いしたのか、菫が心配そうに声をかけてきてくれた。

本当にいいやつだなこいつ、ネコさんのパンツの癖に。

ぶっちゃけ咲ちゃん以外のキャラやカプもかなり好きだった私からしたら、原作通りのキャラクターである菫が目の前にいたら、我慢ができない。

さっきのスカート捲りも咄嗟の照れ隠し的なやつだ。

 

大好きな大好きな大好きな大好きな物語のキャラクターが目の前にいるのだ。

興奮しないわけがない。

しかも菫はかなりの美人だ。

テレビで芸能人としても余裕どころか、超人気でるレベルでやっていけるくらいだ。

もちろん、一番は咲ちゃんだよ?

けどね、本当に美人なんだ菫は。

漫画からそのまんま出てきたような、美の塊。

菫ですらこれだ、他の咲-Saki-キャラクターが出てきた場合、たぶんまた我慢できなくなると思う…。

仕方ないね、大好きな世界なんだもんね…。

 

声をかけてくれたおかげか、余計なことも考えたがそれでも驚きと緊張からは解放された。

とりあえず菫にお礼を言うとしよう。

 

「ありがとう、優しいんだな」

 

「べ、別にそんなつもりで言ったんじゃない」

 

ツンデレktkr

 

「ツンデレktkr」

 

「だから心の声漏れてるぞ!」

 

「ッハ!? っていうか何で私の考えていることがわかるんだ!」

 

「お前は顔に出すぎだ。

 あとはまあ、私は一応そういう読むことに関しては得意だからな」

 

さすがはシャープシューターといったところか。

とりあえずは団体戦のチーム作成の立役者にならないといけないな…確か今年は私以外のメンバーで出たはずだ。

そんでもって三年生と二年生の二人は卒業後プロに行くはず。

立役者というからには私が5人引っ張ってきた感じかな?

試合に出られないのはちょっと寂しいけど、チームメンバーには期待できる。

なぜなら咲-Saki-世界のプロは人外魔境…つまりそのプロに一目置かれる3年生達もまた、人外というわけだ。

ふふ、楽しみだな…チームには入れないが、その人達との練習対局…存分に楽しませてもらおう!

 

 

 

 

 

 

 

 

…とか言って調子に乗っていたら、菫と共にメンバーに入ってしまった。

 

チーム龍姫

 

    渡辺 琉音(3年生)

    

    沖土居 蘭(3年生)

  

    宇野沢 栞(2年生)

 

    弘世  菫(1年生)

  

    宮永  照(1年生)

 

 

どうしてこうなった……はい、私のせいですね。

まあいい、こうなったらもう開き直って楽しもう!

とりあえずは全国制覇だぜー。

 

 

 

 

 

 

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