咲ちゃんとキャッキャウフフしたいだけの人生だった   作:sannsann

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そして原作へ………原作か?これ

高校デビューしてからの2年はあっという間だった。

 

 

◆高校1年生

 ●インターハイ

   団体戦  優勝

   個人戦  優勝

   受 賞  1年生の部MVP、敢闘賞、殊勲賞

 

 ●U18国際大会

   日本代表メンバー選出及びレギュラー入り

   団体戦  4位(日本史上初の決勝卓進出)

   個人戦  7位(日本人トップ)

 

 ●春季大会 

   団体戦  優勝

   個人戦  優勝

   受 賞  最優秀賞、最多得点賞

 

◆高校2年生

 ●インターハイ

   団体戦  優勝

   個人戦  優勝

   受 賞  最優秀賞、最多得点賞、

        2年生の部MVP、殊勲賞

              

 ●U18国際大会

   日本代表メンバー選出及びレギュラー入り

   団体戦  準優勝

   個人戦  優勝

   受 賞  大会MVP

 

 ●国内グランプリ

    ※年末に開催、プロアマ問わずのオールスター

     国内の人気雀士投票の上位32名が選出される

     通称グランプリ

   小鍛治プロ以来となる学生の身での出場

   有馬個人グランプリ6位

   受 賞  敢闘賞、殊勲賞

        ゴールデンフィンガー賞

 

 ●春季大会

   団体戦   優勝

   個人戦   優勝

   受 賞   最優秀賞、最多得点賞 

 

 

 

 

3年生の先輩方も夏・春連覇を成し遂げ有終の美を飾り卒業、何名かはそのままプロの道へ進んだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

……うん…。

 や り す ぎ た 。

反省は少ししている、後悔はしていない。

言い訳してもよろしいか…?

 

めちゃめちゃ楽しかった。

打てば打つほど強くなっていく自分に酔いしれていた。

まあさすがに日本にしろ世界にしろ上には上がいるってのもわかったけど、いつかは倒してやる。

 

そして、ついに原作時間軸に来てしまった。

4月の新入生には淡ちゃんがいるはず。

確かあの子、自分より弱い人のこと見下す傾向があったはずだから、まずは躾けないとね!

原作でも私にだけはなついていたし、たぶん躾けたんでしょ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「あっれー? 先輩たち本気だしてますぅ?

 さっきからぜんっぜんアガってませんけどぉ、別に私が1年生だからって手加減してくれなくてもいいんですよー?」

 

現実にこんな調子乗った後輩きたらブチ切れ案件ですな。

思ってた以上に淡ちゃんが調子ノリスケだったことにびっくりしています、照です。

相手の2年生も結構やるはずだけど、さすがに淡ちゃん相手だと無理か。

 

「この分だと噂のチャンピオンとやらも大したことないのかなー?

 今年から私がチャンピオンになっちゃうよー?」

 

「調子に乗るなよ1年坊が!」

 

おっと、ここで女子から一番モテル女子、我らが菫ちゃんが卓についたぞ。

菫ちゃんについては、なんだかんだで付き合いも長く、かわいいし普通に麻雀も強いし、かわいいし、かわいいから、彼女の弱点とか癖とかを無くす魔改造を済ませてます。

隙を見せたと思ったら罠だったというエゲツナイシャープシューターになってます。

さらに残るは亦野さんと渋谷さんが卓につく。

 

1年生相手にチーム虎姫メンツで囲むとか…キタナイ…ということもなく、実はチームのメンツ探しも兼ねてるんだよね。

3年生が卒業して、私のいるチームは1人減ってしまっている。

だから新入生から1人補充しないといけないわけだ。

白糸台の伝統で、チームに最低1人は1年生を入れないといけないからね。

まあ私は淡ちゃんを入れるつもりだけど、他の3人は…普通に生意気な1年生を〆る気ですな、これは。

さてさて私は後ろから見学といこう。

 

 

東家  大星 淡(おおほし あわい)

南家  弘世 菫(ひろせ すみれ)

西家  亦野 誠子(またの せいこ)

北家  渋谷 尭深(しぶや たかみ)

 

 

淡ちゃんの絶対安全圏のせいか、淡ちゃん以外の手が重たい。

重たいが…そこはさすがは虎姫メンバー、さっきまでのメンツと違い、鳴いたりしながら着実に手を進めていく。

流局を含め、何度か淡ちゃん以外がアガることができた。

そして東4局、菫が見事に淡ちゃんの過剰牌をスナイプして満貫をあがり、南場へと突入した。

 

「ふーん…さすが部長さん、かな?

 けどまあこの程度なんだー」

 

(誰も私の支配を打ち消せていない…まあ本気じゃあないんだろうけど、ちょっと拍子抜けかなぁ。

 ていうかこの部長さん美人すぎない…?)

 

「じゃーあ…ちょっと本気…だそうかな!

 リーチィィ!」

 

でた、淡ちゃんのダブりー。

けどみんな落ち着いてる、まあ1回程度じゃ偶々かと思うよね。

 

「カーン」

 

このあと何巡かしたらアガッて、カン裏が乗るんだっけか。

 

「ツモ!

 ダブリーに…裏ドラ4だね」

 

「「「ッ…!」」」

 

ただのダブリーにたまたま裏がのっただけ。

普通に考えれば、そうなるだろう。

けどこの世界の麻雀は普通じゃあない。

その証拠に、菫も皆も何か勘づいている、何かはわからないけれど、何かがある、と。

そしてそれはすぐに証明されることとなる。

 

「1本場…。

 リーチィ…!」

 

「またダブリーだと!?」

 

メンバーは驚いているが、まだ常識の範囲内。

連続ダブリーとか稀によくあるよね。

けど…。

 

「ツモ! 裏ドラも…乗っちゃうんだよねぇ」

 

まさか、という気持ちが菫達の心を支配していると思う。

そしてそのまさかは……

 

「2本場…そして…

 

 

ダブルリーチィ

 

3連続のダブルリーチ…誰しもが、疑念を確信へと変えた。

こいつは、本物だと。

 

 

さて、とりあえず次の対局で淡ちゃんの実力確認しつつ、〆ちゃおっかな♪

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「ロン 7700」

 

「ッ!  はい…」

 

 

「カ、カn「ロン 槍槓 白 三色 ドラ込み12000」   …はい…」

 

 

 

「ダブルリー「ロン 人和だね…何点がいい?」 …」

 

「ふえ…」

 

「ふえ?」

 

「ふえ"え"え"え"え"え"え"え"ん!!!」

 

「照! さすがにやりすぎだ!」

 

あの後調子に乗った淡ちゃんをぼろくそに狙い撃ちしたら、ガチ泣きされた。

菫をはじめ、他の部員も淡ちゃんには同情の目線を送り、私にはドン引きの目線を送ってくる。

なぜだ…ちょっと調子に乗っていたから躾けただけなのに…。

 

 

「ほら、な? そんなに泣くなって、こいつはちょっとおかしいんだ。

 君は十分強い、自信を持っていい。私にだって勝ち越しただろう?

 だから泣き止んでくれ…君に涙は似合わない」

 

「う…うん…」

 

おっとここで原作よりはるかにレベルが上がった菫のタラシスキルが炸裂する。

イケメン女子すぎてこいつ校内なら私より人気高いからな…。

私が白糸台の魔王として君臨するさなか、菫は王子様として君臨している。

今も淡ちゃんにさりげなくナデポ・アゴクイ決めてるし。

 

っていうか淡ちゃん何か頬赤く染めてない?あれ?私になつくんじゃなかったっけ?

 

「あの、調子に乗って…ごめんなさい…。

 あ、あの…お姉様のお名前は…?

 あ、わ、私は大星 淡って言います!!」

 

淡ちゃんキャラ崩壊してんぞおい。

 

「ふふ、1年生は元気すぎる位で良いんだよ。

 私は弘世菫だ、やはり君は笑っている方が素敵だよ」

 

お前は相変わらず宝塚かーい。

 

「は、はいっ//////」

 

って、おおおおおおいいいいい!!!

何で手を淡ちゃんの頬にあててんだ菫!

っていうかなんか二人の背景がおかしいんですけど!!百合の花見えてるんですけど!!

おいい!部員共! お前らもウットリしてるんじゃねえええええ!!!

 

どうしてこうなった!?

 

 

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